貪るように組み合った二人の唇の端から唾液が溢れ、押され気味になったルルリアの胸元を汚す。
交換された互いの唾液はまさに媚薬で、二人の時間を完全に世界から切り離す効果があった。
「ぷぁ…」
「ふぅ…」
鼻呼吸だけでは息苦しさを感じ、二人はシンクロした行為を惜しみながら解く。
でもその乖離はほんの数ミリ。
二人のうちどちらかが言葉を紡げばそれだけでまた甘いバードキスをついばめる距離。
はぁはぁと、ふぅふぅと繰り返す色付いた呼気がその僅かな隙間から流れ、シンバはそれが勿体無いと思うほどルルリアの吐息は甘く切なかった。
「ルル、リア…好きだ」
「…う、ん。あり、がと」
蕩けるように視線を絡めながらささやきあう二人。
ルルリアの腰はとっくに砕け、その小柄な身体をくい気味に寄って来ているシンバの腕に支えられていた。
「ちょっと、苦しい、かも」
「あ、ごめん」
お互いに熱を持ったまま、そのアツさを散らしてしまう事を恐れながら立ち上がり二人は微笑み合う。
ルルリアはその豊かな乳房を隠さず、シンバはそのシンボルを主張することを恥じてはいなかった。
「またカチカチになったね」
「ルルが可愛いから」
「ふーん♪」
ちょん、と指先で鈴口をつつくルル。
それにわざとらしくビクビクとシャフトを上下に動かしおどけるシンバ。
互いの気持ちを確認出来た二人はどちらともなく寝台に向かう。
「ルル、大切にするよ」
「うん、じゃないと泣いてやるから」
「わかった」と優しい表情で頷いた彼に先立ってベッドに腰かけたルルリア。
まとっていたワンピースの袖を抜き、彼女は上半身を露にした。
興奮気味の呼吸と同調するように上下する彼女のおっぱいはふくよかな魅力を内包し、シンバの性欲を激しく刺激した。
「いいよ。さわらせてやんよ」
「ありがとうございます」
「なによそれ」と失笑しながらもルルリアはシンバの手のひらを受け入れた。
「じゃ、遠慮なく」と続けたシンバはホントに無遠慮に両手でその乳房をに触れ、鷲掴みにする。
「んっ、く」
びくん、と跳ねたルル口から羞恥の息が漏れるも、それはシンバをただただ興奮させるだけのスパイス。
何度かもみもみとその弾力を楽しんだあと、彼はおもむろにその乳を持ち上げるように愛撫する。
しっとりと汗で湿ったルルリアの肌は滑らかでキメ細かく、使い古された表現ではあるが本当に吸い付くような感触だった。
下乳部分が胴から離れる時にルルがくすぐったそうに身をよじるのがたまらなく可愛く、シンバのチンコは際限なく興奮した。
そのピクンピクンと滑稽な動きを繰り返す彼自身が嫌でも目に入ってくるルルはおっぱいを弄られている事のテレ隠しに竿をツンツンとつついたり亀頭をぱちんと弾いてみたりと手遊びを繰り返す。
シンバはついにルルリアのおっぱいを手中に出来た事に感動し、その柔らかさと温かさを存分に味わっていた。
彼は美味しいものは最後に食べるタイプなので、未だに乳首を触ってはいない。
ルルの未開発の性感はいきなりの乳首攻撃には耐えられないだろうとかいうよくわからない考えもあったが、単にシンバが【楽しみは後での人】だからであろう。
それでもルルはしっかり高まっているらしく、陥没気味だった乳首は隆起し、その弾力のある乳首や乳輪のモントゴメリー腺も目立っていた。
「ね、シンバ」
なんとなく甘えた感じのルルの声。
「ん?」
意識を乳からルルに戻す。
ヤツはカリの弾力を確かめるように親指と人差し指でムニムニと摘みながら(その刺激は気持ちよかったらしいが)言った。
「このちんちんさ、他の女の子に使った?」
「…え…?」
くりくりと動く紅い瞳が見上げている。
いや、恐らくそんな深い意味は無いはず。
だが、シンバの敏感なセンサーはイヤな流れを感じ取った。
正直に言えばイエスだ。
とりあえず三人、回数で言えばまぁ、それなりにヤっている。
