ラブライブ!μ'sと恋したら・・・   作:弟子☆ジョルノ

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大変お待たせしました!!
ついに…ついに…
絢瀬絵里ルート完結です!!
今回は前書きは良いです!!
お待ち頂いた方々に早く読んでもらいたいです!!


ラブライブ!μ'sと恋したら・・・絢瀬絵里 終

ラブライブ! 絢瀬 絵里ルート

ありふれた悲しみの果て 後編

 

 高坂家 

 

穂乃果「それじゃ皆〜、バイバイ!」

 

フリフリ

穂乃果が手を振り俺達を見送っている。

穂乃果の家でのクリスマスパーティーが終わり、

皆それぞれの帰路につく。

あの空気を察したのか希さんが先に帰るという事で皆便乗して帰る事になった。

 

 帰り道 

 

来斗「・・・」

 

絵里「・・・」

お互いに沈黙が流れる・・・

絵里さんがロシアに帰る・・・

穂乃果と希さんは度々絵里さんの相談に乗っていたらしい・・・

考えていると・・・

 

絵里「来斗君。」

絵里さんが沈黙を破るように俺の名前を呼んだ。

 

来斗「どうかしましたか?絵里さん。」

 

絵里「私、ちょっと寄りたい所があるの付き合ってくれない?」

と切り出して来た。

今の気持ちを変えるにはいいかも知れない

 

来斗「わかりました。行きましょう。」

そうして向かった先は・・・

 

 アクセサリーショップ 

 

絵里さんが向かった先はアクセサリーショップだった。

 

絵里「すぐに済むから来斗君は待っててね♪」

 

来斗「わかりました。」

と絵里さんが店員とやりとりしている間に俺は店内を見てまわる事にした。

 

来斗「こんな店があったなんて、全然しらなかったな・・・」

きっと絵里さんと出会ってなければ来ることはなかっただろう・・・

 

来斗「絵里さん・・・」

ふと絵里さんを見つめる

こんなんじゃダメだ

帰ると言ってもまだ少しは時間が残されている。

それまでに絵里さんともっと思い出を作ろう・・・

そう一人で心に誓うのだった・・・

 

絵里「来斗君、お待たせ。 待たせてごめんなさい。」

店員とのやりとり終え絵里さんが戻って来た。

 

来斗「いえ、店内を見てたので退屈はしなかったですよ。」

 

絵里「なら良かった♪ それでね? 来斗君に渡したい物があるの・・・///」スッ

絵里さんが手に持っていた袋を俺に手渡した。

 

来斗「これって・・・」

 

絵里「開けてみて?」

言われるままに袋から出して見ると・・・

 

来斗「これはブレスレット?」

袋の中にはブレスレットが入っていた・・・

しかもペアルックの物だ。

 

絵里「私から来斗君へのクリスマスプレゼントよ。 気に入らなかったかしら・・・」

 

来斗「そんな! 凄く嬉しいです! 俺なんて何を渡せば良いかわからなくて・・・ 」

そう俺は絵里さんへのプレゼントを準備しそこなってしまったのだ・・・

 

来斗「このお返しはいつかかなら・・・ん!?」

 

チュッ

 

言葉を言い終えるまえに絵里さんが唇をふさいだ・・・

 

絵里「私には来斗君と一緒にいれることが最高のプレゼントなのよ///」

それは反則ですよ

絵里さん・・・

 

来斗「絵里さん・・・///」

 

絵里「来斗君・・・///」

そして再び・・・

 

チュッ

 

絵里「ん・・・///」

互いの気持ちを確かめ合うような長いキスをした・・・

 

絵里「私、今日の事をロシアに帰っても忘れない・・・」

最後に絵里さんがそう言ったような気がした・・・

こうしていつもと違うクリスマスが終わりを告げた・・・

 

 一週間後 大晦日 

 

クリスマスから一週間後

俺と絵里さんは今年最後の晩ご飯の買い物に来ていた。

 

来斗「絵里さん何か食べたいのあります?」

 

絵里「そうねぇ・・・ 正直、年末だからといって豪勢な物を食べたいって訳じゃないのよね・・・」

全く同意見だ。

 

絵里「そうだ! 二人でミニ鍋でもしましょうか♪」

なるほど

アリだ。

 

来斗「それ名案ですね。」

 

絵里「じゃあ、材料を買っちゃいましょ♪」

こうして今年最後の晩ご飯はミニ鍋に決定した

 

 自宅 

 

自宅に帰り二人で鍋の準備をする。

 

絵里「何だか・・・」

絵里さんが何か言いだそうとしている。

 

来斗「? どうかしましたか?」

尋ねると・・・

 

絵里「こういうのって・・・ ふっ、夫婦みたいね///」

!?

