転生×転生=多重転生?   作:匿名の読む専

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ハイ、第12話はじまるよってことでね〜も〜ここからどうしよう…もはや当たり前の様に何の計画も無く風呂敷広げてるから…纏めたり回収仕切れない可能性があるって言う…まぁ書いてる内に出てくるやろ〜(適当)。


巨獣×怪物=煉獄

 

 

 

〜主人公視点〜

 

さてさてさ〜て…いやマジでマーリン見つかんねぇ…あの子もしかして幽霊だったんだろうか…死者の都に行ったら居るかな…?

 

まぁこの時代に死者の都は無いんですけど…それっぽい次元の気配も無いし…ハァ、そろそろ見つかりそうな気はするんだけどな…じゃ、回収入るか。

 

 

 

 

 

 

転生13年目

 

今俺は巨獣ベヒモス(繊細すぎる命の精霊)の元へ向かっている途中()()()

 

なぜ過去形かと言うと、向かっている途中で恐らく瘴気にやられたであろう弟、ゼルドリスを見つけたからだ、ホントに何たってこんなところに…?

 

そんな事を考えながらゼルドリスを光の魔力で回復している、ついでに魔神王との繋がり、監視の目を断ち切っておく…そろそろ目を覚ましそうなので一旦女神族の特徴はしまっておく、俺はタダの魔神族ですヨ〜。

 

そうして見守っている内に、ゼルドリスは目を覚ました、だがまだ目の焦点が合っていない、回復にはもう少し掛かりそうなので周囲の瘴気を吹き飛ばしながら待つ事にする。

 

だけでは味気ないので、ここからでも目視出来るほど巨大なベヒモスの周りに結界を張り、瘴気を閉じ込める…魔力に物言わせりゃ幾らでも持つが、流石に無限では無いので連続して張るのは大体2か月位が限度かな…そんだけあればベヒモスも落ち着いて眠るとは思うがそんなに待つ気はサラサラないのでさっさと眠らせに行きたい所だ…。

 

そうして、瘴気の影響を封じ込めているとゼルドリスが意識をハッキリと取り戻す。

 

「んん…ここは…?」

 

「よう、起きたか?」

 

「・・・」

 

ゼルドリスは目を見開いて固まった、なんかピシッて擬音が聞こえた気がする…やっぱし兄弟だな。

 

「~~~~~!?!?!?!?」

 

ゼルドリスは声にならない悲鳴を上げて飛び起きた、そんなに驚かんでも…いや無理か。

 

「フーッ!、フーッ!…ハァ…メリオダス…貴様なぜ俺を助けた…!」

 

あ、なんかキリッとし始めた、さっきの出来事は無かったことにしたようだ。

 

「何でって、おまえ…殆ど会ったことも無いけど弟だし…ってかそうでなくてもこんな瘴気の中で倒れてたら見過ごせねぇよ。」

 

「フッ…貴様が俺の兄だと…?ふざけた事を…!俺の存在すら知らなかったクセに…自分だけ父上から逃れたクセに…今更兄貴面するな!!」

 

…そうだよな、俺はあんなクソ野郎の所にコイツを1人置いていたんだ…ゼルドリスが生まれる事を知っていて、それを待たずに自分の怒りを優先して弟を見捨てた…いや、違うな…忘れていたんだ。

 

確かに俺は兄貴失格だし人としても最低な事をしてた、そんな俺が今更兄貴を名乗る事なんておこがましいのだろう…。

 

「それでも俺はお前を守るよ…ゼルドリス、だってお前はこの世でたった一人の弟だから。」

 

俺がそう言うとゼルドリスは、顔を伏せて歯を食いしばって居る、その心の内はきっと怒りに覆われているのだろう、その怒りを俺は…立ち上る魔力でハッキリと感じ取っていた。

 

「〜!!…メリオダス、貴様ならば…あの巨獣を眠らせることが出来るのか…この魔界を救えるのか…?」

 

それでも、ゼルドリスはその怒りを呑み込み、俺にベヒモスを止められるかどうかを聞いてきた、どうやらゼルドリスはこの凄まじい瘴気をどうにかするためにベヒモスの元へ向かい、道半ばで倒れていたようだ…?あれ…これゼルドリスが倒れた原因俺じゃね?…。

