転生×転生=多重転生? 作:匿名の読む専
どもー最近インデュラ化とフルカウンターに可能性を見出してる作者でーす。
あの、メリオダスさん…俺の挨拶取るのやめていただけませんかね…
〜主人公視点〜、現在。
よっ!少し間が空いたな、メリオダスさん(20歳)だぞ〜
突然だが実は最近インデュラ化に可能性を見出してるんだよな…俺は心臓一つで良いし…原作でもデリエリとモンスピートがインデュラ化して心臓六つ失った後に闘級や身体機能が落ちた、なんて事は無かったし。
多分前提条件として必ず命を落とすって言う所も違うと考えてる
というのも、インデュラ化の条件って闘級五万以上の上位魔神が心臓六つ捧げて闇と契約してなるって設定だったろ?
でもあれって一部間違ってると思うんだ、というのも、そもそもこの世界の契約ってかなり制約が厳しい、特に人外同士の契約なら、ある程度素のスペックで踏み倒せる分、余計雁字搦めにされる。
だから長生きしてるやつほど契約をする時に抜け道を作る。
契約する人ならざる何かに出来る限り気づかれない様に、まぁ大抵気づかれているが、奴等はそういう駆け引きも楽しむから運が良ければ見逃してくれることも結構ある。
だが生命を掛けた契約なら話は違う、奴等は命ある物が己の未来を燃やしてでも何かを成そうとする姿が大好きだ…だから契約の対価より少し多く見返りをくれてやる事もある、だがそのかわりに、抜け道を作る事を絶対に許さない。
もし本当にインデュラ化が人ならざる何かとの契約によって成立している現象ならば例え最高神であっても、その契約ごと踏み倒して命を救う様な事は不可能だ。
つまりインデュラってのは魔神族の標準的な身体機能だと思う、それが儀式性を持ったのは多分インデュラ化の力をもっと引き出そうとして何かと契約した奴が居たからだろう。
要はインデュラ化した際に理性を失うのは契約ではなくただの魔獣の本能、なまじ伝説の魔獣なんて謳われるだけあってその力は魔神族の理性を完全に食い尽くすなど容易なのだろうが…俺なら行けるって確信がある。
根拠のない自身って訳じゃない…だって俺には特典の精神力や才能、しかもインデュラ化って固有能力に準ずる力っぽいから二重で才能が重なってるし…その特典がインデュラ化しても理性を保てるって言ってるんだよな〜
身体機能の低下についての懸念は、インデュラ化した時にデリエリとモンスピートが闘級落ちなかったのって大なり小なりインデュラの力を物にしたからだと思うわけ、心臓六っつを使って残りの一つと体を、超強化するって考えたら納得出来るし。(※作者の感性なので納得出来なくても余り深く考えないようにお願いします)
まぁ、万が一があったらヤダから試すにしてももうしばらく先ではあると思うが…さて、そろそろ回想に入るかな…。
転生九年目
俺とエリザベスが改めて自己解決をした後、色々あって俺は何故か…
「聞いているのか!メリオダス!!」
リュドシエルにお説教されていた…何故こうなったかと言うと話は仲直りの直後まで遡る…
「なるほど…?つまりジラスくんのホントの名前はメリオダスで、魔神族の元王子、そしてあの炎の壁を作った張本人なんスね〜なんだか人間にしては異様に強かったから、納得ッス♪」
「おう」
俺はエリザベスと話て今までの出来事で話に花が咲きそうな頃、とうとう蚊帳の外にされ続けて我慢の限界に達し、隅っこでいじけていたグロキシニアに色々説明するのだった。
その感想は…
「まぁ、あっそう、って感じッスね〜」
かなり軽かった、エリザベスが珍しく声を上げて「軽い!?」とツッコんで居た。
「いや…まぁ、メリオダスくんも邪な気持で近づいてきたわけじゃ無いッスから…」
いや…近づいてきたのはお前だけどな。
「メリオダスくんはあたしの正体を知っても普通に受け入れてくれたッス、ならあたしも、メリオダスくんの正体がなんであろうが友人として受け入れるッスよ…」
コイツ…熱いじゃねぇか…と密かに感動した俺であった…この友情にはエリザベスもニッコリ。
「しっかし、メリオダスくんが魔神族の元王子とは…?ってことはあたし、人間以外の3種族の王族と友達になったって事ッスか…改めて考えると中々凄いことッスね…」
ホントにそうだと思う。人間は王様いっぱい居るからちょっと一概に人の王って言える存在はまだ居ないけどな、多分それに値する存在が3000年後のアーサーだろうし…
「また今度紹介するッスよ、巨人族のドロールくんって言うんスけど…もしかしてそっちも知り合いだったり…?」
「うんにゃ、知り合いじゃねぇよ。」
「あっそうなんスか…まぁその内紹介するッス、良い奴ッスからきっとメリオダスくんもドロールくんのこと気に入ると思うッスよ〜…ね?エリザベス」
「えぇ…彼は好戦的な巨人族の中でも一際大きな体を持って生まれたから…怖がられる事も多いけれど、本当は凄く優しくて誇り高い巨人族の王様よ、凄く良い人だから、きっとメリオダスも仲良くなれるわ!」
まだ弟扱いが抜けてない…だと…!?
