劉備に転生した俺、三国志が思ったより治安悪すぎる ~ニートになりたいだけなのに、関羽と張飛が俺を覇王にしようとしてくる~   作:ブンチョウ

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第15話 曹操からの恐怖のラブレター

 大奥(女性陣)の恐るべき家庭内・経済テロによって、あの最強の人型機動兵器──呂布(りょふ)を精神崩壊させ、徐州のメインオフィス(下邳(かひ)城)の経営権が自動リターンしてきてしまった。

 

 おかげで俺──劉備(りゅうび)は、広々とした太守の部屋に戻ってはこれたのだが……問題は山積みだった。

 

 現在、こちらの条件通りに隣町の小沛(しょうはい)という狭苦しいボロ城に引き下がらせ、そこにガッツリ押し込めてある呂布の一団。

 

 表向きは和睦したことになっているが、お互いの距離が近すぎるのだ。

 

 いつあの裏切りの高性能ガンダムが再起動して発狂し、小沛からこちらへビームサーベル──方天画戟を振り回して殺し合いを仕掛けてくるか分かったものではない。

 

 俺は毎日「いつ血の雨が降るか」と生きた心地がせず、胃薬代わりに茶をすする毎日を送っていた。

 

 そんなある日。

 

 中央政府が置かれている大都市・許昌(きょしょう)から、一通の豪華な親書が届いた。

 

 絹で包まれ、仰々しい封蝋がなされたその手紙。

 

 差出人の欄には、漢王朝の全権を握る男──曹操(そうそう)、字は孟徳(もうとく)の名が刻まれていた。

 

『劉備殿。お前の徳の高さはかねがね噂で聞いている。呂布のような危険な人型機動兵器を小沛に置いて隣り合っているのは実にもったいない。どうだ、我が許昌に就職(居候)しに来ないか? 最高のポスト(豫州牧(よしゅうぼく))を用意して待っているぞ』

 

 手紙の内容は実に丁寧で、一見すれば破格のヘッドハンティングだ。

 

 だが、これを受け取った俺の顔からはスゥッと血の気が引き、指先がガタガタと震え出した。

 

(ひえええええ!! 出たーーー!! 三国志界最強のストーカー兼パワハラ社長・曹操のスカウトメールだ!!!)

 

 歴史の知識を持つ俺からすれば、これはラブレターの皮を被った「お前、囲い込むからな」という脅迫状に他ならない。

 

 大企業への転職といえば聞こえはいいが、行ったら最後、曹操の無理難題に付き合わされて毎日深夜残業──命がけの戦場を強いられ、少しでも気に入らない挙動をすれば一瞬でシュレッダー──処刑にかけられるに決まっている。

 

 かと言って「結構です」と拒否したら最後、明日には「俺の内定を蹴るとはいい度胸だ」と数万の大軍で物理的に会社ごと潰しにくるのだ。

 

 行くも地獄、残るも地獄。

 

 詰んでるよ、これ!!!

 

 ◆

 

「兄貴! 曹操の野郎、俺たちを飼い犬にする気だ!」

 

 手紙を読んだ張飛(ちょうひ)が、当然のように脳筋フルスロットルで激怒した。

 

 バチィィンと肉厚な手のひらで、オフィス用の上質な机が真っ二つに叩き割られる。

 

「こんなナメ腐った手紙、今すぐ破り捨てて曹操の領地へ突撃しましょう! 俺の蛇矛で、あのヒゲ親父の鼻の穴を拡張してやりますよ!」

 

「バカ言うな! 落ち着け!」

 

 俺は慌てて張飛の太い腕をホールドし、青龍偃月刀の柄に手をかけようとしていた関羽(かんう)の前に回り込んだ。

 

「相手は何万の兵と、何州分もの兵糧を動かしてる天下屈指の大勢力だぞ! こっちは関羽と張飛の武力で、どうにか看板を保ってる地方の寄せ集めだ! そんな相手の誘いを蹴ったら、明日には兵を送られて城ごとすり潰されるわ!」

 

「しかし兄者……」

 

 関羽が長い髭を撫でながら、不満げに目を細める。

 

「曹操の風下に立つなど、我ら三兄弟の誇りが許しません。泥水をすすろうとも、この徐州で独立を保つべきでは」

 

 うちのゴリラたちがプライドを懸けて猛反発する中、俺の脳裏に「サラリーマンとしての生き残り戦略」がピカッとひらめいた。

 

(あ、そうだ。よく考えたら、曹操のところへ転職すれば、少なくとも『小沛に押し込めてあるとはいえ、いつ牙を剥くかわからないモビルスーツ──呂布の脅威』からは一〇〇%安全に逃げられるじゃん!)

 

 さらに、手紙にある「豫州牧」というポスト。

 

 これは大名並みの格付けだが、現在の豫州は曹操の勢力圏にガッツリ組み込まれている。

 

 つまり、名前だけで実権を持たない名誉職──いわば「大企業の窓際族」だ。

 

 美味しい基本給だけしっかり貰って、仕事は全部本社のエリートに丸投げし、安全な部屋で窓の外でも眺めながらニート同然に暮らせるのではないか!?

