主人公が特別な力を持ってるやつ 作:匿名人
高評価までは求められないでさ、よろしくです。
世界創造神話より
創造神が居た。
創造神が指を鳴らすと、何もない空間が生まれた。
創造神が呼吸を行うと、水の神、土の神、火の神が生まれた。
水の神が唾を落とすと、何もない空間に海ができた。
土の神が腕を振り下ろすと、海に浮かぶ巨大な陸地が生まれた。
水の神、土の神、火の神は兄弟で、水の神が長女、土の神が長男、火の神が末っ子だった。
創造神を父としてこの3柱の神はそれぞれ自分の部下となる神をつくっていった。
火の神が、自身の両手の小指をとるとそれぞれが熱の神、光の神になった。
火の神、熱の神、光の神の3柱は自由気ままに海を
蒸発させてしまった。
水の神がそれに怒り、その感情によって風の神、雷の神が
生まれた。
風の神と雷の神は、水の神の怒りに共鳴して嵐の神を生むと、
嵐の神の力で海は荒れ狂い、陸地が半分水没した。
土の神は、なくなった陸地を戻すために、自身の髪の毛を
二束抜くと、それぞれが岩の神、生命の神となり、岩、生命の2柱の神が力を合わせると陸地は元の大きさに戻った。
しかし、水の神の怒りは鎮まらなかった。
そこで岩の神は、自身の身体を硬くさせ、鉱石の神となった。
鉱石の神は、身体を削り出し、海のように青い宝玉をつくると、水の神へと捧げた。
これにより、水の神の怒りが収まると、水の神、土の神、
火の神は、それぞれの眷属の神に世界を任せ、
天へ昇っていった。
生命の神は光の神と共に、生物を生み出した。
そこで、神に一番似た種の動物を人と名付けた。
熱の神、鉱石の神が、身体を少し取り、混ぜ合わせると、
鍛冶の神が生まれた。
鍛冶の神は、剣の神、盾の神、鎧の神を生み出した。
剣、盾、鎧の3柱が、力を試すために身体をぶつけ合うと、
火花から血の神が生まれた。
血の神は、自身の身体を筆のように使い、天に文字を書くと、
文字から、混沌の神が生まれた。
生命の神と混沌の神が踊りだすと、生と死の概念が生まれ、
寿命ができた。
混沌の神の踊りによって、世界に魔力が漲ると、一部の動物は、魔獣へと姿を変えた。
いくらかの人も魔人へと変わり、魔と名が付く者は、通常に比べて多くの魔力を得る代わりに、理性を失い凶暴になった。
人は魔力によって真人となり、団結の心と、鍛冶などの
神の技術を知った。
真人達は数家族が集まって集落をつくり、狩りや農耕を始め、平和に暮らした。
しかし、一つの集落が、魔人によって滅ぼされたことを知ると、集落の長達は会議を開き、一つの長を王とした王国をつくった。
王国では、狩りをしていた人を兵士として、
魔人との戦いに駆り出した。
この真人と、魔人の大戦を、真魔大戦という。
この大戦は数十年にも及び、両者に大きな傷と溝を残したが、最終的には、真人軍の組織された団結の力で、個の力の魔人に打ち勝った。
真魔大戦で勝利した真人王国は、兵士を騎士として、
鍛冶の神の力による、剣、盾、鎧を騎士装具として定めた。
また、先の大戦で活躍した一部の集落長を、
公爵 侯爵 伯爵 子爵 男爵
の五爵位にあてはめていった。
大戦で負けて、洞窟に押し込まれた魔人は、
洞窟を要塞化して籠城戦を仕掛けると、王国軍は
被害を恐れ撤退した。
世界創造神話より一部抜粋
あざっした。次から主人公が出るのでよろしくす。
誤字、脱字報告あざっす。