初デートが成功に終わり二人はますますラブラブになりました。
しかし、絵里には来斗に隠している重要な事があったのです・・・
それではお楽しみください。
ラブライブ! 絢瀬 絵里ルート
ありふれた悲しみの果て 前編
絵里サイド
わかってはいたの・・・
これはいつか訪れる事だから・・・
でも、どうして?
絵里「何故今なの・・・?」
私は彼と一緒にいたかった・・・
ずっと・・・
音ノ木坂を卒業したあとも
出来ることなら一生・・・
だけど・・・
12月 冬休み
ここまで色々な事があった・・・
初デートからすぐにラブライブの予選に参加そして何と最終予選まで残った穂乃果達μ's。
さらには最終予選でのA-RISEとの一騎討ちにも勝利し、ラブライブへの切符を勝ち取ったのだ。
何よりも穂乃果が絵里さんの推薦で生徒会長になったことに驚いた・・・
ちなみに俺も生徒会幹事として正式に生徒会の役員になった。
穂乃果「はぁ~・・・ ラブライブが近づいて来てるのはわかるんだけどさぁ・・・」
真姫「何よその含みのある言い方。 穂乃果らしくないわね・・・」
穂乃果「いやぁ・・・ あっちもずいぶんと近づいたなぁって。」
凛「そう言えばそうだにゃ。」
海未「あれはしょうがないでしょう・・・」
花陽「そうだよね、仕方ないよね・・・」
ことり「ロマンティック・・・」
にこ「ぐぬぬ・・・」
希「絵里ち幸せそうやな♪」
ワイワイ ガヤガヤ
絵里「何を話してるのかしら・・・」
もちろん今の状況に関してです・・・
腕に抱きつきさらには最近になって休憩時間はほとんど俺の方に来ているからだ・・・
来斗「さぁ・・・」
もちろん言いにくいので言わないでおこう。
穂乃果「さぁ、帰ろう!!」
絵里「穂乃果?」
絵里さんが穂乃果の方に言い寄る
穂乃果「ん? 絵里ちゃん。 何々?」
絵里「今日は久しぶりに二人で帰らない?」
そう。
今日は絵里さんが穂乃果と話があるので別々に帰ろうという事になっていた。
穂乃果「うん! もちろんだよ♪」
絵里「じゃあ、来斗君また明日ね♪」
来斗「はい。 お疲れ様でした。」
そして久しぶりの一人の帰路についた・・・
絵里サイド
穂乃果との帰り道・・・
穂乃果だけには伝えようと思った・・・
μ'sのリーダーそして彼の幼馴染みにはすべてを
穂乃果「そんな・・・ ラブライブには出るとして卒業後は・・・ ホントに来斗君には言わなくて良いの?」
絵里「まだ言えない・・・ 彼に伝える心の準備が出来ないの・・・」
穂乃果「でも・・・ いつまでも隠していられないよ?」
絵里「そうね・・・」
穂乃果「でも、穂乃果に話してくれたのは嬉しかった・・・ 前の絵里ちゃんなら絶対に一人で抱えこんでたもん・・・」
絵里「そうね・・・ 自分でも不思議だわ。」
穂乃果達に出会ってそして来斗君とも出会って・・・
私は大きく変われた・・・
でも・・・
自宅
来斗「ふぅ~・・・ 疲れた・・・」
帰ってすぐにベットに倒れ込む。
いつもよりも眠気が強かった・・・
来斗「ダメだ・・・ 眠い・・・」
そのまま眠りに落ちた・・・
ピリリリリ ピリリリリ
来斗「ん? 携帯か・・・」
携帯の音に俺は目覚めた・・・
ディスプレイには絵里さんの名前
そして迷わず着信に応じた。
ピッ
来斗「もしもし・・・」
絵里『もしもし来斗君? こんな時間にごめんなさい』
来斗「こんな時間? げっ・・・」
時計を見ると11時を回っていた
どうりで腹が減ってる訳だ・・・
絵里『来斗君? 大丈夫?』
来斗「大丈夫です。 何か帰ってきたら眠くてそのまま落ちちゃって・・・」
絵里『そうだったんだ・・・ ん?と言うことは・・・』
絵里さんが何か考えている・・・
来斗「絵里さん? どうしたんですか?」
絵里『ねぇ来斗君? 明日はクリスマスイブです。』
来斗「はい。 そうですけど・・・ デートは行くつもりですよ?」
絵里『デートも良いんだけど・・・ あぁもうじれったい!!』
!?
