アテンション・プリンセス~空っぽのワタシ、魔法少女になります~   作:樫丹鏡花

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14.ヴォルート-Volutes-

十二月二十一日。一年で最も夜が長い日、と暦には書いてあるが、腕の端末が示す数字は、いつもの朝と変わらない六時四十五分だった。気温は端末表示で氷点下一度。南平台の庭に出ると、霜は芝の縁だけに白く残っていた。日当たりのいい中央はすでに溶け、日陰側だけが昨夜の冷えを保っている。裸の欅は、枝先まで見通せる状態がもう三週間近く続いている。数える対象がなくなって以来、A1はこの木を見るとき、葉ではなく枝の張り出しの角度だけを確認するようになっていた。左右の張り出し比は、去年の記録で四十六対五十四。今朝の実測は四十四対五十六――差は二ポイントだけだったが、A1はその数字も一応、記録に加えた。異常なし。端末の気象データによれば、本日の日照時間は九時間四十五分。一年で最も短い数字だった。

居間の掃き出し窓に張られた青いブルーシートは、今日は鳴らなかった。昨夜の冷え込みで四隅のテープが霜で固まり、風の抜け道がなくなっている。以前は乾いた音を立てて暴れていた同じシートが、今朝はただ白く縁取られて静止している。修繕見積書のファイルは、まだ下書きフォルダの中にあった。「発注理由・特記事項」の欄には、今日も何も書かれていない。玄関脇の引き出しには、開封しなかった郵便物の束が、今ではもう四つ並んでいる。今朝届いた分の中身は、工務店からの再見積もりの督促が一通、あとは季節の挨拶状が二通だった。督促状も、他の三束と同じ場所に重ねる。開封の予定は、まだ立っていない。

三十分おきの定時確認は、任務中でなくても止めていない。六時、六時三十分――「サクラが起きている」という信号は、今朝も来なかった。命の共有が伝えてくるはずの、意味の付随しない事実の一つ。欠落を数えた記録は、もう百を超えている。理由は書かない。ただ、来ていない、という事実だけを、A1は毎回、内部の記録に一行残していた。

庭を一周する巡回は、いつも同じ順で行っている。生垣の外周、門扉の錠の具合、郵便受けの中身――今朝は請求書らしき封筒が三通、チラシが二枚。開封の必要があるものだけを取り出し、残りは玄関脇の引き出しへ運ぶつもりでいた。門扉の錠は、油を差してから二週間、まだ滑らかに動く。ただ今朝だけは、蝶番の隙間に霜が薄く張っていて、いつもより一段強く力を込める必要があった。所要時間、通常より四秒長い。異常なし、として処理する。この邸宅で、来訪を告げる鈴が鳴った記録は、これまで一度しかない。退職した旧Kが最後に訪れた、あの日だけだった。

十時十二分、門扉の方角から、足音が二つ近づいてくるのが聞こえた。鈴は、今日も鳴っていない。一つは、一歩ごとの間隔が寸分違わない。踏み出す速さも、着地の重さも、記録された前回の値と完全に一致していた――内奏の日、鳳凰の間で一度だけ聞いたのと同じ、規則そのものの歩き方だった。もう一つは、革靴の底が砂利を噛む音に、わずかな不揃いがある。体重の乗せ方が、右足でほんの一瞬遅れる。まだ癖を持った、生きた身体の歩き方だった。二つの足音の間隔を、A1は数えた。一定の歩調の方は、一歩あたり〇・六二秒。不揃いの方は、〇・五八秒から〇・六五秒の間で揺れている。二つの足音の合間を、風が裸の枝を鳴らして通り抜けていく。乾いた小枝同士がこすれる音が、断続的に混じった。犬の遠吠えが一度、隣家の方角から聞こえて止んだ。

門をくぐって庭に入ってきたのは、Cと、Kだった。Cは私物を持たない。今日も手にしているのは、黒い書類挟みが一つだけだった。コートの襟にも、名札にも、階級を示すものは何も付いていない。丈も色も、宮中で見た時と変わらなかった。Kは、いつもの背広の上に、まだ真新しいコートを重ねている。裾の折り返しに、購入したばかりを示す硬い折り目が残っていた。銀縁の眼鏡の奥、目だけをまっすぐA1に向けている。手袋はしていない。敷石の始まりから玄関までは、目測でおよそ十二メートル。二人は、そのうち五メートルほど進んだところで足を止めた。ちょうど、庭の中央に立つ欅の真下だった。A1は半歩だけ体の位置をずらしていた。玄関へ続く飛び石の線を、自分の背中で塞ぐ位置――来訪者から、家の中の誰かを守るための、いつもの立ち方だった。二階の窓に、動く影はない。この立ち方を要求する相手が、今、この家の中にいないことを、A1は改めて確認したが、位置を戻すことはしなかった。確認と、行動の変更は、別の処理だった。姿勢だけが、いつも通りの手順に従っていた。この立ち方を最後に取ったのは、二十六日前――出奔しようとするサクラを引き止めようとして、失敗した、あの夜だった。以来、同じ立ち方を要求する場面そのものが、一度もなかった。