 

来斗「ちょっ!? 夫婦って、あの夫婦ですか!?」

思わず俺は大きな声を上げてしまった・・・

 

絵里「えぇ。 来斗君は私と夫婦になるのは嫌?」

 

来斗「まさか、むしろ今からでもお嫁さんにしたいですよ!! はっ!?」

マズイ、今俺はとんでもない事を言った気がする・・・

 

絵里「来斗君・・・ 嬉しい!!」

ガバッ

抱きつかれた・・・

 

来斗「えっ、絵里さん///」

 

絵里「ふふっ/// 来斗君にプロポーズされちゃった♪」

 

来斗「ぷっ、プロ・・・」

俺はようやく自分が言った言葉の意味がわかった・・・

 

絵里「でも・・・ 来斗君はまだ17歳だから無理ね。」

 

来斗「そうでした」

 

絵里「でも、私はいつでも待ってるわよ♪///」

絵里さんは最後に魅力的な事を放った。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

ミニ鍋を煮詰め二人で食卓を囲む。

あと、どれくらい一緒に居られるのだろう・・・

楽しそうな絵里さんを見ていると幸せな反面ついそんな事を思ってしまう・・・

 

絵里「来斗君? もういいんじゃない?」

やばい

また考え込んでた・・・

 

来斗「あっ、すみません。 今開けますね。」

鍋のフタをとると

ぐつぐつと何とも美味しそうな音と香りが静かな部屋に響きわたる

 

絵里「うわぁ、美味しそうね♪」

 

来斗「そうですね。 ミニ鍋にして正解でした。」

すると、絵里さんが胸を張り

 

絵里「ふふふ・・・ 私のハラショーなアイデアに感謝しなさい♪」

と誇らしげに話す絵里さん

 

来斗「え・・・」

わざと引いた素振りを見せる

そして沈黙

 

絵里「・・・ エリチカおうちに帰る!!」

そして絵里さんは可愛らしく拗ねた

 

絵里「ぷっ・・・」

 

来斗「くく・・・」

 

来斗・絵里「ハハハハハハ!!」

 

絵里「ふふふ。 私ったらつい小さい時のクセが出ちゃったわ。」

 

来斗「確かに、『エリチカおうちに帰る!!』は驚きました。」

 

絵里「思い出させないで!! そろそろ食べましょうか♪」

話をそらしたな・・・

 

来斗「はい! そうしましょう!!」

二人で手を合わせる

 

来斗・絵里「頂きます!!」

そして俺と絵里さんは今年最後の食事を食べるのだった。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

そして

3、2、1・・・

 

来斗・絵里「あけましておめでとうございます!!」

しかし、その後に続く言葉はお互いに言い出せなかった・・・

 

"今年もよろしく"

新年の当たり前の挨拶・・・

絵里さんはラブライブが終わり

音ノ木坂学院を卒業したら祖国であるロシアに帰る事になっていたのだ・・・

 

来斗「絵里さん・・・」

 

絵里「来斗君。一つ提案があるの」

絵里さんが提案したのは・・・

 

絵里「年が新しくなったから・・・ お互いに年上扱いはやめにしましょう?」

 

来斗「え?」

 

絵里「だから、私達は恋人同士なのよ? いつまでもさんとかはどうかと思うの・・・ 私も君付けはやめるわ。」

そう言う事か

確かにいつまでもさん付けは流石に嫌だろう・・・

しかし妙な羞恥心が邪魔をするのだ

 

絵里「言いにくいなら、言いだしっぺの私から・・・ らっ、来斗・・・/// 」

!?

一気に顔が紅くなって行くのがわかった。

 

絵里「はい、来斗の番よ///」

これは男の俺が言えないとかっこ悪い・・・

 

来斗「えっ、絵里!!///」

言えた!!

