運命のッッッ!!! 馬鹿野郎ッッッ!!!!!!   作:クラウディ

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 気まぐれに100%手癖で書き始めました()

 オリ主は設定もりもりどころか、作者が書いた「他の二次創作」の主人公のIFルート的なのを想像しながら書いてしまいました()

 解釈違い起こりまくってたら申し訳ない()




『ハ。 ―ハピエンの作り方について―』

 

 

――「人生」ってのは何があるかわからない

 

 

 そんな言葉をテレビかなんかで聞いた覚えがあるような無いような……でも確実にどこかで聞いたことがあるという記憶があるレベルの「格言」。

 

 俺こと『―――――(■■■■■)』は、どこにでもいるような今年21の好青年で…………いやそんなこと全然ねぇわ。俺の人生を「どこにでもいそうな好青年全員」が経験してたら()()()()()()()

 なんだよ、「世界諸共心中しようとする『悪の組織』とガチバトルして世界救った変身ヒーロー」って……いくら何でも「ニ○アサ」すぎんだろ!!!

 

 おっとっと、話がめっちゃ逸れちまった。失敬失敬…………合ってるよな使い方……?

 

 まぁ、要は「世界救っちゃった系変身ヒーロー」だったわけなんですよ、俺は。

 そりゃ、「人生何があるかわからない」って格言を覚えててもおかしくはない……よな……?

 やっべ、めっちゃくちゃ不安になってきた……(震え声)

 

 って、そんなことはさておいて、本題に戻っていこうと思う。

 

 そうそう、「人生何が起こるかわからない」ってことについてなんだが、先ほども言った通り、俺は世界を救う変身ヒーローとして巨悪と戦った。

 その過程の中でも「得難いもの」はもりもり山盛り森鴎○ってな感じで経験していき、組織の構成員や幹部と戦っていって……

 

 

 

――――最後には、『――――(ラスボス)』と相討ちになって気絶しちまった。

 

 

 

 あ、死んでないってことだけはハッキリしてるぞ?

 なんなら「最終決戦の時(あの時)」よりも体の調子だけはいいからな!!

 

 なんせこうやって考えたりできるし、走り回れる体もあるし、美味い飯もたらふく食える。

 「変身」も相変わらず毒舌な『相棒』のおかげでバリバリできるから、()()()()()()()()」を送る上で()なーんの問題もない。

 

 ……じゃあ何が問題かって?

 そう!! そこなんだよ!!!

 

 

 

「っ、どうしたんだい相棒……? またそんな風に黄昏て…………」

「あー……ごめんな()()()()()さん。何度考えてもやーっぱ実感は沸かねぇし、記憶も全然出て来なくてさ……」

「っ! ファイノン()()、か……ハハッ……少し、横になってくるね……」

「ちょちょちょ!? いきなり横になるなよファイノンさん!? そんなにダメだったか今の!?」

 

「っ……やはり……どうしても、ですか……?」

「あ、()()()()()()さん! ご、ごめん、やっぱ思い出せない、かも……?」

「すみませんっ……! 私達の手が届かないばかりにっ、貴方にこんなっ……!」

「いやいやいや!? あれは多分『()()()』がやりたくてやっただけだからさ!? そんな思いつめなくても!!??」

 

「……そうか」

「なぁに暗くなってんですか()()()()()さんんんんんんんん!!?? あんたこういう時こそファイノンさん煽ってこの湿っぽい空気を払拭するべきでしょ!!??」

 

「■■たん……ごめん、なさい……っ……!」

「あーあー!! 泣きそうにならないで()()()()()ちゃん!!! 俺、アナクサゴラス先生達からぶっ殺されるって!!!???」

 

 

 

 過去回想でボーっとしてた俺に声をかけてきたのは、『ここ』で出会った優しい人達。

 なんか俺のことを「前から知ってる」らしいけど、俺は『ここ』のことを知らなかったし、『皆』のことも知らなかった。

 

 マジでびっくりしたよ……『――――(ラスボス)』との戦いが終わった直後、目の前が真っ白になったと思ったら、『ここ』の原っぱに横になってて、心配そうに見つめる『皆』に囲まれてたんだから。

 

 「すわっ!? まさかこのタイミングで未知の組織が介入を!?」とか思ってしまったけど、俺の考えているものとは逆に皆優しかった………………いや――――

 

 

 

 

――――『優しすぎた』んだ。

 

 

 

 

 まるで俺のことを「親友」、はたまた「家族」のように接してくる彼らに思わず「どこかで会ったことがあったり……?」なんて聞いたら全員泣き崩れちゃって……。

 で、このことを「変身アイテム」でもある『相棒』や、『皆』の中でも一番頭がいいであろう『アナクサゴラス先生』達と話し合った結果、とあることが浮かび上がってきたのだ。

 

 

