理想のオリ主生活 作:松尾シオン
王都の屋敷で、プジョルは手にした杯を傾けながら、配下の兵士たちの報告を思い返していた。
ゼンジロウ様が、国中から土を集めておられるらしい。
ゼンジロウ様が、割れた器を所望されたらしい。
ゼンジロウ様が、王都から少し離れたところにある川べりで、何やら大がかりなものを作っておられるらしい。
ゼンジロウ様の護衛の騎士たちが、鍬を振るって水路を掘っていたらしい。
どれもこれも、要領を得ない話ばかりだ。
宮廷の口さがない者たちは、王配殿下の新しい道楽だの、頭を打たれてから少しおかしくなられただのと、好き勝手に噂している。
だが。
プジョルは杯を置き、先日の狩りであった出来事を思い出す。
走竜の背の上で、竜弓を構えた姿。
一切の揺らぎのない構え。
放たれた矢が、駆ける肉竜の右目に吸い込まれていった、あの光景。
本人はまぐれだと言っていたが、まぐれであのようなことができるはずもない。
間違いなく、ただ者ではない。
そのただ者ではない人間が、土を集め、器を砕き、川べりで何かを作っている。
一体何をしようとしているのか。
考え始めたところに、部屋の扉が叩かれた。
「閣下。王宮より、陛下のお召しにございます」
♦
「お呼びにより参上いたしました、陛下」
王宮の、謁見の間とは別の小さな執務室。
岩のような巨体を折り曲げて跪くプジョルに、アウラは執務机の向こうから声を掛けた。
「よく来たな。まあ座れ」
「は。失礼いたします」
プジョルは一礼し、勧められた椅子に腰を下ろした。
巨体を受け止めた椅子が、ぎし、と小さく軋む。
「私も貴様も多忙の身だ。あまり時間がない故、本題に入るぞ」
アウラは、机の上に置いていた一振りの剣を手に取った。
簡素な木と革の鞘。
飾り気も何もない拵えだった。
「……この剣をどう思う? 率直なところを聞かせよ」
差し出された剣を、プジョルは立ち上がって両手で恭しく受け取った。
拵えには、目もくれなかった。
この男に、装飾の良し悪しを見る目はない。
見るのは、武器として使えるかどうか、ただそれだけだ。
鞘から、すらりと引き抜く。
そして、固まった。
大戦の英雄にして、カープァ王国最強の武人。
その男が、剣を手にしたまま、たっぷりと沈黙した。
まっすぐに通った刃筋。
地肌に浮かぶ、水面のような細かな模様。
プジョルは灯りに刀身をかざし、角度を変えては、食い入るように見つめた。
それから無言のまま構え、軽く振った。
ひゅ、と空気が鳴る。
もう一度。
さらにもう一度。
やがて、プジョルは顔を上げた。
どこか夢から覚めきらないような声だった。
「陛下。この剣、頂戴したい」
アウラは、思わず苦笑した。
「率直なところを、とは言ったがな。そういうことを聞いたのではない」
これは、夫が自らの手で打ち、自分に差し出した剣だ。
いくら王国最強の武人の頼みでも、はいそうですかと渡せるものではない。
だが、取り繕いの一切ないその言葉で、この男がこの剣をどう見たのかは、十分に伝わった。
「……それほどか」
「はい。この剣と引き換えであれば、叔父より譲り受けた槍を差し出しても構いませぬ」
迷わずに頷くプジョルに、アウラは少し目を見開いた。
叔父から譲り受けた槍というのは、竜の牙から作られた、譲られた際のエピソードと共に、国内では大変有名な、プジョルの象徴とも言える槍だ。
大戦でのプジョル将軍の武勲を讃える詩にも、必ずと言っていいほど謳われている。
それを手放してもいいと言う。
「これほどの剣は、南大陸のどこを探してもございますまい。北大陸から入ってくる剣も目にしたことはありますが、少なくとも国外に輸出するものではこれには及ばぬでしょう。陛下、これを打った職人は、いずこに」