何かお怒りで・・・
絵里『今から来斗君の家に泊まりに行くわ!!』
今から!?
来斗「今からですか!? 亜里沙ちゃんはどうするんです?」
いくらなんでも両親がロシアに帰省して妹と二人だけなのに妹を一人にするなんて・・・
絵里『大丈夫よ♪ 亜里沙も今日から穂乃果の家にお泊まりなのよ。』
来斗「何というタイミング・・・」
絵里『それじゃ今から向かうわ♪』
強引だ・・・
まぁ会えるのなら俺だって嬉しい・・・
来斗「わかりました待ってます。」
20分後
ピンポーン
インターホンが鳴り響いた。
ガチャっ
絵里「お邪魔しま~す。」
来斗「どうぞ絵里さん。」
絵里「ふふっ、眠そうね来斗君。」
まだ頭が寝ぼけているのだろう。
来斗「ところでそれは?」
絵里「あぁ、今晩のおかずを余ったから持ってきたのよ。食べる?」
来斗「はい。 頂きます。」
なんともハラショーなタイミングだ。
絵里「今日は私はもうお風呂にも入っているから。」
来斗「わかりました。 今晩だけですけど助かりました。」
すると・・・
絵里「何を言っているの?」
はい?
絵里「しばらくは泊まらせてもらおうと思って。 と言うのも亜里沙は冬休みの間ずっと穂乃果の家に泊まるのよ。 年越しもあっちだし・・・」
来斗「本当ですか?」
だとしたらホントに嬉しい・・・
絵里「私だって毎日来斗君と居られるのは楽しみなのよ♪」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
来斗「ふぅ・・・ さっき寝たからあまり眠くないな・・・」
絵里「来斗君もしかしてさっき寝たから眠くないんでしょ♪」
何故か嬉しそうに言う絵里さん
来斗「そうですけど、何でそんなに嬉しそうなんですか?」
絵里「だってもっとお話し出来るでしょ? それに話してる途中で眠くなるかも知れないし。」
それもそうだ
せっかく一緒に居られるのだ絵里さんのために時間を使おう。
絵里「少しでも・・・ 最後の瞬間まで一緒にいたい・・・」ボソッ
絵里さんが何を呟いたのかは聞き取れなかった・・・
思えばこの時に問いただせば良かったのかも知れない・・・
翌日 自室
来斗「かなり熟睡出来たな・・・」
それにしても・・・
来斗「寒っ・・・ ん?」
布団の中でもぞもぞと何かが動いている・・・
やがてその正体が現れた。
絵里「ん~・・・ すぅ・・・すぅ・・・」
何故だ・・・
昨日は自分から布団を下に敷いていた絵里さんが何故か俺のベッドに入っている・・・
なんだか・・・
来斗「朝から刺激が強いですよ絵里さん・・・」
一発で目が覚めた。
ちなみに絵里さんはパジャマがはだけて肩がはみ出ている・・・
絵里「んっ・・・ 来斗君? おはよう・・・」
来斗「おはようございます。 まだ寝てて大丈夫ですよ。 俺朝飯作りますから。」
絵里「そう・・・ ありがとう・・・ って!? 駄目よ!! ご飯は私が作るわ!!」
と勢い良く起き上がる絵里さん
スルッ
!?
来斗「えっ、絵里さん!?」
パジャマがはだけてるのに勢い良く
起きたらどうなるのか・・・
絵里「何よ・・・ !?///」
そう・・・
素肌が露になる・・・
来斗「絵里さん?」
絵里「来斗君!?」
来斗「はっ、はい!?」
絵里「・・・ないの?」
来斗「えっ?」
聞き取れなかった・・・
絵里「~/// 何とも思わないの?」
来斗「えっと~」
絵里「彼女の裸!! 何とも思わないの!?」
何~!?
