怪物だって無目を見たい~化け物だって英雄に~   作:森下 竜胆

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砂藤力動 オリジン&フォーリング

<砂藤 力動>

 

 

「充電完了 対象をセンターに固定」

 

「発射シークエンスオールクリア」

 

「電磁加速砲 発射!!」

 

ロボは音よりも早い弾丸怪獣(じらい)向けてはなった

 

その衝撃だけで死を想起させた

 

「あの怪獣は大丈夫なのか」

 

待来のことを知らなそうな周りのやつが声を出す

俺は待来の方を見た、待来は元の位置から数十メートル後ろでその巨体を背にあおむけになっていた。

しかしすぐ立とうとしているのか体を横にしようとしていた

 

「目標いまだ現在」

 

「副砲では火力不足だと判断」

 

「これより主砲による目標への排除を執行します」

 

そんな音とともにロボが変形していく

ロボの体の中央が開きそこから大砲が出てくる

両腕も地面木固定され総じて長さ10メートルあるのではないかという大砲が完成した

しかも今もキュインキュインとエネルギーをためている音がする

 

「やべぇ、全員逃げろ」

 

周りが声を出し声を出した後、俺は再び待来の方を見た

待来はなぜか両手を手に地につけ顔をロボに向けていた。

 

「まさかあいつあの攻撃を受けるつもりかよ」

 

俺を通り過ぎていったやつが声が聞こえた。

 

違う

 

それならあいつは多分近づいてその大砲を壊そうとするだろう

あいつは一体何をしようとしてるんだ

 

「エネルギー充填完了」

 

「主砲:ドミネイトレーザー発射」

 

それはビームだった光り輝く恐ろしいビームが待来に向けて飛んで行った

待来は逆に口を開けていたそして空気を吸い込んだかと思うと次の瞬間怪獣(じらい)はビームを出していた。

 

両者のビームは俺達の前でぶつかり合った。

その余波はそれでけ死を連想するほどだった。

 

ビームは徐々に待来の方に押されていったいた。

このまま怪獣(じらい)に当たると思ったその瞬間、聞こえてしまった

 

 

「主砲のオーバーヒートによる性能低下 影響甚大」

 

「被害影響を含め勝率を再計算 計算終了」

 

「勝率0%」

 

その炉の簿声とともにロボのビームはだんだんと進みが弱くなっていき

ついには怪獣(じらい)が放ったビームがだんだんと押し返してきていきビームは俺たちの前を抜け、ロボの大砲にぶち当たった。

 

「ガが ガガガガガ」

 

ロボはそれでも倒れずにだが少しずつ後ろに押されていった。

そしてロボはついに会場の壁にたどり着き

 

壁とビームに挟まれついには

 

ドゴーン

 

壁が壊れた

 

その後もロボは押され続け後ろに下がっていき、ついには俺達からは見えなくなっていた

 

それでも待来はビームを辞めていなかった。

 

ロボが見えなくなってどのくらい経っただろうか

目の前のビームの線がだんだんと細くなり

そしてついには待来の口からは何も放たれなくなった

 

静寂が周りを支配する

その場にいた全員が何も理解が出来ず動けなかった

 

そして待来がその体をゆっくりと上げる

身体を立て直し、顔を上げ

 

グォォォォォ

 

その場の全員が理解したこちら(待来)が勝ったのだと

 

勝利の咆哮が鳴り響いているなか、

 

「終了~!!!!」

 

試験終了の合図がした

それでも俺も周りも全員が動けなかった

 

その場の全員がどのようにすればよいか分からなかった

 

試験は終わった

でも命の危機はまだそこにあった

目立つと狙われる

 

その場の全員がその時同じ思いを抱いていた

 

多分10分ほどしたくらいだろうか

 

怪獣(じらい)はもう目の前から消えていた

 

「お疲れ様~

お疲れ様~」

 

その声にその場の全員が意識を取り戻した

 

後ろから老婆の声がした

振り返ると身長1mあるかどうかの70代くらいの妙齢な女性いた

 

「わたしゃ、リカバリーガール

雄英の養護教員さね

ほらケガしたあんたたち一列に並びな、数が多いからね

一目見てトリアージの高い奴から直していくよ」

 

雄英の教師が来たと気づき全員が案下顔をしていた

その後指示に従いがきれいに一列になれんで行く

 

「ふむ、一番ひどいのあんたかい」

 

まだ動けず尻を付けていた俺に向けてそんな言葉をかけてきた

 

「あの中で一番近くにいたんだろうね

全身至る所火傷だらけじゃないか

今はドーパミンが出て痛みを感じないかもしれないが

早くしないとさらにひどくなるよ」

 

その老婆は動けない俺の前にいて

 

「はい、チュ~~」

 

おでこにキスされた

 

「うわ、何すんだよばあさん」

 

「うわとなんだい、うわとは

こんな美女のキスだよありがたく思いな」

 

げんなりしているとだんだんと体の感覚が戻ってきた

どうゆうことかと体を見ると火傷のけがが凄まじい速さで治っていていた

 

「あたしゃの個性は治癒力の超活性化ね

どうだい体だんだんと楽になっていくだろう」

 