アウラは、少しだけ間を置いた。
「……慌てるな。じきにわかる」
それだけだった。
プジョルは、わずかに目を細めた。
王が答えを濁すからには、それなりの理由があるのだろう。
臣下として、それ以上を問うことはしなかった。
だが、頭の中では、別のことを考えていた。
この一、二ヶ月ほどで耳に入ってくるようになった噂。
王宮中から土を集め、割れた器を所望し、王都の外の川べりで何やら大がかりなものを作っておられるという、ゼンジロウの奇行の数々。
そして今、目の前にある、この国では今まで見たこともなかったような剣。
確証はない。
だが、プジョルの直感が告げていた。
そもそも、あの狩りの日に見た一矢からして、ただ者ではないことはわかっている。
プジョルは、手の中の剣に目を落とし、ゆっくりと口の端を吊り上げた。
「承知いたしました。その時を、楽しみにお待ちいたします」
剣を丁寧に鞘に収め、両手でアウラに返す。
心底名残惜しそうな手つきだったが、それでも王の前で礼を欠くことはしなかった。
剣の話が一段落すると、プジョルは改めて深く頭を垂れた。
「陛下。ひとつ、お伺いしてもよろしいでしょうか」
「申せ」
「以前よりお願い申し上げております、我が妹を、ゼンジロウ様の第二夫人にという件。その後、いかがでございましょうか」
声も、姿勢も、あくまで臣下としてへりくだったものだった。
だが、この剣を見せた直後に持ち出してくるあたり、間合いの取り方は抜け目がない。
アウラは、わずかに顔を顰めた。
「……それを決めるのは、私ではなく婿殿だ」
「では、ゼンジロウ様にお伝えいただけましたら、幸いに存じます」
プジョルは、深々と一礼した。
そして、もう一度だけ名残惜しそうに剣に目をやってから、執務室を辞していった。
♦
扉が閉まると、部屋の隅に控えていた男ーーファビオが、一歩前に出た。
アウラの腹心として、長く政務を支えてきた中年の男だ。
極めて有能であるが、配慮というものをどこかに置き忘れたようなコミュニケーションをする彼は、相手が女王であろうと言葉に一切の手心を加えない。
「ゼンジロウ様は」
ファビオは、いつもの平坦な声で言った。
「最近、ずいぶんと精力的に活動されておりますね」
「……ああ」
「結構なことです」
言葉に込められた棘に気付いたアウラは、自分のこめかみがぴくりと動くのを感じた。
「何が言いたい」
「陛下が婿として望まれたのは、権力欲がなく、政に口を出さず、王宮で大人しく暮らしてくださる方であったと記憶しております」
「…………」
「その条件に、ゼンジロウ様はよく適っておられました。少なくとも、この一年は」
ファビオは、淡々と続けた。
「水車を据えて炉を作り、鉄を作り、剣を打たれた。それ自体は、国にとって大いに益のあることです。ですが、その功績は、あまりにも大きい」
「わかっておる」
「プジョル将軍にお見せになった以上、隠し通すことは難しいでしょう。陛下が職人の名を伏せられたところで、あの方は鋭いお方です。近頃のゼンジロウ様のご様子と結びつけるのに、そう時間はかからないかと。そして、あの方は口が堅い方ではございません」
「わかっておると言っている」
「では、褒美はいかがなさいますか」
アウラは、言葉に詰まった。
「これほどの功績を上げた者に、何も与えぬわけにはまいりません。臣下であれば、領地なり、地位なり、与えようはございます。ですが、ゼンジロウ様は王配であらせられる」
「…………」
「領地を与えれば、王配が自らの力の基盤を持つことになります。地位を与えれば、王配が政に関わることを、王家自ら認めることになります。いずれも、ゼンジロウ様の周りに人を集めることになるでしょう。陛下が最も避けたかったことではございませんか」