予想外だ・・・
前はビンタされたのに・・・
来斗「その~・・・ 綺麗です・・・///」
絵里「ほっ、ホントに?///」
来斗「はい///」
絵里「じゃあ、証拠をちょうだい?///」
目を瞑る絵里さん・・・
そして
チュッ・・・
触れるくらいの優しいキス・・・
絵里「ん・・・ ふふっ///」
キスが終わると不意に笑いだした絵里さん。
来斗「どうかしましたか?」
絵里「この前穂乃果と帰ったでしょ? その時にね?」
穂乃果『来斗君ってね? まじめそうに見えて実は相当なおっちょこちょいなんだ! しかも穂乃果に負けない位なんだよ?』
絵里「って言われたのよ。 小学生のころに宿題を終わらせたと思ったら別のノートを出したりとか色々聞いてしまったの(笑)」
来斗「アイツめ、余計な事を・・・」
後で覚えていろよ
という幼馴染みに仕返しを誓った・・・
絵里「余計な事なんかじゃないわ。 私は来斗君の事なら何でも知りたいのよ♪」
と絵里さんは嬉しそうに言った・・・
来斗「とっ、とりあえず朝食の準備をしましょう!///」
と誤魔化した・・・
絵里「それもそうね♪」
秋葉原 街中
絵里「秋葉原もクリスマス一色ねぇ・・・」
来斗「そうですね」
絵里さんと俺は一緒に秋葉原でクリスマスデートに来ていた。
来斗「そう言えば、手を繋ぐのが当たり前になりましたね。」
絵里「そうね、お互いに恥ずかしがってしまったのにね(笑) 告白の後にいきなりキスまでしたのに♪」
来斗「あれはお互いに歯止めが効かなかったのではないかと・・・」
二人で話していると
?「お~い!!」 ?「凛ちゃん、邪魔しちゃ悪いよ!」
絵里「凛、花陽!?」
凛「メリークリスマスにゃー♪ 来斗君、絵里ちゃん!!」
花陽「メリークリスマスです!」
来斗・絵里「メリークリスマス♪」
凛「良いなぁ良いなぁ・・・ 絵里ちゃんと来斗君は~」
花陽「羨ましいです・・・」
来斗「何言ってるんだよ/// 凛ちゃんと花陽ちゃんもその内いい人と出会えるよ♪」
絵里「そうよ、二人ともこんなに可愛いんだから♪」
凛「そうだと良いんだけどにゃー でも凛はかよちんとのクリスマスが毎年楽しいんだにゃー♪」
花陽「り、凛ちゃん、照れるよぅ///」
凛「凛はこのかよちんも大好きにゃ〜♪」
来斗「やっぱり二人とも仲良いね。」
凛「とーぜんだにゃー!」
花陽「うん。そこは私も自信を持って言えるよ!」
二人は俺で言うと穂乃果との仲のようだった・・・
花陽ちゃん達と別れた俺達が次に向かったのは希さんがバイトをしている神田明神だった。
絵里「精が出るわね希。」
希「絵里ち、来斗君。何やお参りに来たん?」
来斗「まぁそれもですけど。」
絵里「希にも挨拶しないとね、メリークリスマス♪」
希「うん、メリークリスマス♪絵里ち、来斗君。」
掃除の途中だったのだろう。巫女装束に竹箒をもっている希さん。
さすがにパワースポットが良く似合う。
希「うん♪二人ともちゃ〜んと弁天さんにお祈りせな。ずっとラブラブでいられますようにってな♪」
絵里「ちょっと茶化さないで///」
と希さんにからかわれながらもしっかりと参拝したのだった…
神田明神をあとにした俺と絵里さんが向かった先は穂乃果の家、饅頭屋穂むらであった。
来斗・絵里「ごめんくださ〜い。」
穂乃果「ふぐっ!?」
海未「穂乃果!?」
ことり「大丈夫!?」
海未「全く… 慌てて食べるからです!」
海未さんがいつもの様に穂乃果を叱っている…
来斗「おーい、穂乃果大丈夫かー?」
ことり「あっ、来斗君に絵里ちゃん♪」
絵里「三人とも、メリークリスマス♪」
穂乃果「ゲホっゲホっ・・・ メリークリスマス・・・」
自業自得というか何というか…
海未「お二人はデートの途中ですか?」
来斗「そうなんだけど、今皆の家に挨拶して回ってるんだ。」
絵里さんがせっかく希さんたちにも会えたし他の皆にも挨拶しようと提案したのだ。
絵里「ところでさっき穂乃果は何を詰まらせたの?」
それは気になる…
大抵はお茶菓子かパンが主だが…
