東の海の八雲家   作:月詠朧

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投稿が遅れ、誠に申し訳ないです。
そして短い。本当にゴメンなさいです。




四話 八雲家の船旅交渉。

 結局紫が起きてきたのは、藍が起こしに行ってから1時間半後のことであった。

 二人は紫が開いたスキマを通って居間に行くと朝食(時間的には昼食)を食べながら今後はどうするのかと話を始めた。

 

「で、紫様。今後の予定はどうするのですか?」

「んー・・・・・・そうねぇ。昨日は懐かしい奴らにあったのだし、ついでに東の海(イーストブルー)にいる昔の知り合いにでも会いに行きましょうか。その後は東の海(イーストブルー)最大の観光地というか、有名所のローグタウンに行きましょう」

「まだこの辺にお知り合いがいらっしゃるんですか、紫しゃま?」

「えぇ、海賊王の船のクルーだった奴よ。赤っ鼻の、ね。あぁ、本人の前でコレを言うと真っ赤になって怒るから、言わないようにね」

「赤っ鼻?まさか道化のバギーですか?」

「えぇそうよ。もしバギーの目的地がローグタウンならそのまま乗せてってもらうつもり」

「船旅ですか。しかし、バギーが素直に船の乗せてくれるでしょうか?」

「大丈夫よ。適当な財宝の在処でも教えてあげれば快く乗せてくれるわ。例えそれがデマだったとしてもね」

 

 二人の従者はドン引きである。

 

「さて、それじゃぁ食事も終わったしそろそろ行きましょうか」

 

 スキマを開き、彼女らはその中へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 所変わってバギー海賊団の船の甲板。

 

「吹き飛ばされたあの日から、俺はずっとあのクソゴムを殺すことを望み執念でお前らの元へと帰り着いた」

 

 現在彼らの真ん中で、赤っ鼻の男がハデに演説をしている。

 

「それはまさに大冒険!!(パーツ)の足りねぇこのオレの、笑いあり!地獄あり!友情ありの小さなバギーの大冒険!!だけどもバギーは頑張って・・・・・・ってダァレが赤っ鼻じゃァ!このスットコドッコイがァ!!」

「せ、船長、いきなりどうしました?」

「いや、誰かに赤っ鼻って言われた気がしてな。っとそれよりもだ、野郎ども!オレたちの再開を派手に祝って宴だぁ!さぁ存分に飲めェ!ハデに騒いであの忌々しいクソゴムとの戦いに向けて活気をつけろォ!」

「「「ヒャッハァー!!」」」

 

 彼らは船長であるバギーとの再開を祝って宴会の最中であった。

 とある島で麦わら帽子をかぶった奴に負け、船長であるバギーは自身の体のパーツを奪われ何処とも知れぬ空の彼方へと吹き飛ばされた。

 それから彼はとある島で、その島固有の珍獣を守る宝箱に体がハマってしまったアフロと仲良くなったり、その島からお手製の筏で自分の部下たちのところに行こうとして巨大なカニに襲撃されたりとまぁいろいろあった。

 そのころ部下達は船長を探して海の上を彷徨い(っとバギーには説明した)、しばらくしてとある島で船長のことを聴きこみしようとしたところ(っとバギーには(ry)人食い人種の種族に捕まり調理される寸前でどこからともなくバギーが参上。捕まっていた彼らを助け今に至る。

 ・・・・・・ちなみにバギーは知らないが、彼の部下は彼を探していたわけではなく新たな海賊団として再出発しようとしていたとか、島では聞き込みではなく新しい船長を決めようと幹部二人が争っていたとかは知らない。

 

「ところで船長。さっきから気になってたんですが、隣の美女はどこのどなたで?」

「おまえらを探して海に出た時にハデにピンチになってな、その時に助けてもらった。んで、その後話をしたらオレと同じく麦わらのやつを探してるって言うんで同盟を結んだんだ」

「アルビダよ。麦わらとは少し前にいろいろあってねぇ」

 

