大変お待たせしました・・・
星空 凛ルート完結編の前編です。
今回はけっこう短いですが・・・
お楽しみ下さい。
ラブライブ! 星空 凛ルート
くるりんMIRACLE 前編
凛サイド
わからない・・・
何でだろう・・・
こういう時意地になってしまうのは
凛の悪い癖・・・
頼りたいのに、甘えたいのに・・・
甘えたい・・・ 甘えたいよ・・・
星空家
真姫「だから、そこは違うって言ってるでしょ!?」
11月のお昼の星空家に怒鳴り声が響く・・・
凛「うぅ・・・ わかんないにゃ〜!!」
俺は花陽ちゃんと凛ちゃんに頼まれ凛ちゃんの
家で凛ちゃんに勉強を教えに来ていた・・・
しかし、花陽ちゃんは途中で真姫ちゃんとバッタリ会ったらしく、俺に迷惑だという事で真姫ちゃんが教えてる様子を横で眺めている形になっていた・・・
花陽「ま、真姫ちゃんちょっとスパルタ過ぎる気が・・・」
来斗「た、確かに・・・ ほら、凛ちゃんも泣きそうだし・・・」
真姫「甘い!! 二人共甘すぎるわ!!」
ばんと真姫ちゃんが机を叩く
海未さんと同じくらい怖いぞ・・・
凛「二人共ありがとにゃ。 でも凛、頑張る!!」
真姫ちゃんのスパルタ教師に必死に食らいつこうとする凛ちゃんの目は輝いていた。
来斗「そっか。 よしわかったよ!」
花陽「凛ちゃん本人がやる気だもん私達は応援するよ!!」
凛「うん! ありがとにゃ!!」
頑張れ凛ちゃん!!
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
真姫「はい! お疲れ様。」
ようやく終わったらしい。
凛「やった〜♪」
凛ちゃんは一気に脱力し机に突っ伏した
来斗「お疲れ様!」
花陽「凛ちゃん頑張ったね!!」
真姫「全く何でこんなに出来るのにテスト出来ないのよ・・・」
うんうん
真姫ちゃんも凛ちゃんはやれば出来るという事を
認めたらしい。
凛「らーいとくーん♪」
ダキッ
来斗「り、凛ちゃん///!?」
真姫「ちょ、何よそれ意味わかんない!」
花陽「凛ちゃんは来斗君に甘えたかったんだよ♪」
凛ちゃんは俺にがっちり抱きついて離れない。
来斗「頑張ったね凛ちゃん。」
ナデナデ
凛「ふにゃ〜♪」
真姫「私、もう帰るわ・・・」
花陽「うん。 邪魔しちゃ悪いしね」
ちょっと待ってくれ俺はどうすれば・・・
凛「二人共ありがとにゃ〜!!」
真姫ちゃんと花陽ちゃんは凛に
小さく手を振り帰って行った。
来斗「さてと俺もそろそろ・・・」
帰ろうとした時だった・・・
キュッと袖口を引っ張られる感触があった。
凛「まだ帰らないで///?」
困ったな
帰るわけにはいかないじゃないか
来斗「じゃあもう少しだけ///」
座り直すと凛ちゃんが肩にもたれかかって来た。
凛「エヘヘ、凛幸せにゃ」
ピリリリリ
不意に携帯が鳴り出す・・・
来斗「あれ、俺じゃないや」
だとすれば
凛「凛だにゃ。 かよちん?