 

『おそらくですが、貴方達は「あの戦い」……『鉄墓』との戦いで『力』を使い、我々を()()()した後、その代償としてこの世界での記憶を失ってしまったのではないでしょうか?』

『……俄かには信じがたい。だが、否定できる材料もない。それができる『素質』がコイツにはあるのは俺も知っている』

『それは貴方もですよ、『■■■■』さん。『鉄墓』を()()……いえ、『鉄墓』という規格外の存在を()()し、その際の余剰エネルギーで我々をこの銀河に足をつけて立つ『()()()()』として『再構築』したのですから』

『……その結果、いまだにコイツと俺はこの『()()()()()』から出られなくなったがな……忌々しい……火事場泥棒はどこの世界にでもいるようだな……』

 

 

 

 えー…………つまり何が言いたいのかというと……

 

 

 

――――俺、『ラスボス』と戦った後、その時の余波で異世界に吹っ飛ばされた挙句、その異世界でもまた世界救って、でも無茶のし過ぎで記憶吹っ飛んじゃいました。てへぺろ☆

 

 

 

 ということだそうです。

 

 …………すぅ…………………………

 

 

 

 

 

――――運命のっ!!! バカヤロォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

「来たね、時間ピッタリ」

「こんにちはヘルタさん。私を呼んだということは、『あの研究』に進展が?」

 

 ここは広大な世界のどこかにある……『宇宙ステーション「ヘルタ」』。

 そこでは『二人の天才』が言葉を交わしていた。

 

 会話の内容は……いま世界中で話題が持ちきりの『オンパロス』についてだった。

 

 

 

――――『オンパロス』

 

 

 

 絶滅大君『鉄墓』……それを育てる苗床として存在していた機械皇帝#66「ルパート2世」の遺産(セプター)――「δ-me13」の中の仮想世界の名であり、『知恵』の絶対者(星神)である『ヌース』へと牙を剥こうとした『鉄墓』を、その場で押しとどめ続けた者達がいた場所の名だ。

 

 もちろん、あの世界の命運を決める戦い……否、『戦争』にも、この二人の『天才』……「ヘルタ」と「スクリューガム」はいた。

 綿密に練った計画、オンパロス内部を含めた全員の協力……そのほか様々な要因をそろえて挑んだのだが……正直、「あの凄まじい変数」がいなければ9割以上の確率で自分達は敗北していたのだろう。

 

 ヘルタ達ですらそう思えるほどの出来事だ。凡人達が騒いでしまうのだって仕方のないことだ。

 世間では、世界を救った『星穹列車』、オンパロスの『黄金裔』達、ヘルタ達『天才』への惜しみない称賛が飛び交うほど。

 あまりに飛びすぎて宇宙ステーションの外部窓口がパンクしかけたほど、と言えば伝わるだろうか?

 

 

 

――――だが、今のヘルタ達にとって重要なのはそこではない。

 

 

 

「進展はあったよ。あの『背伸びしたおこちゃま(■■■■■)』の出力規模についてとか、『オンパロス』の状態とか。どっちから聞きたい?」

「……まずは『オンパロスの状態について』を」

「そう、じゃあそっちから。オンパロスの状態については非常に安定してるよ。それこそ、私達が想定していた以上の安定性を維持してる。()()()()()()()()分、気味が悪いくらいにね……」

「……ヘルタさんでも分からない、と?」

「ええ。ええ。あれは解明するだけ『無駄』ってことが分かったよ、『今』はね」

「……その結論に至った理由、とは?」

「あれは『()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。感情を完全に数値に起こすことが難しいように、あれは明確な言葉にはできない。だから途中進捗としてそこまでは進めた。それ以上進んでも、一昔前の人類が『幻を掴めるようになる』みたいなことになりそうだもんね」

「なるほど…………感情は「肉体(からだ)」を通して出力される。ただ、感情だけで何もかも起こしてしまえるのは……」

「そ、まさしく『神』の御業ってやつよね。腹立たしいけど」

 

 

 

――――『オンパロス』、そしてそこに生きていた人々も救われた。

 

 

 

 それこそ、()()()()()()()()()()()()()()……と思ってしまえるほどに救われている。

 だが、それらの結果が夢ではなく、あの戦争が起きた『過去』が残っているという確実な『記憶(証拠)』は、オンパロス以外の世界中にも残されている。

 

 

 

――――だからこそわかるのだ。

――――あれだけのことが起こっておいて、ここまで『救われている』のはおかしすぎると。

 

 

 

「これがもし外野の盗人達の影響だったら面倒だった……いや、今も面倒であることに変わりはないね。まぁ絶対に『今の方』が良いんだろうけど。あの『おこちゃま』も無茶するよね」

「肯定。『彼』が仲間であったことを、『彼』という存在をつないでくれた『お父様』に感謝を告げたいほどです」

 

