主人公が特別な力を持ってるやつ 作:匿名人
僕は、自分がしてしまったことを心の底から後悔していた。
なんでかっていうと、それは今朝までさかのぼることになるんだけど……
朝、少しおそめに学校に来た僕は、いつも静かな女の子が1人で裏庭に出ていったのを見つけた。
「もう授業が始まっちゃいそうだけど、どうしたんだろう?」
不思議に思った僕はその子の後をつけて、追いかけることにした。
少し追いかけていると、その子の行き先は、校舎裏ということが分かった。
いつもは暗くて、ジメジメしていて、誰もよりつかないはずの校舎裏に、彼女1人の大きな声が響いていた。
大声で独り言を言っていたのだ。
「あ、」
目が合ってしまった。
「……何見てんのよ!」
目をキッと吊り上げて彼女はそう言った。
怒ったように、ズカズカと僕に詰め寄ってくると、
「で、あなたはなんなの? なんであそこにいたの?」
そう聞いてきたので、どうせなら自己紹介することにした。
「僕はソウスケ。」
「はぁ、私はナギ。で、なんでソウスケ君はあそこにいたのよ!」
「君がもう授業が始まりそうなのに、1人でどこかに行くようだったから、不思議に思ってついてきちゃった。」
「ついてきちゃったって、」
ナギさんは気まずそうに、ふいっと顔を背けた。
「1人でいたのは、私が人見知りだからだけど……」
「でも、今ぼくとはしっかりしゃべれているね。」
「っ……!」
ナギさんが勢いよく振り返る。
あともう一歩迫られたら、顔がぶつかっちゃいそうなくらいだった。
僕が一歩さがって、ナギさんを見ると、目の前にあるナギさんの顔は真っ赤になっていた。
「とりあえず、もう今日のことは忘れて!」
「ひどいなぁ……」
僕は苦笑いした。
でも、一生懸命な彼女を見ていたら、なんだか楽しくなってきた。
「ナギさんってなんだか面白い人だね!」
「えっ?」
「どうせならぼく、ナギさんと友だちになりたい!」
「はぁ!?あんたなに言ってんのよ!」
「私なんてつまんないし、話してても面白くないでしょ!」
「いいや、ナギさんは面白いよ?」
「あんたがそう言うならそれでもいいけど……だったら放課後ちょっと付き合いなさい!」
こうしてナギさんと僕は友だちになれて、
うまくいったと思っていたのだけれど……
「はぁ…ナギさん、ぼくもうねむいや」
「だから、私が人見知りなのは環境のせいだって……ちょっとあんたちゃんと話聞いてるの!?」
まさか空が赤くなって、もう寝るはずのじかんまで話が長くなるとは思ってもみなかったよ……
なんという短さ、
これで誤字なんてしてた日には1000文字を下回っちまうよ。
そろそろ高評価を求めてもいいかな?(/ω・\)チラッ