一言一句、正論だった。
だからこそ、腹が立った。
「……貴様は、もう少し言い方というものを覚えよ」
「失礼いたしました。しかし、言葉を少々変えたところで、事実は変わりますまい」
眉一つ動かさずに言い切るファビオを見て、アウラは深々と溜息をつき、椅子の背にもたれた。
彼の言う通りだ。
自分が夫に求めたのは、政に関わらず、権力を求めず、ただ王宮で穏やかに暮らしてくれることだった。
そして夫は、この一年、まさにその通りに暮らしてくれていた。
ありがたいと思っていた。
気楽な男だと、少し呆れながらも、好ましく思っていた。
それが今や突然やる気を出し、水車を作り、炉を作り、プジョルが己の象徴を差し出してでも欲しがる剣を打っている。
しかも、それらの行動に野心がかけらも感じられないのが、また厄介なのだ。
ウキウキと、アウラに成果である剣を差し出してきた善治郎の姿を思い出す。
あれは、褒美が欲しくてやったことではない。
地位も、力も、求めてはいない。
ただ、国の役に立ちたいと、本気で言っていた。
だからこそ、扱いに困る。
「……褒美のことは、考えておく」
「お早めにお願いいたします。双王国の方々のご到着も、近うございますので」
「わかっておる!」
思わず声を荒げると、ファビオは静かに一礼した。
その顔には、やはり何の感情も浮かんでいるようひは見えなかった。
♦
その頃、善治郎は後宮の寝室で、上機嫌だった。
炉づくりの功績を認められ、アウラから数日の休みをもらったのだ。
長椅子に寝転がり、天井を見上げる。
頭の中では、この数か月のことが次々と浮かんでは消えていった。
白い粘土を見つけた時の高揚。
意味がないと思っていたスキルを使うことができた時の興奮。
割れた陶器を砕き、煉瓦を焼き、炉を組んだ日々。
川べりで水車が初めて回った瞬間。
炉の中で、鉄鉱石がどろりと溶けて、ひとつの鉄の塊になっていく光景。
そして、自分の手で打ち上げた、一振りの剣。
剣を手にしたアウラの、息を呑んだ顔。
「……ふふ」
思わず、だらしない笑いが漏れた。
カープァ王国でまだ実装されていない技術を、いくつも埋めた。
やり遂げたのだ。
この上なく、気分がいい。
さて、と善治郎は身を起こした。
せっかくの休みだ。
久しぶりに、趣味の時間を楽しもう。
寝室の奥の棚から、善治郎はいくつかの箱を引っ張り出した。
プラモデルである。
学生の頃から長期の休みがあると、部屋にこもって、黙々とパーツを切り出し、ヤスリをかけ、組み上げてきた。
善治郎が組むプラモデルは、定番のロボットでなく、艦船や飛行機、また少し外れるが、帆船の木製模型などだ。
説明書を睨みながら、ああでもないこうでもないと手を動かす時間が、たまらなく好きだった。
異世界に召喚される時も、積んだままになっていた箱を、わざわざいくつも持ち込んだほどだ。
結局この一年、ばたばたしていて、ほとんど手を付けられていなかった。
「よーし、どれからやろうかな……」
善治郎は、長らく手をつけていなかった、大型艦船のプラモデルの箱を手に取った。
蓋を開ける。
ランナーに並んだパーツの数々。
この、まだ何者でもない部品の山を眺める瞬間が、また良いのだ。
まず、ランナーを一枚箱から取り出す。
その瞬間。
――あ。
頭の中に、この模型の設計までの手順と、完成図が浮かぶ。
嫌な予感がした。
だが善治郎が何かをする間もなく、次の瞬間には手が勝手に動き出していた。
切る。
削る。
磨く。
合わせる。
組む。
迷いがない。
無駄がない。
何より、速い。
「待て待て待て! プラモは自分で組ませてくれよ!」
