少々遅くなり申し訳ございません。本当はもう少し早く投稿する予定でした。
それと今回名称をゼロヒトに変えました。こちらの方がいい場合、1話も名称を変更する予定です。
初戦闘から数刻程時間が経った
ゼロヒトはヤマ勘頼りに様々な方向へ歩き回ったが一向にホロウから出ることが出来なかった
さすがに歩き回るだけだと退屈だったのでゼロヒトは移動しながら自身の機動性を調べることにした
結果わかったのはこの体はさすがガンダムと思わずにはいられないほどの機動性を持っていた
いくら走ってもほとんど疲れを感じず、パルクールはプロ以上に素早くかつ機械の体とは思えないほど滑らかに障害物を乗り越えていけた
視力は遠くの小さなものを余裕で見ることができ、熱源やエーテリアスを構成する物質であるエーテルを感知するセンサーも搭載
聴覚も遠くのエーテリアスの鳴き声も聞きとることができた。更にこの体は触覚があることもわかった
そしてスラスターの使い方も覚えることができた
情けないことに人にはスラスターなどついてないので最初は使い方が分からずみっともなくジャンプをしていたが、やがてひとつのスラスターが噴射したことにより感覚を掴むことができ、30分とかからないうちに自在にスラスターを吹かし高速移動をする事が出来るようになっていた
「これで速く移動できるな、さて、次はいよいよ、飛ぶぞ」
ゼロヒトはメインスラスター*1を強く吹かす
体がゆっくりと地面から離れ垂直に移動するしだした
「おお…」
人の体では出来なかった空を自由に飛ぶという夢、その夢を今自分は叶えている。この事実にゼロヒトはとても興奮していた。
アポジモーター*2で姿勢を制御し、体を前に傾けることにより前進を行う
やがて建物の屋上に降り立ち辺りを見渡す、数分前にいた所からだいぶ移動している事が確認出来た。胸部ダクトから排熱を行いながら気持ちを落ち着かせていると
「ンナナ〜〜!!」
「!今の声は?」
声の方向に視線を向けるとウサギのぬいぐるみのようなロボットが何かから逃げるかのように走っている
その後ろからロボットを追いかけているであろう複数の熱源を感知できた。やがて見えてきたのは丸いヘルメットを被り武器を持った集団であった
(人がいたのか!でもなんであのロボットを追いかけてるんだ?)
気になったゼロヒトは屋上から飛び出し追われてるロボットの数メートル先に着陸する
「ンナ!?ンナンナナ〜!!」
ロボットは目の前に現れたゼロヒトに驚き一旦動きを止めるが後ろから聞こえる足音に反応し素早くゼロヒトの後ろに隠れた
「ンナナ〜!《助けてください!》」
「お?何言ってるのか分かる、翻訳機でもあるのかな?」
ゼロヒトが自分の足に引っ付いているロボットを見ているとロボットを追いかけていた集団がこちらにやってきて声をかけてきた
「なんだお前?見たことない奴だな、まぁいい、そこのボンプをこっちに寄越しな」
「(この子はボンプというのか)寄越せと言われてもこの子は怯えているし、どう見ても君達が飼い主って訳でもないよな、なんでこの子を追いかけてたんだ?」
「お前には関係ねぇだろうが!ごちゃごちゃ言ってねぇでさっさと寄越せ!」
「面倒だからコイツはスクラップにしちまおうぜ!」
そう言いながら武器を構える集団
「こうなるか…危ないから離れててね」
そう言いボンプを安全な所へ下がらせたゼロヒトは迎撃する為ビームサーベルを取ろうとするが
(までよ、ビームサーベルなんかで人を斬ったら不味いよな、殺人になってしまう)
そう考えたゼロヒトはビームサーベルを取らず拳を握り構え、襲ってきた男にパンチを繰り出した
「ぎゃぁぁ!?」
殴られた男は数メートル転がりそのまま気絶した
「コノヤロウ、やりやがったな!!」
殴り飛ばした男よりも大柄な男がこちらに突撃したきたのでゼロヒトも走り出し勢いをつけて男の腹に飛び蹴り*3を叩き込んだ
「ぐぇぇぇ!?」
大柄な男は仲間を巻き込みながら壁に激突した
「な!?一撃ででアニキがやられた!?」
大柄な男が倒されるのを目の当たりにした男達は動揺し後ずさりをする者もいた
「次は…お前か?」
「ひっ…に、逃げるぞお前ら!?」
ゼロヒトに次の標的として顔を向けられた男は引き攣った声を上げ、それを聞いた仲間たちは倒された仲間を連れて大慌てで逃げていった
「ふぅ…もう大丈夫たぞ」
「ンナ、ンナナ〜!《助けてくれてありがとう!》」
相手が撤退したのを確認したゼロヒトは隠れていたボンプに声をかけ安全を伝える
ボンプはホッとた表情をするがすぐにハッとしてゼロヒトに声をかけた
「ンナナ、ンナンナナ〜!《あの、実はボク以外にも彼らに追われているボンプがいるんです、どうか助けて!》」
「なに?他にもいるのか…」
ゼロヒトがセンサーの有効範囲を広げると先程の奴らと同じであろう複数の熱源に追われている反応が3つ確認できた