そんなふうに談笑していると、遠方から妙な声が聞こえる。
「「「?」」」
俺達が気になってそちらに目を向けると…何かが高速で、飛んできていた…ナニアレ?
「ぅをぉぉぉぉぉァァァアアアアアアア!!!」
「怒りのッ!稲妻後ろ回しキック!!!!!」
ゴス!!
「ゴルスァ!!!」
何故か雷を纏ったリュドシエルが飛び後ろ回し蹴りをかましてきた…何故…雷を…?
ってか何気に飛び蹴りの中で一番強い飛び後ろ回しを叩き込んでくるとは…
「て…てめぇ…リュドシエル…いきなり何しやがる…」
コイツ原作とキャラ違いすぎない…?キャラ崩壊ってレベルじゃねぇよ、1年前の時点で他種族を見下している様子も無かったし、後なんか一人だけ銀◯混じってる気がする…気のせいかな…?
「「」」
エリザベスとグロキシニアも唖然としている、さっきまで談笑していた表情のまま目をパチクリと瞬かせて固まっている様だ…俺も危うくそうなるとこだった…
なんて考えていると、リュドシエルは怒り心頭といった様子でコチラを睨みつける…やっぱ、エリザベスはともかくリュドシエルは俺を許さないよな…嫌われたよなぁ…
そうやって内心落ち込んでいると…
「正座…。」
「へ?」
「正座しろと言っているのだ、私はお前に言いたいことが山程ある…」
「まずは、何故私が怒っているか、分かりますか?」
なんか学校の先生みたいな事言いだした…
「俺がエリザベスやリュドシエルを騙してい「違う」違う!?ってか早ぇよ…答えんの。」
「メリオダス、お前は確かに魔神族であることを隠してはいたが、一度も人間だとは言っていなかったし、隠していただけで騙していたわけでは無いだろう…どうせ言うタイミング逃しすぎたとかそんな理由だろうし…」
「私が怒っているのはそんなことではない。」
分からない…一体何を…
「何故…何も言わずに出て行った…?このリュドシエルがそんなにも信用ならなかったか…いや…そうだろうな…私は四大天使長だ、魔神族であることを告げれば、エリザベス様に近づいたお前の事を殺そうとしたと思っているのだろう…だが!」
「一言も残さず…逃げるように出ていくのは違うだろう…」
凄く驚いた。
だって、リュドシエルは俺の事を憎んですらいるのではないかと思っていたから…でも違った、アイツは俺に対して怒りこそすれど、その目に憎しみは欠片も映っていない。
「ごめん…本当にごめん…」
気が付けばそう謝っていた…今生じゃまともな親や、家族は、居なかった、ジラスやデリエリ、エリザベス達の様に俺を家族の様に扱ってくれる奴らのおかげで少し思い出した。
家族に心配掛けて怒られる厳しさと、そこにある優しさを…
「あぁ…私も、お前に信じさせてやれなくて済まなかった…」
そうして、俺とエリザベスやリュドシエルとの仲はまた、1年前の時へと戻るのだった…一つ違いがあるとしたら、種族と、名前を、隠していないことだな…。
ちなみに蛇足だが、リュドシエルとも仲直りをした後…
「そう言えばまだ言いたいことがあったな…」
「?なんだ…?」
エリザベス達が復活して、改めて4人で談笑していると、ふとリュドシエルが、思い出したかの様にそんな事をつぶやく、俺はその内容を聞くと。
「メリオダス!お前あの戦争の前の日に私の朝食を、勝手に食べただろう!!」
そう言えばそんな事もあった…
「いや〜、ただ全然返ってこない奴に食べられるのを待って冷めていく料理達が可哀想だったもんで、つい…」
「何がつい、だ!貴様に仕事を終えて帰ったら自分の朝食が空っぽになっている虚しさが分かるか!!挙句の果てに私のスパイシーレーズンをも…」
あっコイツそう言えばアレが好物だったな…
「貴様に分かるか!、楽しみに取っておいたスパイシーレーズンがいつの間にか無かった気持ちが…代わりになるレーズンと胡椒含めた香辛料を切らす絶望が…!」
「最終的にレーズンの話しかしてねぇ…朝食はどうしたよ、まぁ、あんまりにも美味そうだったもんで思わず食っちまったんだよ、アレはハマるね…」
「ム…メリオダスお前…アレの良さが分かるのか…?」
「あぁ、もう大好物になっちまったよ、チーズと合わせて酒のツマミにするのも良さそうだった。」
「…まぁ良いだろう、これからはほしい時は事前に言え、お前の分も用意してやる。」
チョロい(確信)
