コードギアス 転生のルルーシュ   作:よみや

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バカな、日間ランキング1位だと!?おのれ、シュナイゼルの策略か!これでは更新をしないわけには!

というわけで更新です。ただ、連続投稿はこれで終わりです。平日は仕事忙しいので。思っていたより需要があったようなので、SEEDと並行していけたらいいなーと考えています。できるかは知らんけど(笑)


STAGE6 始まりの組織

 

 

 

 出会いは唐突だった。

 

「スザク。私に新宿を見せてください」

 

 時は進み、スザクは無事に釈放された。そして、運命の出会いをした。それが、幸運か不運かはわからないが。

 

 クロヴィスは生きてこそいるが、今も意識不明。代わりの総督はコーネリアとなった。そして、原作通り彼女もエリア11へと来ていた。悲劇の皇女ユーフェミア。

 

「ここが新宿です。……ですが、ここはもう駄目でしょう。死者こそ何故か少なかったんですが、住民は忽然と姿を消してしまいました」

「……そうですか」

 

 ユーフェミアは廃墟のような新宿を見て、悲しそうな目をした。

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 その後もだいたい原作通りに進み、原作でのターニングポイントの一つ、サイタマゲットー掃討戦が始まる。え、猫に仮面取られる? そんな馬鹿な話あるわけないヨ。

 

「予想通りか。侍の血が潰されたから可能性は高かったが、コーネリアの考え方は昔のままというわけだ」

 

 クロヴィスの親衛隊から情報を得たルルーシュは、予め作成しておいた対応プランに沿って動き出した。

 

「いくのか?」

「ああ」

 

 部屋で準備をするルルーシュを、C.C.が微妙そうな表情で見ている。

 

「勝てるのか? 今、お前に死なれると困るのだが」

「何を言っている。ブリタニアと戦うことなど7年前から決めていた。当然準備はしてあるに決まっているだろう」

「準備?」

「丁度いい、お前も来い。俺の組織と合流する」

 

 ルルーシュは、C.C.を連れてアッシュフォード学園を出た。

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

「ここは?」

 

 古びた地下空間に連れて来られたC.C.は、キョロキョロとあたりを見渡す。

 

「拠点の一つだ」

 

 中心に向かうと、既に少数の人間が集まっていた。

 

「キング!」

 

 ルルーシュが来たことに気づくと、みんな畏まり始めた。

 

「半蔵はいるか?」

「はい、ここに」

 

 半蔵と呼ばれたのは、どこにでもいそうな冴えない中年男性だった。

 

「準備は?」

「フェイズ2までは完了しております」

「十分だ」

「ルルーシュ様、そちらの女性は?」

「俺の嫁だ」

「おい!」

 

 肩をどついたC.C.を見て、なにやら頷く半蔵。それに気づいて不機嫌になるC.C.

 

「ルルーシュ、こいつらはなんなんだ?」

「ここにいる者の大半は、新宿の住民だ」

「なに? だが新宿は掃討戦で……」

「住民の大半は逃がした」

 

 言うだけ言って、何やら他のメンバーと話し始めたルルーシュを、C.C.は唖然とした表情で見つめた。

 

「私が説明しましょう」

 

 混乱するC.C.に、半蔵が声を掛けた。

 

「我々は互助会です。最初は」

「互助会?」

 

 半蔵が懐かしそうに目を細めた。

 

「私たちは困窮していました。日本人全員が名誉ブリタニア人になれるわけではありません。食料も薬も衣服も、何もかもが足りませんでした」

「……」

 

 C.C.が、無言で話の続きを促した。

 

「そんな中、匿名の援助がありました。援助自体は、実はそれほど珍しいわけではありません。名誉ブリタニア人になった日本人や、一部のブリタニア人から援助はありました。そして、偶々その援助の対応をしたのが私だったのです」

 

「その匿名の支援者がルルーシュ様でした。最初は通話越しの関係しかなかったのですが、回数が増えていくうちに直接会うことになりました」

 

「驚きましたよ。あれだけの規模の援助をしていたのが、まだ子供と言ってもよい年齢の少年だったのですから」

「それは何年前の話だ?」

「もう5年になります」

 

