ラブライブ!μ'sと恋したら・・・   作:弟子☆ジョルノ

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ラブライブ!μ'sと恋したら・・・
絢瀬絵里ルート一回目です!
穂乃果ちゃんの心情にも目を向けてもらいたいです!


絢瀬 絵理
ラブライブ!μ'sと恋したら・・・絢瀬絵里1


文化祭編

 

その日の放課後、生徒会室に集合との事で来てみたのだが・・・

 

来斗「誰もいない・・・」

誰もいない生徒会室はとても静かだった。

 

絵里「あら?独りなの?」

メンバーを待っているとやがて生徒会長である絵里さんがやって来た。

 

来斗「お疲れさまです。早すぎたみたいですね・・・」

 

絵里「そうみたいね。あっ!そういえば来斗君が早くて助かったかもね。」

絵里さんが何かを思い出してこっちを見る。こうして見ると本当に綺麗だな・・・

 

来斗「どうしたんですか?」

 

絵里「丁度男子の手が欲しい仕事があったのよ。悪いけど手伝ってくれるかしら?」

 

来斗「そういう事なら喜んで!」

断る理由がなかったが何故か勢い良く即答してしまった・・・

 

絵里「ありがとう助かるわ ニコッ」

と絵里さんが笑ったので少しドキッとしてしまった。

 

仕事は、思いの外早く終わった。内容は数日後に控えた生徒総会の機材の運び出しだった。そこには希さんもいた。

 

希「あれ?エリチの手伝いなん?良かった~男子の手が足りなかったんよ♪」

足りないと言うより1人もいなかった・・・

 

絵里「助かったわ~。ホントにありがとう!」

 

希「せやなぁ。ホンマに助かったで?」

 

来斗「いえ、どうせ独りでしたから。お役に立てたなら嬉しいです。」

 

絵里「そう言ってもらえると嬉しいわ。さてと、そろそろ戻りましょうか皆来てる頃だわ。」

 

生徒会室に戻ると絵里さんの言う通り皆来ていた。1人を除いて・・・

 

来斗「リーダーが遅刻かよ・・・」

 

凛「いつもの事にゃー」

凛ちゃんの言葉に皆ウンウンと頷いた。

 

来斗「ははっ、アイツは相変わらずか」

思わず微笑んでしまう。

 

真姫「来斗君って穂乃果と幼馴染みなのよね?」

 

絵里「海未とことりよりも苦労してるのね・・・」

と皆で同情の眼差しを向けて来る。

 

来斗「まぁ、慣れているので問題ないですよ。」

 

穂乃果「やったー!!今日は一番乗り~♪って・・・あれ?」

話の中心人物がご出勤である。

 

海未「ずいぶんとお早いご出勤ですねリーダー?」

顔は笑っているが目が笑っていない海未さんは怖い・・・

 

にこ「全くね!!このあたしを待たせるなんて良い度胸してるじゃない。」

とにこさんも便乗する。

 

花陽「あ、あの~そろそろ練習を~。文化祭でのライブも近いし~・・・」

 

ことり「花陽ちゃんの言う通りだよ。練習しよ~。」

とμ'sのおっとり二人組が最もな事を言っている。

 

来斗「大丈夫なんですか?これで・・・」

と横にいる絵里さんに尋ねる。

 

絵里「ま、まぁいつもこうだから・・・でも、やるときはやる子の集まりだから大丈夫よ。」

そしていよいよ、練習が始まった。

 

   

曲が終わった。

驚いた。さっきまでどんちゃん騒ぎだったのが一気に1つになった。穂乃果も普段からは想像も出来ない程の別人になっていた。

 

穂乃果「どうだったかなぁ?来斗君。」

と俺に尋ねる穂乃果

 

来斗「いや、どうって・・・」

 

希「自分が見ていて気になった事を言ってくれれば良いんよ。」

と教えてくれる希さん。

 

来斗「じゃあ、パッと見ていて悪いところは無かったと思いますよ。ただ、皆自分の動きで精一杯になって周りを見てなかったりしてますね。しいて言うなら花陽ちゃんかな?途中、凛ちゃんとぶつかりそうになったでしょ?」

 

海未「そうなのですか?花陽。」

 

花陽「じ、実は~そうです。ごめんなさい。」

 

絵里「(この短時間でそんな細かいところまで・・・)」

 

真姫「まぁ、花陽は歌に集中しちゃうからね。」

 

凛「しょうがないにゃー。かよちんドンマイにゃ!」

と仲間の失敗を励ましている。良いグループだな・・・

 

にこ「まぁ、文化祭まではまだ少し時間があるんだから焦らずに治しなさいよね!」

 

花陽「にこちゃん・・・うん。」

 

全員「お疲れさまでしたー!!」

練習が終わりそれぞれの帰路につくメンバー達。

 

穂乃果「来斗君、一緒に帰らない?」

と声を掛けてきた穂乃果、その後ろには海未さんとことりさんがいた。

たまには良いと思ったがふと、絵里さんが1人で生徒会室に行った事を思い出す。

 

来斗「ごめん、今日はまだ少し仕事あるからさ・・・」

 

海未「そうなのですか?なら残念ですね。」

 

ことり「そうだね。私たちだけで帰ろうか。また明日ね来斗君 フリフリ」

とことりさんが手を振っているので振り返す。

 

そして生徒会室に着いた。

電気が点いている。

 

来斗「絵里さんは・・・」

いた。

中に入ると・・・

 

絵里「キャッ!?」

と小さい悲鳴が上がった。

 

