ってことで中々強い仔が出来たので、その仔題材のウマ娘ものです
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私は、転生者である。名前は大越 剛
大学の友人から押し付けられたウイニングポストをプレイしていると気づけば、自分の操作キャラクターに転生していた。
なんちゃってなウマ娘の知識と友人から聞いていた競馬の情報で、なんとかオーナーと牧場経営を行い、本業として前世のラノベや小説を有り難く参考にさせていただき物書きとしてお金を稼いだ
オーナー歴で言えば30年、前世よりも長い人生を歩み、愛する妻と子供、孫もできた
前世の知識を振るいG1勝利を重ね、競馬民なら知らぬ者はいないほどのオーナーまでなった
自家牧場から三冠馬も輩出し、海外レースにも出走しそれで、それで…、………。
「…っく」
痛みで意識がはっきりする
腹部には、ハンドルが深々と食い込み自然と呼吸が浅くなる
今見ていたのは走馬灯と言うものなのだろうか、手足が動かず力が入らない
首が動かせないため眼球だけで助手席の妻を見る、意識は無いようだがエアバッグが無事作動し、重い外傷は見受けられない
少しづつ状況を整理する
今日は、完全自家生産馬の愛馬【ゴゥディナー】の引退式であった
無敗でクラシック、古馬戦線を駆け抜け、海外レースで勝利を掴み取った愛する最強馬
愛馬の最後の晴れ舞台のあと、妻とゴゥディナーについて思い出を語らいながら自宅への帰路の途中、信号を無視し曲がってきたトラックと正面衝突してしまったのだ
とっさにハンドルを回し助手席の方は逃がせたものの、運転席はぺしゃんこになった
「はっ、はっ」
呼吸がさらに浅くなる
妻の手に最期の力を振り絞り手を重ねる
お世話になった、オーナーの方や調教師の先生、騎手の顔が溢れるように思い出す
「す……は」
自分の子どもややっとつかまり立ちができるようになった孫、牧場で生まれた幼駒の未来を願う
「ス………、」
そして最期に悔いが想い残る、あぁせっかく物書きなのだからゴゥディナーの生き様を頭からケツまで自分の言葉で、残したかった
まぶたが重くのしかかり、だんだん視界がぼやけていく
感謝と祈りと後悔を胸に抱え私はまぶたを閉じた
【《・》】
急に目の前が明るくなったような感覚を感じ意識が浮き上をがる
意識の覚醒とともに下半身の不快感と言い表すことのでき無い不安感から涙が溢れた
「うぅ、うぅう、えぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙ぇ゙」
なぜだか涙が止まらない大人としての矜持すらない
「はいはいはいはいはい〜ママが来ましたよ〜おむつかな〜おちちかな〜」
ママと名乗る女性が私を抱えた、その時に初めて私は体が大人の男の身体では無いことに気づいた
私が混乱しているうちに下半身の不快感が取り除かれた、再び抱えられたときに当たりを見回すと1枚の姿見があった
「あら?鏡が気になるの?」
女性は私を抱えたまま、姿見の前に立つと私は目を見開いた
そこにはアラフィフのおじさんの体ではなく、ポアポアとした雰囲気の女性に抱えられた、ブロンドのサラサラとした髪の毛とウマ耳、尻尾の生えた小さなキュートな赤ん坊がまんまるな目を見開いて不思議そうに鏡を覗き込んでいた
【《・》】
2度目の転生からしばらく時間が流れ、自分の状況を飲み込むことができた
2度目の転生先の世界は、ウマ娘プリティーダービーであり、私はウマ娘として転生した。母いわく、モデルとなる馬(この世界ではウマソウルらしい)が目覚めるのは、だいたい6歳ほどらしい
そのため、幼いウマ娘は愛称で呼ぶものらしく私もその例にもれず【ゲッちゃん】と呼ばれている
そして驚いたことに、私の家はいわゆる名家、一族と呼ばれるものらしく従姉妹のウマ娘が何人かいるらしく、私に一番近い年齢の子は、もう時期小学生らしい
そんな私も3歳の誕生日を迎えることとなり、一族の本拠地である、北海道の静内に家族で向かうことになった
私の一族は、牧場経営で成功した一族と聞いていたが、実際に静内に訪れると驚いたことに牧場の名前が【大越牧場】であった
私の誕生日会言うべき食事会が開かれ、驚きと混乱の中幼児でも食べれる食べ物が並ぶも味がわからなかった
様々な親族と挨拶を繰り返し疲れた私は会場の隅で息を潜め休んでいた、すると二人のウマ娘がこちらに近づいてきた