 

絵里「い、言えた///」

 

来斗「はい、言えました///」

 

絵里「こらっ」ペチっ

何故か鼻ピンをやられた

 

絵里「その丁寧語も禁止!!」

何ー!?

そうだよな・・・

恋人同士だもんな・・・

 

来斗「わかりまし・・・ じゃなくて、わかったよ絵里///」

これはこれで何だかこそばゆい・・・

 

絵里「ハラショー♪ 上出来ね来斗♪」

 

この時、本当の意味で絵里さんと恋人になれたんだなと実感していた・・・

 

 神田明神 

 

そして、俺と絵里はまだ夜が明けないうちに神田明神に初詣に来ていた。

 

絵里「うぅ、流石に人がたくさんね・・・」

と俺の隣を歩く絵里がボヤく

 

来斗「これは毎年の事だから仕方ないよ」

 

凛「あ〜!!」

 

花陽「ちょっと凛ちゃんまた邪魔なのぉ!?」

何やらまた聞き覚えのある声が・・・

 

凛「絵里ちゃん、来斗君!! あけましておめでとうにゃ!!」

 

花陽「お、おめでとうございます!!」

 

来斗「おめでとう二人とも」

 

絵里「今年もよろし、っ・・・」

言葉につまる絵里

やはり絵里もどうすれば良いかわからないのだ・・・

 

来斗「っと、二人だけなの?」

さり気なくフォローを入れる。

 

凛「う〜ん・・・ 真姫ちゃんが遅いんだにゃ・・・」

なるほど

でも待ち合わせるのにウロウロしていて良いのだろうか・・・

 

絵里「そういえば凛、あなたスカート履いてるのね!」

 

凛「えへへ・・・ 変じゃないかにゃ///」

 

絵里「ハラショー! とても似合ってるわ♪」

 

花陽「うんうん!! 可愛いよ凛ちゃん♪」

出店で買ったらしく

いかぽっぽを頬張りながら凛ちゃんを褒める花陽ちゃん・・・

 

絵里「ねぇ、"来斗"。今、穂乃果から連絡があって皆で階段の所で待ち合わせしようですって。」

 

来斗「そうなんだ。 じゃあ行こうか"絵里"」

 

花陽「じゃあ私達も・・・」

 

凛「一緒にいっくにゃ〜♪」

という事で四人で階段の所に向かう。

 

ヒソヒソ

 

花陽「凛ちゃん、さっきのやりとり見た?」

 

凛「ばっちりにゃ」

 

花陽・凛「ふふふふふ・・・」

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

そして階段の所で待っていると・・・

 

穂乃果「ごめーん!!」

新年早々・・・

 

海未「穂乃果!! 走ると周りに迷惑です!!」

いや、海未さんあなたも走ってます・・・

 

ことり「もう待ってよ二人共ー!!」

ことりさんは・・・

うん、いつものマイペースだ

 

二年生「新年、あけましておめでとうございます!!」

 

四人「おめでとうございます(にゃ)!!」

 

絵里「穂乃果達は相変わらずね」

 

凛「そのままが一番にゃ♪」

 

花陽「うん!!」

 

穂乃果「えへへ」

確かに穂乃果が真面目になったら

怖い・・・

 

海未「ん? わぁ!!」

 

ことり「海未ちゃん、どうしたの? うわぁ・・・♪」

 

真姫「うぅ・・・///」

海未さんとことりさんが驚いていたので

何かと思い一斉にその方角を見ると・・・

 

花陽「まっ、真姫ちゃん!?」

 

凛「可愛いにゃー♪」

 

絵里「ハラショー!」

 

穂乃果「凄い!!」

 

来斗「晴れ姿だね!!」

そう真姫ちゃんは晴れ姿の浴衣で

俺達の前に現れたのだ・・・

 

真姫「あけましておめでとう///」

 

七人「おめでとうございます(にゃ)!!」

 

真姫「ママが着て行きなさいって///」

 

来斗「よく似合ってるよ真姫ちゃん。」

 

海未「えぇ、とても綺麗です!」

 

絵里「来斗? いくらμ'sの仲間だからって私以外の女の子に見とれるのはどうなのかしら?」

絵里が明らかにヤキモチを焼いている・・・

 

来斗「うっ、ごめん。」

 

絵里「わかればよろしい♪」

 

