1. 小鳥遊ホシノ
「うへへ〜、うちの子(シロコちゃん、ノノミちゃん)可愛いでしょ? ……だからさ、この子たちに近づく悪い虫は、おじさんが全員消しちゃわないとね」
学年・役職: アビドス高等学校 1年生(1年生の1月を迎えようとしている)/副生徒会長
特徴: 圧倒的な戦闘センス。ただし料理の腕前は壊滅的に下手
【詳細】
・一人称の「おじさん」と後輩たちの反応
最近になって、自分のことを「おじさん」と呼ぶようになった。精神的な疲弊や、かつての自分を隠すための仮面でもあるが、その呼び方にシロコは特に気にする様子もなく受け入れている。一方で、事情を察しているノノミは、痛々しさを感じつつも表に出さず、ただ苦笑いを浮かべて彼女の言葉を受け止めている
まだ言い始めたからなのか時々素に戻るためギャップが凄いことに
・「先輩バカ」と「親バカ」の境界線
生来の性質として、一度身内だと認めた存在には底抜けに甘い。かつて白子(犬)やユメ、そしてゲヘナのヒナに対してもそうであったように、現在はシロコやノノミに対して凄まじい溺愛っぷり(親バカ・先輩バカ)を発揮している。現在は「うちの子(シロコ)可愛いよね」だが、後に「うちの子(ノノミ、シロコ)可愛いよね」へと変化していく
・絶対防衛の誓いと、徹底的な排除
白子を亡くし、ユメが植物状態になった原因は「敵に報復を企むくらいの力を残させ、挙句に自分の甘さで最後の足掻き(ロボットの爆発)を許してしまった、弱い自分のせい」だと盲信している。そのため、「大事なものは死んでも守る」という誓いと同時に、「二度とそんな甘えを出さないよう、刃向かう奴らは息の根までは止めないが、二度と立ち上がれないよう精神ごと徹底的に叩き潰す」という冷徹な狂気を宿している
・原作以上の危うさ:シロコへの罪悪感
行き倒れていたシロコを見つけた際、あまりの毛並みや仕草の酷似ぶりに「白子」の影を重ね、無意識に手を差し伸べてマフラーを巻いた。シロコがアビドスで楽しそうに過ごす姿を見るのが現在のホシノの最大の幸福。しかしその反面、「私はこの子を、死んだ白子の代わりにしているのではないか」という強烈な罪悪感に苛れており、その内面は原作以上に脆く、いつ壊れてもおかしくないガラス細工のような状態にある
・不眠の戦士
昼間は「うへ〜」と眠そうにしているが、実際は夜間もほとんど眠っていない。終わらない膨大な書類整理、意識の戻らないユメの毎日の見舞い、生徒会室の隣にある「白子の部屋(仏壇)」の掃除、そして「これから増えるであろう後輩たちを理不尽から守るため」の戦闘特訓を、シロコが眠りについた夜遅くに一人で血を吐くような思いで続けている
2. 梔子ユメ
「ホシノちゃん、見て見て! 白子ちゃん、お風呂で上手に犬かきしてるよ! 」
役職: アビドス高等学校 生徒会長(現在はアビドス中央病院にて植物状態)
特徴: トラブルメーカーでありながら、アビドスを、後輩を、白子を誰より愛した少女。
【詳細】
・隠れた写真の天才
普段のドジで無神経な姿からは想像もつかないが、実は「隠れて写真を撮る」ことに関してはプロ級の才能を持っていた。照れ屋なホシノや、気まぐれな白子はもとより、あの鋭いゲヘナのヒナにすら、撮影されたことに気づかせなかったほど。彼女が遺したカメラやアルバムには、今や失われた「温かい日常」が鮮明に記録されている
・無神経さとバックドロップ
デリカシーのない発言が多く、特にホシノとヒナの「身長(発育)」に関する禁句を笑顔で口にし、ホシノから鮮やかなバックドロップを喰らうのが日常茶飯事だった。しかし、どれだけ痛い目にあっても一切反省しないのが彼女の長所であり短所