プレイボーイやヤリチンを気取るツモリは無いが、まぁ、そこそこ経験はある方だ。
シンバは悩む。
ルルリアのおっぱいを触る手も止まり、ルルが掴んだ息子からの快感もシャットアウトして彼は考えた。
是か非か。
それによって今日これからのルートが決まる、いや今日だけでなく、ルルリアとのエンディングまで決まってしまう気がした。
「ま、まぁ、うん。ある、よ」
「なんだと?」
瞬間、ぎゅうぅぅッと握られる愚息。
シンバは正直に答えようと結論を出した。
それはルルリアはもちろんこれまで自分に身体を許してくれた彼女達に対しても礼儀だと思ってのことだ。
自分は浮気性ではない(と思う)し、今心から愛しているのはルルリアただひとりなのだから。
そのことはルル自身もわかってくれているはずだった。
「いや待ていたい!いたいから!」
「うっせバカ」
えー、野郎共諸君ならわかるだろうが、アレは強く握れば良いってモンでもないのである。
強めにイジってもらうのも時として良いが、それにはルールが有ることを女性には知っていただきたい。
強めっていっても加減は必要なんです。
大切な大切なモノなんです。
アレ、殆どが血管みたいものだから握り締められると苦しいのよ。
だからスネークバイト持つみてーに絞り効かせて握りこんじゃダメなんだよ。
だからゲリョスのゴム皮を剥ぎ取るククリナイフみたいに捻っちゃだめなんだよ!
誰もピヨってないから!レバガチャやめてぇ!←
「気持ちいいんだろ?また節操なく白いの出しちゃうんだろ?」
「ちょっと待って出ない出ない出ない出ません!」
先程までの甘ったるい空気はどこへやら、何かがカンに触ったルルの暴力はシンバの想いを踏みにじる。
シンバは大切なアレがもぎ取られそうな危機を感じ、ルルに必死に懇願する。
だが彼女は憮然とした表情で膨れ、ジト目でシンバを責めながら手でも荒っぽくシンバを攻め続けた。
だがしかし握り締められた時と同じくらい急に解放されるチンコ。
ホッとしたのも束の間、シンバの目におちんちんに向かって本気のデコピンを放つつもりのルルの左手が飛び込んでくる。
瞬間、彼は立ち上がった。
今の今まで中腰になってルルリアの乳房を楽しんでいた。
今の今までルルにチンコと握り締められていたため中腰だった。
その束縛から開放された今、彼は大切な大切なムスコを守るために危険(ルルリア)から離脱しようとしたのだった。
ぴしっ
「うぐぅッ!?」
えー、野郎共諸君ならわかるだろうが、竿、いわゆるシャフトは結構丈夫だけど、あの【おいなりさん】はダメなのである。
正確に言えば【巾着袋の中身】がダメなのである。
中身っていうのは睾丸、いわゆる精巣である。
タマ袋をイジってもらうのも時として良いが、それにはもう一つ突っ込んだルールが有ることを女性には知っていただきたい。
あそこはもう激ヨワなのだ。
アマガミまではオッケー、それは大好きである。←
でも間違ってもおでんの餅入り巾着みたいな感じで齧ったらきっとダーリンは死ぬと思うのでそれは止めてあげてくださいね。
閑話休題。
可哀想なことにルルの爪の先がシンバの袋の下をかすめてヒットした。
無理に離脱しないで大人しくシャフトに攻撃を食らった方がナンボかマシだったはずだ。
タマはクリーンヒットのみならず部分攻撃でもダメージが大きい事を、すべての女性には知っていただきたいです…。
当然クリーンヒットもやめてください。
いやマジで。
思わずベッドに突っ伏して悶えるシンバ。
背中に脂汗が浮かび腸の奥の方にイヤな鈍痛が生まれる。
聞かれたから正直に答えただけなのに、この仕打ちはヒドイ。
せっかく甘く色付いたムードも思いっきり霧散してしまい、ルルはうずくまるシンバを尻目に服装を直し始めていた。
さすがにシンバもそれを止めることはできず、かろうじて恨みがましい視線をルルに向けるに留まった。
スケベ5/6