ご当地伝奇百合カードバトル ヤミヨロズ・アーカイブ ―神々の相棒を探そう―   作:Linkscape

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妖怪VS妖怪

<<<<<<<現実世界<<<<<<<

 

長い2つの戦いを経て、現実世界にアーシたちは帰還した。

 

アーシ「ややこしいな……。」

 

分かったことをまとめると、カードゲーム世界ではまらどるVSハイロリ、ミオジャVSトオオモの2戦が行われていた。そして現実世界でもまらどるとハイロリ、ミオジャとトオオモの2ペアが存在している。そして2ペアともうまくいっていないようだ。

 

ヨノバル「4人は全員妖怪関係だから相性はいいはずなのだが……正直、何が間違ってるのかよくわからない。」

 

ヨノバル「しかしこの4人は何か近い気がする……。」

 

アーシは少し考え込んでいるようだった。

 

アーシ「……ヨノバル。簡単な計算問題だが、ABCDの4人がいて、2×2に組み替えるとき、何通りあると思う?」

 

ヨノバル「AがBCDと組む時それぞれだから、3通りだろう? 我天才。」

 

アーシ「よくできました。つまり4人いてもペア組は3通りあって、そのうちの1通りが上手くいかなかったってことだ。」

 

ヨノバル「問題は、2択か……。」

 

アーシ「どっちが正解か、そこはもう感じるしかない! どっちだと思う?」

 

アーシ「愛媛県宇和島市&新潟県小千谷市/秋田県男鹿市&岩手県遠野市か……。」

 

アーシ「愛媛県宇和島市&岩手県遠野市/秋田県男鹿市&新潟県小千谷市か!」

 

ヨノバル「うーん…………………。」

 

ヨノバル「理由はわからない、でも圧倒的に前者だと思うぞ!!」

 

アーシ「悪質なカプ厨、陰湿カードゲーマー、メンヘラ……。あらゆる蔑称を持つヨノバルだが、そのすべての側面でヨノバルを信じる!!」

 

ヨノバル「ひどいですね……でもこの直感は合っている気がします。」

 

ヨノバル「では放課後、最終調整しましょうか。これらのカードが、相棒となれるように!」

 

***

 

そして放課後、大学食堂にアーシは呼ばれた。

 

アキュー「という訳で4人に集まってもらったっす。そうしないと愛媛部門と新潟部門の争いが終わりません! シャークさんもありがとうございますっす!」

 

シャーク「インスト(ルール解説)は終わらせておきました。それでは私はこれで……。」

 

シャークはそそくさと部屋から出て行った。

 

ミオ「シャークさんも変わったよ……ヤミヨロズ・アーカイブで。あれでマジキテルさんと仲良くなってから、なんかキレにくくなったもん。」

 

ミオ「でもやっぱりトモさんとはうまくやれない気がするけど、それも解決すんのか?」

 

アーシ「…………今より良くはなると信じています。」

 

まらどる「あんたがアーシエル? カードゲームはありがとうね。でもなんかこいつ、ピンとこないのよ。私じゃなくてアッシー・メッシーくん? とかと遊んでるし。」

 

アーシ「古っ!!」

 

ハイロリ「男って便利よね。あんたもカードゲーマーくんになる?」

 

アーシ「遠慮しときます……。」

 

アーシ「今回は現実世界の因縁は置いといて、この4人が大事だと考えています。」

 

トモ「正直、この2人初対面なんですけど……。」

 

ミオ「よくわかんねえけど、こいつ以外の相方見つかんの?」

 

アーシ「わかりません。しかしやる価値はあると思っています。」

 

アーシ「それでは皆さん、準備はよろしいですか?」

 

4人「もちろん、デュエル!!」

 

そうして、妄想フェイズに入る……!