 

「雲長、益徳(えくとく)、これはチャンスだ。曹操社長の温かい御心に従い、許昌へお引越しするぞ!」

 

 俺は手のひらを返したように即座に荷物をまとめ始めた。

 

「曹操社長への従属」という名の安全保障の獲得に向けて、俺たちは大急ぎで徐州を後にした。

 

 ◆

 

 許昌へ到着した俺たちを待っていたのは、大歓迎の宴……の前に、曹操軍の恐るべきバックヤードを仕切る「採用面接」だった。

 

 曹操軍・人材登用所。

 

 そこは戦場よりも恐ろしい場所だった。

 

 なにしろ、ここでの判断ひとつで。

 

 兵は百人死ぬ。

 

 将は千人死ぬ。

 

 そして不採用になった俺の人生は、その場で死ぬ。

 

「次」

 

 机の向こうで、女が短く告げた。

 

 曹華(そうか)

 

 曹操の一族。

 

 才ある者を選び、使えぬ者を容赦なく切り捨てる、魏の人事部・最終兵器である。

 

 細い指が、俺の経歴書をめくる。

 

「名は」

 

「劉備です」

 

「特技は」

 

「死なないことです」

 

 曹華の手が止まった。

 

「……もう一度」

 

「死なないことです」

 

「それは特技ではありません」

 

「では、生き残るために全力で逃げることです」

 

「もっと駄目です」

 

 終わった。

 

 面接開始三十秒で終わった。

 

 俺は心の中で、これまでの人生に別れを告げた。

 

 桃園。

 

 張飛の豪邸。

 

 関羽の怖い顔。

 

 みんな、短い間だったが世話になった。

 

「では、あなたは何ができるの」

 

「馬には乗れます」

 

「騎兵隊を率いられる?」

 

「無理です」

 

「弓は?」

 

「当たる時もあります」

 

「剣は?」

 

「持つと手が震えます」

 

「……では、何のために来たのですか」

 

「できれば、採用していただくためです」

 

「その意欲だけは認めます」

 

 認めないでほしい。

 

 その声は、面接官が履歴書に赤字で「非常に困る」と書く時の声だった。

 

 曹華は、疲れたように額を押さえた。

 

「劉備。あなたは自分を、どの部署に置くべきだと考えるのですか」

 

 来た。

 

 罠だ。

 

 ここで「将軍になりたいです!」などと言えば、身の程を知らぬ愚か者として落とされる。

 

 逆に「何でもやります!」と言えば、何も考えていない馬鹿として落とされる。

 

 つまり、詰みである。

 

「……補給路の護衛、でしょうか」

 

「理由は」

 

「戦場の中心は嫌なので」

 

「正直ですね」

 

「あと、兵糧がなくなると皆さん機嫌が悪くなるので」

 

「そこは正しい」

 

「そして敵が来たら、なるべく早く報告します」

 

「戦わないのですか」

 

「勝てそうなら戦います」

 

「勝てなさそうなら?」

 

「報告します」

 

「逃げるのではなく?」

 

「逃げながら報告します」

 

 沈黙。

 

 曹華はしばらく、俺を見ていた。

 

 冷たい目だった。

 

 採用する人間を見ている目ではない。

 

 こいつは本当に生きる価値があるのか、と見定める目だ。

 

 怖い。

 

 怖すぎる。

 

 俺は慌てて付け加えた。

 

「ただし、私を採るかどうかは、曹華様がお決めください」

 

「……何?」

 

「私は自分が有能だとは言いません。馬に乗れますが、将軍ほどではない。計算もできますが、専門の役人ほどではない。剣も振れますが、できれば振りたくありません」

 

「随分と、己を低く見るのね」

 

「低く見ているのではありません。正確に見ているだけです」

 

 曹華の眉が、わずかに動いた。

 

 まずい。

 

 何か言い方を間違えた。

 

「私は、自分の価値を決めるほど、自分を信用していません」

 

「……」

 

「ですが、曹華様は人を見る仕事をしている。誰を前に出し、誰を後ろに置き、誰を生かし、誰を切るかを決める仕事です」

 

 言ってから気づいた。

 

 これ、失言では?

 

 面接官に向かって「人を切る仕事」とか言って大丈夫か?