六人「・・・」

何やらこちらを見ている穂乃果達

しかも顔はにやけている・・・

 

ことり「今、さんと君が付いてなかった♪」

 

真姫「来斗君、敬語じゃなかった。」

ことりさんと真姫ちゃんがしてきすると・・・

 

穂乃果「新年だから心機一転!! 絵里ちゃんの先輩後輩禁止令だね!!」

今日の穂乃果は嫌に鋭い・・・

 

絵里「えぇ、その方が恋人っぽいでしょ?」

 

花陽「素敵です!!」

 

凛「ますますラブラブだにゃー!!」

そして・・・

 

六人「ハラショー!」

 

来斗・絵里「・・・///」

それからしばらく

いじられ続けた後に

初詣の為に中に入ったのだった。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

そして

俺と絵里の番になった。

 

来斗『ラブライブ優勝出来ますように』

 

絵里『μ'sの皆と最高のライブが出来ますように』

 

来斗・絵里『そして・・・』

 

来斗・絵里『二人が離れ離れになりませんように・・・』

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

お参りが終わっても俺と絵里は

しばらく見つめ合わずにはいられなかった・・・

そして二人共離れないように

いつもより強く手を繋ぎ合わせ

列から出るのだった・・・

 

しばらく皆と別れて歩いていると・・・

 

希「絵里ち〜!! 来斗君!!あけましておめでとう♪」

 

絵里「希!! おめでとう♪」

 

来斗「おめでとうございます。」

 

希「うんうん。 二人共ちゃんとお参りして来たんやな♪」

 

絵里「新年からバイトなんて頑張ってるわね。」

 

希「うん。 でも今年はお手伝いさんもいるからね♪」

 

来斗「そうなんですか?」

そのお手伝いさんの正体は

すぐにわかった。

 

にこ「希ー? 絵馬の在庫ってまだあるのー?」

 

来斗・絵里「にこ(さん)!?」

 

にこ「げっ・・・ 穂乃果達だけじゃなくてあんた達にまで・・・」

 

希「穂乃果ちゃん達も来てたん?」

 

にこ「えぇ、そしたらあの子達でちょうど絵馬が無くなったのよ。 あんた挨拶ついでに持ってってくれる?」

 

希「えぇよ♪」

 

にこ「すまないわね・・・ 人混みに酔ったから少し休ませてもらうわ・・・」

 

希「ゆっくり休んでな? ほな、絵里ち、来斗君またね♪」

 

絵里「えぇ。」

 

来斗「頑張って下さい。」

希さんはこちらに手を振りながら去って行った。

 

にこ「さてと、二人共!! にっこにっこにー♪ あけましておめでとうにこ♪」

 

絵里「おっ、おめでとう・・・」

 

来斗「ございます・・・」

 

にこ「何よその引いた感じ!!」

この人も年が明けても

全く変わらない・・・

 

にこ「そういえば穂乃果達に聞いたわよ。 あんた達ようやく呼び捨てをするようになったそうじゃない。」

 

絵里「ようやくって、いろいろ勇気がいるのよ・・・ ね?来斗。」

俺に同意を求めてくる絵里

 

来斗「うん。 俺だって何か変に気を張ってたって言うか・・・」

 

にこ「ふぅん。 まっ、良いんじゃない?」

そんなやりとりをしていると・・・

 

亜里沙「お姉ちゃーん!!」

 

絵里「亜里沙!?」

 

ダキッ

絵里に抱きついたのは彼女の妹の

絢瀬 亜里沙ちゃんだった。

その後から

 

雪穂「亜里沙ー? もう急に走らないでよー!! 」

穂乃果の妹

高坂 雪穂ちゃんが小走りで亜里沙ちゃんに続いて来た。

 

来斗「雪穂ちゃん達も来てたんだね。」

 

雪穂「来斗さん、絵里さん!! あけましておめでとうございます。」 ペコリ

このように穂乃果とは正反対の

しっかりとした性格である。

 

亜里沙「オメデトウゴザイマス!!」

日本語にあまり慣れてないが

しっかりと挨拶をしてくれる亜里沙ちゃん。

 

絵里「おめでとう♪」

 

来斗「おめでとう。」

 

にこ「あたしはさっき会ったもんね♪」

 