もしも〜し、かよちんどうしたにゃ?」
電話は花陽ちゃんかららしい・・・
凛「え? 今から行くにゃ!!」
凛ちゃんは急に血相を変える
こんな顔見たことないぞ
来斗「どうしたの?」
電話が終わった凛ちゃんに聞いてみると
凛「えっと・・・ いやぁ、かよちんに貸すの忘れたのがあるから届けに行って来るにゃ!」
なるほどな
来斗「わかったよ。 じゃあ俺も帰るよ」
凛「うん。 ごめんね来斗君」
来斗「良いよ。 それじゃあ」
凛「うん。」
俺は自宅までの帰路についた・・・
翌日
次の日学校で凛ちゃんを見る事はなかった・・・
来斗「あれ? 凛ちゃんは来てないの?」
練習の時に花陽ちゃんにそれとなく聞いてみると
花陽「えっと・・・」
真姫「凛なら今日は用事があるからって昨日から聞いてたわよ?」
穂乃果「・・・」
来斗「穂乃果? ぼーっとしてどうかしたか?」
珍しく穂乃果が静かだった
海未「あぁ、穂乃果は昨日から家の手伝いで疲れてるんですよ」
ことり「かなり頑張ってたよねぇ・・・」
皆の様子が変な気がする
にこ「まぁ、凛は嘘つかないからホントに用事でしょ。」
絵里「そうよ♪」
希「大丈夫や、明日はきっと来るで♪」
来斗「まぁ、確かに凛ちゃんはいい子ですからそんな事はしないと思いますけど・・・」
俺には何も知らせはなかった・・・
来斗「気になるんです。 好きな人が急に学校休むのは・・・」
八人「・・・」
穂乃果「大丈夫だよ! だって凛ちゃんだよ? 来斗君には直接言わないとダメだと思ったんだよ!」
来斗「そうだよな・・・ ちょっとナーバスになりかけた。」
そう凛ちゃんは嘘はつかない
絶対に・・・
帰り道 ゲームセンター
何となく暇だったので
久しぶりにゲームセンターに寄り道することにする。
来斗「こんなのあったのか・・・」
久しぶりだったので新しいゲームが
増えていた。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
ある程度遊んでからゲームセンターから出ると
目の前を見覚えのある人がラーメン屋の自転車に
乗って現れた
凛「ごめんなさ〜い!」
シャー
来斗「おっと。 ん? 凛ちゃん!?」
凛「え、来斗君!?」
来斗・凛「・・・」
しばしの沈黙そして・・・
凛「ごめんにゃ〜!!」
逃げた・・・
来斗「あっ、こら待てー!」
行き先は大体予想出来た
俺は近道を使いその場所へ先回りした・・・
ラーメン屋
凛「ふぅ〜、 ま、巻いたにゃ・・・」
来斗「誰を巻いたの?」
先回りしていた俺は安心していた凛ちゃんに声を掛けた
凛「!? ど、どうして・・・」
来斗「先回りしたんだよ。」
凛「そんなぁ・・・」
凛ちゃんは降参したらしい・・・
来斗「さて、詳しく話しを聞こうか。」
凛「はい・・・」
ガラッ
凛ちゃんと一緒に店に入る。
凛「おじさんの言う通りすぐにバレたにゃ・・・」
そして店主のおじさんが出てくる
店主「だから言ったじゃねぇか。 兄ちゃんにはすぐにバレるってな」
来斗「ご無沙汰です。」
店主「おう! 先輩からホントに凛ちゃんの彼氏とは出世したじゃねぇか」
来斗「どうも。 それはさて置き凛ちゃんの事なんですけど・・・」
今日の皆の様子を見ると
内容を知らないのは俺だけのようだ・・・
店主「あぁ、それはだな」
凛「おじさん、凛が自分で説明するにゃ。」
凛「実は・・・ あの猫ちゃんを家で飼う事になって・・・ それでお世話代の為にここでバイトする事にしたんだにゃ。」
来斗「そうだったんだ・・・ それなら俺にも言ってくれれば良かったのに・・・」
凛「え?」
俺に怒られると思ったのだろう
凛ちゃんは呆気にとられたような顔だ。
来斗「俺は凛ちゃんの彼氏で、凛ちゃんは俺の彼女だ。 この意味わかる?」
凛「えっと〜・・・」
急な質問に凛ちゃんは戸惑っていた。
店主「凛ちゃん、兄ちゃんは凛ちゃんが心配なんだぜ。」
店主が先に答えを言ってしまった。
来斗「そういう事だよ。」
確かに凛ちゃんが俺に黙ってたのは事実だ。
それはそれなりにショックでもあった・・・
でも、それ以上に・・・
来斗「凛ちゃんに何もなくて良かったよ。」
凛「来斗君・・・」
来斗「てっきり大変な事があって休んだのかなって思ったよ」
皆が言いずらそうにしていたので
何かあったのではないかと思ったのだ・・・
凛「来斗君、ごめんなさい・・・」
凛ちゃんはホントに申し訳なさそうに
頭を下げた
来斗「別に元々、怒ってないよ。 心配だっただけだから。」
でも、学校をサボってバイトは感心はしないな・・・
店主「アレだな、これからは週に3回程度だな。」
この店主は俺の考えを読んでるのだろうか・・・
凛「は〜い・・・」
