ウルトラクロスロード ~銀河に輝く星々の宿命~   作:通りすがりの大学生

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(=◎ω◎=)<どうも読者の皆様、おはこんばんちわ! 作者です!


(=◎ω◎=)<今回から「合体版」の第三話に差し掛かります。


(=◎ω◎=)<会議メイン回がしばらく続きますし、


(=◎ω◎=)<やっぱり色々とぶっ飛んだ設定が沢山出て来ますけれど


(=◎ω◎=)<その辺も含めて楽しんで頂ければ、と思います。


(=◎ω◎=)<新キャラも沢山出ますからね。


(=◎ω◎=)<それでは、ゆっくりして行ってね!


第十三話 朝河親子

 

 

 

 逸る気持ちを無理やり抑え込み、アイテム保管庫のメインエリアから転送装置のあるエントランスへと戻った頌栄は、強化ガラス窓のすぐ脇に備え付けられたコントロールパネルを操作した。慣れた手付きで手早く次なる目的地を入力し、転送プロトコルを起動させる。

 

 

 ――ブィーーン……ッ。

 

 

 眩いサファイアブルーの光に包まれ、息子達と一緒に三人揃って実体化した先は、しかし最初にいた松葉邸のリビング奥にある隠し部屋ではなく、また別の密閉空間だった。

 アイテム保管庫のエントランスと全く同じ耐衝撃素材、同じ無機質な内装で統一されているが、床面積はあちらと比べていくらか狭い。

 

 

 それもそのはず、三人がたった今訪れた場所は日本本土にある自宅ではなく、彼ら「連合軍」が誇る組織の心臓部――巨大秘密基地の内部なのである。

 

 

 東京都心から遥か南方へおよそ一五〇〇キロ。日本最南端に位置する事で有名な沖ノ鳥島から、更に北西へ四〇〇キロほど進んだ地点にある、紺碧の太平洋上にひっそりと浮かぶ絶海の孤島。日本の排他的経済水域(EEZ)にギリギリ位置しているその島は、かつてはいかなる航海図にも名前が載っていない、単なる無人島の一つに過ぎなかった。

 二十年前、頌栄と太郎、そして志を同じくする親友達が結束して民間防衛組織「連合軍」を立ち上げた際、「今後、世界を股に掛けて活躍するなら絶対に必要になるから」と、太郎が不敵な笑みと共に音頭を取り、個人所有だったこの島をこっそり裏から丸ごと買収。その後、世界中の闇社会に犇めくあらゆる非合法組織の口座から、太郎がこっそりコツコツと、かつ容赦無く掠め取って貯め込んで来た莫大な資金を元手に、頌栄の具現化能力を最大限に活用して建造されたのが、この「連合軍」総本部基地「アイランド・フォートレス」である。

 

 

 周囲約六キロに及ぶ島を土台から丸ごと大改造したこの洋上要塞は、太郎の手による緻密なホログラム偽装と電磁シールドで島内の豊かな自然の中に完全に溶け込んでおり、自衛隊や地球防衛軍が張り巡らせている最新鋭のレーダー網をもってしても絶対に探知できない特殊な隠蔽処理が施されていた。

 島の地上部には南国のリゾート地を思わせる美しい砂浜と豊かな原生林、そして連合軍の中核メンバーが個々に所有するプライベートの別荘が並んでいる。だが、その豊かな緑の下には、あの世界最大とも称される超大型輸送機「ムリーヤ」を始めとする巨大航空機がいつでも離発着可能な、全量四キロにもなる広大な滑走路が巧妙に隠されていた。

 更にその地下には、太郎が「趣味部屋二号室」と呼んで憚らない超巨大スパコンルームや、「連合軍」が所有する各種航空機の巨大格納庫、弾薬庫、作戦指令室といった、防衛組織の本部機能に必要な各設備がすべて、網の目のように張り巡らされている。頌栄達がつい先程まで足を踏み入れていたアイテム保管庫も、実はこの洋上要塞の地下最深部に隔離された設備の一つなのだ。

 

 

 そして、この「アイランド・フォートレス」の構造において、最も驚くべき――そして民間の防衛組織としてはあり得ないほどの秘匿性を確保している点は、内部で生身の人間として働く一般のスタッフが、誰一人として存在しないという事実であった。