雪穂「そうですね!!」

 

ん?いつの間にか

絵里と亜里沙ちゃんが神妙な顔で何かを話しているようだった・・・

 

 絵里サイド 

 

私を今にも泣きそうな顔で

見つめてくる大切な妹・・・

 

絵里「亜里沙・・・ お泊り楽しい?」

久しぶりの対面なので

何を話せば良いのか分からなかった・・・

 

亜里沙「うん・・・ 雪穂も穂乃果さんも、雪穂ママも雪穂パパも凄く優しいよ。」

 

絵里「そう。 あまり、迷惑をかけちゃダメよ?」

 

亜里沙「わかってるよ。 亜里沙よりお姉ちゃんは大丈夫なの? ロシアに帰っちゃったら来斗さんとは・・・」

うん。

私自身が一番よく知っていた・・・

 

絵里「大丈夫って言ったら嘘になっちゃうわね・・・」グスッ

 

ダメ、彼に見られちゃう・・・

なのに何でこんな時に限って涙が止まらないのよ!?

 

亜里沙「お姉ちゃん・・・」

ギュッ

 

絵里「亜里沙?」

 

亜里沙「大丈夫。亜里沙が隠してあげるから。だからいっぱい泣いてお姉ちゃん。」

 

絵里「亜里沙・・・ うっ、ひっく、うぅ・・・」

私は優しい妹に隠れて

声にならない嗚咽をあげた・・・

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

雪穂「亜里沙、そろそろ帰ろ?」

雪穂ちゃんが絵里達の方に行く。

 

亜里沙「あっ、ごめん雪穂今行くね?」

 

絵里「それじゃ、亜里沙冬休みが終わる時にまた逢いましょ♪」

絵里の顔を見ると目が赤く充血していた・・・

それを見た瞬間、二人の会話の内容はすぐに理解出来た・・・

 

絵里「雪穂ちゃん、亜里沙をよろしくね。」

 

雪穂「いえいえ! こちらこそ!!」

ホントに雪穂ちゃんは良く出来た妹だなぁ・・・

 

雪穂「それでは失礼しますね。」

 

絵里「えぇ、またね」

 

来斗「またね二人共」

 

亜里沙「はいっ! あっ、来斗さんちょっと良いですか?」

亜里沙ちゃんに呼び出された。

 

来斗「何かな?」

 

亜里沙「お姉ちゃんの事よろしくお願いします。 お姉ちゃんも来斗さんと離れるのが嫌なんです・・・」

 

来斗「亜里沙ちゃん・・・」

 

亜里沙「それだけです!! それじゃあ!!」

ダッ

雪穂ちゃんを追いかけようとして走り出した

亜里沙ちゃんに

 

来斗「亜里沙ちゃん!!」

亜里沙ちゃんが振り向いた。

 

来斗「任せてくれ!!」

亜里沙ちゃんは少し泣きそうな顔で

しかししっかりとした口調で

 

亜里沙「ハラショー♪」

と放ちまた走り出して行った。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

にこ「さて、そろそろ戻るわ。 二人共初日の出は絶対に見なさいよ! これは希からの命令らしいわ!」

 

絵里「えぇ、わかったわ。 ありがとね、にこ♪」

 

来斗「頑張って下さい。」

そして

にこさんは俺にこっそりと・・・

 

にこ「しっかりやんなさいよ。」

と背中を押してくれた。

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

絵里「希によればここが一番の初日の出スポットらしいわ。」

 

来斗「希さんが言うんだから間違いないよね。」

他の皆は希さんに教えられたもう一つの初日の出スポットに向かったらしい・・・

 

来斗「希さんには気を使わせてしまったな。」

 

絵里「そうね。 今度何か奢らなくちゃ♪」

そして話は

うやむやになっていたロシアの事になった・・・

 

来斗「ロシアにはいつ帰るんだ?」

 

絵里「卒業式が終わった次の日よ。」

それって、あと二ヶ月くらいしか

ないのか・・・

 

来斗「けっこう早いんだな・・・」

 

絵里「来斗? 何かさっきよりも男口調になってない?」

そういえばそうだ

いつの間にか穂乃果と絡む時と同じ口調で話していた・・・

 

来斗「まぁ、気にしないでくれ」

 

絵里「皆には事情があるってだけにしてたんだけど・・・」

 