口だけは自由なので、善治郎は叫んだ。
「説明書! せめて説明書読ませて! あっ、すごい自分じゃないみたいに器用だ!?」
手は一切止まらなかった。
説明書を開く暇もなかった。
そもそも、設計図が頭の中にあるので、説明書を見る必要がなかった。
ようやく手が止まった時、机の上には完成したプラモデルが立っていた。
合わせ目は、一つもない。
パーツの切り口も、ヤスリの跡も、どこにも見当たらない。
どこに出しても恥ずかしくない、完璧な出来栄えだった。
−−そして、まったく楽しくなかった。
「…………」
善治郎は、完成品をしばらく無言で見つめた。
作る過程を楽しむための趣味なのに、過程が丸ごと、ただの作業になってしまった。
これでは、完成品を受け取っただけと何も変わらない。
善治郎は積まれたプラモデルの山から、今度は飛行機のイラストが描かれたものを取り、箱を開け、ランナーを取り出した。
設計図が浮ぶ。
そして、手は勝手に動いた。
「うおおおおおおおおおおお!!」
飛行機を組み終えた後、善治郎は全てのプラモデルの箱を倉庫に運ぶよう、侍女たちに頼んだ。
♦
その日の夜。
アウラが寝室に入ると、善治郎は長椅子に座ってぼんやりしていた。
少し元気がない。
「ゼンジロウ。話がある」
「ん? どうしたの」
アウラは、夫の隣に腰を下ろした。
「あの剣のことだ。そなたの功績を讃えて、お披露目の場を設けたいと思っておる」
「えっ」
善治郎は、露骨に嫌そうな顔をした。
「いいよ、そういうの。目立つの、あんまり好きじゃないし」
「そうはいかぬ」
アウラは、きっぱりと首を振った。
「あれほどのものを作ったのだ。何の発表もせず、何の褒美も与えずでは、王家の名折れだ。功を立てた者を讃えぬ王に、付いてくる者などおらぬ」
「……それは、そうかもしれないけど」
「ただ」
アウラは、少しだけ言葉を区切った。
それから、珍しく気まずそうに目を伏せた。
「水車を使った炉については、北大陸から入ってきた新しい技術を取り入れた、ということにせねばならぬ」
「え?」
「この国には、これまで鉄を溶かすほどの炉など一つもなかった。それをそなたが一人で考え、作り上げたとなれば、そなたへの見る目が変わる者が出てくるだろう」
アウラは、少しだけ視線を落とした。
「それに……そなたを婿に迎える時、働かずともよいと約束したであろう。この上、国の大事を担う者として祭り上げられては、その約束をますます破ることになる。そなたの手柄を、半分取り上げるようなものだが……すまぬ」
善治郎は、きょとんとした。
「いや、全然いいよ。むしろその方が助かるし」
「……良いのか」
「うん。炉の作り方が広まって、この国の鉄が良くなるなら、誰が考えたことになってても関係ないよ。巡り巡れば俺や善吉にだってメリットのあることなんだし」
あっけらかんとした答えだった。
アウラは、ほっと息をついた。
ついた、のだが。
「それに、約束のこともさ」
善治郎は、にこにこと笑いながら続けた。
「正直、その約束がずっと守られるとは、そこまで本気にはしてなかったから。気にしなくていいよ!」
「ファッ!?」
女王の口から、およそ女王らしからぬ声が飛び出した。
「え、アウラ?」
「そ、そなた、今、何と……」
「え? ああ、だから、気にしなくていいって。王族が2人しかいない以上は仕方ないよ」
フォローするように言葉を続ける夫とは逆に、アウラは言葉を失った。
慰めているつもりなのだろう。
夫の顔には、一片の悪意もない。
心の底から、妻を気遣って言っている。
それが、余計に効いた。
――そこまで、本気に、してなかった。
あの日、この男を婿に迎えるにあたって、女王として交わした約束だ。