 

 

「連合軍」にバックアップスタッフとして正式に雇われている数百名もの人々はみな、日本各地の主要都市に配置された当該組織の各支部にて、今もデスクワークや情報収集を始めとする様々な業務に当たっている。

 対して、この要塞島におけるすべての施設・設備の維持管理やエネルギー補填、昼夜問わずの警備といった過酷なルーティンワークを一手に担っているのは、太郎のプログラミングによって作り上げられた最新鋭の各種人工知能(AI)と、それらによって一挙手一投足を完全制御された自立型のアンドロイド達だ。

 この島に立ち入る事を許された人間は、司令官である松葉頌栄やその息子達を含む「中核メンバー」二十二名と、そしてチーフ・オペレーターである猫原太郎を合わせた、わずか二十三名のみ。それ以外の者は、例え一国の大統領や防衛大臣、あるいは地球防衛軍全軍総帥であっても足を踏み入れる事は敵わない。

 

 

「アイランド・フォートレス」は、一国にすら匹敵するほどの科学戦力を保有しながら、世界の誰にもその存在を知られていない、正真正銘の「秘密軍事基地」であった。

 

 

 

「よっし、フォートレスに着いた! 親父、早く会議室へ行こうぜ!」

「急ぐ気持ちは分かるけど、焦り過ぎは禁物だよ、章大。こんな時だからこそ、頭のどこかに冷静さを残しておくんだ。でないと、詰まらないミスの原因になるからね」

 

 

 

 転送されてガラス扉が開くや否や、今すぐ飛び出さんばかりの猛烈な勢いで走り出そうとした章大の服の首根っこを、瑠偉が後ろからひょいと、しかし絶妙な力加減で掴んでやんわりと制した。

 

 猪突猛進の熱血漢である章大と、沈着冷静な理論派である瑠偉。性格のベクトルこそ正反対なほどに大きく異なる二人だが、やはり双子故か、その呼吸は見事に噛み合った歯車のような至高のコンビネーションを見せる。未曽有の緊急事態に見舞われている真っ只中であっても、彼らのその信頼関係は欠片も変わらない。太郎との軽妙なやり取りとはまた一味違った意味で、頌栄は息子達の背中に確かな安心感を覚えていた。

 

 

 ――ブィィィーーーン……ッ!

 

 

 その時、彼らが使ったものとは別の転送ポータルが、重厚な駆動音を響かせて起動した。円柱状のガラスの内部に、眩いエメラルドグリーンの光の粒子が猛烈な勢いで充填され始める。

 光の奔流は激しく渦を巻き、やがて空間の中にはっきりと「人間三人分」の明確な輪郭を描き出して行った。

 徐々に密度と質量を増して行く光の粒子は、数秒のあと、臨界点へと達して視界を鮮明に染め上げる強烈なフラッシュとなり、衣服の繊維一本に至るまで完全に実体化した三人の女性の姿へと鮮やかな変貌を遂げる。

 

 

 

「よォ、頌栄! お前も来たばっかか! 久しぶりだなァ!」

 

 

 

 強化ガラスの扉を乱暴に押し開けて外の床へ降り立った彼女達の先頭、その人物は頌栄の姿をその鋭い瞳で捉えるや否や、端正な顔を快活に崩して大きく右手を振った。

 身長は百七十三センチほど。美しいエメラルドグリーンに輝く硬質の髪を高い位置でポニーテールに纏め、同色の瞳に肉食獣を思わせる野性的な光を宿した、非の打ち所が無いワイルド系の美人である。

 

 彼女の名は朝河龍海(あさがたつみ)

 国際刑事警察機構(ICPO)に所属する現役の凄腕捜査官であり、頌栄の若き日からの親友の一人。すなわち、民間防錆組織「連合軍」を共に設立した創立メンバーの一人でもある女性だ。

 

 

 

「ああ、久しぶりだな、龍海。……正直に言って、今回の一件でお前が物理的にこの島に来るとは思ってもみなかったよ。直近の定期連絡じゃ、最近また世界中で物騒な事件が頻発して、忙しさで目が回りそうだって溢していただろう?」