「向こうの方か、よしわかった、今から他のボンプも助けに行く、ここで待っててくれ」
「ンナナ〜!《ありがとうございます!》」
ゼロヒトはボンプにお礼を言われた後スラスターを吹かしおわれているボンプの元へ急行した
追っていたのはやはりヘルメットの集団だったので先程と同じように拳と蹴りで集団を撃退していくゼロヒト
追われていたボンプはサメのような格好をしていたりサラリーマン風だったりと個性的な姿であった。対面した時は警戒されていたが助けに来たのがわかると嬉しそうにお礼を言ってきた
ゼロヒトボンプを助けたはお礼としてホロウの出口に案内してもらっていた
「こっちに出口があるんだね、分からなかったから助かるよ」
「ンナンナ《お礼になるなら良かった。この先に裂け目があってそこを通るとすぐ出口につきます》」
腕の中に2匹のボンプを抱え、両肩に1匹ずつ乗せたゼロヒトはボンプに案内された道を歩いていくすると後ろから声を掛けられた
「見つけたわよ、ボンプ泥棒!」
「ん?(ンナ?)」
振り返ると
黄緑色のプロテクターを装備し腰に差している剣に手をかけている銀髪ショートボブの女性
赤いジャケットを羽織り二丁拳銃を構えているサイボーグのような男
白のチューブトップの上にオフショルダーの黒いベストを羽織りアタッシュケースを持っている黒リボンで束ねた桃色のツーサイドアップの女性
白と黒の二色がベースのボディで襟元に巻いたオレンジ色のスカーフが特徴的なボンプ
がこちらを睨んでいた
「え〜と…ボンプ泥棒?俺が?」
「とぼけたって無駄よ!仕事中のボンプや野良ボンプを捕まえて違法改造して強制労働させたり、バラバラにしてパーツを売りさばいてるのは調べがついてるのよ!」
「抵抗しても無駄よ」
「風穴を開けられたくないなら、今すぐボンプを降ろしな!」
(まいったな…話を聞いてくれそうにないな、どうしよう、とりあえずボンプ達を降ろすか)
そう思いながらボンプ達を降ろそうとすると、その前にボンプ達はゼロヒトの体から飛び降り、ゼロヒトを庇うかのように立ち説得し始めた
「ンナ!ンナナンナ!《待って、彼は悪い人じゃないよ!ボク達を助けてくれたんだ!》」
「え、そうなの?」
「ンナナ!《パンチやキックでボク達を捕まえようとしてきた人達を倒してくれたんだ!》」
「ンナンナ《彼が助けてくれなかったらボク達どうなっていたことやら…》」
「そうだったのね」
「お前良い奴だったんだな、銃向けちまってすまねぇ」
銀髪の女性が武器から手を離し、男の方も武器を下ろした
「…その…悪かったわよ、悪者扱いして」
ピンク髪の女性もバツの悪そうな顔をして謝罪した
「いや、あなた達はこの子らを助けに来たんだろう?そこにボンプを4匹連れた奴がいたら犯人だって思うのはしかたないさ」
ゼロヒトはホッとしつつ彼らの謝罪を受け入れた
するとスカーフを巻いたボンプが話しかけてきた
「とりあえず先ずは自己紹介しようよ!」
「…ボンプがンナンナじゃなくて言葉をはなしてる…」
「あぁ〜私はボンプを通して話をしているんだ」
「そんな事が出来るのか」
「こんな事が出来るのはプロキシ先生だけよ」
「プロキシ?」
「そう、私は『パエトーン』っていうの、よろしくね!」
「私は『ニコ・デマラ』よ、何でも屋『邪兎屋』を経営してるわ」
「私は『アンビー・デマラ』邪兎屋の従業員よ。よろしく」
「俺はビリー、『ビリー・キッド』だ!好きなものは『スターライトナイト』!よろしくな!」
「自己紹介ありがとう、俺の名前は…ゼロヒト、『01ガンダム』だ、呼び方はゼロヒトでもガンダムでもいいよ、よろしく」
「よろしくね、ゼロヒトさん!」
「あぁ、さんはつけなくていいよ、そのかわり、こっちもさん付けしなくてもいいかな?パエトーン?」
「もちろんいいよ!、皆もいいよね?」
「いいわよ(おう!)(ええ)」
「ありがとう」
「さ、後はボンプ達を出口に送り届けるだけよ!帰りにもエーテリアスがいるかもしれないから気を抜かない事!ゼロヒト、アンタにも戦ってもらうからね!」
「ああ、任せてくれ!」
こうしてゼロヒトと邪兎屋は親交を深め、出口に向かって再出発した
ここまで見てくれて改めてありがとうございます、今回こんなに長く書くつもりはなかったんです…しかもまだ本編にも始まってない…ガッカリさせるようで本当に申し訳ない。
とりあえず後2話ほどをプロローグにして、その後シーズン1を始める予定です。申し訳ないのですが気長にお待ちいただけると幸いです
…他のキャラクターって人相手に武器使ってるしビームサーベル使っても大丈夫かな…?
01ガンダムの名称01で大丈夫?
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01のままでいいよ
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ゼロヒトにしよう