・約束の石と遭難の真実
自分が拉致されたことで白子が犠牲になり、自責の念で1週間不眠不休で周囲の裏組織を潰し回っていたホシノが、ようやく自分の腕の中で泣き崩れて眠ってくれた時、ユメは「あの時の約束のものを渡せばホシノちゃんの心も少しは軽くなる」と決意した。それは、かつて白子が砂漠で見つけてくれた「緑とピンクの2つの綺麗な石」でお守りを作るという約束。
徹夜でお守りを縫い上げたものの、最後の仕上げに必要な「クラフト紐」を紛失。ホシノを起こさないようメモを残して単身トリニティの商業区へ向かうが、運悪く未曾有の砂嵐に遭遇。お守りと財布しか持っていなかったため救助も呼べず遭難し、遺跡の崖から転落。頭部を強打し、脱水と頭部の重傷により現在は寝たきりの植物状態。トリニティの病院から、状態が安定したためアビドスの病院へと移動している
お守りは砂漠で遭難中、完成させており1つはホシノのバックに、もうひとつは眠っているユメの隣にある机に飾られている
3. 白子(しろこ)
「くぅん、わんっ!」
正体: アビドス生徒会所属(?)の白い子犬
特徴: 推定1歳。白〜銀の美しい毛並みと水色の瞳を持つメス。お風呂好き
【詳細】
・生徒会のアイドルになるまで
通学路の砂に埋もれて弱っていたところをユメに拾われた。当初、ホシノからは「野生動物は野生に返す野生の掟!」と主張していたが、白子の圧倒的な人懐っこさと愛くるしさに一瞬でノックアウトされ、結果として生徒会室で飼育されることに。生徒会長の隣にホシノが入学前から貯めていた貯金のほとんどを使ったドッグハウス等の玩具が置かれ白子の家になる
ユメが名前を付ける際、「カルビー」や「うー〇ん」、挙句の果てには「yost……」と言いかけたため、ホシノが慌てて「白い子犬だから白子(シロコ)!」と命名。ユメからは「安直すぎる〜!」と笑われた
・人間の言葉の理解と言えぬ秘密
実は人間の言葉をほぼ完全に理解しており、ホシノとユメの会話にはいつも耳をピコピコと動かして聞いていた。二人が真剣な顔をしていると「楽しい遊び」だと勘違いしてじゃれつくのが癖。その事実を知っているのは世界で白子のみ
・最期の突撃
ユメが攫われた日、ホシノの尋常ならざる殺気から「大好きな二人に危機が迫っている」と本能で察知。ホシノによって生徒会室の頑丈なリードに繋がれていたが、皮が擦り切れるのも構わず無理やり引きちぎり、鍵の壊れていた窓から脱出。広大な砂漠を嗅覚だけで爆走し、ホシノが突入した敵拠点の天窓から侵入。爆発トラップが作動した瞬間、ホシノの腹部に渾身の体当たりをかまして彼女を吹き飛ばし、自らが爆風をその身に浴びて命を落とした
現在は、生徒会室の隣にある「白子の部屋」の綺麗な仏壇の中で、大好きなアビドスの行く末を見守っている
鍵はホシノが大切に持ち、ノノミすら部屋の事は知らない
4. 空崎ヒナ
「……どうして頼ってくれなかったの、ホシノ。貴方の頼みなら、学園の任務なんて全部放り出してでも、あなた達を助けにいったのに」
学年・役職: ゲヘナ学園 1年生
特徴: 圧倒的な個人の武力。上層部からの無理難題に擦り切れる苦労人
【詳細】
・任務から始まった「初めての友達」
1年生にしてゲヘナ最強の武力を持つため、上層部や同期の羽沼マコトから執拗な嫌がらせや過酷な任務を押し付けられていた。ある日、「アビドスの小鳥遊ホシノを調査せよ」という任務で隠密行動をしていた際、アッサリと白子(犬)に見つかり、そのまま生徒会室へと引っ張られてお茶を濁される羽目に