「まァな。空から宇宙怪獣やら宇宙人やらがドカドカ襲来して地球全体がてんやわんやになったからっつって、人間の犯罪が少なくなる訳じゃねぇかんな。寧ろ、地球侵略を企んでるクソ宇宙人共から新しい武器だの技術だのを貰って、甘い言葉で唆されてそのまま犯罪に走るバカがアホほど増えちまった。おかげで各国の警察機構は四六時中大忙しさ。嬉しくねえ悲鳴ってヤツだな」

 

 

 

 互いに力強い握手、そして短いながらも体温を確かめ合う親愛のハグを交わし、久方ぶりの親友との再会を喜ぶ二人。

 

 まさに龍海の言う通り、ここ二十年の歳月で地球における「犯罪の形」もまた、最悪の方向へと様変わりを遂げていた。

 社会の裏側に潜み、虎視眈々と牙を研いでいたい様々な人間の強大な悪意が、防衛軍のレーダー網を巧みに掻い潜って密入国して来た宇宙人の悪意と結び付く事で、より凶暴に、より超科学的に進化していたのである。その速度は凄まじく、怪獣災害が頻発するようになってからわずか数年で、世界各国の警察が従来の法律や装備で個々に立ち向かっても到底太刀打ちできないレベルへと、事態は深刻化していた。

 今では地球防衛軍の特殊部隊や頌栄達「連合軍」を始めとする民間防衛組織が、各国の警察組織と密に連携して合同捜査本部を立ち上げ、万全の準備を整えて事件解決に臨むのが新たな政界共通の一般常識となりつつある。

 

 このような情勢の大変化を受けて、ICPOもまた、これまでの「独自の捜査権や逮捕権を持たず、各国警察の連絡・協力のハブ役に徹する」という方針を一八〇度転換する事を決定した。

 所属する特選捜査員達に対し、国境の壁をすべて無視して捜査する事が可能な、大規模な特別広域捜査権と逮捕権を正式に付与。捜査現場の表舞台に参加し、これまで以上に強力な捜査体制を構築して世界の闇と戦って行く新たな方針へと舵を切ったのだ。

 

 ICPOの国際捜査官、そして「連合軍」の中核メンバーという、世界の命運を握る「二足の草鞋」を華麗に履き熟している龍海は、その中でも特に各国の政府や防衛軍上層部などから重宝されていた。休む間も無く世界中を飛び回り、国家転覆規模のテロ事件や巨大な陰謀をいくつも打倒し、解決して来たその実績と手腕から、裏社会や警察界隈では彼女の事を密かに「警察界の生けるレジェンド」などと恐れ、あるいは崇めているのだとか。

 

 頌栄も龍海が抱える多忙さは細部まで把握しているため、今回の緊急会議においても彼女はどこかの国のセーフハウスからリモートでの参加になるだろうと踏んでいた。だからこそ、こうして常人を遥かに凌駕したタフネスで、直に顔を合わせて話し合える事に驚きを隠せなかったのだ。

 

 

 

「だいぶ疲れてるように見えるが、本当に大丈夫か? ダメそうなら、作戦会議の席でも早めにオレに言えよ? 無理だけは絶対にするな」

「ダイジョーブダイジョーブ! 捜査本部のクソ上司共に直談判して、数時間だけだが有給扱いの休暇をどうにか捥ぎ取ってここに来てんだ。それに、俺の体の事は俺自身が一番良く分かってる。心配は要らねぇさ」

 

 

 

 龍海はハスキーな声を不敵に響かせ、自身の首をゴキリと鳴らす。そんな彼女の様子に、頌栄は小さく息を吐いた。

 

 

 

「なら良いが……。せっかく取れた貴重な休みなんだ、こんな物騒な会議になんて出ず、島の地上部にある別荘のベッドでゆっくり寝てても良いんだぞ? 太郎と一緒で、お前の代わりなんてこの世界のどこを探したっていやしないんだからな」

「ハッ、その太郎を通じて、世界中に散ってるメンバー全員に『四の五の言わずに集まれ』って緊急連絡寄越して来たのは、他でもないお前だろ、頌栄? そんなに俺の体調が心配だってんなら、長男坊の説教はそこらへんにして、とっとと円卓会議を終わらせりゃ良いだけの話さ。そうすりゃ俺も、久しぶりにまともなベッドと布団でぐっすり眠れてリフレッシュできるんだよ。違うか、ん?」

