「ただいまー」
「おかえり待っていたぞ我が愛しの妹よ!!」
どういう事だ何故兄がいるのか、しかも玄関を開けた目の前に待機していた
「兄さん⋯学校はどうしたのさ」
「ふふふ、妹が初めて学校から帰ってくるのだぞならば!兄としておかえりと言うのは当然の責務だ!!それと制服姿似合ってるぞ」
わーお何を言ってるんだ僕が男だった時はお帰りなんて言って来たことは無いだろうがそうかこれが弟と妹の差か⋯あれ姉さんに対しても言ってたの見たこと無いような気のせいかな
「因みに俺は刹那を妹とは認めていない、いや小学校低学年の頃までなら妹だと認めていがそれ以降は妹では無く刹那と言う暴君だったな⋯ウグぃ」
「成る程な愚兄よお前は本当に何も学ばないんだな、それとお帰り幸」
「ただいま姉さん、それにしても僕より早いって姉さん部活に入ってないの?兄さんはもういいや」
「ああ部活には入ってないな、もし校内で困った事があったら気軽に会いに来てくれ因みに私は基本的に生徒会室にいるから何かあったらそこに来ていいよ」
姉さんは生徒会に入ってるのか⋯いや僕が行ったとしても他の人達の迷惑になるだろうし止めた方がいいんじゃ
「安心しなさい私が生徒会長だ他のメンバーは私に逆らう事は出来ないからな⋯弱みも握ってるし特に田中の」
「姉さん、くれぐれも恨みを買いすぎないでよね、それと田中さんって誰」
「くっそ~何故俺は同じ学校に通えないんだ!妹と共に学校生活を送りたかった!同じ話題で盛り上がりたい同じ部活でキャッキャウフフってしたい!!」
「何を言ってる私と共に学校生活は送れていただろうが血縁的には兄妹だぞ、まあ学校では互いに避けて過ごしていたがな、きさまの様な変態が兄と思われたくもなかったしな」
「まあな学校では互いに存在しないものして過ごしていたからな」
何なんだこの兄と姉はここまで仲が悪かったっけ?
小中は僕も一緒に通っていたが仲は悪く感じなかったんだが、いや違うあの頃から学校では兄さんと姉さんが話しているのを見たことが無い気がする
実は普通に昔から仲が悪かったのかこの2人は⋯いや多分兄さんが何かやらかして悪くなったんだな、僕も最近は兄さんの扱いが雑になった気もするし
「幸聞くのを忘れていたんだが部活に入るのか?前は何も入ってなかったようだが」
「そうだよ姉さん忘れてた、姉さんが生徒会長何だよねあのふざけた部活は一体何なのさ」
「ふざけた部活?どれの事だ⋯まあ私の前の生徒会長である兄さんが答えてくれるだろう」
「投げたな、まあいい俺が答えてやろう!あの頃から俺は妹が欲しかった、だが俺はそれが不可能な事だとその時は思っていた思っていたんだ!!だからこの熱いパトスを共有するためある部活を作り上げようとしたがそのままだと認可されない事は分かりきっていた、そこで思いついたんだ一見まともなら承認されるのではと
そしたら実際に承認された、そしたら他の奴らもそれを真似して作り始めたのもその結果だなあれは」
成る程兄さんのせいだったんだあの部活の数々は、全ての元凶だと思いたいが兄さんが居なくてもいずれ様々な部活は作られていたような気がする、何せ1年のメンツであの濃さだし
「それで結局幸は何の部活に入るんだい?姉として妹が世話になるなら挨拶しておきたいしね」
「姉さん絶対に余計な事はしないでよね⋯縁芸部だよ僕が入る部活は、本当に余計なと言うより来ないで収集がつかなくなるから」
「園芸部?確かにいいな我が妹が花咲き乱れる園で微笑みを浮かべながら花々に語りかける、それだけで白飯が3否5杯は余裕で行ける」
「おい愚兄よ私達の学校にそんな部があるわけ無いだろうが、園芸かいや縁芸部だな成る程な⋯ふむいや何」
「えっ何縁芸部に何かあるの?意味深な反応されると怖いんだけど」