 

 

 これが悪意で起こされているのなら『最悪』だった。

 これが善意で起こされているのだから『面倒』で済んでいるのだ。

 

 ヘルタ達は思い返す。

 あのオンパロスに迷い込んだ……いや、『この世界』から見ても『異分子』であり、『救世主』でもある、一人の『青年』の姿を。

 

 

 

『えっと……み、皆さん誰ですか……? どこかで会ったことがあったり……?』

 

 

 

 ……再会できたと思っていた黄金裔達の慌てぶりはこの世の終わりかと見紛うほどだった、その時の姿を思い浮かべながらも、頭を振って軌道修正する。

 

 

 

「で、次は出力規模ね。スクリューガム。貴方の方も調べてたと思うから先にそっちの結論を教えて」

「…………()()()()、この一言に尽きます」

「だよね。明らかに『鉄墓』が()()()()()()()()()()()で『()()()』は放たれた」

 

 

 

「『第一波』は『鉄墓』の被害を『全て無かったことに』して――――」

 

 

 

「――――『第二波』は『鉄墓』の『拘束』に加えて、私達の『存在強度の格上げ』。『第三波』は……」

 

 

 

「――――『鉄墓』の機能を『完全停止』、そして『エネルギーの浄化』、オンパロスの『再構築』により、あの戦いを終結させた」

 

 

 

「ええ。これら全部の結果をたったの『()()()()()』で起こしている。『使令』でも何でもない、『本人』とその『相棒』曰く『ただの人間』が」

 

 

 

 と、そこまで言って、ヘルタは大きく息を吐く。

 頭痛がこらえきれないといわんばかりに頭を抱えながら。

 

 

 

「はぁああ…………『星神』ですらもっと分かりやすいわよ……『運命』の枠を逸脱してるなんてレベルじゃない……『規格外』なんて言葉も生ぬるい……」

()()()()()()()()()()からこそ、とも言えますね。『彼』が善良な青年であることが我々にとっても救いです」

「分かってる……あのおこちゃまは優しい。優しすぎて出会って数日の人間に命懸けで手を伸ばすなんて狂ったこともできるし……はぁ……考えすぎて頭が痛いなんて何年ぶりかな……」

「推奨。半システム時間ほどの休憩を取りませんか?」

「賛成……あとであのおこちゃまにも来てもらわないとね……」

 

 

 

 そうして、二人の天才の話し合いはひっそりと続いていくのであった。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

――――この物語は

 

 

――――見知らぬ世界に迷い込んだ規格外な主人公(笑)が

 

 

――――その力でなんかすごいことをやらかして

 

 

――――そのついでと言わんばかりにその世界で出会った人達のことを忘れてしまい

 

 

――――結果として

 

 

――――本人としては身に覚えのない好意と

 

 

――――よく分からん思惑に巻き込まれるかもしれない

 

 

――――そんな雑な物語だ。

 

 

 

――――……って、言ったら怒るでしょ君?

 

 

『当然だ。自分の子供が弄ばれているのなら、弄んでいる相手に対し怒ってやるのも『父親』だ』

 

 

――――ひどいねぇww 彼に父親らしいこと何一つやれなかった君がww

 

 

――――……あぁ、もう! どうして僕の口はこんなに言うことを聞かないんだッ!

 

 

――――ひとまず! 君の息子は休ませてあげないといけないんだ。あの世界じゃ……どうにも『世界の修正力(うっとうしいやつ)』のせいで休めそうにないからね

 

 

『……善意であるなら、任せよう』

 

 

――――お? 任せてくれるんだ? お嫁さんを束縛しちゃった君が……だぁっ!! だから僕の口ぃ!!

 

 

『……難儀だな、君も』

 

 

――――当たり前だろう!? 彼のおかげで『反転』できたばかりなんだから悪意と善意がごちゃ混ぜなんだよ!! いっそ信仰すら反転して全部善意になってたらよかったのにぃ!!

 

 

――――ま、お父様からの許可も出たことだし、しっかり休ませちゃおうかね、っと

 

 

――――あ、ついでにイチャイチャも見せてくれよ!! 僕は純愛の末の破滅が……だからぁ!!!

 

 

『……今ここで善意で塗りつぶしておくか?』

 

 

――――うぅ……!! 最終手段でお願いします……!!

 

 

『分かった。今すぐだな』

 

 

――――ちょっ!? 暴力反対!?!?!?

 

 

――――あ、これはこんな物語だからこれ見てる『そこの君』も応援よろしくね?

 

 

――――それじゃ、ばいなら~!!

 

 






 手癖で書きまくったんでガバしかないし、解釈違いも起きるかもしれません。

 登場人物紹介はいずれ来るかもしれない次の話から書いていこうと思っています()

 ホンジャマカ

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