 

>>>>>>>カードゲーム世界>>>>>>>

 

カードゲーム世界。アーシエルの実況が会場に響き渡る。

 

アーシエル「決着うううううううううううううううう!!!!」

 

アーシエル「リバイバル妖怪デー第一試合は、鹿児島県鹿屋市の、ワロドンの勝利だああああああああ!! 山童が河童を打ち破ったあああああああああ!!!」

 

あの戦いから数日たち、ゴエティアは再び開かれていた。そして今回は特殊な試みをしていたのだ。アーシエルは前戦った2ペアが微妙な雰囲気になっていたのを見越して、もう一度呼んだのだ。

 

ヨノバル「続いて第二試合!! 前にも見たやつらの試合ですが、組み合わせが違います!!」

 

ヨノバル「シルバーゲートから『マウンティングフィリア』トオオモ選手!!! ゴールドゲートから『秋田のシンデレラ』ハイロリ選手です!!」

 

トオオモ「秋田? 岩手の裏側だよね?」

 

ハイロリ「言ってくれるじゃない……でもね、秋田の妖怪は岩手より強いのよ?」

 

ヨノバル「そもそも妖怪の最強議論は意味がありません! 妖怪は愛でるものだからです!! つまり……。」

 

ヨノバル「勝手に戦え!!」

 

ハイロリはなまはげに指示を出し、トオオモに襲い掛からせる。

 

しかしトオオモは苦にもしていなかった。

 

なまはげ「投げられるですぞおおおお!?」

 

なまはげ「嘘だろ、組技は得意じゃなかったって聞いてたのに!?」

 

なまはげ「身体能力からして違いすぎるんだッ!……石臼の悪魔かっ!?」

 

次々と投げられていくなまはげたち。「石臼の悪魔」15秒戦闘 5人死亡。

 

死亡者一覧(後日復活します)

 

なまはげA なまはげB なまはげC なまはげD なまはげE

 

ハイロリ「い、どれも一撃で……。」

 

トオオモ「そもそも柔道自体が危険なんだよね。命を落とす可能性もあるヤバイ格闘技だから。」

 

トオオモ「マウンティング取られなければ死ななくて済む、と思ってる?」

 

ハイロリ「ひい………………。」

 

ハイロリは恐怖していた。自分たちを守っていたなまはげがこんな簡単にやられるなんて。1人で戦うなんてめったにない……もはやまな板の上の鯉であった。

 

トオオモ「じゃあ、普通に投げるよ。それで終わりだから―――」

 

トオオモが組み付き、一本背負いのポーズをとる。そしてトオオモが投げると同時———

 

ハイロリ「やめてええええええええええええ!!!!」

 

トオオモ「え……!?」

 

ハイロリが口から爆炎を吹いた!! これは囲炉裏としての炎技であった。隠し技ではない。ハイロリも自分の可能性に気が付いていなかったのだ。反射的に放出され、今に至る―――

 

トオオモ「ぐぬうううううううううう!!」

 

トオオモは大きな火傷を負った。しかしハイロリも……。

 

ハイロリ「が……は……。」

 

投げられた後であったため、地面に強烈にたたきつけられていた。立ち上がるのは非常に難しいだろう。

 

アーシエル「これは、ダブルノックアウトかああああああああああ!?」

 

ヨノバル「背負い投げの途中、カウンター気味に飛び出した爆炎がトオオモ選手を焼きました! これでは試合続行が不可能です、このままカウントが進めば試合終了と――――」

 

その時———

 

???「ったく……。糞ババアはだからダメなんだよ。」

 

???「ガキ……こういう時は素直に大人を頼れ、つったろ!!??」

 

二人が観客席からアリーナに降り立った!!

 

座敷童X「俺が出る。トオオモのセコンドとしてな。」

 

なまはげX「男VS男は映えないかもしれねえが、やらせてもらうぜええええええええええ!! ハイロリの代わりだ!!!」

 

アーシエル「観客席から乱入だあああああああああ!!!! タダならぬ雰囲気をまとう座敷童となまはげが乱入したああああああああああ!!!」

 

二人は既に戦っていた!

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