「そう言えばあそこには彼がいたんだったか、刹那お前もしかしてやるのか」
何なんだいきなり姉さんが悩んだと思ったら何かを思い出したかの様な表情になり最後には悪い顔になった
何なんだ一体本当にあの部活に何があるっていうのか
「幸あそこの部長にはもうあったか?」
「まだ合ってないけどそれがどうしたの?まさか危ない人だったり⋯それは無いかあのメンバーがいるんだし」
うん部長が危ない人なら絶対にあのメンバーなら初手で何かしらやらかしてブチギレさせそもそも入らないと思う、寧ろその先輩を追い出す可能性のほうが遥かに高いのでそこら辺は安心できる、安心していいのかな
「ならあった時のお楽しみだな、ただ安心していいきっと幸の味方になってくれるはずだからな
もし話してもいいと思えたら男から女になった事も話していいよ」
「ふぇ?何姉さんがそこまで言うとかどんな人なのさ」
「まあ明日部活に出れば嫌でも分かるさ、まあもしあれが幸になにかしたら潰すがな」
何だろう何だか分からないが部活の先輩が僕のせいで危機に陥る可能性が生まれた事だけは確かに分かる
それにしてもここまで言うとは、もしかして竜舞先輩って本当に僕の友人だったりゅうなのかな?だとしたら嬉しいな僕の頭が良くなかったから同じ高校に行けなかったから、でももしそうなら僕は僕だって言えるのかな男から女になった以上は今まで通りに行かないだろうし
「おい刹那よ俺の妹がころころ表情が変わって可愛いのだが」
「愚兄よ悔しいがそれには同意するしか無いな⋯幸フォルダが潤って嬉しいんだが問題がある分かるか愚兄よ」
「ああ分かるとも幸は可愛いらしくて愛らしくまさに地上に舞い降りた天使だだが「「物凄くチョロい」」
「そこも可愛いのは認めるが知らない人に少し褒められただけで付いていきそうな気もするんだよ私は、だからこそ彼をボディーガードに任命したい気持ちもあるだが」
「成る程もしかしたら一緒に時間を過ごす内に幸が惚れてしまうかも知れないのか⋯そもそも妹に男を出来れば近寄らせたくはないのだが」
「そこは共学だから無理だ、だからこそ男よけが必要なんだが」
「くそ一体どうしたら良いんだ」
何か言いたい放題言われているが誰がチョロいだ誰が少し優しくされただけで付いていくだ僕はそんな事絶対にしないぞ
だって知らない人に褒められても怖いだけだしね、知り合いならついて行くかもだけど僕の知り合いは優しい人達だけ⋯⋯優しい?何か朝粉まみれにされた様な、しかも放課後部活に行ったら少し遊んで?すぐ解散になったような、うんまあ優しいよね総合的には多分
それに僕は基本的に人とは余り喋らない自分から声を掛けるとか怖いし、つまり警戒心抜群って事だ多分いや絶対に
「て事で僕はチョロくないよ、僕は警戒心の塊みたいな存在だからね」
「「それは無い」」
「ひど、じゃあどうしたらチョロく無いって信じてくれるの?」
「そうだな、ああもうこんな時間か取り敢えず一緒に料理しようか時間だしね、幸も料理が上手くなってきたことだし今日は幸がメインで作ろうか」
「えっ本当に上手になった?嬉しいな!うん作ろうよ姉さん!何作る?」
「やっぱりチョロいなうん可愛いさすが俺の妹、それにしてもチョロすぎないか?あの程度で今までのやり取り全部忘れるなんて、しかも押しにも弱いと来たやはり同じ学校に通えないのが痛いな、もし男どもが愛しの幸に群がって来たとしても俺には何も出来ない俺は無力だ」
「なにか言った?兄さんボソボソ喋られる怖いんだけど」
「何も言ってないよ、それと今日の晩飯も楽しみにしてるからな」
こうして僕達の1日は過ぎていく⋯因みに晩御飯はいつも通り兄さんが狂喜乱舞したせいで何処まで僕の料理が上手くなったのかは不明だ毎回リアクションがデカ過ぎて汲み取れないから少しは落ち着いて欲しい食卓でした