来斗「驚かせてすみません。俺です絵里さん。」

 

絵里「あれ?来斗君?どうしたの?かえったんじゃ・・・」

と不思議そうに俺を見ている。

 

来斗「いや、絵里さん独りでこっちに向かうのを見たので何か仕事が残ってたら手伝いたいと思ったので。」

 

絵里「そうなんだ。ありがとう。じゃあお願いしようかしら。」

と書類の束を渡される。

この量を独りでやろうとしていたのか・・・

やはり生徒会長はスゴい・・・

 

来斗「いつもこの量を独りでやっていたんですか?」

と気になったので聞いてみる。

 

絵里「そうねぇ。しかも練習の後だから疲れも溜まる一方なのよ・・・」

 

来斗「やっぱり絵里さんはスゴいですね。」

 

絵里「そんな事はないわよ。皆が平等に楽しく過ごしやすい学校を作るのが仕事だから。そう思えば楽しいものよ。」

飾らない所がまた尊敬したくなる。

 

来斗「じゃあ皆が今楽しくやれているのは、絵里さん達生徒会が陰で努力してくれているからですね。μ'sの影響とは別にしてですけど。」

 

絵里「・・・。ふふっ。なるほどねぇ、穂乃果が何であなたをしつこく勧誘したのか分かった気がするわ。」

と絵里さんは何か1人で納得した表情である。やっぱり笑ってる顔はドキッとしてしまうのであった・・・

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

その後、この日の仕事はお開きになった。

 

絵里「今日は手伝いさせっぱなしだったわね。新入社員をこき使うようでごめんなさい・・・」

と俺が思ってないことを言う絵里さん。

 

来斗「いえいえ。家に帰っても独りで暇なので。」

そう・・・

俺の両親は幼い頃に両方とも亡くなっている。自分が生まれ育った家を離れたくなかったので独りでその家に残る事を選んだのだ。祖父達から月並みに生活費は送られて来ているのでお金の事は何とか過ごせている。

 

絵里「そうなんだ・・・ご両親は亡くなっているのね・・・」

事情を理解した絵里さんは、少し寂しい表情である・・・

この人のこんな表情はあまり見たくはなかった・・・

 

少しの沈黙の後・・・

 

絵里「そうだ!それなら今日のせめてものお礼に私の家に来てくれないかしら♪」

 

来斗「えっ!?でも流石に今日は・・・」

 

絵里「じゃあ、今週の休みの日に招待するわ!!これで決まりね?ハラショーだわ私!!」

 

来斗「わっ、分かりました・・・今週の休みなら・・・」

 

絵里「決まりね!じゃあ楽しみにしてて。退屈はさせないから♪」

と若干?強引に絵里さんの家に行く事が決まった・・・

 

意外と強引なんだな絵里さん・・・。

 

 翌日 

 

来斗「ふわぁ~・・・昨日は少しハードだったな・・・」

生徒会の手伝いにアイドル部の活動に絵里さんの仕事の手伝いと、昨日はけっこう充実していたかも知れない。

 

穂乃果「慣れない事が多かったもんねぇ。」

横を歩く穂乃果が口を開く。

 

海未「でも初めてにしては良く見ていたと思いますよ?」

 

ことり「うん。ことりもビックリしちゃった!!」

と海未さんとことりさんが答える。

 

来斗「まぁ、やると決めたらとことんやると決めてるからな。」

 

穂乃果「(来斗君って昔から優しくて、自分の事より皆の事をみて、カッコ良くて、そんな来斗君が穂乃果は・・・///)」

 

海未「穂乃果?」

 

ことり「穂乃果ちゃん?」

どうしたんだ?

 

来斗「おーい、穂乃果ー?」

とひょいッと顔をだしてやる。

 

穂乃果「へっ!?な、何でもないよ?えへへ・・・///」

変なやつだな・・・

 

ことり「もしかして、穂乃果ちゃんって・・・」

 

海未「でしょうね。予想はしてましたよ。」

結局、穂乃果の異変のわけはわからなかった・・・

 

 昼休み 

 

昼休み、絵里さんに呼び出されたので、生徒会室に俺はいた。

 

来斗「どうしたんですか?絵里さん。」

 

絵里「来斗君って嫌いな食べ物ってあるの?」

と好き嫌いを聞かれた。

 

来斗「いえ、大抵の物は食べれますよ。」

強いて言えば、ブロッコリーが苦手なだけだ・・・

 

絵里「良かったわ。今週の休みに何を作ろうかと思ってたのよ。」

 

来斗「その・・・本当に良いんですか?しかも宿泊まで・・・」

 

絵里「もちろんよ。お礼がしたいんですもの。」

と即答された。

 

絵里「それに来斗君は変なコトとかしないでしょ? ニコッ」

 

来斗「当たり前ですよ!!って言うか出来ませんよ・・・」

ましてや相手はあの絢瀬 絵里さんである・・・

 

絵里「そこまで全力で言わなくても・・・ ウルッ」

えっ?