「ルルーシュ様の援助で、どれほどの日本人が助かったことか……。しかし、ルルーシュ様は表舞台に出るわけにはいかなかった」

「……お前知っているのか?」

 

 C.C.の問いに、半蔵は微笑んだ。

 

「匿名ではありましたが、みんなお礼が言いたかった。だから私が渾名をつけました。ルルーシュ様が得意なチェスと日本で有名な支援者の名前を合わせて、足長キングと」

 

「ここにいる者たちは、大切な人をルルーシュ様に助けて頂いた者。その中でも、ルルーシュ様の為に死ねると私が判断した者たちです」

 

「ルルーシュ様からは、いつか必ずブリタニアに挑むと聞いておりました。そのためのルルーシュ様の私兵であり、死兵なのです。私たちは」

 

 あまりの覚悟にC.C.は息を呑んだ。長い時間を過ごしたC.C.をしても、気圧される迫力があった。

 

「互助会の中で、足長キングの手足になって動く者。それが表向きの私たちです。新宿ではルルーシュ様が早々に気づいて頂いたので、地下から逃れることができました。大半の者は、足長キングからの情報だと言えば素直に従いますからね」

「なるほど」

「これから向かうサイタマゲットーも足長キングの信者が大半。ブリタニアの魔女といえど、ルルーシュ様が表舞台に出ると決めたのです。主の意向を叶えるのが従者の役目。負けられません」

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

「ここが指定された場所?」

 

 カレンは、とある廃墟に呼び出されていた。

 

「紅月カレンさんですね?」

「はい」

 

 廃墟の中には、男が一人。案内人だ。

 

「ゼロは、こちらに」

 

 案内人に着いていくと、地下空間に出た。いよいよだと、カレンは息を呑んだ。

 

 互助会から扇グループに連絡があり、カレン一人を戦力として借りたいという話だった。当初扇はカレン一人を出すことを拒否していた。全員で力になるとも言ったが断られた。結局、新宿事変の切っ掛けを作った負い目や、行方不明だった永田を保護してもらっていたこともあり、カレンは出向となった。

 

 しかし、カレン自身は悪くは考えていない。ゼロならば、ブリタニアと戦えるのではないかと期待を持っている。

 

「来たな」

 

 仮面の男が現れた。ゼロだ。

 

「あなたがゼロ……」

「そうだ、私がゼロだ。紅月カレン、ここに来たということは、私の指示に従うということでいいのかな?」

「は、はい!」

「そうか、なら」

 

 ゼロが指を鳴らした。

 

 突如ライトが点き、カレンが目を細めた。しかし、すぐ丸くすることになる。

 

「そんな、嘘!」

 

 カレンの目に映ったのは、KMFだった。それも高級量産機である【グロースター】。しかも2機。

 

「どうやって!?」

「企業秘密だ」

 

 理由は簡単。クロヴィスの親衛隊に横流しさせたのだ。親衛隊はKMF に乗るし、皇族に近いだけあって乗機は最新鋭の【グロースター】だ。こんなん貰うしかない。

 

 黒と赤に塗装された2機をカレンは見上げる。

 

「赤い方は、君の機体だ」

 

 ルルーシュが起動キーを、カレンに投げ渡した。

 

「え? どうして?」

「君の腕は相当なものだ。だから、声を掛けた。相手はあのコーネリアだ。戦う覚悟はあるか?」

 

 カレンが起動キーを見つめて、握り締めた。脳裏に兄の姿が過る。

 

「もちろんよ!」

「よし、ならば条件はクリアしたも同然。作戦を説明しよう」

 

 ルルーシュが、マントを翻した。

 

 

 

 

 




オリキャラ半蔵の設定。
咲世子のような忍者やSPの家系の者。戦後のゴタゴタで地獄を見ていたところ、ルルーシュに救われ心酔。
能力は潜入や変装は咲世子が、戦闘や政治は半蔵が上。

ちなみにルルーシュはミレイの祖父であるルーベン・アッシュフォードからネット上の捨てアカみたいな仮想身分と種銭貰って、ネット上で稼いだお金で援助していた。
ルルーシュあるある。余裕そうに見せて、裏ではめっちゃせかせか働いてる(笑)なお、半蔵たちはちゃんと知ってる。


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