「これまでの活躍、ご苦労だった」

Cが言った。声に、抑揚と呼べるものはほとんどなかった。内奏の日、鳳凰の間で聞いた声と、音量も速度も同じだった。あの日は自分に向けられた声ではなかった――今、初めて名指しで向けられている。それだけの違いがあったが、声そのものの質は、記録上、完全に一致していた。

「後のことは、我々に任せてほしい」

続けて言う。平坦さの度合いも変わらない。この声が誰かを労うために使われたことが、これまで一度でもあったのか――A1にはその記録がなかった。「任せてほしい」という言い回しも、これまでの記録には見当たらなかった。装備の返納や人員の異動を告げる文書は、常に「実施する」「移管する」という動詞で書かれている。人に対して使う時だけ、違う言い方になるらしい――A1はそう分類したが、分類した先の棚が、これまでの記録のどこにも存在しなかった。「後のこと」が何を指すのか、Cは説明を加えなかった。説明を求める間も、Cは与えなかった。手にした黒い書類挟みは、この時点でもまだ閉じられたままだった。開く必要のある用件は、この訪問には含まれていない――その一点だけは、開かれない挟みの厚みが、言葉より先に示していた。

Kが、上着の内側から、白い布に包んだものを取り出した。結び目をほどく手つきに、迷いはない。中から現れたのは、古い和紙を折り畳んだ札だった。繊維の目が粗く、指先で触れずとも表面の凹凸が見て取れる紙質だった。中央に一文字――封字とだけ呼べる、崩し方の分からない一字が、濃い墨で書かれている。墨の色は、新しく引かれた線ではなかった。滲みの輪郭が古く、紙の奥まで染み込んでから乾いた色だった。折り目は三箇所、いずれも角度が揃っている。角の一つだけ、長い年月に触れられ続けたのか、わずかに丸みを帯びていた。大きさは目測で縦十二センチ、横八センチほど。包んでいた白い紐は、蝶結びではなく、一箇所を撚っただけの結び方だった。ほどけば元の形には戻らない――一度きりの使用を前提にした結び方だった。Kはそれを両手ではなく、指先二本だけで挟んで持っていた。紙が撓む様子はない。重さがほとんどないことを、その持ち方だけがすでに示していた。

「命令系統の確認を要求する」

A1は言った。声に力みはない。これまで何百回と使ってきた定型の要求文だった。この文言で照会が通らなかったことは、記録上、一度もない。

「この形式に、貴官の照会は及ばない」

Cが答えた。文書番号も、根拠条項も、示されなかった。応答としての体裁だけが整い、中身のない返答だった。

「発令者の明示を要求する」

もう一度、A1は言った。Cは答えなかった。Kも答えなかった。ただ、札を持つ指先が、A1の方へ、五センチだけ近づいた。答えの代わりに、距離だけが縮まった。A1の右手は、まだ体側に下ろされたままだった。受け取る体勢を取るかどうかの判断は、保留にしていた。

「適用条項の提示を――」

言いかけて、A1はその先を止めた。止めたのではなく、続きの言葉が生成されなかった。この形式に対して、これまで使ってきたどの照会文も、参照する先を持たない。命令系統も、発令者も、条項も、確認の対象として機能するためには、確認する側と同じ層に属していなければならない。目の前の札は、その層の外にあった。要求するための言葉を持たない、という状態を、A1はこの朝、初めて処理した。「命令系統の確認を要求する」という文言を使用した回数は、記録の上で二百十七回。すべて成立してきた。三度の要求文、三度の不成立――今回は、その記録の外側に、別の一件として残ることになる。この事象を、A1は内部の記録のどの分類にも当てはめられなかった。任務完了でもなく、任務中断でもない。新しい分類名を作る権限は、A1にはない。空欄のまま、記録だけが起こされた。

庭が、静かになった。風も、枝の音も止まっている。Kの指先は、札を持ったまま、あと十センチの距離で止まっていた。Cは何も言わない。A1も、動かない。三人とも、次の一手を誰が担うのか、すでに決まっているかのように、しばらく動きを止めていた。遠くで、始発を過ぎた電車の音が一度だけ低く響いて消えた。Cは一度だけ、腕時計に目を落とした。急いでいる様子ではなく、記録のための一瞥だった。A1の吐く息は、この寒さでも白くならない。Cの息だけが、細く短く、白い筋を作っては消えていた。Kの息はその中間――量は少ないが、それでも白く見える。生きているかどうかの違いが、吐く息の色にだけ表れていた。