 

来斗「いやぁ、その・・・」

 

絵里「・・・ふふっ。冗談よ♪」

と笑い出す絵里さん・・・

 

来斗「もう、からかわないで下さいよ・・・」

 

絵里「ごめんなさい(笑)」

そうこうしている内に昼休みの終わりを告げる予鈴が鳴り出す。

 

絵里「それじゃ、週末楽しみにしててね♪」

 

来斗「はい。楽しみにしてます。」

これで午後からの授業も頑張れるぞ!!多分・・・

 

 放課後 屋上 

 

練習の曲が終わって休憩時間、皆で談笑していた。

 

絵里・穂乃果「来斗君。」

二人に同時に声を掛けてきた。

 

にこ「あの二人どうしたのかしらね?」

 

真姫「絵里は違うと思うけど、穂乃果はもう丸わかりよ・・・(笑)」

 

花陽「穂乃果ちゃんって、来斗君が好きなのかな?」

 

希「エリチもどうかはわからんでぇ?」

 

凛「穂乃果ちゃんは、恋する乙女にゃー!!」

 

海未「声が大きいですよ凛!!」

 

ことり「そうだよ、凛ちゃん。」

向こうでは恋がどーのこーのガールズトークに花をさかせているらしい。

 

来斗「それで、二人は何の用が?」

 

絵里「あー・・・私は帰りでも良いわ!穂乃果の要件を先に聞いてあげて!!」

と絵里さんは引き下がるように離れて行った・・・

 

来斗「穂乃果はどうしたんだ?今日は朝から少し様子が変な感じだったけど・・・」

 

穂乃果「えっと・・・そのー・・・(ダメ!!やっぱり顔をまともにみれないよぅ・・・///)」

しばらく考えて・・・

 

穂乃果「ごめん!!何を言おうとしたか忘れちゃった~♪」

 

来斗「なんだよ(笑)んじゃいつも通り、思い出したらまた来いよ(笑)」

 

穂乃果「うん!!(穂乃果・・・ホントに何を言おうとしてたの?)・・・///」

 

絵里「穂乃果・・・」

そして、練習は再開される・・・

 

   

 

凛「終わったにゃー!!」

 

花陽「今日は何とか出来たかな?」

 

真姫「まぁまぁね。」

 

絵里「知っての通り来週の週末は文化祭ライブよ。一週間あるとは言っても毎日が時間との勝負よ。私からは以上よ。来斗君は?」

絵里さんが意見を促して来た。

 

来斗「昨日より遥かに良くなってたから驚きました。花陽ちゃんも昨日は危なかったけど今日は良く出来てたと思うよ。」

 

花陽「よ、良かったぁ・・・」

 

希「エリチも言ってた通り、来週の週末には文化祭ライブや土日はゆっくり休んで、また月曜日からはびしばし練習するで?それじゃ、穂乃果ちゃんしめよか?」

 

穂乃果「・・・」

ん?

 

海未「穂乃果?」

 

穂乃果「へっ!?あっごめん!じゃあ来週もたくさん練習して来週末の文化祭ライブ、お客さんも私達も楽しめるように頑張ろう!!」

 

メンバー全員「おぉぉー!!」

 

穂乃果「来斗君・・・さっきの話ね?」

練習が終わると同時に穂乃果が声を掛けてきた。

 

来斗「おう。」

微かに頬が赤いのは気のせいだろうか?

 

穂乃果「やっぱり、文化祭の時に言うよ!!」

良くわからない・・・

 

来斗「お、おう?」

 

穂乃果「じゃ、じゃあね!!」ピュー!!

何だったのだろうか・・・?

 

絵里「来斗君、さっきの続きだけど・・・生徒会室に来てくれる?」

 

来斗「わかりました。」

おそらく週末の事だろう。

 

 生徒会室 

 

絵里「明日の放課後なんだけど、練習休みだし明後日の買い出しに付き合ってくれない?」

大方予想した通りだった。

 

来斗「もちろんです。宿泊までさせてもらうのにそれくらいはしないと!」

生徒会長の家に泊まるという事は今考えてみれば、物凄い事である・・・

 

絵里「重ね重ねごめんなさい。その分、本気で料理作らせてもらうわ!」

物凄い気合いが入っている。

これは、今からとても楽しみになって来たぞ!!

 

来斗「それじゃ明日の放課後は校門で待ってて良いんですね?」

 

絵里「えぇ、そうね。それじゃお疲れさま。また明日ね。 フリフリ」

手を振っている絵里さん。

無論こちらも振り返す。

 

 翌日 放課後 校門前 

 

今日は、明日の宿泊の為の買い出しに付き合って欲しいという絵里さんと校門前で待ち合わせをする事になっていた。

 

来斗「絵里さん、遅いなぁ・・・」

おそらくは生徒会の仕事だろう。

 

来斗「生徒会長ってやっぱり大変だなぁ・・・」

 

やがて、絵里さんが慌てた様子で走って来た。

 

絵里「来斗君!!」

途端に申し訳なさそうな顔をする。

 

絵里「ごめんなさい!誘っておいて遅くなっちゃって・・・」

 

来斗「大丈夫です。むしろ手伝いに行った方が良かったかもしれませんね・・・」

 

絵里「それはそうかも知れないけど、君は生徒会の人間じゃないし・・・申し訳ないじゃい。そんな事より早く行きましょっ!」

確かにここにいても時間が過ぎるだけだ・・・

 

来斗「そうですね。行きましょうか。」

そんなこんなで俺達は買い出しに出発したのだった。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

来斗「ここのスーパー安いですね。」

絵里さんの行き付けのスーパーはかなり安かった。

 

絵里「ふふっ。そうでしょ?私も助かってるのよ。」

と楽しそうに買い物をしている。

見ていて微笑ましい。

 

来斗「野菜とか肉も種類が多いですね。」

見てみると、かなりの種類の野菜と肉の数だ・・・

 

絵里「まずは、定番だけどカレーを作ってみるわ。カレー好きよね?」

 

