「ね、ね。これ、あたしのせいで膨らんでるんだよね?」
ふんふんと鼻息荒く一人突っ走り初めたルルリア。
フロアに膝立ちしてシンバの股間と目線を平行にして股間いじりに熱中する。
小鼻が膨らんで瞳孔が開き、唇の端っこはつり上がってかなりの興奮状態だ。
自らも半裸の状態で熱を上げ、直立状態のシンバを右手でベルトを掴んで左手で煙が立つかと思えるほど股間をコスりあげるのだ。
皆さんお忘れかもしれないが、ここはダイニング、いわゆる食堂である。
すぐ隣のテーブルにはルルのこさえた物体Xが鎮座してコゲ臭い匂いを放っている。
だが、そんな日常的な空間で、ルルリアが肌をあらわにしながらシンバの股間を積極的に愛撫している。
ルルリアにそんなセミアブノーマルなプレイ然とした事をされて、しかもそーいう職業の女の子紛いのポジティブな姿勢でもって自分のチンコをさすってくれて、とシンバは恥ずかしいやら嬉しいやら少し複雑であった。
ヂィィィィ……
「ちょ!おいルルなにすんだよ!」
突然、我慢できなくなった処女(オイオイ)が許可を得ずに男のズボンのチャックを下ろし始める。
いや、ルルリアらしいといえばそこ止まりだが、いくらなんでもシンバは驚きを隠せない。
「いいじゃん、どうせ出さないと何も出来ないんだろ?なら見せてよ。」
しれっと言い放ったルルは易々とジッパーを下ろし終え、今まさにズボンの中に指を突っ込もうとしていた。
もうね、そんな彼女の突っ走った暴走ともいえる行為は無理やりに制止してでもなんでもいいから先に自らでつまみ出してポロっとさらしちゃえばいいのに、それが出来ないのが彼のダメなところである。
もしかしたらコイツ本当に受け専なんじゃないのかね?そんなんじゃ今時の女の子にはすぐ飽きられるよ?
「うっ、ちょっちょ、待て待て!さわんな!」
「なんでよ。男の子ってコレ触って欲しいんでしょ?女の子にさ」
「遠慮すんなって」と続けたルルリアの指先がパンツの中でシンバの亀頭を摘み、そしてクニクニと揉む。
スレたセリフを言いながらも普通以上の恥ずかしさを感じているのは間違いなく、ルルリアはほっぺただけでなくデコルテから乳房までピンク色に染まりとても艶めいている。
シンバは愚息から感じるシビレるような甘さとそのルルの艶姿の相乗効果でドンドン興奮していった。
はぁはぁと息が荒くなる彼氏を見て、ルルリアは自らのこの行いが正解であると信じるに至った。
だってシンバすごく気持ちよさそうだもの。
指先に感じるシンバの先っぽからヌメついた汁がにじみ出ている。
それが何よりの証拠だと彼女は感じていた。
正体はよくわかんないけど、これって絶対エロい汁だと思う。
人差し指、中指、親指の三本でこねるように彼の先端をいじめる。
ルルの親指がペニスの裏スジをこすり上げるたびにシンバは短い吐息を繰り返し、腰を引いてしまうが、ルルががっちり握ったベルトのせいで逃げることかなわずに強烈な快感を甘んじて受けてしまう。
それがまた最高に気持ちよく、亀頭にのみ与えられる刺激がまた最高にもどかしく感じられた。
ルルは親指以外の二本の指も粘ついてきた事に気づくと、チラリとシンバを見上げた。
自分も赤面しているだろうが、シンバも大概だ。
食いしばった歯の隙間から気持ちよさそうな吐息が漏れている。
普段は仔犬のように無邪気な瞳が、今は別の色に染まっている。
そしてその視線は、ルルリアに更なる加速を求めていた。
「ん、しょっと。おぉおぅ……」
三本の指で掴んだままジッパーの割れ目からソレを引っ張り出すと、ルルリアはまるでオヤジのように唸った。
「ルルごめん、ダメだ。俺、スイッチ入っちゃったよ」
「うん、なんか…それ、わかる」
熱っぽい視線をシンバのチンコに送りながらルルは唇を舐めた。
シンバの股間に生えるソレはグイと反りかえり、ルルの鼻先でピクピクと脈打つ。
その怒張を隠す必要もない今この時こそ我の意味を主張すると言わんばかりの存在感。
ルルリアはその先端から発せられるむせ返るような男のニオイを受け、一気に躰の奥に熱が生まれたのを感じる。
これが、男の人…。
「これが、おちんちん…?」