とはいえちょっとは落ち込んでいる
来斗「あまり詰め込み過ぎると今度μ'sの皆にも迷惑をかけちゃうから」
凛「そうだね・・・ それだけは嫌だにゃ」
来斗「よし、じゃあ明日は学校に来てね。」
凛「来斗君・・・ うん!」
凛ちゃんはようやく元気に返事を返してくれた。
店主「よし、そうと決まれば凛ちゃん! 今日はもうあがんな!」
店主がバイトの終わりを切り出した
凛「え? でもまだ定時前だにゃ」
店主「せっかく彼氏が迎えに来たんだ、今日は一緒に帰んな。」
凛「おじさん・・・ ありがと!」
店主「おう!お疲れさん! 凛ちゃんをよろしくな!」
来斗「わかりました!」
というやり取りを最後に俺と凛ちゃんは
店を後にした。
帰り道俺は凛ちゃんに例の猫について
聞いてみる事にした
来斗「そう言えば猫の名前とか決めたの?」
凛「うん! ばっちりにゃ♪」
どんな名前にしたのだろうか・・・
凛「名前はねぇ・・・ サンちゃんだよ♪」
来斗「サンちゃんか・・・ うん、良いかもね」
凛「だよねだよね!」
でも一つだけどうしても引っかかる事があった・・・
来斗「やっぱり何で猫アレルギーが治ったのか不思議だよね。」
凛「凛もそう思う。」
確かに喜ばしい事なのは間違いないのだ
来斗「アレルギーが治ったのは俺としても嬉しいけどさ」
凛「やっぱり心配かにゃ?」
来斗「うん・・・ 少し・・・ って!?」
ギュー
凛ちゃんは突然俺に抱きついて来た
凛「大丈夫にゃ。 ホントに困ったら真っ先に来斗君に言うよ///」
そう言いながら凛ちゃんは顔を赤くしている
やっている本人もやはり恥ずかしいのだ。
来斗「ごめん・・・ ちょっと過保護過ぎたね」
凛「ううん・・・ 凛すごく嬉しいにゃ///」
自然と二人の顔が近づく・・・
チュッ
触れるくらいのとても短いキス・・・
凛「ねぇ、来斗君・・・ そろそろ凛の事ちゃん付けやめて欲しいにゃ///」
それに関しては俺も考えていた・・・
来斗「わかったよ、凛ちゃん。 じゃなくて凛・・・」
凛「えへへ・・・ ///」
二人がより恋人らしくなった瞬間だった・・・
冬休み
あっという間に冬休みになった
音ノ木坂学院の屋上ではいつもの練習風景があった
絵里「さてと、段々形になって来たわね。」
にこ「ったく、しんどいったらありゃしない・・・」
花陽「そうだね・・・」
にこさんと花陽ちゃんはけっこうキテるな
来斗「冬だからって油断しないで水分はしっかり取っておいて下さい。」
真姫「そうね。」
海未「冬は体調もくずしやすいですし・・・」
希「まぁ、穂乃果ちゃん、凛ちゃん、にこっちは大丈夫そうやけど♪」
穂乃果「ん? 穂乃果はいつも元気だよ!」
ことり「穂乃果ちゃん、褒められてるようで褒められてないよ・・・」
穂乃果「え? 何で?」
にこ「バカは風邪を引かないってやつよ! 」
真姫「にこちゃん今のわかったのね。 褒めてあげるわ♪」
にこ「ぐぬぬぅ・・・」
何してるんだ・・・
穂乃果「凛ちゃん、悔しくないの!?」
来斗「始まったよ・・・」
こうなると収拾つかん・・・
凛「・・・。 へ? あっ、ごめん聞いてなかったにゃ。」
にこ「あんた! 最高に失礼な事言われてたのよ!?」
真姫「凛は、最近は成績伸びてるわよ」
花陽「うん。 けっこういい点採れてる。」
確かに凛のここ最近の成績の伸びは凄い
凛「真姫ちゃんが怖いし♪」
凛はいつものお返しと言うばかりに
本音を言う・・・
来斗「まぁ、素直に俺も怖いと思ったよ・・・」
真姫「なっ、意味わかんない!」
穂乃果「真姫ちゃん、油断したねぇ〜!」
全員「ははははは!!」
珍しく真姫ちゃんが凛に一本取られた
今日の練習だった。
夜 自宅
その日の夜の事だった・・・
ピリリリリリ
不意に携帯に着信が来た
時刻は0時を回った頃だろうか・・・
主は花陽ちゃんからだった
来斗「もしもし、花陽ちゃん?」
花陽『来斗君!? 大変! 凛ちゃんがぁ・・・』
花陽ちゃんは泣いている・・・
来斗「落ち着いて、凛がどうしたって?」
花陽『飼い始めた猫が体調を崩して・・・ それで一人でかなり急いで連れて行こうとして・・・』
猫の事を深夜でもやっている動物病院に連れて行って
走り過ぎて転んだのだろう
そう思った・・・
花陽『凛ちゃんが・・・ 凛ちゃんが交通事故にあったんです・・・!!』
呆然と携帯を落としてしまった・・・
さて・・・
けっこう・・・
というかかなりショッキングですね・・・
次回で星空凛ルートは完結します。
来斗はどうするのか・・・
凛ちゃんは無事なのか・・・
見守って下さい。
さて、気をとり直して
次のメンバーの募集は引き続き活躍報告の方へ!
感想も随時受け付けています!
よろしくお願いします!