来斗「はい。好きですよ。」

絵里さんのカレーか、どんな感じなんだろう・・・

 

絵里「良かったわ。じゃああとは何が良いかしら?」

料理を考えている絵里さんの顔は本当に楽しそうだった。

 

絵里「今日はありがとう。明日は楽しみにしててね♪」

 

来斗「はい。楽しみにしてます。それじゃ・・・」

と別れの挨拶をしようとすると絵里さんが・・・

 

絵里「来斗君って、穂乃果の事はどう思ってるの?」

突然どうしたのだろうか・・・

 

来斗「どうって・・・」

すると絵里さんは

 

絵里「はぁ・・・前途多難ね・・・。何でもないわ。それじゃ明日ね フリフリ」

一体何だったのだろうか・・・

 

 絢瀬家 宿泊当日 

 

来斗「忘れ物は・・・よし、無いな。」

今日は絵里さんの家に宿泊する日だ。楽しみな反面とても緊張している・・・

 

来斗「落ち着けー。一晩だけ・・・一晩だけ・・・」

 

絵里「何してるの?(笑)」

!!後ろに絵里さんが立っていた・・・

 

来斗「びっくりしたぁ・・・!!」

 

絵里「ふふっ。来斗君って意外とウブね(笑)」

と俺を見て笑っている。

 

来斗「何かヘコむ・・・」

 

絵里「冗談よ♪ それじゃ、行きましょっ。」

 

そして、一晩お世話になる絵里さんの家に着いた。

 

来斗「けっこう、良いお家ですね。」

素直に感想を述べた。

 

絵里「そう?真姫の家をみたら小さいものよ?」

それと比べるのか・・・

確かに真姫ちゃんの家はお金持ちで家もかなりの豪邸らしい。無論行ったことはない・・・

 

絵里「さぁ、入って。」

 

来斗「お邪魔します。」

入ってみると意外にも普通の家庭の様だ。

 

絵里「普通でしょ?(笑)」

察したのか絵里さんが尋ねて来た。

 

来斗「いえ、普通が一番ですよ。」

そのお陰か緊張が大分解けた。

 

絵里「とりあえず、お茶にしましょうか。」

 

来斗「すみません。ご馳走になります。」

程なくして絵里さんがティーセットを手に戻って来た。

 

絵里「はい。この紅茶とても美味しくて私のお気に入りなの♪」

確かにとても良い香りが漂っている。

 

絵里「あとこれはこの間、出来たケーキ屋さんのケーキなのよ。」

そういえばあったな。

 

来斗「あっ、知ってます。俺も気になってましたから。」

 

絵里「なら良かったわ。それじゃ頂きましょ。」

 

来斗・絵里「頂きます。」

絵里さんが出してくれた紅茶とケーキはとても美味しかった・・・

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

お茶も進み時間潰しに穂乃果の昔話を絵里さんに話していた。

 

来斗「その時に穂乃果が『来斗君、危ないよ~って』(笑)」

 

絵里「アハハ、穂乃果って昔から穂乃果なのね(笑)」

 

来斗「はい。昔から変わりません。」

 

絵里「でも、心持ちは変わってるわよ。」

不意に笑顔から一瞬真剣な顔になる絵里さん・・・

 

来斗「気持ちって事ですか?」

 

絵里「あれ?案外鋭いわね。」

 

来斗「穂乃果の俺に対する気持ち?まさか、とうとう俺から自立しようと決心したのか!?」

 

絵里「はぁ・・・」

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

そしてあっという間に夕食の時間になった。

 

絵里「早いわねぇ、もう夕食の時間なんて・・・」

 

来斗「そうですね。俺も手伝いますよ。」

 

絵里「そうねぇ、時間も少し押してるしお願いしようかしら。」

 

来斗「あれ?今日は素直なんですね。」

 

絵里「それほど信頼の置ける人って事よ。」

それは素直に嬉しくなることばだった・・・

 

そして夕食が出来た。テーブルには絵里さんが作ったカレーと俺の特製の麻婆豆腐などが並んでいた。

 

絵里「麻婆豆腐、私よりうまいかも・・・」

 

来斗「独り暮らしなので大抵は作れるんですよね。」

そして

 

来斗・絵里「頂きます!」

カレーと麻婆豆腐をそれぞれの口に入れる。

 

美味い!!これが絵里さんのカレーか。そして俺の特製の麻婆豆腐を食べた絵里さんは

 

絵里「・・・。何?この言われもないような敗北感は・・・((T_T))」

何か言っている。

 

来斗「お口に合いませんでしたか?」

 

絵里「いいえ!!凄く美味しいわ!!私のカレーはどう?」

 

来斗「凄く美味しいです!!」

 

絵里「ふふっ、良かった。隠し味はチョコレートよ♪」

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

来斗・絵里「あははは・・・」

食事の時間はあっという間に過ぎて行った・・・

 

絵里「お風呂、お先にどうぞ?」

 

来斗「良いんですか?それじゃお言葉に甘えます。」

 

絵里「ふふっ。素直でよろしい。」

やはり笑った絵里さんは魅力的だった・・・

 

来斗「お風呂どうぞ。」

 

絵里「わかったわありがとう。」

と入れ替わりに絵里さんが風呂場に向かう。

?これは何だろうか?バスタオルたる物があった。

 

来斗「絵里さんが忘れたんだな。」

届けに行こう。

 

コンコン

来斗「絵里さん、バスタオル置いときますね~?」

 