来斗「? 何かもっと深い訳があるのか?」

絵里は少し言いづらそうに・・・

しばらく待つと口を開いた

 

絵里「12月の初めにロシアに滞在していた母から電話があったの・・・」

その内容は・・・

 

絵里「おばあ様が倒れたって内容だったの・・・」

なるほど

大方理由がわかって来た。

 

絵里「それで私の両親は海外出張が多いのはわかってたわよね?」

 

来斗「うん・・・」

 

絵里「そう。 私と亜里沙がおばあ様の傍にいてあげてってお願いされたの。 断れる訳がない・・・ だって、大好きなおばあ様が・・・ 家族が家族が倒れたんだから!! 」グスッ

 

来斗「絵里・・・」

 

絵里「ごめんなさい来斗・・・ ホントに・・・」ヒグッ

声にならない嗚咽をあげる絵里・・・

 

来斗「良いんだ」

 

絵里「よくないわ!! 来斗が自分でもどうしようもないほど大好きなのに!! 私に続いて自分も告白してくれたのに!! そんな人を自分の都合で放っていくなんて!! うぅ・・・」グスッ

ギュッ

俺は泣き続ける絵里を抱き寄せた・・・

 

来斗「俺はそんな事で絵里を嫌いになるほど軽い男じゃない!!」

 

絵里「来斗?」グスッ

 

来斗「絵里の判断はいつだって正しいんだ!! 俺は自分の決めた事は曲げない!! そんな絵里を好きになったんだ!!」

 

絵里「うっ・・・ 来斗ぉぉ・・・」

 

来斗「行って来いよ絵里。 俺はどんなに離れても絵里を応援してるよ・・・」ナデナデ

絵里の頭を優しく撫でる。

 

来斗「絵里なら大丈夫だ。おばあさんの事だって元気にしてあげる事が出来るさ。 何たって・・・」

 

絵里「何たって、何?」ススッ

鼻をすすりながら

聞いてくる絵里に俺は

 

来斗「賢い可愛いエリーチカ! だろ」

 

絵里「!? くすっ、それは恥ずかしいからやめてって言ってたのに///」

小さい頃の事を恥ずかしがる絵里

 

来斗「記憶にないな」

 

絵里「もう・・・ いじわる・・・」

 

来斗「俺は元からこう・・・」

 

チュッ

 

来斗・絵里「・・・///」

 

絵里「ありがとう来斗。 私、絶対に来斗の所に帰ってくるから。」

 

来斗「待ってるよ。いつまでも・・・」

絵里の紅潮した顔を撫でる

そして

 

チュッ

もう一度今度は少し長めのキス・・・

 

絵里「んっ」

そしてキスを終えると

辺りが明るくなり始めた

 

来斗「あれは!?」

 

絵里「ハラショー!」

それはとても素晴らしい

今年初の太陽との対面だった・・・

 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

 

 卒業式 

 

今日は一つの別れの日

そして新たな未来との出会いの日だ・・・

卒業式の後俺と絵里以外の皆は打ち上げに行ってしまった

俺はμ'sの皆と過ごした部室に向かうそこには・・・

 

"ラブライブ 優勝 音ノ木坂学院スクールアイドル μ's"

 

と書かれた賞状、そのすぐ側には輝くトロフィーがあった。

 

来斗「ホントに優勝しちゃうんだもんな・・・」

 

絵里「そうね、穂乃果のわがままから始まった事がこんな事になるなんて」

俺の横に立つ絵里が呟く

 

絵里「何だか、来斗と出会ったのが昨日の事みたいね・・・」

 

来斗「あの時は穂乃果にアイドル部に入ってってしつこかったな・・・」

 

絵里「でも、それがなかったら・・・」

 

来斗「うん・・・ μ'sの皆と・・・絵里と出会う事もなかったよ」

 

絵里「それから・・・ 私の家に泊まって」

 

来斗「生徒会に見習いでスカウトされて」

 

絵里「私の衣装が学園祭前に破れて」

 

来斗「皆でそれをつくり直して」

 

絵里「学園祭ライブを成功して」

 

来斗「告白した・・・」

 

絵里「初デートは遊園地」

 

来斗「絵里はお化け屋敷で叫んでた」

 

