それはそれとして。法律はちゃんと守りましょうね!
寝落ちしちゃう野薔薇
高専寮、共有スペースのリビングにて。
伏「お前、まだ寝ないのか」
釘「今日は徹夜する。どうせあいつ、朝早いでしょ」
優太への気持ちが明確になった野薔薇。もはや恵に隠すつもりはないようだ。
伏「オマエな……。明日宮城島のリハビリ任務のバディだろ、ちゃんと寝とけ」
釘「一徹くらい余裕ですけど?スマブラ三徹したことあるんだから」
伏「それとこれとは違うだろ……」
ドタドタと足音。コンビニに行っていた悠仁が帰ってきたようだ。
釘「遅い。コンビニに二時間ってどういうこと?」
虎「えっ、いやー、そのー」
伏「パか」
虎「あー、うん」
伏「オマエな……」
とうとう恵のこめかみに青筋が浮いた。
虎「いやー、見つけたら、つい?」
伏「つい、じゃねえよ」
釘「え、虎杖ってそういう系?」
虎「新台って書いてあったんだよー。しょうがなくない?」
伏「しょうがないわけあるか、未成年だぞ」
恵が悠仁の首根っこを捕まえて自室方向に向かう。
伏「無理はすんなよ、任務に障るのはお前も嫌だろ」
釘「トーゼン」
野薔薇はソファに深くもたれかかってインスタを開いた。しばらくして、野薔薇の手からスマホが滑り落ちたのは言うまでもない。
教えて!伊地知さん!~上層部編~
伊「呪術総監部のことです。おや?」
伊地知の手元に一枚の紙が差し出される。受け取って、読み上げた。
伊「えー、『原作22巻の巻末に詳細があります、興味のある人は買ってね!』とのことです」
伊地知は首を傾げてその紙を懐にしまった。
伊「続けます。
日本国政府内に配置された、呪術師を統制する最高機関のことを、我々は上層部や総監部と呼んでいます。
総監部の長につきましては、呪術師の中でも歴史的、実力的に影響力の大きい禪院家、五条家、加茂家の指名に基づき、内閣総理大臣が任命する形となっています。
虎杖君の秘匿死刑や、宮城島君が中学二年の頃に保護されてからの修業期間、もとい拘禁期間についても、この上層部の決定によるものです。
と言うのも、呪術師は法的に、呪術、呪霊、呪物が人類に与える被害を防ぎ、対応する責務があります。
そしてこれらの被害を防ぐために、呪術総監部は懲罰を通告することができます」
伊地知がどこからともなく厚紙のテロップを取り出す。内容はこうだ
ア 公開死刑
イ 秘匿死刑
ウ 呪詛師認定
エ 封印
オ 拘禁
カ 謹慎
キ 財産没収
伊「ここで言う呪詛師と言うのは、簡単に言えば呪術を犯罪に使う人のことです。これに対応するのも呪術師の勤めとなります」