ウルトラクロスロード ~銀河に輝く星々の宿命~   作:通りすがりの大学生

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(=◎ω◎=)<どうも読者の皆様、おはこんばんちは! 作者です!


(=◎ω◎=)<今回は接続話という事で


(=◎ω◎=)<めっちゃ短いです


(=◎ω◎=)<今後の展開に向けて必要な(だと思う)話ですんで


(=◎ω◎=)<申し訳ありませんが、少しだけ我慢して頂きたく思います


(=◎ω◎=)<それでは、ゆっくりして行ってね!


接続話 悪意の萌芽は闇の中にて

 

 

 

 その日の深夜。

 

 

 船で運ばれる貨物の保管や輸出入コンテナを取り扱う港湾倉庫街。

 大型トレーラーが引っ切り無しに行き交い、輸出入業に携わる人々が忙しなく働いている、海上物流の要衝とも呼べるエリアの一角。

 

 誰もいない真っ暗な建物の一室に、リヤンゴンの姿はあった。

 

 元々は別の用途で使われていたであろうその部屋の中には、リヤンゴンが大枚叩いて宇宙の闇マーケットで購入した、あるいは別の惑星から盗んで来た様々な特殊機材が並べられており、かつての用途が何だったのか判別できないほど様変わりしている。

 そんな、ある意味で「宇宙の研究室」のような様相となった部屋の中央で、リヤンゴンはニタニタと邪悪さの滲み出る笑みを浮かべていた。彼の前にあるコンソールにはいくつかのウィンドウに分かれて、複数枚の画像データが映し出されている。

 

 

 

「キヒヒッ……! あの眼鏡でショートボブの女、えらく大はしゃぎしてたなァ……!」

 

 

 

 画面内でひと際大きく表示された画像を眺め、リヤンゴンの笑みが更に深く、悪辣になる。

 

 それは、昼間にGUYSが保有する野外訓練施設でコノミがエレキングにウルトライブしていた時の写真だった。

 

 

 

「こっちの世界の奴らにとっちゃ、『怪獣に変身』なんて滅多にできるこっちゃねぇっつってもよォ……あんなにガキみてぇな反応ができるもんなんかねぇ……。俺様にゃ一ミリたりとも理解できねーわ」

 

 

 

 この写真を撮った時の訓練場での風景を思い出し、嘲りの意思を込めてそう口にするリヤンゴン。「サータンのマント」で透明になり、その上で絶対に気取られない安全な距離から現地を観察していたのだが、当時のGUYSクルー達の様子は彼からすれば心底くだらないものであった。

 大の大人達が怪獣への変身を体験してはしゃぎ回り、光線を撃って的に当てるゲームで一喜一憂する。傍から見れば年頃の子どもが大喜びで遊んでいるようで、気持ちは理解できるが興味は全然そそられない。

 リヤンゴンにとって、「何も形に残らないもの」は無意味で無価値なものの筆頭だった。

 

 それよりも、問題はあの眼鏡の女のはしゃぎっぷりの方である。

 

 この宇宙で暮らしていてはまず経験できない「怪獣への変身」を経験できた。たったそれだけでも、人によっては確かに大はしゃぎできるだろう。しかし、彼女のあの反応はそのレベルを遥かに越えているような気がしてならなかった。

 まるで、大好きな怪獣に変身できた事に大喜びしているかのような、そんなはしゃぎ様だったのだ。

 

 

 

「待てよ……? 確かGUYSから盗んだこっちのデータに何かあったような……」

 

 

 

 そこまで考えたところで心当たりがある事に気付いたリヤンゴンは、コンソールを操作して何事か調べ始めた。

 

 昨夜、宇宙ガジェットの一つを使ってフェニックス・ネストのメインサーバーからごっそりコピーして盗み出したデータの中から、「放電怪獣 エレキング」に関するものを可能な限りピックアップして搔き集め、そこから更にコノミ(あの眼鏡の女)との関係性を示唆するものだけを選んで注意深く目を通していく。

 

 やがて、とある項目を読んだ時、リヤンゴンの頭の中にあった疑念は確信に変わった。

 

 

 

「なぁ~るほど、そういう事ね……そりゃ確かにはしゃぎたくもなっちまうわなぁ……!」

 

 

 

 愉快そうに喉の奥をクツクツと鳴らし、顎に当たる部分を撫でながら納得する。

 

 そこに記載されていたのは、コノミとリムエレキングの関係。

 エレキングのデータから偶発的に誕生した小怪獣がコノミによく懐いており、GUYSクルーの中ではコノミが最も可愛がっていて、種族の垣根を超えた良好な関係が築かれているという内容だ。

 

 

 

「あの女にとっちゃ、ペットの犬か猫みてぇな感覚なんだろうな。くっだらねぇ~~~~! くっだらねぇ…………が、こいつぁ『使える』ぜ………!」

 

 

 

 リヤンゴンの頭の中に、凄まじい速さでとある「策」が組み上がっていく。

 

 

 今日の昼間、繁華街を舞台にして繰り広げられた悪辣な「実証実験」。その第二弾とも言える新たな計略が、産声を上げた瞬間だった。

 

 

 




(=◎ω◎=)<いかがでしょうか


(=◎ω◎=)<ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます!


(=◎ω◎=)<闇の中に身を潜めたリヤンゴンさん


(=◎ω◎=)<今度も何やら悪巧みを企てている様子


(=◎ω◎=)<詳しい内容は次回以降で明らかになりますが


(=◎ω◎=)<割と悪辣と言いますか、本気でムカつく内容だと思います


(=◎ω◎=)<なるべく「ザマミロ&スカッとサワヤカ」になるように頑張りますんで


(=◎ω◎=)<乞うご期待です!


(=◎ω◎=)<次回は八月三十一日(月)更新予定


(=◎ω◎=)<八月三十日にはpixiv版の第八話を投稿予定です


(=◎ω◎=)<それではまた次回、お会いしましょう!


(=◎ω◎=)ノシ
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