「なんか言いくるめられてるッスよ…アレで良いんスかね?」
「良いのよ、彼、メリオダスの事は弟のように気に入っていたから、きっと久しぶりに会えて嬉しいんだわ…こんな他愛もない話を楽しむ位には。」
「は〜、なんだか意外ッスね、あの堅物真面目大王リュドシエルが…」
「妖精王貴様!聞こえているぞ!」
「おっといけない。」
この1日はそんな話をして終わった。
〜深夜〜
グロキシニアには感謝しないとな…コイツのおかげで一生顔向けできないと思ってた二人と仲直りが出来た…
さてさてさ〜て、…この口調慣れないな…まぁ良いか、これからどうするかかね…もう一週間ほど滞在したらまた旅を再開するつもりではあるが…アイツらとの分かれはかなり惜しい…と言うか寂しいな…
そうだ、せっかくなら友情帳を使ってみるかな…確かアレは原作とは違って呼び出したりは出来るけど、名を書かれた紙をどうこうしても名前の持ち主には影響しないしな。
そう考えながら、俺は意識を落として眠りにつくのであった。
〜翌朝〜
「zzz…ハッ!?エリザベスはそんな白い布被ったすね毛剛毛の謎生物じゃねぇ!!…夢か…」
「どんな夢だ…」
悪夢にうなされて飛び起き、先程の出来事が夢だったと自覚すると同時に、同じ客間で寝ていたリュドシエルに呆れたような目でツッコまれた。
そんな日々はあっという間に過ぎていき、一週間が経過した。
「本当にもう旅に出るんスね…」
グロキシニアが少し寂しそうに、そう言った。
「あぁ。」
エリザベス達は先程妖精王の森を出たとこだ、そもそも一週間も滞在する予定は無かったんだとか。
「不思議なものッスよ、たったの一週間と少し、あたし達にとっては瞬きをしていればすぎる時間だと言うのに…メリオダスくんと来たら…いつも賑やかで…騒がしくて…」
「オイそれ、うるさいだけじゃねぇか、コラ」
「冗談ッスよ、冗談。」
「本当か…?」
「はいッス…この一週間、本当に楽しかったから…あたしも長い事生きてるッスけど、これ程濃い日々は始めてッスから!たったの一週間が何百年にも思えるッスよ…さ!皆お見送りに来てるッスから、手でも振ってあげて、それで…それ、で…」
グロキシニアは少し顔を伏せている。
「必ず、また来るさ」
そう言うと、グロキシニアは顔を上げた。
「それに、俺は人間じゃねぇから…寿命も結構長いしな。」
「…そうッスね…別に、今生の別れって訳でも無いッスから…でも、やはり寂しいもんスねぇ…」
霧の中を歩きながらオレたちは話す。
「ま、旅ってのはそう言うもんだしな、それでも…オレたちには時間はある、それにこの友人帳だってあるんだ、心配することなんてねぇよ。」
「ああ出た、その不思議アイテム…何で魔力も籠もってないのに魔法の様な効果が、あるんスかね?」
「さぁ?」
そう、実はエリザベス達と仲直りした次の日、友人帳の事を話したら3人とも二つ返事で名前を書いてくれたのだ、そしたらゲラードや他の妖精族達が集まってきて自分も書くなんて言い出したから少し焦った、ページが足らなくなりそうな勢いだったし。
そしたら不思議なことが起こった、なんと、友人帳が自分も名を書く、と言っていた妖精族達から少しだけ魔力を吸い取り、グロキシニアのページに妖精王の森の絵が浮かび上がったのだ。
詳細がメニューのヘルプにあったので見てみると…どうやら込める魔力によっては他の妖精族も一緒に呼べる様だ、より多くの魔力を込めるほどより多くの妖精族が出てくるが、呼び出しに応じるかどうかは本人たちの自由意志の様だ。
つまるところ、友人帳には妖精王の森の全妖精の名が書かれていると言う事だな…やっぱり中々バグってる性能してるよ…転生特典って…。
そして、俺達は霧を抜けた。
「それじゃ、あたしはここまでっスね…メリオダスくん、体には気をつけて!元気でいるッスよ〜!絶対にまた来るッス〜!」
俺はグロキシニアに見送られながら、また歩き始めるのだった。
はい第九話はコレにて終わり、妖精王の森もあんまし引きずりすぎずにさっぱり出て旅を再開した訳なんですけどね、次に行くのがメガドーザか…どっか適当にフラフラするか…なんか日記形式にして十年目以降をサクッと終わらせるか…悩みますな…次回はフルカウンターの可能性と言う名の妄想を垂れ流すつもり。
何気に始めて使われてる友人帳…じゃ、また次回!