 

 

 

 悪戯っぽく片方の眉毛を上げ、至近距離から頌栄の顔を覗き込んで来る龍海。その肉食獣の如き獰猛な美しさと圧倒的な覇気に、頌栄はただ苦笑いを浮かべて両手を挙げるしか無かった。

 

 彼女の目の下にほんのわずかだが表れているクマを見るに、既に何日もの修羅場を徹夜で潜り抜けた上でこの島へやって来ている事は明白だ。

 激務に次ぐ激務で、肉体的にも精神的にも尋常では無い疲労を抱えているはずだと言うのに、それを微塵も表に出さず、普段通りの不敵な態度を崩さない龍海の怪物じみたタフネスぶりには、何時だって脱帽させられる。

 

 

 

「なぁなぁ、頼巳(らいみ)龍華(りゅうか)。口じゃ、ああ言ってるけどさ……龍海さんって実際問題、今は何徹目なんだ?」

 

 

 

 龍海の背後に並んで立っていた二人の若い女性に向かって、章大が声を潜めてこそっと訪ねてみる。すると、二人の口から同時に、何かを諦めたかのような深い深い溜息が返って来た。

 

 

 

「………(わたくし)どもが伺っている限りですと、少なくとも四徹は数えているはずですわ。流石に移動中の車内や警察署内などで仮眠は取っているようですけれど、一度につきたった二時間程度の浅い睡眠では、お母様の身体に溜まりに溜まった泥のような疲労を癒す事など到底できませんの」

「ウチの母さん、ショートスリーパーって訳でもねぇしなぁ……。正直に言やぁ、俺達だって母さんにはいい加減しっかり休んで貰いてぇんだぜ? 頌栄さんの言う通り、母さんの代わりなんてこの世界のどこにもいやしねぇんだ。過労でブッ倒れでもしたらそれこそ全人類の損失だし、第一、母さんだってとっくの昔に四十過ぎてて、段々と無理が利かなくなって来てるはずだしさ。ったく、どいつもこいつも母さん一人に負担を押し付け過ぎなんだよ……!」

 

 

 

 気品溢れるお嬢様ボイスを響かせた龍華がライトグリーンの瞳を哀しそうに伏せ、頼巳が溌溂とした声で苛立ちを露わに、自身のコバルトグリーンの長い髪をガシガシと掻き毟った。

 

 彼女達はどちらも龍海の血を引く実の娘であり、章大や瑠偉と同じく今年で二十五歳を迎えた双子の姉妹である。

 一卵性双生児のためか、母親譲りの整ったワイルド系の顔立ちや、百七十一センチという女性としては群を抜いた長身、更には特徴的な髪と瞳の色合いに至るまで、そのすべてが鏡写しのようにそっくりだった。

 唯一の目に見える違いと言えば髪の毛先の巻き方くらいで、頼巳は外に向かって、龍華は内側に向かって、それぞれほんのわずかに緩やかなカーブを描いている。

 流石にそれだけでは周囲から見分けが付きづらいという大人の事情から、龍華は更に自らの言葉遣いを、徹底して柔らかな上流階級のお嬢様のそれへと矯正していた。

 おかげで今では初対面の人間であっても滅多に二人を間違える事は無くなったものの、幼い頃から彼女の本性を知っている仲間の子ども世代――いわゆる「二世軍団」の面々の間では、時折「龍華のあの猫被り、流石に酷過ぎないか?」と陰でコソコソ囁かれる事もあったりする。

 

 と、その時だった。

 頌栄と真面目な顔で話をしていたはずの龍海が、ギロリ、と恐ろしく据わった目をして、スローモーションのようにゆっくりと振り向いた。

 

 

 

「聞~こ~え~た~ぞォ~……? だァれが『四十過ぎて無理が利かなくなったおばさん』だぁあ~?」

 

 

 

