ご当地伝奇百合カードバトル ヤミヨロズ・アーカイブ ―神々の相棒を探そう― 作:Linkscape
アキュー「これがあなたの闇っすね……。」
アズサ「そう。ゴエティアでも言ってたけど『本物に勝ってしまった偽者』という話なのよ。」
アズサ「でも友達を失ってしまって悲しいだけなのよ。そこに本物偽者という話を入れるからややこしいの。」
アキュー「でもここまでやっておいて、許してもらおうというのは気が引けるっす……。」
二人の間に沈黙の時間が流れた。
アキュー「さて、盗聴器でも聞くっすか。」
アズサ「え!? なんでそんなものを!? どこにそんなものを!?」
アキュー「GHQだからこれぐらいはできるっす。ティアラとアズサがどんな会話をしていたかを聞くっすよ。場所はどうせサマーランド最寄りの喫茶店っす。」
アズサ「怖い!! 悪口を言っているに違いない!!! ……実は私も仕掛けてたてのよね……。」
アキュー「まあ、当たり前の再確認をするだけっすよ。」
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ザザ…………。
ティアラ「そうなんだよ、あたいアズサがいなくなって寂しすぎて、タルパつくっちゃったんだよ! どこでもアズサって感じで! たい焼きはいつか化学調味料に負ける日が来るから、ここは転機だと思ってるよ。」
ティアラ「でも本物のアズサの方がからかいがいがあることに気が付いてしまった! ごめん、アズサ! やっぱりイギリス産少女の魅力には抗えないって!! 日英百合は覇権コンテンツになる!!」
キュア「アキューに仕事を押し付けて、自分は少女漫画を読んでニートしてられる。キュアは負けたけど、神々の仕事は全部アキューちゃんがやってるから、実質的な勝利、精神的勝利!」
キュア「ちなみに最近はアキューとGHQの人がロマンスする少女漫画を描くつもりだけど、本人に怒られそうだから黙ってるの! キュアはこれで覇権を取りたい! 本人女の子好きそうだから死ぬほど荒れそうだけど……。」
ここだけしか聞き取れなかった。
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アキュー「…………。」
アズサ「…………。」
アキュー「これはおそらく、工作っす。盗聴器に気が付いてわざと偽の情報を流す高等テクニックっすね。」
アズサ「本当にそう思う?」
アキュー「思わないっす。でも……。」
アズサ&アキュー「あなたと出会えて、良かった!!!」
アキュー「それにあの二人は正直言って狂っている。狂ったのはワタシたちの責任、そうっすよね?」
アズサ「この病みこそが私とアキューの共通点ですもんね。たぶんなくならないし、無くなっても友達ということで!」
アキュー「そういえばゴエティアに恩返しがしたい。運営の人足りなくてカツカツって聞いてたし、立候補してみるっすか? GHQとBBCの力を使えば人探しとマッチも組めそうっす。」
アズサ「いいわね! それから……。」
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妄想フェイズが終わった。アーシエルとヨノバルは長らく語り合っていた。
アーシ「普段はよくわからないけど、自分の世界を幸せにしたいという意思はあるんだな……。」
アーシ「でもなんか、運命の歯車は動いてしまった気がするな……。」
今日起こったことは不思議だった。運命を感じていた。ペアになるカードを作ったら名前と姿が同じ二人が現れて、カードゲームをやって仲良くなる。こんなことがあるのか? そして……。
アーシ「また同じことが起こる予感がしてならない……。」
でもアーシはワクワクしていた。
しかしアーシが寝た後に、アキューは1つのメッセージを送った。
「山梨VS静岡っていうテンプレ争いがあるけど、最近ガチでやばそうだから仲裁を頼みたい。」
「やってくれるなら、明日返してくれ。」