 

「…ぉう!!任せとけ!!絶対になんとかしてやるからな!」

 

かなり申し訳なさを感じているので責任取るために速攻でベヒモスを眠らせる方法を考え始める、やはり脳天に踵で一撃…いや、特大の質量まとわせた闇の隕石とか作ってみるか…?、いや駄目だ魔界が消し飛びかねん。

 

「出来るんだな…?」

 

俺がベヒモスをどう眠らせよう(ブチのめす)か考えていると、ゼルドリスが再びそう問いかけてきた。

 

「ああ、出来るぜ!」

 

「……クッ…恥を承知で頼む!メリオダス…魔界を救って欲しい…父上にも断られた今、この魔界を救えるのはお前だけだろう…頼むメリオダス…ベヒモスをどうにかしてくれ…!」

 

ゼルドリスは身を裂かれるかの様な声を出して俺にそう頼み込む、その姿は、まだ他の種族の王たちに比べれば未熟ながらも、確かに王の資質と何かを背負える者の強さを兼ね備えている様に見える。

 

「ゼルドリス、さっきから言ってんだろ?、兄ちゃんがなんとかしてやるって。」

 

「…恩に着る。」

 

そうして…まだ一時的にだが、俺達兄弟は手を取り合った。

 

その後はベヒモスを止めるための作戦会議だ…と言っても作戦はシンプル、俺がベヒモスを殴り倒すからゼルドリスは俺の近くで俺が張った結界の維持を代わりに熟す、この術を使いながらだと余り派手に動けないのでかなり助かる、とは言えゼルドリスの魔力量的に、結界が持つのは3時間無いくらいだろう、下手に殴るとベヒモスが痛みで眠ってくれないかも知れん…

 

「だから速攻で決める!!」

 

「…出来るのか?、そんな事が…あの巨体だ、そもそも攻撃が聞く効くかも分からん。」

 

「そこはまぁ問題ねぇ、やってみて駄目だったら…いつもどうりその場で考えることにする事にするさ。」

 

「適当か!…コレで出来なかったら覚悟しろ…!」

 

ゼルドリスはどこか憎々しげにどう言い放つ。

 

コレは責任重大だな…身体強化フルで使うか…舞は時間無いし結局魔力も微々たる量しか集まらなかったから今回は使わない、練度が足りないのかな…?(※コイツの魔力の最大値がイカれてるだけ)

 

どうやって一瞬でブチのめすか考えながら全速力でベヒモスの頭側まで走る、前々から思ってたけどこの世界自然のスケールがデカすぎて色々サイズが振り切ったイカれ方してんだよな…いやそれはそれで感動とかもあるけど…こういう時だけはうっとおしく感じるな…

 

「   」

 

あ、ゼルドリスが気絶した…やっぱお米様抱っこでこの速さは幾ら十戒でも負荷がかかり過ぎるかな…でも流石に弟とは言え野郎をお姫様抱っこは小っ恥ずかしいから…我慢してくれ。

 

数分後…

 

着いた…多分地球なら半周は出来るくらいの距離走った気がする…

 

「起きろゼルドリスー、着いたぞー」

 

「いつか覚えてろよキサマ…ここで結界を張っておけば良いのか…?」

 

「おう、地面は俺が全力で補強しとくから心配ねぇ、じゃあ結界の維持よろしく、後これ耳栓」

 

「地面を…?それが貴様の魔力か?、まるで巨人族だな…良いだろう、俺はここで結界の維持に務める…しくじるなよ…?」

 

ゼルドリスは耳栓を訝しげに見ながらも付けた…素直か、可愛いじゃねぇか…

 

「ヘイヘイ…じゃ、行きますか!」

 

タッタッタッタン!!