門をくぐってから、ここまでで四分十二秒が経過していた。札に手を伸ばす直前、A1は小さく――呼気にほとんど混じる程度の声量で――言った。

「……ここで舞台から降りるのは、寂しいな」

Cの表情は変わらなかった。Kも、瞬き一つしなかった。二人とも、その一言が発されなかったかのように、次の動作へ進んだ。記録されるべき言葉が、記録する側の誰の中にも残らなかった。庭に、もう一度、短い沈黙が落ちた。

A1が手を出すより先に、Kの手が伸びて、A1の指を札の上から握らせた。紙の重さが、指先に伝わる。警棒よりも、マグライトよりも軽い。数値にして記録するほどの重さでもない――そう認識した直後、糸の切れた人形のように、膝から力が抜けた。まず膝、続いて腰、最後に肩の順で、支える力が途中で途切れていく。膝が霜の残る地面に触れた瞬間、乾いた短い音が一つ鳴った。姿勢を保つための信号が、続きを持たないまま消える。倒れる、という結果だけが先に確定し、そこに至る過程の感覚がなかった。落下に要した時間を計測すべき主体は、その時にはもう、別の状態に移りかけていた。

 


 

十二月二十一日、午前十時を回ったところだった。職安通り沿いの信号待ちで、サクラは掌の中の紙袋を開いていた。大久保の教会で分けてもらった食パンの耳を集めたもので、今朝は七時の炊き出しの列に間に合わず、片付けの最中だった信者の一人が「余った分やから、持っていき」と押しつけてくれたものだった。耳の部分だけを集めた袋は、いつもの一斤より軽い。乾いた端をちぎって口に入れる。塩気の薄い味が、時間をかけてほぐれていった。息を吐くたび、白い塊が宙に浮かんでは薄れて消える。端末を持たないサクラには気温を知る手立てがなかったが、指先の感覚が鈍り始めるまでの速さから、昨日よりいくらか冷え込んでいることだけは分かった。横断歩道の向こう、まだ点灯していない街路樹の電飾が、朝の光の中でただの粒として並んでいた。赤、金、白――色だけが残って、光としての役目を持たない状態が、サクラには少し奇妙に見えた。この一月ほどで、街の電飾は日ごとに数を増やしている。最初に気づいたのは代々木の交差点、次に大久保通り、今週に入ってからは職安通りの並木にも巻きつけられ始めていた。

通りの向かい、まだシャッターの半分しか開いていないコンビニの前で、店員が納品されたばかりの段ボールを台車に積んでいた。その少し先、開店準備中の牛丼屋から、出汁の匂いが漏れてくる。行き交う人の数が、七時台よりも増えていた。スーツ姿の会社員、リュックを背負った専門学校生らしい集団、犬の散歩をする老人――誰もサクラの方を見なかった。この一か月、それだけは変わらない街の反応だった。

「今日はな、大久保よりも新宿御苑の方が、炊き出しの並び短いらしいで。次はそっち行ってみよか」

隣を歩くタマが、いつもの調子で言った。

「あと、昨日教えてもろた教会、日曜だけ毛布も配っとるらしいわ。明日、もう一枚もらいに行こか」

サクラは、小さく頷いただけだった。信号が青に変わる。歩き出そうとした、その一歩目だった。

胸の真ん中、ちょうど呼吸の通り道にあたる場所を、何かが走った。痛みではなかった。何かを失ったという感覚とも、少し違う。ただ、いつもそこにあって、あったことにすら気づいていなかった重みが、急になくなっていく――その変化だけが、はっきりと分かった。喉の奥が、すっと冷たくなる。耳の奥で、周囲の音が一段遠くなった。信号が変わったことを知らせる電子音も、横断歩道を渡る人々の足音も、薄い膜を一枚挟んだ向こうから届いているように聞こえる。背骨の内側を、細い震えが上から下へ通り抜けていった。肩の付け根、肘の内側、手首――震えは順番に部位を移りながら、指先まで届いた頃には、何かがゆっくりと引き抜かれていくような感覚に変わっていた。膝から下に、力が入らなくなっていく。心臓の音だけが、やけに大きく耳の中で響いていた。数えようとしても、途中で分からなくなるくらいの速さだった。

