ハイスクールD×D 〜北欧の魔神〜   作:LIMITER

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まず始めに、更新が遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
今後も更新が途切れるかもしれませんがやっていこうと思いますのでよろしければご読了おねがいいたします。



俺、殴ります

 

 

一方通行(アクセラレータ)

『とある魔術の禁書目録(インデックス)』に登場する超能力者で、能力は『ベクトル操作』。 自身の体表を覆う薄い膜、反射膜に触れた物体のベクトルを操るというチート級の能力を有している作中の主人公格の一人。

 

その一方通行(アクセラレータ)が目の前に居ますはい。

 

 

なんで居んだよォ?! 此処って『ハイスクールD×D』の世界だよねェ!?

クロスオーバーなの? パワーインフレ系(片っぽは聞きづて)の世界を交差させるってバカなの? 死ぬの?

 

……いや、待て。 そもそもアイツは本当に一方通行(アクセラレータ)か?

アーシアの話によれば此処に居るのはフリードって神父のはず。 一方通行(アクセラレータ)は本名は明かされてないが日本人。 もし、世界が違うから名前や出身国も違うとかだったら話は変わるが……。

 

よし、『木原神拳』使って確かめるか!

 

お前が使えるのかって? 魔神を見縊(みくび)らないで貰いたい。 殴りかかって寸止めの要領で当たる前に拳を引き戻すなんて朝飯前だ!『無限の可能性(アレ)』さえ出なければな!

それじゃあ早速、と俺がフリードに殴り掛かろうとした時。

 

「カンナさん! フリード神父のお邪魔をしちゃダメです!」

 

背後からアーシアの声。

足止めもせずに来ちゃったとはいえ、何ともタイミングが悪い。

 

「なっ! アーシア?!」

 

「えっ? イッセーさん?!」

 

アーシアの登場に反応したのは俺だけじゃなくイッセーもだ。 イッセーからして見れば道案内したシスターが、アーシアからして見れば道案内してくれた親切な()がこの場に居たのだから、そりゃあ驚くよな。

 

「なんでイッセーさんがーーーー! い、いやぁぁぁぁっ!」

アーシアが悲鳴をあげる。

アーシアの視線の先、そこには一人の男性の惨殺死体が杭のようなもので壁に打ち付けられていた。

この家の主人でイッセーの今回の依頼主だった人だ。 腹を掻っ捌かれて内臓が飛び出ていてグロい。

 

「そっか、そっか、アーシアちゃんはこの手の死体は初めてですかねぇ。 ならなら、とくとご覧なさいな。 悪魔くんに魅入られたダメ人間さんはそうやって死んでもらうのですよぉ」

 

「……そ、そんな……」

 

フリードの言葉にショックを受けたアーシアは俯いしまった。 アーシアは『はぐれ』になってまだ日が浅いのだろう。

「それはそれとして、アーシアちゃんはこのクソ悪魔くんとそこのダメ人間くんの知り合いなのかなかな?」

 

イッセーと俺を指差して告げたフリード。 それにアーシアは顔を上げ目を見開いた。

 

「ーーっ。イッセーさんが…悪魔?」

 

「わーお。 いま明かされる衝撃のシンジツぅーー!ってやつですかい? 悪魔とシスターの許されざる恋とかそういうの? マジ? マジ?」

 

面白おかしそうにフリードはイッセーとアーシアを交互に見比べる。

イッセーは辛そうな表情を浮かべる。 アーシアに自分が悪魔だと知られたくなかったのだろう。 アーシアもイッセーの表情からそれが事実だと悟り、また顔を俯かせてしまった。

 

それを見ていた俺は、当初の予定通りフリードを殴りかかる。

 

「っ!?」

 

「油断しすぎだ!」

 

一瞬にも満たない時の中で眼前まで迫っていた俺に慌てて、フリードは右手に携えた光剣を振るおうとする。 が、遅い。

俺は右拳を振り上げ、フリードの鼻っ面に叩きつけ……あっ!? 『木原神拳』すんの忘れた!?

『無限の可能性』が発動するしない以前に、フリードの態度にイラっとして普通に殴ってしまった。

 

直後。

 

ゴグシャア! という音が部屋に響き、壁までぶっ飛ぶフリード。

そう飛んだのはフリード。

攻撃は反射されなかった。

あっぶねぇ〜! 本物だったら腕がグシャアってなってただろうな。

しかし、本物じゃなかったか。 態度やあの特徴的な喋り方じゃなかったから別人とそれとなく勘付いてたけど、それはそれで残念というか……。

あ、違うぞ! 痛い思いが出来なくて残念って意味じゃなくて、本物じゃなくて残念って意味だからな! 俺はドMじゃないからな!!

取り敢えず神父は気絶した。 死んではない……と思う。 まあ、生きてても死んでてもどっちでもいいけど。

 

「イッセー、カンナ! 助けに……あら?」

 

「……どうやら終わってしまったようですね」

 

オカ研メンバーが転移魔方陣で駆けつけたのはその後だった。

 

 

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