 とまぁそんな話をしている時だった。

 突然バギーの目の前の空間に紫色の不気味な裂け目が現れた。

 バギー以外の船員が驚き腰を抜かす。バギーも驚きこそしたが、この不気味な裂け目に心当たりを思い出し、思い出すと同時に心底嫌そうな顔を浮かべた。

 裂け目ができてから少しして。裂け目から三人の少女が現れた。

 

「はぁい、バギー。久しぶりねぇ」

「帰れ、今すぐに」

「やぁねぇ、せっかく来たのにつれないわ」

 

 扇子を広げニヤけた口元を隠しながら先頭を歩いてきた少女がバギーに話しかけた。

 

「それで、なんのようだ八雲。しょうもない話なら今すぐ帰れ。オレァ忙しいんだよ!」

「そうカッカしないの。あなたのところに来たのは最近、昔の知り合いと会ったからついでに久々に会いに来てあげたのよ」

「そうか、それじゃその目的も達成したんだ。帰れ」

「つれないわねぇ。せっかくあなたが探していたお宝、キャプテン・ジョンの財宝の情報を持ってきたのに」

 

 お宝と彼女の声が聞こえた途端、バギーの様子が一変し下品な笑みを浮かべた。

 

「ほう、それで?お前のことだ、ただで教えてはくれないんだろう?」

「もちろんですわ。私のお願いを聞いてくれるのなら、財宝の情報を教えてあげましょう」

「内容は?」

「私と私の従者二人をローグタウンまで乗せてほしいのよ。少し船旅がしたくなってね」

「そんな事でいいのか。それなら構わん」

「ありがとう。今は宴会中みたいだし、情報は今度でもいいかしら?」

「いいぞ。オイ誰か!開いてる部屋に案内してやれェ」

 

 話はまとまり、彼女たちは下っ端に連れられて船内へと姿を消した。

 それと同時に一輪車に乗った男がバギーに声をかける。

 

「船長!今の奴らはなにもんですか!?」

「今から20年ぐらい前に世界各地でハデに神隠しが起きたことがあっただろう?あいつがあの神隠しの主犯だ」

「えぇぇぇ!?相当若く見えましたよ!?」

「そりゃぁそうだ、あいつも悪魔の実の能力者だからな。オレが知ってる中で1,2を争う危険な能力のな」

「かなりの大物じゃぁないですか!アレを倒せば船長の名もあがりますね!うまい事船に乗せましたし、寝静まった頃に倒して名を上げる作戦ですか!」

 

 周りの船員たちが騒ぎ立てるが、バギーはやめろと怒鳴る。

 

「このバカチン共が!あいつに手を出すと次にハデに神隠しにあうのはオレたちだぞ!絶対に手を出すんじゃぁない!しかし、運が向いてきたのは確かだな。長年探していたキャプテン・ジョンの財宝の在処の情報がこんなところで手に入るとは!笑いが止まらんわ!ぶわッハッハッハッハッ」

 

 しかし残念ながら紫は財宝の在処など知らないし、適当にスキマで取り寄せたテキトーな地図を渡すことになる。この嘘の地図が原因で、バギーは海軍に捕まり監獄(インペルダウン)行きになるのだがそれはまた別のお話。

 哀れバギー。彼は忘れていた。彼女が簡単に信用してはいけない相手だということを。

 

 ・・・・・・まぁ、紫が意識と無意識の境界を弄って思い出せないようにしていたのだが。

 まさにいともたやすく行われるえげつない行為である。

 

 こうして彼らの船は情報提供者を乗せ、ローグタウンへ進んでいく。

 

 

 

 

 次回へ続く。

 




この間の雪の日の事。

PCが置いてあった一画が突如水浸しに。
何事かと調べてみると雨漏りである。
ズブ濡れになりPCがお亡くなりに。
ついでに近くにおいてあった3DSまで死んでしまいかなり落ち込んでました。

しばらく投稿頻度が落ちます。
酒呑童子の方も出来次第投稿しますが、もうしばらくかかります。スイマセン。

誤字脱字等ありましたらご報告ください。

あ、アンケート期間は終了いたしました。皆様のご協力感謝です。
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