絵里「えっ!?来斗君!?ちょっ、ちょっと待って!!」

 

ガラガラ

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

思考が停止した・・・

 

俺の目の前には

 

絵里「・・・・・・///」

顔を真っ赤にしている絵里さん・・・その理由は・・・

裸だ・・・

 

来斗「うっ、うわぁぁぁ!!すいません!!」

 

絵里「早く・・・出ていきなさーい!!」バチーん

当然だよ・・・

 

その後何度も土下座したのは言うまでもないだろう・・・

 

絵里「もう良い時間ね・・・」

 

来斗「そうですね・・・俺はソファーで寝ますね?」

と当然の事を言う。

しかし・・・

 

絵里「ダメよ!!布団を敷くから私の部屋に来なさい!!」

と強制的に連行されたのだった・・・

 

来斗「今日はすみません・・・楽しませてもらったり、それに・・・」

 

絵里「もう気にしてないわよ。だからそれ以上言ったら怒るわよ?」

 

来斗「はい・・・」

 

絵里「一晩この部屋で寝れば許してあげるわ。」

何故絵里さんの部屋だったのか・・・

 

来斗「そういえば何で絵里の部屋じゃないとダメだったんですか?」

 

絵里「えっ!?それは・・・せっかく泊まりに来てるんだし寝るギリギリまでお喋りしたいじゃない?」

それだけならあんなに必死になることはないだろう・・・

 

絵里「そっ、それに・・・夜ってくらいじゃない?」

意外だった。絵里さんは暗いのが苦手だったのだ。

 

来斗「暗いのが怖いんですね?」

 

絵里「うっ・・・そんなハッキリ言われるとヘコむわね・・・。」

 

来斗「わかりました。じゃあ一晩こちらにお世話になります。」

 

絵里「うん・・・それじゃ、おやすみなさい!!」

 

来斗「お、おやすみなさい。」

本当に苦手なんだと思いながら俺は眠りについたのだった・・・

 

 翌日 

 

絵里「おはよう。」

リビングには先に起きた絵里さんがいた・・・

 

来斗「おはようございます・・・」

 

絵里「ふふっ。まだ眠そうね(笑)」

正直眠い・・・

 

絵里「朝食用意してたわよ。」

 

来斗「ありがとうございます。」

朝食は絵里さん特製のフレンチトーストだった。無論、美味しかったのは当然だ!

 

来斗「お世話になりました。」

 

絵里「もっとゆっくりしていけば良いのに・・・(笑)」

絵里さんが言ってくれると素直に嬉しくなる。

 

来斗「ありがとうございます。でも、今回はこれで失礼します。」

 

絵里「今回はという事は、また来てくれるんでしょ?(笑)」

 

来斗「機会があれば是非!」

 

絵里「そうねぇ、あなたが生徒会に入ってくれるなら考えてあげるわ(笑)」

 

来斗「またまた、からかわないで下さいよ。」

しかし・・・

 

絵里「私、割りと本気で言ってるのよ?」

 

来斗「マジですか?」

 

絵里「えぇ、マジよ。見習いでも良いから。」

 

来斗「わかりました。やってみます。」

 

絵里「ハラショー♪」

 

来斗「あはは・・・」

絵里さんと生徒会活動・・・確かに充実するかも知れない・・・

 

絵里「それじゃ、詳しい事は明日話すわ。」

 

来斗「はい。それじゃ、明日。」

 

絵里「えぇ、明日。本当に昨日は楽しかったわ(笑)」

 

来斗「俺も楽しかったです!!」

と言い合いながら解散したのであった。

 

 翌日 放課後 生徒会室 

 

絵里「という訳で今日から生徒会役員見習いとして手伝ってもらう来斗君です。皆、いろいろフォローしてあげてね。」

 

希「何となくは予想してたんよ。カードにも出てたしな。」

希さんは予想してたんだな・・・

それより自己紹介しなきゃ。

 

来斗「来斗です・・・よろしくお願いします!」

パチパチパチ

 

絵里「とりあえず、来斗君は私のサポートしてもらうから。希は見回りの指揮を任せて大丈夫かしら?」

 

希「かまへんよ。さぁ見回りの子達、ウチと楽しい見回りのじかんやで(笑)」

希さんってやっぱり絵里さんに凄く信頼されているらしい。

 

絵里「じゃあ、来斗君はこっちよ。」

 

来斗「あっ、ハイ!」

 

絵里「緊張しなくても大丈夫よ(笑)」

こんな調子で大丈夫か俺は・・・

 

来斗「絵里さん、こっちのは終わりました。」

 

絵里「わかったわ。ありがとう。こっちももう少しで終わるから。」

 

来斗「はい。」

今日は文化祭のポスターを貼るという仕事だったのでそんなにキツくはなかった。

 

花陽「いた。来斗く~ん!!」

仕事をしていると花陽ちゃんが走ってきた。

 

来斗「花陽ちゃん、どうしたの?」

 

花陽「ハァハァ・・・大変なのステージ衣装が・・・」

 

絵里「落ち着いて花陽。とにかく行ってみましょう。」

 

来斗「そうですね。」

俺達は急ぎ部室に向かった・・・

 

穂乃果「来斗君・・・絵里ちゃん・・・」

 

絵里「何があったの?穂乃果?」

 

穂乃果「実は衣装が破れちゃって一人分ないの・・・」

 

来斗「文化祭は今週末だからな。今から作り始めてもけっこうギリギリだな・・・」

 