 

いちにのさんのリズムでベヒモスに向かい、俺は跳躍した。

 

「ほ〜中々いい眺め…ドンスライムの気持が分かるねこりゃ…さ〜てっと…」

 

コイツ…多分硬さだけなら惑星規模じゃね…?そう感じるほどの力が伝わってくる、これなら今の俺が全力で殴っても死にはしないか…ゼルドリスの方に衝撃波を撒き散らさんようにするなら〜一応ベヒモスの下も固めてるから真上から打ち抜くかね。

 

「ハァァァァ…臨界突破(ブレイクスルー)!!!」

 

巨人族の怪力と女神族のバフも重ねる…ゼルドリスにはバレないように上手いこと重ねられたと思うけど、まあ今はどうでも良い。

 

BLACKImPACT(ブラックインパクト)!!!」

 

 

ズガン!!!!!!!

 

 

馬鹿みたいな技名だがこれは一応最高火力技だからな…全身の闇を数年前の神千斬りの要領で拳に集める、+空中で結界の足場を一瞬だけ作り、それを蹴って推進力を確保、ブレイクスルーは一点集中ではなく全身を強化して足からの力をや腰で生み出す回転などを無駄なく拳に伝える。

 

腕一本だけでも大陸を割ったんだ、全身使えば惑星だろうがなんだろうが関係ねぇ、一撃で叩きのめす!!

 

「…、お?ベヒモスが白目剥いてら…なんかぐったりしてっけど…これ生きてるかな…?」

 

魔力を探ってみると、一息はあるようだ。

 

「魔力の動きも感じねぇし…うっとおしいほどの負の感情も感じなくなった、完全に意識とんだなあれ。」

 

そう確認した後、俺はゼルドリスの元へと戻るのだった。

 

「おーい!ゼルドリス!、終わったぞー」

 

「魔神族の英雄…これほどまでに凄まじいとは…しかし、今回は礼を言おう…助かった…」

 

凄い、苦虫千匹潰してもこんな顰めっ面にならないんじゃないかな…?

 

「おう、どういたしましてだ、ところでお前、ここらからはどうすんだ?…俺としては襲いかかってくるのは遠慮して欲しいんだが…?」

 

流石に礼を言われた後で襲いかかられると傷付くし…

 

「見くびるな…貴様は裏切り者だが…今回は恩人だ、魔界に居る間は俺から手出しはせん。」

 

危な、最初ゼルドリスが気絶してる時に魔神王の監視の目切っといて良かった〜ってか多分コイツまだ監視の目の事知らないっぽいな…

 

「そっか…つまり魔界にいる間は弟に嫌われない…!?」

 

「図に乗るな」

 

…ハイ。

 

そんなふうに和気藹々?としていると突然、ベヒモスの方向の空間が割れ始めた…???

 

「ナニアレ…?」

 

「…?…??」

 

二人揃って困惑していると突然凄まじい力で空間の穴に吸い込まれ始めた、突然過ぎて抵抗する暇もなかったが、俺の冷静な部分がこう言っている…空間の破壊者テメェやりやがったな…と。

(ゴメンて。by空間の破壊者)

 

そうして落ちた空間に着地すると………そこは煉獄だった…???、ホントに何で?

 

「この凄まじい瘴気…ここはまさか…煉獄か…!?」

 

ゼルドリスも凄く驚いている。

 

「まぁ…原因は俺が全力で攻撃を叩き込んだことかな…魔界って境界とかが地上よりも曖昧ってか脆いのかもな。」

 

「貴様何を呑気に!」

 

そんなふうに話していると体全体が真っ黒な化物に襲われ、ゼルドリスが飲まれる…いや待てやコラ

 

奴の体内にあるゼルドリスの魔力を感知してそこから少し遠い所を消し飛ばす、そして引きずり出すが…あの一瞬とは言え煉獄の魔物の体内に入り、瘴気を直に食らったんだ…ダメージはデカい。

 

「しばらくは身を隠すかな…。」

 

そう言って手頃な洞窟を探すのであった。

 

数時間後、ゼルドリスは目を覚ますが、何処か精神的に参っている様だ、無理もないだろう、おれが生まれた時系列的に恐らくまだ生まれて十歳にも満たないかも知れん、だがそれでも折れないのは大切な何かがある故か。

 

さてはこれ恋人いるな…?原作に登場したゲルダか…?

