二本指の下剋上   作:落ちこぼれの3級フィクサー

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みんな大好き“夜の錐“の話に入ります。

夜の錐といえば図書館のあとはジア・チォウ兄貴が不老不死の答えとしてアランを連れてきてましたよね!さて、じゃあどうやって矛盾が起きないようにしようか。……どうやるんですか?

絡んでほしかったり登場させて欲しい組織かあったらぜひコメントへ!


夜の錐 掃討作戦

「夜の(きり)……?」

 

「ああ。ずっと前に図書館に行かせたきり行方不明だったんだが、現在リーダーを勤めていると思われる“アラン“そして他の構成員の目撃情報がK社で出た。そこで、ゴッドファーザー様への裏切りとして、東部親指で部隊を編成し、掃討するって噂だ。真偽のほどはわからないけどな」

 

親指に入って丁度1週間ほど経った現在、東部親指では変な噂が流れている。

聞くところによると、夜の錐という元親指傘下(さんか)の組織を掃討する作戦が組まれているらしい。

 

「ま、だから今日の集会ではそれについての話がされるだろうっていうのが私の考えだ」

 

親指では定期的に集会と会議が開かれる。支部ごとに雰囲気や話すことは違うらしいが、基本的にはその時々に行う活動を共有する場所だ。

そして、目の前にいるこの男は“カグラ“というカポIの女だ。

 

たまたま路地裏で昼飯を食いにいったらレストランで会って話していくうちに仲良くなり、今ではこの女には発言許可なしで口を聞いても許されるようになった。……勿論、他の組員がいないとき限定だが。

 

步を進める。

今向かっているのは任命式の時に使った式場だ。

入団初日、あそこの地面がえぐれている(僕のせいだけど)ということで騒ぎになったが結局僕が犯人だとはバレずに未解決事件として終わった。

 

解放されている門をくぐり、式場の中に入ると相変わらず赤と黒で統一された不気味で厳かな風景が現れる。

 

「……ここのデザインをした人のセンスは最悪ですね」

 

「確かデザインしたのは薬指、野獣派のドーセントだったはずだ。不敬だな、腕を折るぞ」

 

「そのネタ……流石に飽きてきましたよ」

 

そう、このカグラというカポ。ことあるごとに笑いながら腕を折るぞと言ってくるのだ。初めて言われた時はこいつとも戦わないといけないのかと少しヒヤヒヤさせられた。……今の僕は、星刀を使えない僕はカポIと同程度の力量だから。

そんなことを考えているうちに、偉そうな服を着た組員が台座に立ち、

 

「では、定例会を始める─────」

 

 

───────────────────── ───────────────────── ─────────────────────

 

主な議題はカグラの語った通り、夜の錐の一掃作戦だった。

メインの作戦に参加するのは主に幹部クラスの面子カポⅢⅠから1名、カポⅢから3名、カポⅡとカポIから2名。……そして、ソルタードから1名。

 

 

「……はあ〜〜〜っ!なんで、!僕が、!選ばれるんですか!?」

 

定例会が終わったあと、カグラと僕はいつもの裏路地のレストランで昼食をとっていた。

 

「でもっ。いいことじゃないか?ほら、ここで少しでも戦績を上げればお前だってすぐにカポ……は無理でもソルタードⅡⅡくらいまで上り詰められるだろ?」

 

どこか焦った様子でそう言うカグラ。何か隠したい様子というか……そういえばカグラも今回の作戦に入っていたような

 

「もしかして、僕のこと推薦したのカグラさんですか?」

 

しばし沈黙。

 

「推薦、したんですよね?」

 

「悪かった。お前と対等な立場になりたくて……その……。危険がないように私が守るから、赦してくれないか…?」

 

上目遣いで僕を見てくるカグラさん。そういうのって年下とか後輩が上の地位の人にやるものなんじゃないのか?年上のカポにされてもあんまりときめかないっていうか……。

 

ただ、今回の作戦は僕からしてもありがたくはある。僕の目標はアンダーボスの暗殺、そしてアンダーボスに実際に会えるのは最低でもカポⅠ以上の地位がないといけないからだ。

故に……今回ばかりは少し本気を出さないといけないかもしれない。

 

なんせ相手は都市の星相当の化け物、夜の錐。手を抜いた瞬間に胴と首はおさらばするハメになるだろうから。

 




カグラは赤髪ロングの巨乳カポです。えっ?髪赤いだけのヴァレンチーナだろって?(見た目が)

……確かに。
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