ことり「ごめんね皆・・・」

ことりさんは申し訳なさそうに謝っていた。

 

絵里「仕方ないわ。ない人は制服しかないわね・・・」

 

海未「それが・・・」

海未さんが何やら言いづらそうにしている・・・

 

穂乃果「破れた衣装はね実は絵里ちゃんのなんだよ・・・」

 

絵里「・・・」

絵里さんは沈黙した・・・

 

来斗「あの、絵里さん?」

恐る恐る声をかける。

 

絵里「じゃあ仕方ないわね。私が制服で踊るわ。」

 

真姫「でも・・・」

 

凛「そうだにゃー。絵里ちゃん達は最後なんだよ?」

 

花陽「こんなのって・・・」

 

絵里「来斗君、ここは任せて良いかしら?」

 

来斗「は、はい・・・」

絵里さんはありがとうと言うとその場を去ったのだった・・・

 

ことり「どうしよう・・・」

 

絵里さんだって衣装を着たかったはずだ・・・

 

来斗「ことりさん・・・」

かける言葉が見つからない・・・

いや、ある

まだやれる事があるはずだ!!

 

来斗「皆・・・悪いけど今日の練習は中止にするよ。」

 

にこ「はぁ!?」

 

希「突然どうしたん?」

 

来斗「絵里さんの衣装を皆で作ろう・・・ 絵里さんだって絶対に衣装を楽しみにしていたはずなんだ!!」

 

穂乃果「来斗君・・・(もしかして、絵里ちゃんの事が・・・ それでも・・・///)来斗君に賛成!!」

真っ先に反応したのは穂乃果だった

 

希「リーダーが言うんだもん、しゃあないなぁ」

 

ことり「来斗君、皆・・・」

 

来斗「もう一度やろう!!」

 

メンバー全員「おぉぉぉ!!」

 

 二日後 放課後 部室 

 

来斗「いよいよだね」

 

穂乃果「絵里ちゃん、絶対にビックリするよ!!」

 

花陽「うぅぅ・・・ ライブより緊張するかも・・・」

 

真姫「大袈裟よ・・・」

 

二日かけて絵里さんの衣装は完成した。皆思ってた以上に手際が良かったのでかなり早く出来た。

 

ガチャッ

 

希「お疲れ様~」

希に続き・・・

 

絵里「ようやく生徒会も落ち着いたわ。来斗君にも手伝いをしてもらったからスムーズに作業も進んだし。」

 

穂乃果「絵里ちゃん、目を瞑ってくれる?」

 

絵里「何よいきなり・・・」

 

来斗「とにかく瞑ってください」

 

絵里「来斗君まで・・・わかったわ」

しぶしぶ目を瞑る絵里さん。

そして・・・

 

絵里以外「じゃあああん!!」

 

絵里「何なのよ~(笑) えっ?それ・・・」

 

にこ「このあたしに感謝すんのね。」

 

真姫「にこちゃんは少し黙って。」

 

にこ「うっ」

 

希「言い出しっぺは来斗君やで?」

 

絵里「えっ?来斗君が?」

 

ことり「うん・・・凄い真剣だったんだよ?」

 

海未「それはもう・・・」

 

穂乃果「まさに阿修羅の如く!!」

 

凛「それは大袈裟だにゃ・・・(笑)」

 

絵里「来斗君・・・皆・・・」

 

花陽「一緒に衣装着よう?そしてライブを成功させようよ。」

絵里さんはビックリしていたが、やがて

 

絵里「ふふっ。さぁ練習始めるわよ!!」

絵里さんの合図に皆気合いが入ったらしい。

ようやくいつもの絵里さんに戻った。

練習が始まる間際に

 

絵里「来斗君・・・その・・・」

絵里さんが声をかけて来た

 

来斗「どうしたんですか?絵里さん。」

 

絵里「・・・///!?あっ、ありがとう!!///」

と言いながら足早に去った・・・

かなりドキドキしたのはなぜだろう・・・

俺、もしかして・・・

 

それから文化祭前日までみっちり練習したμ'sのメンバー達であった。

 

 文化祭前日 放課後 

 

今日は練習がないということで、生徒会に来ていた。

 

絵里「そこの資料取ってくれる?」

 

来斗「わかりました。」

生徒会にも慣れたものだな・・・

そして、絵里さんは今日も綺麗だな・・・///って何を見とれてるんだよ!!

 

絵里「来斗君!?前!!」

 

来斗「えっ?やばっ!?」

 

絵里「きゃっ!?」

気づいた時には遅かった・・・

自分の体が書類と一緒に前のめりに倒れたしかも絵里さんを巻き込んで・・・

 

ドサッ!!

 

来斗「イテテ・・・すみません絵里さん大丈夫ですか?」

 

絵里「・・・///」

下には顔を耳まで真っ赤にしたままこちらを見るよく見知った顔・・・

心臓がバクバクして凄かった・・・

やがて絵里さんに倒れ込んだのを認識した・・・

 

来斗「ごめんなさい!!」

 

絵里「いっ、良いのよ・・・///」

お互い顔が真っ赤になっている。

 

絵里「来斗君・・・」

絵里さんが目を閉じた

それが何を意識しているのかは直ぐにわかった・・・

 

来斗「絵里さん・・・」

二人の顔が息がかかるくらいまで近づいた・・・ このまま行くと歯止めが効かない・・・

 

ガラッ

 

穂乃果「失礼します!!来斗君いますか?」

穂乃果が俺を訪ねて生徒会室に来たのだった。

 