 

「とりあえず、これからどうするかだが…」

 

「ッ!何か作があるのか!?」

 

凄い食い気味…でもスマン、そんな手っ取り早い手段じゃないんだよ…

 

「あぁ、煉獄の出口を探す。」

 

「出口を探すだと…?この煉獄でか…いや、貴様ならば出来るのだろうな…しかし、出口があると言うなら俺も探す、貴様とはここでお別れだ。」

 

…?、何で?とも思ったけれどゼルドリス的にはもうコレ以上助けられたくないのだろう、一応戒禁や魔神王の魔力もあるみたいだしここで生きて行く位の戦闘力はあるようだが…如何せんここは環境が酷すぎる…心配だな…。

 

「…わかったよ、コッチで出口が見つかれば教えてやる」

 

「…俺は教えんぞ…」

 

「それで良いさ…ニシシ!」

 

「じゃ、死ぬなよ、ゼルドリス!」

 

一応、別れる前に煉獄に現住する超常種の事を伝えてから別れる。

 

「言われるまでもない、俺は必ずここを出て生きて帰る…!!」

 

お互いにそう言って分かれた。

 

さてさてさ〜て…煉獄の出口は確か魔神王が守っていたが、この時代もそうだっけかな…、不味いな…そろそろ時系列関係の記憶が曖昧になって来てる…まぁ今は良い…とにかく出口らしき場所を探すために全速力でマップを埋める。

 

そうして、一年の時が過ぎた…だから自然のスケールデカすぎんだって…現住種の肉を食べながらそんな事を考えている。

 

ショップのおかげで塩が手に入るけどフライパンとかガスコンロとかは一瞬で溶け落ちたんだよな〜ガスが溶け落ちるってなんだよ…

 

そうして煉獄を彷徨っていたその時、やけに生きの良い外来種が襲いかかってきた、なんか殺したらまずい気がする…?

 

「この魔力…もしやコイツ…ゼルドリスだったりして。」

 

…自分で言っててあり得そう…まぁ多分恋人はもう居るみたいだししばらく相手してやれば帰って来るかな…しかしゼルドリスが一年で外来種に成っちまうとは…ホントに原作のバンは人間の最大値まで行ってたのかもな。

 

 

 

 

3ヶ月後。

 

…そろそろ眠いんですけど…俺は不死じゃないから流石に寝たら死ねる…俺とコイツの身体にそれぞれ結界張って仮眠するかな…戦ってる間ずっと声掛けてたから喉も疲れたし、ハァ…疲れる…zzz

 

目を覚ますと、隣にはゼルドリスが居た…も、戻った…

 

なんだか凄く力が抜けた気分だ…心の声はさっぱりしてる風だったけどやっぱり心配なもんだったよ…そりゃぁ、とにかく今はゼルドリスが戻ったことを喜ぼう。

 

そうして、目を覚ましたゼルドリスに状況を説明すると、「そうか…。」と一言口にして黙り込んだ、酷く疲れた様子だが己を恥じる感情や諦めてしまった自分に対する怒りで声も出せない様子だった。

 

ここで全ての怒りが自分に向く辺り真っ直ぐだな…コイツ。

 

「また…お前に助けられた、なぁメリオダスよ、俺には分からん…なぜ貴様がそれほどまでに強いのかも…なぜ、貴様を否定し続ける俺を助けるのかも…俺にはもう、何も分からん…」

 

ゼルドリスは思わずといった様子で俺に問いかけてきた。

 

「そりゃ…お前が俺のこと嫌いなのは分かるさ…でも、例えどれほどお前に嫌われようとも、憎まれようとも…俺はお前を嫌わないし憎まない…だってお前はこの世でたった一人の弟だからな!」

 

「…そうか。」

 

ゼルドリスはそう言うと、何処か納得した様子で受け入れた、それから俺達は他愛もない話をしている、互いを知るために。

 

話の内容は様々だ、俺の場合はやれデリエリが姉を名乗ってて偶に怖かったとか、ガランに凄く鬱陶しい絡まれ方してたとか。

 

ゼルドリスの話は、魔神族の同胞たちにずっとお前も裏切るのではないかと不信感を抱かれている、とか恋人が出来たがその恋人の身内が魔神王への反乱を企てていて困っているとか…なんか君の話重くない?