確かに体はだんだんと治って動かしやすくなるけど

なんか力が

 

「まぁデメリットとして対象者のエネルギーが凄まじく減っていくんだけどね

ほらハリボー食べな、ハリボー」

 

なんかお菓子渡された

いただくか

 

食べるとある程度エネルギーがわいてくる

 

「その様子見るに治ったようだじゃぁ次

あんたかいそれじゃ

チユ~~」

 

おばあさすぐに次の患者に向かっていった。

 

「おら治ったアンタラそんな場所にいられるとけが人の邪魔になるさね

さぁ帰った帰った」

 

俺は帰ろうとして足が止まった

俺はあの場所に行きたくなった

 

雄英の看護教諭も患者対応で忙しいらしい

今なら少し寄り道するくらいばれないだろう

 


 

待来とロボが暴れていた場所、そのすぐに近く

 

俺はその場所に来ていた

 

怖かった恐ろしかった

だけど体はその場所に向かっていた

 

「おい、お前何している」

 

後ろから声をかけられた

 

後ろには首にたくさんのマフラーを巻いている、服を黒に通一にした髪が少し長めのおっさんいた

 

雄英の教師だろうか?

 

「お前、受験生か

試験は終了した傷もないなら早く帰れ

合否については追って郵送する」

 

勘違いしているようだがこのままいかせてもらおうかな

 

「すみませんすこしこの先に少し行きたくて」

「この先?

ああ確かお前は・・・

待来(じらい)なら他の教員が同伴で移動させている

この先にアイツはいないぞ」

 

何だ俺のこともう知っているのか

そしてもうあいつはこの先にいないのか

 

「いやアイツに会いに行きたいじゃありません」

 

「じゃ何で行きたいんだ?」

 

「今後ヒーローとなるために俺がどのような事件に対処しなきゃいけないか

そういうのをみたいからです」

 

その教員は俺の顔をじっと見ると

 

「はぁ、仕方ない5分だけ許す

その後は即帰宅するように」

 

そのような言葉を言ってすぐにどこかに首のマフラーを使って飛ぶかのように移動して行った

 

「有り難う御座います」

 

俺は許可が出たため少し速足でその場所に向かった

 

1分もたたないうちの目的の通りを見つけた

 

俺はその通りわきのビルに寄りかかってその場所を観察する

 

ひどい場所だった

 

通りのビルはロボと怪獣(じらい)のビームの影響かどろどろと溶け

通りの地面はアスファルトは見えず土の地面がむき出しになっていた

 

そしてロボが吹き飛ばされた方を見ると

 

そこにロボがいた

 

壁よりも奥

そこにロボは立っていた

 

その姿は試験時と変わらず見ているだけで強いを思わせていた

 

ただ試験の時とは違った

 

そこに恐怖は思わせなかった

 

何故なら

 

 

 

その胸からはぽっかりと夕日が見えた

 

「ハハ、ハハハハハハ」

 

俺は気付いたら壁を背に尻を付けていた

目からは涙が出ていた

 


 

俺は最強だと思っていた

 

個性に恵まれていた

他の奴らに負けることはあった

ただ増強系の奴らにはどいつもこいつも個性を使えば

片手でも余裕だった

多くのヴィラン犯罪を見ても

「俺なら勝てる」

そんなことが自然と思えるほどだった

 

身体にも恵まれた

185cmと高い身長に恵まれ

体格もがっしりとした筋肉質だった

そして力もそこ姿から想像できるように強かった

 

周りからの評価も同じようなものだった

周りからも「その個性ならきっとオールマイトをも超えられるね」

何てよく言われた。

だからヒーローになって活躍してみんなからちやほやされたかった。

今はオールマイトには程遠いがまだ自分の肉体は鍛えられるからこのまま鍛えてつづけ雄英で卒業さえできれば素晴らしいヒーローになって活躍できると思った。

 

だからヒーローになりたかった。

 

だが今日のことだけで俺は井の中の蛙だと分からされた

 

身体に恵まれた

俺なんかより個性使わず倒せていたあいつはどうだ

 

個性に恵まれた

この程度の個性で変身したあいつが出した被害を一つでも抑えられるとは思えなかった

あの攻撃の前には俺は将来を有望されるヒーローではなくただの一般人だと分からされた

 


 

気付いたらさっき会ったマフラーのおっさんがいた

 

「5分経った、これから試験会場入り口まで行く

ついてこい」

 

「はい」

 

俺は素直にその指示に従った

 

ふとアイツのことを考えて個性のことに行きついた

 

【個性は親から子へと世代を得るごとに強くより複雑になっていく】

 

個性が生まれていら俺ら人類が個性について肌で分かった法則のひとつ

 

今俺らの時代でも待来(じらい)という怪獣が生み出された

俺らがもし大人になって20年ほどたったらどのような個性が出てくるのだろうかと疑問に思った

 

だがもう俺には関係ないことだ

 

何だったって俺はもうヒーローを目指せないと思うからだ。




次回「裏で見ていた者たち」

さらに向こうへ プルスウルトラ
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