3000 …… 超え ました ね ぇ …
思った より 大変 …
さて さて さ ~ て …
どう … この 世界 が 始まる の で しょう ね …
本編 … どうぞ
暗く、月の上らぬ夜の空の下に
一つ、色が芽生える
「あぁ!ハッピーな夜だね!
なんとも素晴らしい!」
そうこの夜に響き渡る大きな声
その声は誰に遮られるでもなく、誰に向けるでもなく、ただその場にこぼれた絵の具のように、暗い世界を彩った
そしてその声の主は静かな夜を
クルクルと、楽しそうに回りながら、世界を自分色に染め上げるように、自分を主張するように、その場から歩き始めた
「……… あぁ … うるさいな ……
… おまえはいつもそうだな
静かに眠りゃしねぇ」
そう、誰に向けたでもないその声に釣られて
路地裏からゆったりとしたような動きで人影が出てくる
それは、慣れてるかのように懐からダイナマイトを取り出し、躊躇なくその場で火をつけ
その声の主へと放り投げる
「… おやぁ ? … あぁ!
なんとも珍しい!
マイトさんじゃないですかぁ!
どうです? … 薬でも 試してみます ?! 」
しかし、投げられたダイナマイトなど気にも止めず
まるで遊ぶかのようにダイナマイトを拾い上げると、そのまま爆発するよりも先に空へと投げる
そのダイナマイトが上空へと投げられた瞬間、静かな空に、空気を揺らしながら、花火のように世界を彩った
「はぁ … ヤク … おまえはいつでもそうだ …
それしか言えねぇのか ?
馬鹿の一つ覚え … それ以外にも
言ってみればどうだ?
… 薬は貴様一人でやっとけ
私を巻き込むんじゃねぇよ …」
そう不機嫌そうに、気だるげな声を上げながら
その声の主 … "ヤク"を軽く睨むように見つめたが、意味のないことだというかのように、すぐに目線をそらし一歩…"マイト"は足を前に運んだ
「ふふ ! じょーだんですよぉ !
そんなに怒んないでちょーだい ?
泣いちゃうから ……」
そう急に、楽しげな様子からは一変して本当に泣き始める
しかし、またすぐにケロッとした顔で笑顔を浮かべる
それは泣いてという事実すらなかったかのように、仮面のような笑顔を浮かべなおす
目元に浮いたままだった涙を服の裾で拭いながら
マイトへと親しげに近づき、肩を組もうとしながら話しかける
「ねぇねぇ!マイトぉー!
今日も今日とて不機嫌そー !!
誰のせいだろうね ? あはっ !!
そーいえばさぁ … 疑問だったんだけどさぁ!
ここらへんってあいつらがよくいるじゃん !
あいつら … なんであんなに偉そーなのぉー」
マイトはヤクが肩を組もうとしたのを避けながら、唐突に入ってきた話題に、少し眉を上げる
「はぁ …… どうしてそんなに唐突なんだ …
あったばかりで急にするような話でもねぇだろ …
どうしてその話になったのか …… 最初っから最後まで説明 ──
したところで意味ないな … お前の考えは渡しには理解できん …
で、あいつらってのは … あー … ここらへんだと
あの三人とかか?
急に出てきたのはわからんが … どっかで見かけたのか ?
まぁ … それはお前相手だと考えるだけ無駄だな
んで … あいつらは別に偉そー ってわけじゃねぇとは思うけどな …
チッ … めんどくせぇな …
まぁ … お前は私より新参だし …
しらねぇのも … 仕方ねぇことか ……
… ま、私も深くはしらねぇけどよ … 軽くなら説明してやる
…顔馴染みだしな」
そうヤクの疑問を聞きながら、呆れていると表明するように肩をすくめ、ため息を吐いた
そして、ヤクの疑問への回答をどうするか … 答えないと面倒くさくなるなと考えながらも軽く説明をまとめようとしてから、話し始める
「… あぁー … まず … どこら辺までわかってる?」
そう前提条件を聞いて置かねば話にならないと思ったのかそう質問をする
「えぇーっとね!なーんにもわかんない!
あはは!あははっはっはは!!
なーんもわかんないよ!!」
そう何が面白いのか笑いながら、マイトの質問へと答える
「…… お前なぁ … 本当によく生きてたよなぁ …
あぁー … まぁ … お前なら … 当然 … っちゃ …
当然なのか … ?
はぁ …… まぁいい … 何も知らないってんなら …
まぁ …… 最初っから教えてやる
まず … この世界じゃ … そこら辺にいる
奴らは皆んな死因だってことは分かるな?
ってか分かれ
私が爆死、お前は薬物過剰摂取
とかだな
「うん!それは分かるよ!だって私!
私だから!あぁ!でも
正式名称は知らなかったかもね!!!
初めて知れたよ!やったね!!」
はぁぁ … お前なぁ …… いや ……… はぁ …
まぁ … とりあえず … ここに居る奴らはみんな死因だ
… ここまでは大丈夫か?」
そう一度話を区切りながら、理解できているかと尋ねるようにヤクへと目線を向ける
「うん!きっと大丈夫!すぐ忘れるかもだけど!
うん!多分一回覚えるぐらいなら出来る!」
そう少し不安を覚えるような回答を答えつつ、いつまでも愉しいというかのような笑顔を向けながら、話の続きを待つ
「…… はぁ … まぁいい … 続けるぞ?
… で … ここまではいいな? …
次は ……… あぁ … そうだ …
で、お前が言ってるあいつらってのは …
あぁー … まぁ … 古参の奴らのことだろ?