 

「あ〜…ホントにすまねぇな…俺のせいで色々辛い目に合わせちまって。」

 

「ホントにな…ずっと孤独で辛かった…原因は兄が裏切ったからと来た…挙句の果てには兄の方が優秀だったとか言われ続けて…」

 

「ウッ…ホントにすまねぇ…」

 

「フッ…冗談だ…それほど気にして居た訳では無いからな…」

 

スッゴイ良い笑顔…揶揄われた…

 

「冗談が洒落にならねぇよ…」

 

その後も、俺達は色んな話をし続けて、お互いの腹を割って話た…そして最後に…

 

「なぁ、メリオダス…お前は何故…魔神族を裏切ったんだ…お前ならば次期魔神王にもなれただろう…一体何が理由で…?」

 

「あぁ、まぁ…親父かクソ野郎過ぎたせいかな…」

 

「………」

 

無言だが続けろと言う意思を感じる。

 

「そもそも俺は戦争が嫌いだ…それを起こしてる原因の一つである魔神王にいい感情なんざ持つわけもねぇが…やっぱあれだな、生後数日で魔神族の戦士と戦わされたり、生後一ヶ月で戦争に駆り出されたり、生後一年で数え切れないほど戦争に生かされたら誰だって嫌になる。」

 

「…」

 

ゼルドリスは、確かに…って顔してる…何でもゼルドリスが本格的に戦場にでたのはキューザックとチャンドラーに戦いを教わり、5歳位の時に戒禁を与えられてかららしい…俺は戒禁も無かったし剣一本で戦争に放り込まれたと言うとゼルドリスは信じられないものを見る目でコチラを見てきた

 

「よく生きていたな…」

 

「まぁ…頑張って鍛えてたから…」

 

そう言うと同情の目で俺を見てくるゼルドリス。

 

「後はまぁ、魔神王と最高神の存在理由が聖戦を続ける為、だからかな…」

 

「どういう事だ?いまいち要領を得んぞ…?」

 

まぁ…隠すこともないかな…そう思い、俺は混沌の母の事、魔神王と最高神の生まれとその使命の事、魔神王は次の王など立てる気はなく、俺たちの肉体だけを欲していること、最高神も同じ様な輩だと言うことも。

 

「そうか…父上と最高神が存在する限り…聖戦は終わらないのか…それに、父上は俺に監視の目を付けていた…」

 

「自分で言っててなんだが…信じるんだな…?」

 

「ふん…今更貴様がそんな嘘を吐くとは思わん。」

 

俺の事をすんなりと信じてくれた様だ…なんだか凄く嬉しい気持になったな…。

 

「聖戦を終わらせるためには父上と最高神を殺さなければならないのか…そんな事が出来るのか?」

 

「可能性はある…」

 

「それは一体どんな方法だ?」

 

「マーリンを探す…いや、こういったほうがわかりやすいか、ベリアルインの娘。」

 

「!?…なるほど、確かにソイツならば…神々が欲した叡智だ…そこに無限の魔力と神々の加護、恐らくは奪われぬように加護を己のものにするくらいはしているだろう…だが、そう簡単に事が運ぶのか…?、ベリアルインは神々により滅ぼされて、当の娘は行方を眩ませている。」

 

そうなのだ、実は七つの大罪の中盤とかはほぼ流し読みしてたせいでちょくちょく記憶から展開が抜け落ちるが…よりにもよって俺は賢者の都の事を忘れていたのだ…オレってホントバカ…(ビルド風)、そんな事もあり、俺はマーリンを探さなければならないのだ、約束もあるし。

 

「そこは俺が探し出すさ、これでも知り合いだしな、俺から頼み込めば協力してくれると思う。」

 

「お前…中々都合のいい存在だな…」

 

なんか引かれてる気がする…

 

「だがその後はどうする、女神族や魔神族にも秩序と言うものはある、神々が倒れたとしても王が必要だ、魔神族はお前が王として君臨すれば良いだろうが…」

 