 独特の低音でハスキーな声を地の底から響くような怨念のそれに変えて、瞳の奥の光を完全に消し去った真っ黒な笑顔で詰め寄って来る龍海。その圧倒的な肉食獣のプレッシャーを正面から浴びて、頼巳は一瞬で顔面を真っ青にしながら慌てて両手を振って抗弁した。

 

 

 

「ちょちょちょちょ、ちょっと待てって母さん! いつもなら年齢の話になっても『ハッ、バカ言え!』って笑い飛ばしてただろ!? やっぱさ、疲れ過ぎてて頭のネジがおかしくなってんだって! ほら、無理して緊急会議になんて出ずにさ、大人しく上の別荘に行ってベッドで横になろうぜ、な!?」

「黙れ、この減らず口の生意気娘がッ! 笑い飛ばすかどうかは、その時の俺の気分によるんだよ! 今日という今日はもう我慢ならねぇ! 今すぐその舐め腐った口を物理的に黙らせてやる!!」

「ぎゃあああああああああ!! 暴力ハンターーーーーーーーーーイ!!?」

 

 

 

 どったんばったん、ゴスッ! 突如として静かなポータルエントランスで派手に始まった、朝河家の激烈な親子喧嘩(と言っても、草莽な笑みを浮かべた龍海が涙目になった頼巳を一方的に追い回して痛め付けているだけなのだが)。

 そのやりたい放題な光景を完全に取り残された形で見つめながら、松葉親子の三人と龍華は、揃って前線で宇宙怪獣の群れに取り囲まれた時以上の深い深い溜息を吐き出した。現在進行形で「SDの大量盗難」という、世界が滅亡しかねない規模の緊急事態に直面している真っ只中だというのに、今この場においては緊張感の欠片も感じられない。

 

 

 

「……………取り合えず、龍海はあれだけ声を張り上げたり暴れ回ったりする元気はあるみたいだから、このまま奥の会議室に行こうか。もしも作戦会議の途中で、疲労のあまり何か言動におかしなところがあると判断したら、その時はオレ達の手で無理やり意識を落として、上の別荘のベッドに力づくで投げ込むぞ」

 

 

 

 頭痛に額を押さえて、バイオレンス極まりない提案を口にする頌栄。

 

 

 

「うん、そうだね。それが彼女のためだ」

 

 

 

 それに瑠偉が一も二も無く頷き、真顔で眼鏡の弦を指で押し上げる。

 

 

 

「……なんか、バロッサ星人の野郎と戦う前に、妙に精神的に疲れた気がするぜ」

「本当にやれやれですわね、お母様ったら……」

 

 

 

 章大と龍華もげんなりとした顔で同時に肩を落とし、小さく溜息をシンクロさせている。

 だが、いつ如何なる時、どれほど過酷な状況下であっても、この「いつも通り」の不変の日常を頑なに崩さない事。それこそが、民間防衛組織「連合軍」が数多の闇と戦い、そして勝利して来た底知れない強さの証明なのかも知れなかった。

 

 頌栄は軽く首を振って思考を切り替えると、背後で未だに頼巳の悲鳴が響き渡る通路を背に、主力メンバーの面々が今まさに集い始めている重厚な「円卓会議室」の重厚な扉へと向かって、威厳ある足音を響かせながら再び歩み出した。

 

 

 

 




(=◎ω◎=)<如何でしたでしょうか。


(=◎ω◎=)<ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!


(=◎ω◎=)<かなりおっきな島をまるっと買い取ってあるよ!


(=◎ω◎=)<その島をまるっと秘密基地に改造してあるよ!


(=◎ω◎=)<世界で一番でかい飛行機も楽々離発着できる滑走路もあるよ!


(=◎ω◎=)<基地内にいるのはほぼほぼアンドロイドだよ!


(=○ω○=)<どういう事だってばよ……。


(=◎ω◎=)<そんな感じ。


(=◎ω◎=)<前書きにも書きました通り、かなりぶっ飛んでますけど


(=◎ω◎=)<よくよく考えたらウルトラシリーズの歴代防衛軍も割とぶっ飛んでるので


(=◎ω◎=)<個人的にはトントンくらいかな? なんて思ってたりします。


(=◎ω◎=)<それではまた次回、お会いしましょう!


(=◎ω◎=)ノシ
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