古参の中でも活動的なやつらな?
まぁ … なんていうかな … 古参ってことからわかるとは思うが …
あいつらは … 死因の中でも古くから存在する
まぁ … 言うなれば歴史と結びついたような
死因共のことだな
基本的に新参であるお前や、古参ほどではない
私では勝つことは難しいような
理不尽 … っつうか災害みてぇなもんだな
まぁ … 一部状況次第で勝ちうる …
なんてやつもいるが … マァそれは置いておこう」
一旦話を区切り、ついていけているか?と確認するようにヤクへと目線を向ける
「うん!!つまりどういうこと?」
そう、何が愉しいのか笑いながらつぶやきながらマイトのことを見つめる
「……… はぁ … しゃぁねぇな …」
そうヤクが理解できていないことがわかり、ため息をついたかと思えば
何かを取りに何処かへと歩いていく
しかし、すぐに両手に紙とペンを持ち戻ってくる
それを適当に壁に貼り付け、できる限りわかりやすいようにそこに説明を書いてゆく
「… つまり … この世界では古参っちゅうのがいて
そいつらには基本的に勝てねぇ
でも一部の奴らはそんな古参どもに勝つ可能性があるってことだ
まぁ … ゲームで言うところの隠しキャラ … とでも言うかな …
そんなもんだ
通常キャラじゃどうしようもない強大な敵でも
隠しキャラならなんとかなるかもしれない
… みたいな?」
そう文字を書きながら、ゲームにおけるキャラで説明してみる
「あぁー!!なるほどね!
最初からそう言ってくれればわかったよ!多分ね!」
そう、本当かどうか怪しい言葉を吐きながら、何が楽しいのか、笑顔を浮かべている
その姿を見てマイトは深いため息を吐き、頭を抱えた
「… はぁ …… 取り敢えず進めるぞ …
まぁ … 他に言うことはあんまねぇがな …
……… おっと … そうだ縄張りについて忘れてたな
… お前は知らないだろうから説明しておくとな
まず古参は縄張りを持っていることが多い
… マァ大体は眷属っちゅうのがいる古参共だな
そいつらは自分たちの縄張りを持ってる
基本的に緩いし …
絶対厳守ってわけじゃねぇけどな
縄張りの境界線はほぼない … 曖昧な縄張りだ
例え別の奴の縄張りだとしても浅くなら
入っても文句は言われねぇ … 深くはやめとけよ?
ま、緩いっつっても …
流石に限度はあるがな … 基本的に
縄張りは一つの真ん中の区域を中心として
円状に広がってる … あぁー … そうだな …
ドーナッツみたいなもんさ
ドーナツの穴の部分は誰のものでもない …
…… あぁー …誰の眷属でもない死因や
縄張りを持たない古参共がいる場所だ
で … ドーナッツの穴じゃない部分が
… 古参共の縄張りってわけだな …
… お前が言ってるあいつら …
あぁー … ジュウとザンシュとレインとか … そこらへんだな …
あいつらは縄張りを持ってるタイプの古参だ
まぁ … あいつらは基本的に緩いから
特に暴れたりしなきゃ大丈夫だ
… あいつらは …… 歴史と結びついてきた死因共だからなぁ
まず … 勝ちようはねぇが … 基本的におおらかさ 」
ヤクが聞いてきたあいつら について言及しながら
ドーナツ形の絵を描き、縄張りについて説明する
「えぇーっと …… そのさっきから出てる
けんぞく? … ってなんなのー?
私気になっちゃうね!」
そう、話の途中で出てきた単語について気になったのだろう
そのことをマイトへと尋ねる
「…… おまえなぁ … マジか …
それは流石に予想外だな …」
そう驚いたように言葉を漏らしヤクを見つめる
「眷属 っつうのは … マァ簡単に言えば
古参共の死因の一部 … みたいな奴らのことだな
あぁ … そうか … お前は基本的に
ジュウの微眷属ではあるけど … ほぼ関係ないのか
そりゃぁ … しらねぇか …
… まぁ … 眷属については
私もよくわかっちゃいねぇからな … 私からは
深くは説明できねぇな
眷属がいねぇ古参もいる
眷属じゃねぇ死因だっている … 例外が
多少なりともいるんだ … ってことぐらいだな」
そう"ヤク"に分かりやすいように噛み砕いて説明する
「……… まぁ … 大体こんなもんだな
あとは生きてりゃ … 勝手に分かる …
っていいてぇが … お前は分からなくても
… 生きてられるだろうからなぁ …」
そう少し疲れたかのような、呆れたような目で"ヤク"を見ながら
紙などを片付け、説明は終わりだというように、そこから歩き始める
「そーそー!生きてたって死んでたって
どーせ生きてられるさぁー!たぶんね!!
楽観的?そんなことないよー?
ただ楽しむだけ!なんちゃって!」
そう、"マイト"の意見に賛同しながら、楽観的な言葉を漏らしその後ろについていくように歩き始める
─────足音が遠ざかってゆく
誰もいなくなったその場所の
切れかけた街灯が、一度だけ青白く瞬いた
はい … 新しい キャラ です ね
すで に 5人 も でる とは …
まだ まだ … キャラ 増える ん です よね ぇ …
ちなみに ヤク ちゃん は お気に入り の 子です
お気に入り の 子 は 一杯 出し たい
ちなみに 古参 と 名言 された 子 達 の 中 で 一番 の
お気に入り は ジュウ です
順番 として は
ジュウ>ザンシュ>レイン
です ね … それで は また 次 の 前書き or 後書き で