穂乃果「うーん・・・ことりちゃんのマカロンがあまりに美味しくて・・・」
やっぱりお茶菓子か…
来斗「お前らしいなホント・・・」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
それなりの時間を穂乃果の家で過ごしていると・・・
穂乃果「絵里ちゃん、ちょっと二人で話せないかな?」
絵里「穂乃果・・・ わかったわ。」
穂乃果が絵里さんを呼び出したのであった。
絵里サイド
穂乃果に呼び出された私はお店の売り場に穂乃果と二人でいた。
穂乃果「絵里ちゃん、来斗君にはもう伝えた?」
絵里「・・・」
答えられなかった・・・
穂乃果「そうだよね・・・ あんな事、すぐには言えないよね・・・」
絵里「怖い・・・ 私、来斗君にこれを伝えるのがとても・・・」
言ったら私・・・今までの私じゃいられなくなってしまう・・・
穂乃果「ねぇ、絵里ちゃん・・・ 穂乃果はやっぱりどんなに辛くても知った方が来斗君は良いと思う・・・ 知らない方がずっと辛いよ・・・ 話すかどうか迷ってる時の絵里ちゃんの顔、とてもじゃないけど見てられない・・・」
絵里「穂乃果・・・ 私っ決めたわ・・・! 「ごめんくださ〜い♪」
茶の間
来斗「今の声って、にこさん?」
海未「そのようですね。」
穂乃果「皆ごめんねぇ? 今ね、にこちゃんと真姫ちゃんがケーキ持って来てくれたよ!」
ことり「うわぁ〜、ありがとう〜♪」
来斗「わざわざ、すみません。」
真姫「全員分買って来たんだけど… 花陽と凛はもうそろそろ来ると思うけど、希はバイト次第かしら?」
絵里「希ならさっき連絡取れてバイトが早く上がれそうだから、こっちに向かうそうよ。」
にこ「なら良かったわね♪」
花陽・凛「お邪魔します(にゃー♪)」
穂乃果「おっ?来た来た。あと希ちゃんだけだね♪」
希「お邪魔しま〜す。皆、待たせてごめんな?」
絵里「待ちかねたわよ希♪」
来斗「それじゃ、皆揃ったしそろそろ始めますか。」
穂乃果「そうだね!それじゃ皆〜」
全員「メリークリスマ〜ス!!」
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
花陽「はぁ〜、ケーキ美味しかったぁ・・・」
凛「かよちん、もう眠そうにゃ」
真姫「ちょっと、寝ちゃダメよ?穂乃果とはいえ一応年上のお家なんだから。」
穂乃果「今の言い方はちょっと引っかかるけど、家は全然寝てても大丈夫だよ!」
海未「ごちそうさまです。にこ、真姫。ペコリ」
にこ「ちょっと、顔あげなさいよ、恥ずかしいから///」
ことり「にこちゃん照れてる〜♪」
希「可愛いなぁにこっちは♪」
にこ「茶化さないでよ!///」
来斗「はは、賑やかですね、絵里さん。」
絵里「・・・」
どうしたのだろうか、絵里さんはさっきから俯いて何かを考えている・・・
やがて・・・
絵里「皆、聞いて欲しい事があるの・・・」
穂乃果・希「・・・」
真姫「どうしたの?」
穂乃果「絵里ちゃん・・・」
希「絵里ち、今でええの?」
絵里「えぇ、むしろ今しかないと思う・・・」
絵里さんは何を言おうとしている・・・
穂乃果と希さんは知っているのだろうが
あまり明るい話ではないのが雰囲気でわかる。
来斗「絵里さん?」
6人「?」
絵里「私・・・ ラブライブが終わって、学校を卒業したら・・・」
何だろう・・・
絵里「・・・ロシアに帰ります・・・」
来斗「え?」
絵里さんが何を言っているのか一瞬わからなかった・・・
ありふれた悲しみの果て 前編 終わり
如何でしたか?
今回は少し短かかったかも知れません・・・
さて、次はいよいよ絢瀬絵里ルートが完結します。
最後に二人はどのようになるのか・・・
皆さんも最後まで見守ってください。
次のメンバーの希望投票は現在のところ
凛ちゃんか穂乃果ちゃんという声が上がっております。発表は次回の完結編にしようと思います。まだまだ終わりそうにないので今のうちに活動報告までバンバン送って下さい!