絵里「ラブライブの予選に勝って」

 

来斗「会場までの全力ダッシュはやばかった」

 

絵里「そして今度は私が来斗の家に泊まって」

 

来斗「冬休み中ずっとってのはびっくりした」

 

絵里「穂乃果の家でクリスマスパーティー」

 

来斗「花陽ちゃんが寝てたね」

 

絵里「ペアのブレスレットを買って」

 

来斗「今もつけてる」スッ

 

絵里「ふふっ、年越しはミニ鍋食べて」

 

来斗「皆で初詣に行って」

 

絵里「初日の出を見て」

 

来斗「あれはホントに希さんには感謝してる。」

 

絵里「そこからはラブライブに向けての練習で」

 

来斗「そして・・・」

 

来斗・絵里「優勝出来た。」

今までの事が鮮明に甦る・・・

 

絵里「私、ここでの事を忘れない。 μ'sの皆と過ごした事、来斗と過ごした毎日を」

 

来斗「俺も絶対に一生忘れない。」

二人でそう心に誓う。

 

それは小さくて儚いもの

 

そう誰にでもある出会いや別れの悲しみの果てには

いつもより輝いた星がやがて俺たちを静かに照らすのだ。

 

 エピローグ 

 

2年後

 

来斗「やばい講義に遅れる!」

 

穂乃果「来斗君急いでよー!!」

どの口が言う・・・

 

来斗「お前が家に行っても起きてないからだろうが!!」

ホントに二十歳とは思えない奴だ・・・

 

穂乃果「それは・・・ とにかく急ごう!」

 

タッタッタッ

 

来斗「ふぅ〜、間に合った・・・」

 

穂乃果「ギリギリだったね・・・」

 

来斗「全く・・・」

そんなやり取りをしていると

 

?「穂乃果! 来斗!!」

聞き覚えのある声だ

穂乃果が振り向くと

 

穂乃果「あっ〜!! 来斗君!! 来斗君!!」

わかってるっつの

振り向いたそこには・・・

 

来斗「絵里!!」

そう二年前にロシアに帰った俺の恋人

絢瀬 絵里だった・・・

 

穂乃果「来てたんだぁ〜!!」

 

絵里「えぇ、おばあ様の様態が回復したからロシアの大学を出てこっちに住むことになったの。」

 

穂乃果「へぇ、凄いね!! さすが絵里ちゃん!!」

 

絵里「褒めすぎよ///」

 

穂乃果「えへへ。 それじゃあ穂乃果は講義の時間が迫ってるので!!」タッタッタッ

慌ただしい奴だ

 

来斗「まぁ、そのおかえり。」

 

絵里「ただいま。」

 

来斗「おばあさん、よくなって良かったな」

 

絵里「ありがとう」

よく見ると絵里は髪を下ろしていた。

 

来斗「髪、下ろしたんだ。」

 

絵里「えぇ、この方が大人に見えない?」

と冗談めいた笑で話す絵里

 

来斗「似合ってるよ絵里。」

 

絵里「来斗・・・会いたかった///」

ガバッ

そして抱きついて来た絵里を受け止める

 

来斗「俺も会いたかったよ/// 」

 

絵里「もう絶対に離れない」

 

来斗「絶対に離さないよ」

そして

俺達は・・・

 

チュッ

 

二人の未来を誓う口ずけを

交わすのだった・・・

 

絵里「来斗♪ 大好き!!///」

 

ありふれた悲しみの果て 後編 終わり

絢瀬 絵里ルート 完




如何でしたでしょうか…
ここまで下手くそな文脈に付き合って下さった
方々には感謝しかないです!!
さて絢瀬絵里ルート完結しました!!
是非、たくさんの感想よろしくお願いいたします!!
来ないとめちゃくちゃ寂しいです…
そして、次のルートですが…
投票自体少なかったのですが
して下さった方々ホントにありがとうございました!!
見事一位に輝いたのは星空 凛ちゃんでした。
寄っ前にも書いてありますが穂乃果ちゃんはメインヒロインという事で最後のメインルートという事にしました!! 次回より穂乃果ちゃんへの投票はなしでお願いいたします。 次はもっと投票者数も増やしたいし読者の方々も増やしたいと思っているので未熟者ですがこれからも応援して頂ければ嬉しいです!!
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