働かずともよい。
王としての誇りに懸けて、真剣に守るつもりでいた。
しかし当の本人は、最初からさほど当てにしていなかったらしい。
「……そう、か」
「うん。だからその、気にしなくても大丈夫だよ?」
「…………そうか」
二度目の「そうか」は、一度目よりずいぶん小さかった。
女王は、目に見えて肩を落とした。
夫は、さすがにもう少し言い方を考えるべきだったかと思ったが、妻が受けた衝撃がどれほどのものかはあまりわかっていなかった。
アウラは、気を取り直すように咳払いをした。
「……ただ、剣を打ったのがそなたであることは、明かさねばならぬ。お披露目の場で、ゼンジロウが自ら打った剣だと披露する」
「まあ、それくらいなら」
「それと、できればあと五振りほど剣を打ってほしい」
「五本?」
「お披露目のあと、あの剣を欲しがる者が必ず出る。プジョルの顔を見ればわかる。その時に、ある程度の数を揃えておきたい」
「五本と言わず、もっと作れるよ?」
善治郎が軽く言うと、アウラは首を振った。
「要らぬ」
「え、なんで」
「あくまで、新しい炉の力を示すための披露だ。数を揃えるのが目的ではない。それに、そなたの鍛治の腕前はわかったが、この国にも鍛冶師はいる。本業である自分たちを袖にしてそなたばかりに注目が行けば、奴らは面白くなかろう。職人たちの仕事を荒らすな、と言ったはずだ」
「……あ」
以前交わした約束を思い出して、善治郎は頭を掻いた。
「わかった。五本ね」
「うむ。双王国の方々が来られる前に、打ち終えておいてくれ。お披露目は、あの方々を歓迎する宴の席で行う。他国の王族の前で披露すれば、我が国の威信を示すこともできよう」
「了解」
話がまとまると、アウラは少し居住まいを正した。
「それで、褒美のことだが」
「褒美?」
「そうだ。何か欲しいものはあるか。遠慮なく申せ」
善治郎は、少し考え込んだ。
欲しいもの。
領地、と言われてもぴんとこない。
地位、と言われても面倒なだけだ。
金も、今の暮らしで十分すぎるほど足りている。
「……別に、ないかなぁ」
「ない、と言われても困るのだ」
「うーん……」
善治郎は、しばらく天井を見上げていた。
それから、少しだけ目を逸らした。
「強いて言うなら……アウラと善吉との時間、とか」
「…………」
「ほら、最近ずっと炉にかかりきりだったし、アウラも忙しいしさ。もうちょっと、一緒にいられたらいいなって……」
言いながら、だんだん声が小さくなっていく。
耳まで真っ赤だった。
アウラは、たっぷり三拍ほど黙った。
それから、片手で額を押さえた。
――この男は。
水車を作り、炉を作り、王国最強の武人が己の象徴を差し出してでも欲しがる剣を打った男が。
褒美に望むのが、妻子との時間。
呆れた。
心の底から、呆れた。
呆れたが、口元が緩むのは、どうにも抑えられなかった。
「……それは褒美にならぬ」
「えっ、駄目?」
「駄目ではない。だが、それでは臣下たちに示しがつかぬのだ」
アウラは、深々と溜息をついた。
ファビオの平坦な声が、頭の中に蘇る。
領地も、地位も、与えられぬ。
そして、当の本人は、何も欲しがらぬ。
――まったく、どうしたものか。
照れくさそうに頬を掻く夫の横で、女王は今日何度目かもわからない溜息をついた。
♦
それから、半月ほどが過ぎ、善治郎が五振りの剣を打ち終えた頃。
アウラの元に、東の国境砦から小飛竜便が届いた。
【シャロワ・ジルベール双王国使節団、東の国境砦に到着。使節団の代表はフランチェスコ王子とボナ王女。砦で数日の休養を取った後、出立の予定。なお砦からは護衛として騎兵千が同行】
双王国シャロワ王家の一行が、カープァ王国に到着した。