「何言ってんだ?俺は王になんかならねぇよ。」

 

「なッ!?、なぜだ!なら一体どうすると「お前が王になるんだ」…なんだと?」

 

「俺じゃ例え王になったとしても魔界は大して変わらん、ただ力と恐怖による支配がより強い力と恐怖による支配になるだけだ…だがお前は違うんだろ?」

 

先程の会話の中で、ゼルドリスは魔界をもっと豊かな世界にしたいと言っていた…コイツならきっと優しい王になれる、その思いを伝えるとゼルドリスは…

 

「…良いだろう、俺は魔神王を討ち取り!新たな魔界の王になる…そして、もう殺し合いなどしなくても良い…平和な魔界を実現する。」

 

「おう!その意気だ!」

 

「だが女神族はどうする…下手な奴を立てた所で、また戦争になるだけだろう。」

 

「そこはいい候補いるから…ほら、あの時俺が庇った女神族いただろ?アイツは最高神の娘だ、それに、戦いを好まずに全ての種族が手を取り合えたら、なんて考え方だからな…」

 

「ふむ、少し楽観的と言うか夢見がちな様に聞こえるが…確かに立場的にも人格的にも都合が良いな…」

 

「都合が良いて…、言い方悪。」

 

「動くとしたらお前がベリアルインの娘を見つけ出した後か…そのタイミングでの合図とかも考えておかねばな。」

 

「まぁ、何はともあれここをでなきゃ取らぬタヌキの皮算用だ、さっさと煉獄から脱出しようぜ!」

 

「とらぬ…?」

 

「無いものをもう手に入れたかのように考える、見たいな意味だよ。」

 

「そうか。」

 

「それもそうだな…よし、ここからは俺もお前に協力しよう…情けないが、どの道お前がいなければここから出る事も叶わんかも知れんからな…」

 

「おう、ついでに鍛えてやるさ。」

 

………

 

 

そうして、訳9ヵ月が経過した。

 

その結果ゼルドリスは原作最終時を超える力を手に入れたが…出口は未だに見つからない。

 

「…強くなったは良いが…こうも出口が見つからんと本当にあるのか甚だ疑問だな…」

 

「まぁ、気長にやるしか無いさ。」

 

あれからゼルドリスとはかなり仲良くなった、兄者とは呼んでくれない物の…メリオダスと名前で呼んでくれるしその顔からは元あった刺々しさも無くなっていた、まぁ絶対に認めようとはしないけど。

 

神々の討滅についての作戦もこの9ヵ月で纏ったしな…最終的に凄まじく脳筋だけどナそこは仕方ねぇ…

 

そういえば15歳になった時俺の身体に少しの変化が起きた、見た目が原作と同じくらいまで成長したのだゼルドリスも驚いていた。

 

「メリオダス…お前そんな風に成長するのか…」

 

なんかドン引きされた気がするが…気の所為ということにしておく。

 

そんな俺とゼルドリスの今の闘級がコレだ。

 

ゼルドリス、(魔力:45000/武力:73000/気力:4100/闘級:122100)

 

メリオダス、(魔力:750000:/武力:870000/気力:680000/闘級:2300000)

 

ゼルドリスは原作の倍、エスカノールの闘級を少し超えた様だ。そして俺はまぁバグですな、煉獄に適応した影響か、武力が凄まじい上がり方をしている、ってかとうとう魔力と武力が気力を超えた…ブレイクスルーとブラックインパクトを使えば瞬間的な闘級と火力は1千万は超えそうだ…まだ消滅の魔力ものこってるし…インフレしすぎじゃない?

 

でも流石に神々を完全に滅ぼす手立てはまだ無い、だって今の俺がホントに全力で攻撃を放つと神々ごと世界も砕いちまうし…やっぱマーリン頼みかな…。

 

そう思いながら、俺達は再び出口を探すのだった。

 

 

 

 




ハイ、第十二話はここまで、いや〜…そろそろもっかいインフレさせときたくてね…ゼルドリスは犠牲になったのだ…インフレの犠牲にな。

ってかまた風呂敷広げちゃったし…書くしか無いかな…


じゃあまた次回!
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