「「こんばんわ!」」
「こ、こんばんわ…」
「うちは、リー!リーちゃんって読んでね!」
「私はヒカリ!ヒカリお姉ちゃんでいいわよ!」
「あ!ずるい!私もリーおねーちゃんでいいよ!」
「よ、よろしくヒカリお姉ちゃん、リーおねーちゃん」
二人が来年度から小学校に入学する従姉妹のウマ娘らしく二人はいろんな事を教えてくれた
牧場は迷子になるほど広いこと、期待されている二人はすでに簡単なトレーニングをしていること、代表はここ静内の他にアメリカと欧州に牧場を持ち日頃から世界を飛び回っていることなど
私は、米国・欧州の牧場の名前を聞きこの一族が、前世の私をモデルにした一族であることを確信した
流れ込む情報を飲み込みきれずぐったりしていると、心配する従姉妹二人の後ろから若い女性が話しかけてきた
「ダイジョーブ?具合悪いなら休める部屋いく?」
「えっと…貴方は?」
知らないふりをして尋ねるが、私は【ゲッちゃん】ではなく【大越 剛】は知っている
「アタシは、代表代理の秘書の一人吹里谷芽愛だよ、よろしくね☆」
「色んなところ探検してるな〜とは思ってたんだけどさすがのウマ娘でも3歳になったばっかだもんね〜」
芽愛に抱えられ、従姉妹二人と共にパーティ会場を出る
「ごめんね私達が色んなとこに連れて行ったから…」
「ゲッちゃん…だいじょうぶ?ほしいのがあったらリーおねーちゃんに言ってね取ってきて上げるから…」
「ありがとう、でも大丈夫ちょっとつかれただけだから」
「ゆっくり休憩したらだいじょうぶになるよ今お水持ってきて上げるからね」
水をコップ一杯飲み干し一息つく
「芽愛さん代表さんってどんなお名前なんですか?」
「ん?代表の名前?大越 郷だよ」
「大越牧場の大越は代表の名字だし、ウマ娘の一門としてはゴゥ一門って呼ばれてるよ」
やはり私がと言うより私の所有していたと馬をモデルとした家のようで、上の従姉妹やおばのウマ娘の名前は見に覚えのある名前であった
芽愛と従姉妹、4人で話しているとパーティはお開きになったようで父が迎えに来た
3人に手を振り宿泊する部屋で布団に潜り考える、もし出会えるのであれば、愛馬に会いたいと想いながら意識を落とした
【《・》】
次の日、用事はもう無く少しゆっくりとしてから自宅に帰るだけだったのだが朝から賑やかだった
父いわく従姉妹の二人、リーおねーちゃんとヒカリお姉ちゃんのウマソウルが目覚めたらしい
パーティではないが二人の成長を祝おうと朝から準備が急ピッチで行われているようだった
朝ごはんには少し遅く、昼食には早いそんな時間二人の名前の発表が行われることになった
それとともに耳飾りの贈呈もあるようで、朝から親族皆少しつかれた様子で集まった
従姉妹の二人が前に出る、端から見ても緊張しているようでリーおねーちゃんは右手と右足を同時に出し、ヒカリお姉ちゃんは目の焦点が縦横無尽に飛び回っていた
司会進行として芽愛が二人に発表を促し、決心したように顔を見合わせた
「う、うち…い、いや私の名前は!【ゴゥリスク】です!も、もくしょ、目標は!3冠ウマ娘になることと海外!凱旋門賞を取ることです!」
「わ、私の名前は!【ゴゥライト】です!もく、目標は無敗のトリプルティアラウマ娘!それとヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯のティアラ系統完全制覇です!」
パチパチパチ
拍手の喝采が彼女たちに降り注ぎ彼女らの両親から耳飾りが手渡される
父や親族がシャッターをきり、シャッターの音と拍手の音が場を満たすそんな中私は、涙を堪えるのが必死だった
【ゴゥリスク】、【ゴゥライト】この2頭は私にとって初めての海外レースへの挑戦、そして無敗の牝馬3冠と牝馬限定戦完全制覇の栄光を与えてくれた愛馬であり
【ゴゥディナー】の両親であった
「お姉ちゃん達おめでとう」
「ゲッちゃんありがとう〜」
「絶対強いウマ娘になるから見ててね!」
従姉妹二人に抱きしめられる
心の内の熱が燃え上がる
このとき自覚した自分の魂の形を、自分の名前を
私の名前は【ゴゥディナー】
【大越 剛】が知っているサラブレッドの中で胸を張って最強だと言える愛馬
私が転生した理由を度々考えていたが、私は今定めた、再び最強を示す、【ゴゥディナー】を伝説すると
【《・》】