「あ、ああ。うん、そう」
さっきまでは亀頭をコネコネするだけだったルルが断りもなく竿を握り、無意識であろうがその手を小刻みに上下し始める。
「こんなのがズボンの中にあったの?…なんか、大きくない?」
「いや、それは。そのお前が触るから」
「これ、いつでっかいのと取っ替えたの?ふだんのとチガくね?」
「取り外しなんて出来ねぇよ」
頭の悪いやり取りをしながら、ルルリアの手の動きは止まる素振りを見せない。
しかしその動きは単調でシンバにとって非常にもどかしくもあり、あわせて彼のチンコはルルリアの手のひらを激しく意識してしまい、遠慮がちな彼女の手の動きに反して腰を突き出してしまった。
「なに?もっと、強くこすんの?」
「あ、いや…」
バツが悪そうに口ごもるシンバ。
そんな彼にふわりと微笑むとルルリアは佇まいを直し、シンバのチンコに向かって一礼した。
「気持ちいいところ、教えてね?あたしよくわかんないから」
「そんじゃ、失礼して」
丁 寧な物言いとやわらかな口調で答えたルルリアは再びゆっくりと左手を伸ばして彼の逸物に触れ、そのヒクつく裏側をツツと爪先でなぞった。
紳士な野郎共ならお分かりかと思うが、アレは自分で弄るより異性に触れてもらうと格別気持ちよく気分も高揚するもので、それが自分の惚れた女の子がそんな殊勝な事をのたまってくれようものならそれだけで達してしまいそうなくらい素敵なものなのである。
直接の挿入行為による快感も捨てがたいが、その前に行うこういったお互いに対する前戯や、ナニを致した後のイチャイチャした後戯こそがセックスという行為における至福の時間であると言い切る自信がある。
だから撃ったあと直ぐタバコ吸ってテレビ点けちゃダメだぜ?兄さん達よぉ。
はい、フェチ暴露終了。
閑話休題。
「で、どこをどうして欲しいの?」
いつもの小生意気な視線や口調は若干なりを潜めたルルリアが可愛い瞳を好奇心に染め、視線をくりくりと動かしながらシンバに【やり方】を尋ねてきた。
そんな彼女に、自分が思うドエロい行為をさせたいと思いと、恐らく初めて(だと思いたい)の彼女にそんなヒドいことはさせられないという気持ちが交錯する。
そんな偽善的なフェミニズムが邪魔してか、膝立ちのルルの鼻先にペニスを突きつける形になっているシンバは舌の付け根まで出かけた『舐めてくれ』という言葉をどうにか飲み込んだ。
「そ、そのまま、ちょっと強く扱く様に、して」
「こう?」と彼の言葉を受けたルルが先程より幾分か速度を上げて竿をしごき始める。
緩急をつけない、一定の速度と一定の握力をわざわざ意識してのことだろうがしかし、その彼女の努力はシンバにとってはやはり物足りない刺激であった。
自分が口に出した『お願い』をルルリアが素直に受け入れてくれたことは、シンバにとってとても嬉しく、また彼の心の奥底にあった征服欲が閉じ込められているドアを小さくノックした。
「もっと早く擦って。握り方の強弱もつけて」
「う、ん」
繰り返す握り手の上下運動で必然的に流れるカウパー氏線液がルルリアの利き手にまとわりつき、その動きに合わせてにちゃにちゃと卑猥な水音を立てた。
シンバの、ルルリアを見る視線が獣性を帯びたものに変わりつつあった。
事の切欠はルルの大胆な行動だったかもしれない。
だが、一度鼻面に性器を突き付けられればそこは初心な生娘、シンバがルルリアから主導権を奪い返すことなど容易かった。
粘液が乾燥しはじめ、ルルリアの手の動きで皮膚が引きづられ若干の痛みを覚え始めるも、シンバの気分はさらに先を求めてゆく。
「先っぽの汁をもっと、全体に、まぶして擦るんだ。」
「こ、こう?かな?」
彼の口調は強めになり、お願いというよりは【命令色】の強いものになる。
「根元から先の方にもっと強くシゴいて」
「は、はい」
「右手でタマも揉む」
「うん……」
リズムを掴んだルルの動きにあわせて増してゆく興奮度。
にちゅにちゅという粘りのある効果音は二人のムードを否応なしにエロチックな方へといざなう。
その結果、言葉数少なくなるにつれて比例するように呼吸が荒くなるルルリアとシンバ。
スケベ2/6