絵里「穂乃果!?」

 

穂乃果「あれ?何で絵里ちゃん倒れてるの?来斗君なんてしゃがんじゃってるし・・・(ホントは嘘・・・全部わかって言ってる・・・ 好きな人が別の誰かとキスしようとしてる現場耐えられる訳ないよ!! 絵里ちゃんごめん・・・ この気持ちはゆずれないよ・・・)」

 

来斗「俺が絵里さんに向かって書類ぶちまけてしまって・・・」

 

穂乃果「ふーん、そうなんだ!!ダメだよ絵里ちゃんはμ'sのメンバーなんだから大切にしてよね!!」

 

来斗「悪い・・・」

珍しく穂乃果に説教された・・・ まぁμ'sの事だし当然だよな。

 

穂乃果「絵里ちゃん大丈夫?」

 

絵里「えぇ、大丈夫よ。それより穂乃果は来斗君に用があったんじゃないの?」

 

穂乃果「そうだった!!ねぇ来斗君は明日誰かと回る予定あるの?」

 

来斗「いや特にないよ」

 

穂乃果「良かった~!!じゃあ明日穂乃果達と回ろう?」

海未さんとことりさんの事だろう。賑やかで楽しくなりそうだな。

 

来斗「良いぞ。」

 

穂乃果「ホント!?良かった~!!」

大袈裟だ・・・

 

絵里「そうね。来斗君には頑張ってもらったし明日は楽しんでも良いと思うわ。生徒会の仕事もまだ役員じゃないし明日一日くらい構わないわ。」

 

来斗「良いんですか?」

思わず聞き返す。

 

絵里「もちろんよ。穂乃果達と楽しんでね♪」

 

穂乃果「良かったね来斗君!!じゃあ私はそろそろ。仕事の邪魔してもダメだしね!!」

 

来斗「おう。じゃあな。」

 

穂乃果「バイバイ!! フリフリ」

穂乃果は元気良く生徒会室を後にした。

 

来斗・絵里「・・・」

お互いさっきの事が鮮明に残っており気まずい沈黙が流れた・・・

 

絵里「ごめんね? 私ったら悪ふざけが過ぎたわ・・・」

 

来斗「いえこちらこそ・・・俺がよそ見わしなければそもそも絵里さんが転ぶ事はなかったし・・・」

 

絵里「私は全然大丈夫よ!! そろそろ仕事に戻りましょう・・・」

と話を打ち切ろうとしたので

 

来斗「そうですね・・・」

結局、気まずい空気は変わらないままその日は過ぎたのだった・・・

 

 翌日 文化祭当日 校内 

 

今日は音ノ木坂学院の文化祭当日だ。さらにはμ'sの文化祭ライブの当日でもあるのだ!!

 

ライブの時間まではまだ時間があるので、それまでは昨日の約束通り穂乃果と海未さん、そしてことりさんと一緒に回っていた・・・のはずが・・・

 

穂乃果「ごめん、海未ちゃんとことりちゃんそれぞれの催し物に行っちゃった・・・」

海未さんは弓道部のパフォーマンスだろう。ことりさんは他クラスのメイド喫茶の助っ人ということらしい・・・

 

来斗「まぁしょうがないか。んじゃ二人で回るか?」

 

穂乃果「えっ!? うん!! そうだね!! そうしよう!!」

はしゃぎ過ぎだとも思いつつ何だか微笑ましくなるな・・・

そして文化祭巡りが幕を開けた!!

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

穂乃果「はぁ・・・ ちょっと休憩・・・」

ライブ前だと言うのにそんなに体力つかうなよ・・・

 

来斗「おいおい、ライブあるんだからしっかりしてくれよ?(笑)」

 

穂乃果「だって久しぶりに来斗君と二人で遊べたから楽しくて・・・大丈夫だよ昔から体力だけはあるんだから!!(それにライブが終わったら伝えたい事があるんだから!!)」

 

来斗「まぁそれなら良いんだけどさ。」

 

真姫「いたいた。穂乃果に来斗君、ライブの準備始めるわよ。」

と伝えに来たのは真姫ちゃんだった。

 

来斗「もうそんな時間か。わかったすぐに行くよ。」

 

穂乃果「もう皆いるの?」

 

真姫「穂乃果と後は絵里だけよ」

絵里さん?

 

来斗「多分生徒会関係だから俺が呼びに行くから穂乃果達は準備しといてくれ。」

 

穂乃果「わかった」

と言葉を交わし俺は絵里さんを呼びに行った。

 

 生徒会室 

 

ガチャッ

 

来斗「失礼します。」

 

絵里「あれ?来斗君どうしたの?」

やはり生徒会の催し物が忙しそうだ。

 

来斗「そろそろライブの準備を始めるそうなので。」

 

絵里「えっ?ごめんなさい。わざわざ・・・」

 

来斗「いえ、当然の事ですよ。俺はμ'sのマネージャーですし。」

 

絵里「ありがとう。じゃあ今行くわ。」

 

来斗「はい。廊下で待ってます。」

と生徒会室を出て絵里さんを待つ事にした。

昨日の気まずい空気はどこかへと吹き飛んでいた・・・

 

絵里「お待たせ。それじゃ行きましょう?」

 

来斗「はい。」

絵里さんが来たところで早速皆のところに向かった。

 

 講堂 ステージ裏 

 

いよいよライブか間近に迫って来た。絵里さんも何とか間に合って無事に衣装に身を包んだ。

 

穂乃果「さぁ皆、行くよー!? μ'sミュージックー!!」

 