自宅に帰ったが両親には、ウマソウル【ゴゥディナー】のことは伝えなかった、通常6歳頃に気づくものが3歳になってすぐに気づくのはいくらなんでも早すぎるためだ
幼稚園に入園した私は、ウマソウルの活性化によって定めた目標と転生者ということで子どものように遊べない精神年齢が合わさり、校庭遊びなどでは走り回るのはもちろん、おままごとなどには参加せず男子に混ざってサッカーなどをしていた
卒園直前に両親にウマソウルの事を話した
案の定ゴゥライト、ゴゥリスクのように宣誓をすることになった
「私の名前は、【ゴゥディナー】目標は無敗3冠、そして日本、欧州、米国G1の制覇です」
パチパチ…パチパチパチ…
拍手が鳴る、しかしどこか失笑気味だった
今はまだ日本のウマ娘が海外レースに出走することがあっても惨敗に終わっていた、そんな中無敗で制覇と大口を叩いたのだ、言うのはタダだが限度があると言った様子であった
「ゲッちゃん…いやゴゥディナー、ディナーちゃん海外制覇はうちが先に成し遂げちゃうんだかね〜」
「ディナーさん、とても険しく厳しい目標であるのですよ?でも貴方なら成し遂げるそんな気がしてしまいますわ」
「いいの?私と同じレースになったなら負けちゃうかもしれないよ」
「言うようになりましたわね!」
「あはは!ホントにディナーちゃんならできちゃうかもね」
それから二人のトレーニングに参加し、実力を蓄えていった
【《・》】
2度目の転生から10年ほど私は目標のスタートライン、日本ウマ娘トレーニングセンター学園への入学が決まっていた
入寮の準備ということで、トレセン学園に出入りするトラックが多い、グラウンドの方から走り込みをする声が聞こえてくる
入学前にライトとリスクが案内とのことで入学式より一週間早く、学園内に足を踏み入れている
「おーいディナー!」
「お久しぶりですディナー」
「久しぶり、ライト、リスク」
「えー!前みたいにリスクねーちゃんって呼んでよー」
「従姉妹とはいえこちらは先輩ですよディナーさん?」
「わかったよ、リスク先輩、ライト先輩」
二人に連れられて、3人のウマ娘が水瓶を持った噴水の前に来る
「そうだ!いい忘れてたや、ライト耳貸して」
「あぁ、わかりましたわ」
「「ようこそトレセン学園へ」」
「…よろしくトレセン学園」
ウマ娘《ゴゥディナー》の始まりの一歩を踏み出した
人物紹介
《大越 剛》
転生者、ゲームウイニングポストの主人公、名前は転生前の本名
20歳からオーナーになり50歳を超える頃には優勝レイが余ってしまうほどの馬主に
本業は小説家であるが観光牧場で億を超える収益が入るようになってからは趣味程度になってしまう
ゴゥディナーの引退式のあと帰宅途中で信号無視のトラックとの事故で死亡
《ゴゥディナー》
尾花栗毛のウマ娘、今作の主人公
大越剛が事故にあい転生した、レースや走ることについての本能はウマソウル由来であるが愛馬のレースの軌跡を汚すまいと勝利に執着する
性格事態は精神年齢のこともあり普段は冷静であるがレースのことや咄嗟のことには肉体に引っ張られることもある
《ゴゥリスク》
黒鹿毛のウマ娘、ゴゥディナーの従姉妹でハツラツな姉貴分
“戦鬼”の二つ名で呼ばれる三冠ウマ娘、G1を10勝しておりアーモンドアイの越しておりその記録をさらに伸ばさんとしている
性格は豪快で好戦的かつ面白いこと大好きいつも担当トレーナーを困らせているゴゥライトとも従姉妹であるが双子の姉妹のような距離感である
《ゴゥライト》
鹿毛のウマ娘、ゴゥディナーの従姉妹でやさしいお姉さん
"不屈の女王"の二つ名があり、無敗のトリプルティアラウマ娘、クラシック秋のエリザベス女王杯後のケガによりシニア一年目は長い休養、リハビリを乗り越えヴィクトリアマイルを勝ち、ティアラ路線完全制覇を成し遂げた
性格は穏やかで面倒見がよく、チームの先輩の世話もしている。しかし内に強烈な闘争心を持っている
ちなみに大越 剛は作者の本名ではありません
スマホ更新かPC更新か(凱旋門と覚悟以降しばらくPC)
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スマホ更新
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PC更新
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どちらでもいい