最初の雨の夜からずっと、意識に上ることさえなかったものが、今、初めて存在を主張していた。なくなりかけて、初めて。

膝が、横断歩道のアスファルトに直接触れた。両手を地面につき、体を支える。信号待ちの列にいた何人かが、足を止めた。スマートフォンを見ながら歩いていたスーツ姿の女性が、顔を上げて一瞬こちらを見て、また視線を戻す。自転車の男が、ベルを短く一度鳴らして避けていった。ベビーカーを押していた男性が、遠回りにコースを変えて通り過ぎていく。専門学校生らしい集団のうち一人だけが、半歩遅れて足を止め、「……大丈夫ですか」と声をかけてきた。答える余裕がなく、サクラは片手を軽く上げて、大丈夫だという意味だけを伝えた。女の子は数秒迷ってから、集団を追って離れていった。誰も、それ以上は声をかけなかった。歩道の端、まだ灯っていない電飾のアーチが、朝の光を反射して赤と金の粒を淡く散らしている。その色だけが、いやに鮮やかに視界の隅に焼きついた。視界の外側から、色そのものが薄れて灰色に沈んでいくのが分かる。呼吸が、浅く、速くなっていく。喉が鳴った。吐き気に似た感覚が、一度だけ胃の底からせり上がって、また沈んでいった。

ずっと当たり前に胸の奥にあったはずの重みが、今、初めてそこにあったのだと分かるくらいに、軽くなっていく。それだけの感覚に、名前をつけるとしたら――線、という言葉が、いちばん近い気がした。

「……サクラ?」

すぐ足元で、タマの声がした。いつもの間延びした調子ではない。

「サクラ、おい、サクラ、聞こえとるか」

答えられなかった。喉が、まだうまく動かない。タマが前足でサクラの膝を二度、軽く叩いた。爪は立てていない。丸い目が、真下からサクラの顔を覗き込んでいた。毛並みの一部が、逆立ったまま元に戻っていない。耳が、片方だけ後ろに伏せられていた。いつもの、世話焼きの構えとは違う姿勢だった。

「どないしたん、サクラ、しっかりしいや」

まだ答えが返らないのを見て、タマの声が、さらに一段低くなった。前足の先が、サクラの手の甲に触れる。冷たくはなかった。

「なあ、頼むから、こっち見てえや」

その一言に、数字も、リソースも、トラヒックも、混ざっていなかった。サクラの心配だけで出来た言葉が、そこにあった。いつもなら間を置かず出てくるはずの、活躍とか、頑張ってとか、そういう類の語も、今は一つも聞こえてこなかった。

顔を上げると、タマの丸い目が、サクラだけを映していた。それを確かめてから、サクラは自分の中に、もう一つ別のものが立ち上がっているのに気づいた。

方角だった。

南平台。

なぜ分かるのか、説明のしようがなかった。頭の中で道順を組み立てたわけでもない。誰かに教わったわけでもない。ただ、両肩の向きが、自分の意志より先にそちらへ揃っていく。北から南、そして少し西――迷いのない一点だけを、体が勝手に指し続けていた。分かってしまう、ということが、これほど怖いことだとは、サクラはこれまで知らなかった。理由のないまま確信だけが先に立つ感覚は、頭で考える段取りのすべてを追い越していった。

膝に手をつき、サクラは立ち上がった。指先の震えは、まだ収まっていない。それでも、足は止まらなかった。職安通りを西へ、明治通りへ抜ける最短の道筋を、体が勝手に選んでいく。信号は待たなかった。車の切れ目を縫うようにして渡り、点字ブロックの角を蹴るようにして曲がる。息は、すぐに上がった。肺の奥が焼けるように痛み、二百メートルも行かないうちに、太腿の筋肉が悲鳴を上げ始める。この一か月、満足に食べていない体は、全力で走ることに向いていなかった。それでも足を止める理由は、どこにも見当たらなかった。

明治通りに出たところで、タマが横に並んだ。

「サクラ、無理したらあかん」

止めようとする言葉ではなかった。ただ、並んで走りながら、タマは何度も同じことを繰り返した。追いつけない速度になれば、少し先の電柱の陰で待つ。信号が赤に変われば、サクラの手前に回り込んで、車の来る方角だけ体で塞ぐ。それを繰り返しながら、二人は南へ向かって進んでいった。左脇腹に、鋭い痛みが刺すように差し込んだのは、千駄ヶ谷を過ぎたあたりだった。足を止めずに、脇腹を片手で押さえる。靴の中で、かかとの皮が擦り切れかけているのが分かったが、確かめている時間はなかった。原宿の交差点を過ぎ、代々木公園の柵沿いを走る頃には、額から流れた汗が顎の先で凍りかけていた。呼吸の間隔を数えることは、もうできなかった。柵の向こう、裸の木立の隙間を、南平台の方角へ向かう自分の足音だけが、規則正しく打っている。四キロ以上はまだ残っている距離を、サクラは考えないようにした。考えれば、足が止まる気がした。

いつもなら、こういう時、喉の奥から「向こう」への言葉が形になりかけているはずだった。だが今は、その気配すらない。言葉にする先を、体がまだ持っていなかった。向こうではなく、こっちの、誰かのところへ――行き先はもう、体の向きがとうに答えを出していた。信号待ちの数十秒すら惜しんで、サクラは南平台の方角へ、走り続けた。

 

 

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