メンバー全員「スタート~!!」

 

にこ「さぁやるわよ~!!」

 

凛「頑張るにゃー」

 

花陽「絶対に成功させますよー!!」

 

海未「穂乃果の告白に向けての景気付けですね。ヒソヒソ」

 

ことり「そうだね。ヒソヒソ」

 

希「そろそろお客さん待ってるで?」

 

と皆思いのたけを言いつつステージへ向かって行く途端に講堂がドッと沸いていた。

 

眺めているとこれからステージに登ろうとした絵里さんが・・・

 

絵里「来斗君・・・ありがとう。あなたのお陰で私も衣装を着れたわ。それと昨日の事は私あなたなら構わなかった・・・今夜、生徒会室で待ってるわ///」

 

来斗「絵里さん・・・」

 

絵里「ごめんね?それじゃ、行ってくるわ♪ 」

と元気にステージに登って行く絵里さんだった。これではっきりした。俺はやはり絵里さんが・・・絵里さんの事が好きだと自覚したのだった。

 

そして遂に

ライブが始まった!

 

   

 

最後の曲が終わった・・・

 

穂乃果「皆ーありがとー!!」

 

観客「わぁぁぁ~!!」

ライブは大成功を納めたのだった。

 

そして、いよいよ後夜祭が始まる・・・

 

始まると同時に穂乃果がやって来た。

穂乃果「ねぇ、来斗君この間言えなかった事を伝えたいんだ・・・///」

文化祭の時に話すって言ってたアレか。

 

来斗「わかった。」

と向かったのは屋上だった。

 

穂乃果「屋上の方が落ち着くんだ・・・」

 

来斗「なんだよ、やけに大人しいな(笑)」

穂乃果らしくない。

 

穂乃果「今日の穂乃果はね、真面目なんだよ?」

 

穂乃果「ねぇ来斗君、穂乃果達ってホントに小さい時から幼馴染みだったよね?」

 

来斗「そうだな。」

 

穂乃果「今までいろんな来斗君を見てきた。それでね最近、私の来斗君をみる目が少し違って来たの・・・」

絵里さんがいつか言ってた気がする。

 

来斗「みる目?」

 

穂乃果「穂乃果は・・・ ううん・・・ 私ね? 来斗君が好き!! 幼馴染みとしてだけじゃなくて一人の男の子として大好き!!///」

それは今までの穂乃果の言葉の中でも一番の叫びだった・・・

・・・穂乃果に告白をされた。俺の事を一人の男として好きになってくれた。それはやはり男としてはかなり嬉しいのだ・・・

 

来斗「ありがとな。そのー、かなり嬉しいよ・・・」

 

穂乃果「来斗君・・・」

でも残念ながら俺はこいつの想いには答えられない・・・

 

来斗「でもごめんな? 穂乃果の告白には答えられない・・・ 俺には好きな人がいるんだ・・・」

 

穂乃果「・・・!?」

穂乃果はやはりショックを隠せないらしい。しかし・・・

 

穂乃果「知ってるよ?来斗君の好きな人って絵里ちゃんでしょ・・・?」

 

来斗「!?知ってたのか?」

 

穂乃果「うん。だって二人とも凄く分かりやすいんだもん(笑)」

そうだったのか・・・

 

来斗「お前・・・じゃあ振られるのがわかって?」

 

穂乃果「そうだよ?叶わない恋だとしても告白しないと後悔しちゃうから・・・」

 

来斗「ごめんな?苦しかったよな・・・?」

 

穂乃果「ダメだよ・・・!! 謝ってる暇があるなら絵里ちゃんのところに行ってあげて・・・!!待ってるんでしょ?来斗君を。」

そこまで知ってたのか・・・

 

来斗「さすが穂乃果だな。俺の事はお見通しか・・・」

 

穂乃果「当たり前だよ・・・」

そうだよな・・・

 

来斗「じゃあ俺、行くよ。絵里さんが待ってる・・・」

 

穂乃果「うん・・・!! ファイトだよっ!」

と背中を押されて屋上を後にした。屋上のドアをしめると同時に自分に好意をよせてくれた幼馴染みの小さな泣き声が聞こえた・・・

 

 生徒会室 

 

ガチャッ

 

暗い生徒会室の窓付近には絵里さんが一人佇んでいた・・・

 

絵里「文化祭終わったわね・・・」

 

来斗「そうですね・・・」

俺はそれ以外何も言わずに絵里さんの隣に立った・・・

 

ふと、肩に何かが触れた感覚がした・・・

絵里さんが俺の肩に頭を寄せていたのだ・・・

 

そして・・・

 

絵里「私ね?来斗君と出会って、毎日が変わったわ。μ'sに加入した時とは別の気持ち・・・ 私ね?来斗君が・・・好きです・・・」

と告白してくれた・・・

 

来斗「俺も絵里さんといる時がとても充実してました。泊まりに誘ってくれたり、生徒会で一緒に仕事したりその内に・・・ 絵里さん・・・俺も絵里さんが好きです。」

外では花火が始まっていた・・・

 

そして、俺たちは・・・

 

絵里「来斗君・・・///」

 

来斗「絵里さん・・・///」

 

外が花火で盛り上がるなか静かな生徒会室で静かに唇を重ねたのだった・・・

 

文化祭編 終わり




いかがでしたか?
相変わらず下手くそですみません・・・
次回はイチャイチャデートの恋愛編となります。
ご覧になって下さりありがとうございました!!
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