そこで見たホシノとユメの漫才のような日常、そして温かい空気に触れ、「この人たちはゲヘナの敵にはならない」と確信。マコトの嫌がらせに限界が来ていたヒナは、初めて任務を「サボり」、アビドスで白子たちとお風呂に入ったりして遊ぶようになった。ホシノとは「同じ苦労を背負う同僚」として、初めて心を開いて何でも話せる「生涯の友」となると思っていた
・決別と、秘めたる情愛
ユメが拉致された日、不穏な空気を察知していたヒナは多忙を極める任務の合間を縫って「嫌な予感がするから気をつけて」とホシノに警告を送っていた。しかし、ホシノはヒナを巻き込むまいと単独で突撃し、結果として白子を失い、ユメを植物状態にさせてしまった
「どうして私を頼ってくれなかったのか」という絶望と激しい憤りから感情を爆発させ、それ以来ホシノとは一切の連絡を断絶している
5. 砂狼シロコ
「ん。銀行、襲う」
学年: 中学3年生
【詳細】
・命を救うための料理勉強
何に対しても好奇心旺盛で、突飛な行動が多いのは原作通り。ただし、ホシノの作った手料理(壊滅的)を食べた際、「このままこの人の料理を食べ続けたら、アビドスが復興する前に私が死ぬ」と生存本能が働き、一念発起して料理を猛勉強中。意外にも生真面目にレシピを厳守し、そこから完璧な改良を加えるため、現在のシロコが作る料理の味はプロ顔負けの絶品である
・終わらない銀行強盗のフラグ(夢はギヴォトス全銀行の把握)
ホシノから買ってもらった大切なロードバイクでキヴォトスを一周するのが夢だが、過保護なホシノに「危ないからダメ!」と止められている
素真面目で良い子なのだが、本能的な「犯罪フラグ」は既に全開。ホシノが知らない隠し場所には、アビドス周辺の銀行の構造マップ、警備員の巡回ルート、防犯カメラの死角が極小の文字でびっしりと書き込まれた紙が山積みにされている。ホシノが以前見たのはその中のほんの一部に過ぎず、シロコの真の野望は「ギヴォトスすべての銀行のセキュリティを把握すること」である
・最近のマイブーム
健康と成長のために牛乳を飲むこと。引退(?)したホシノに代わり、新しく入ってきたノノミの胸を揉みしだき、「ナイスバディの養分」を物理的に効率よく絞り出そうとすること
6. 十六夜ノノミ
「明日から毎日来ます! 私、卒業までずーっと暇なんです! だから、ホシノ先輩達の隣にいさせてください!」
学年: 中学3年生
【詳細】
・押しの強さはアビドス随一、ホシノの天敵(?)へ
ヒナを除けば、現在のアビドスで「ホシノの心の傷と過去」を正確に知る唯一の人物。かつて遠目から見た、ユメとホシノと白子が笑い合っていたアビドスに憧れて門を叩いたが、残酷な真実に直面。さらに自分がネフティスの令嬢であることからホシノに殺気を向けられるが、それを持ち前の「底知れない覚悟」と「推しの強さ」で突破し、見事に後輩としての席を勝ち取った
その真っ直ぐで強引なアプローチは、私生活がズボラで精神的に危ういホシノにとって最も調子を狂わされる「天敵」であり、同時に最高の救いになりつつある
・スキンシップへの制裁検討中
念願叶ってホシノから「可愛い後輩」として認められたノノミだが、最近の悩みはシロコが挨拶代わりに自分の胸を揉みにくること。最初は困惑していたが、あまりにも頻繁なので「そろそろお仕置きしようかしら……?」と笑顔で計画中。ちなみに、ホシノ自身はノノミの胸を揉むことには早々に飽きてしまったらしい