奉仕部に残してあったメッセージを見た八幡と青葉の2人はゲンナリしながら家庭科室へ向かった
八「それで?なんで家庭科室なんだ?」
青「家庭科室なら1階にあるんだからついでに呼んでよ。わざわざ特別棟に戻ること無かったのに」
エプロンをした雪ノ下と由比ヶ浜は何かしらを作る準備をしていた
雪「あら、それはごめんなさい。いい運動になったのではなくて?依頼は【手作りクッキーを食べて欲しい人がいるからクッキーの作り方を教えて欲しい】との事よ」
青「ふーん、八君が部屋を出なきゃいけない理由がわからない」
結「だって……」
そう言って由比ヶ浜は若干俯きながら人差し指同士を合わせウジウジしていた
八「まぁそこはいいだろ。終わったことだ」
青「八君がいいならいいけど……」
雪「話は終わったかしら?準備が出来たから始めましょう。まずは由比ヶ浜さん作ってみて」
結「う、うん!」
八「おい、俺はやること無さそうだから帰っていいか?」
雪「味見役があるじゃない」
青「それなら私も作ろうかな!八君、完成したら食べてくれる?」
そう言うと青葉はエプロンの準備をはじめながら八幡に、ウインクする
八「まぁ……楽しみに待っとくよ」
そんなやり取りを見た由比ヶ浜は若干頬を膨らましながら青葉を軽く睨んでいた
しかし残りの3人はその視線に気付くことはなかった
一通りクッキー作りが終わり皿の上に乗ったものを見る
八「なぁ……青葉のはいいとして由比ヶ浜のはなんだ?木炭?」
雪「どうしたらあそこまで間違うのよ……」
青「どうやったらクッキー作りから木炭ができるの?由比ヶ浜さんって錬金術師?体の一部持っていかれたの?」
結「う〜…なんでぇ…ママが作ってるの見てたのに〜」
由比ヶ浜の目の前の皿の上に乗っていたのは見事なまでの木炭の様ななにかだった
青「とりあえず八君!はいどうぞ!」
青葉は自分の作ったクッキーを八幡に渡した
八「おおありがとな…………ってこの味はもしや!」
青「気付いた?八君の好きなマックスコーヒーを生地に混ぜ込んでみたの!どうかな?」
八「めちゃくちゃうめぇ!そのままより若干コーヒー感が強いがそこがまたクッキーの甘さに調和してる!」
結「ちょっとヒッキー!私のも食べてみてよ!」
そう言って由比ヶ浜は自分のクッキーを八幡に差し出した
八「いや、味見も何もないだろコレは……」
青「由比ヶ浜さん自分でちゃんと味見したの?ちなみに私はちゃんと味見してから渡してるよ?」
結「味見は……してない……でも!」
その様子を見ていた雪ノ下が急に口を開いた
雪「由比ヶ浜さんまずは自分で味見をしなさい。美味しくないものを相手に渡すのは失礼に値するわ」
それを聞いた由比ヶ浜は渋々自分のクッキーを口に運んだ
結「うぇぇ……苦い…硬い…美味しくない……」
青「貴方はそれを八君に渡そうとしたの?」
結「だって……」
雪「はぁ……せめて自分が食べれるようになってから人に食べてもらうようにしなさい」
その後、雪ノ下と由比ヶ浜は何回も作り直し何回も味見し何回も吐きそうになっていた
その頃、八幡と青葉は青葉の作ったマックスコーヒークッキーを食べながらその様子を眺めていた
ここで一応桐ヶ谷青葉のプロフィールを紹介!
見た目……スタレの星ちゃん(黒髪)
クラス……八幡と同じ2年F組
好きな物……八幡と厚焼き玉子(だし巻き)
嫌いなもの……八幡を害するもの
同じクラスなのに由比ヶ浜を知らなかったのは由比ヶ浜に興味、関心がなかったから
見た目は知っていたが名前は知らない状態だった
今のところこんな感じです!後々追加されていくかも?