受験が終わったら校門で会おうと詩乃と待ち合わせしていた。
「詩乃まだかなぁ」
「和人お待たせ!」
「詩・・なんだ里香か」
「なんだとは何よ」
「悪い悪い、それより時間大丈夫か?」
「大丈夫・・・じゃない、早くいかないと電車に乗れなくなっちゃう またね和人」
「ごめん待った?」
「待ってな・・いや待った、結構待ったなぁ~」
「ご、ごめん」
「だからこんなに冷たくなっちゃった」
「ヒャッ 冷た」
「まぁそこまで待っていないんだけどな元々冷たい方だし」
「おちょくったのね」
「詩乃が可愛くってつい」
「//・・・何でも1つ言うことを聞いてくれたら許してあげる」
「言うことって?」
「まだ秘密、ほら早くいきましょ」
「お、おい、待ってくれよ」
__________________________________________________________「お帰りお兄ちゃん」
「たたいまスグ」
「受験どうだった?」
「たぶん大丈夫だと思う」
「そっか、ならよかった。このあとはどうするの?」
「GGOを2時からやる約束をしてきたからずっとログインしてると思う」
「ほどほどにね」
「じゃあ 美味しい夕食よろしく」
「リンクスタート」
おかしいな、シノンのほうがはやくログインできるはずなのに・・・
「シノン~シノンいないのか~?」
シーン
ただむなしく自分の声が響くだけ
何時までたってもシノンの声は聞こえなかった
30分ほど家や行きつけの店などを探したのだがシノンを見つけることはできなかった。
「どこに、どこに行っちゃったんだよシノンー」
どれだけ泣いていたのかわからない
そのまま寝てしまったみたいだ
意識が朦朧としている中、頭を撫でられているような感じがした
「ん」
「あ、起こしちゃった?」
「きゃっ」
「シノン、シノンなのか?」
「え、ええそうだけどそんなに焦ってどうかしたの?」
「どうかしたの?じゃない!今までどこにいたんだ?」
「何処ってリアルのほうの家だけど・・・」
「家?今何時だ?」
「3時20分だけどもしかして約束の時間を間違えていたの?」
「約束の時間って2時じゃないのか?」
「最初はそういう話だったけど結局3時になったのよ」
「俺が間違えていただけなのか よかったシノンが無事で」
「顔色が悪いからもう少し寝ていた方がいいわ」
「でも、そうしたらシノンが・・・」
「大丈夫よ、キリトの寝顔を見てるの好きだし、眠くなったら一緒に寝るから安心して寝なさい」
「どこにもいく・な・・よ・・・」
「ええ、どこにもいかないわ」
「すぅ・・・すぅ・・・」