 

 俺は青ざめた。

 

「ち、違います! 切るというのは比喩でして! できれば誰も切らない方がいいという意味で!」

 

「続けて」

 

「は、はい」

 

 なぜか、曹華の声が少し低くなった。

 

「ですから……曹華様が不要と判断するなら、それで構いません」

 

「構わない?」

 

「私が自分で『私は必要です!』と叫ぶより、曹華様の判断の方が信用できます」

 

 完全な沈黙。

 

 紙をめくる音すら消えた。

 

 隣で控えていた書記官が、筆を落とした。

 

 俺は思った。

 

 終わった。

 

 これはもう、不採用どころではない。

 

 たぶん、「面接官を怒らせた者」として、裏口からつまみ出される。

 

 だが。

 

 曹華は、ゆっくりと息を吐いた。

 

「……あなたは」

 

「は、はい」

 

「私が、何をしている人間だと思っているの」

 

「曹操様の親族で、偉い人で、怖い人で、採用担当の人です」

 

「最後だけ余計です」

 

「すみません」

 

「私は、人を兵として使う場所に置く者よ」

 

「はい」

 

「誤れば、その人間だけでは済まない。部下も、家族も、戦場も巻き込む」

 

「はい」

 

「だから私は、能力のない者を前に出さない。勇敢でも、忠義が厚くても、その者にできぬ役目なら与えない」

 

「はい」

 

「その私の判断を、お前は信用すると言うの?」

 

 怖い。

 

 目が怖い。

 

 でも、ここで否定したら終わる。

 

「……はい」

 

「なぜ」

 

「曹華様が、私より私を殺さない場所に置いてくれそうだからです」

 

 書記官が、今度は椅子から落ちた。

 

 曹華の顔が、止まった。

 

 俺も止まった。

 

 あれ?

 

 これ、何かまずかった?

 

「劉備」

 

「はい」

 

「お前は……」

 

 曹華は、珍しく言葉に詰まった。

 

 冷徹な人事官。

 

 曹操一族の才媛。

 

 数千人の将兵を、数字と働きで見極めてきた女。

 

 その頬が、ほんの少しだけ赤くなった。

 

「……私が、お前を守るとでも思っているの」

 

「えっ」

 

「私が、人を死なせないために選んでいると」

 

「えっ?」

 

「私の判断が、お前の命を軽く扱わないと」

 

「いや、えっと……採用担当として普通では?」

 

「普通ではない」

 

 曹華は勢いよく立ち上がった。

 

 机が鳴った。

 

 書記官がびくっと跳ねた。

 

「誰も、そんなことは言わない!」

 

「はい!?」

 

「皆、自分を売り込む! 功績を並べる! 曹操様への忠誠を叫ぶ! 私の判断など、ただの通過儀礼としか見ていない!」

 

「いや、でも面接官なので……」

 

「お前は、私を見ていた」

 

「見てません」

 

「見ていた!」

 

「見てませんって!」

 

「私が何を背負っているか、理解した上で、自分の命を預けると言った!」

 

「預けてません! できれば安全な職場を希望しただけです!」

 

 曹華は、完全に聞いていなかった。

 

 むしろ、何か重大な決意を固めた顔だった。

 

「劉備」

 

「はい」

 

「採用します」

 

「本当ですか!?」

 

「ただし」

 

「ただし?」

 

「お前を、誰でも代わりにできる場所へは置かない」

 

「えっ」

 

「補給路の護衛。撤退時の連絡。兵の配置。情報の整理。お前は前に出ず、人を無駄に死なせぬ場所にいなさい」

 

「いや、そんな重要な仕事は困ります!」

 

「安心しなさい」

 

 曹華は、微笑んだ。

 

 その笑顔は綺麗だった。

 

 綺麗だったが。

 

 俺には、逃げ道を塞ぐ城門のように見えた。

 

「お前を正しく使う責任は、私が持つ」

 

「持たなくていいです!」

 

「書記官」

 

「は、はい!」

 

「劉備を特別採用に。私の直属とします」

 

「曹華様!?」

 

「それから」

 

 曹華は、俺の経歴書を大事そうに抱えた。

 

「この者の配置は、必ず私を通しなさい」

 

「いや、そこまでしなくても!」

 

「命を預けると言ったでしょう」

 

「言ってません! 安全な職場を希望しただけです!」

 

「同じことよ」

 

「全然違います!」

 

 こうして俺は。

 

 ただ面接で落ちたくなかっただけなのに。

 

 曹操軍でもっとも恐ろしい採用担当官に。

 

 なぜか。

 

 人生の配置そのものを握られることになった。

 

 ◆

 

 だが、俺が退室した直後の人材登用所で、さらなる勘違いドラマが動き出していた。

 

 室内に残った曹華は、机の上に置かれた劉備の経歴書を、しばらく黙って見つめていた。

 

「……安全な場所に置いてくれそうだから、か」

 

「ずいぶん、大事そうに見ているのね」

 

 背後から聞こえた声に、曹華が振り返る。

 

「……夜桜」

 

 天井裏から音もなく降りてきたのは、曹操軍の間諜にして、曹華の幼なじみ──夜桜(よざくら)だった。

 

「相変わらず、扉から入るのが嫌いなのね」

 

「幼い頃からでしょう?」

 

「そうだったわね」

 

 曹華はわずかに顔をしかめた。

 

「あなた、行方不明になっていたと思ったら……劉備殿のもとにいたの」

 

「ええ」

 

 夜桜は、迷いなく頷いた。

 

「曹操様の命で、劉備様を探っていたわ。でも、あの方は私を間諜として扱わなかった」

 

「……何ですって?」

 

「怯えている女として見た。そして、危ない場所から遠ざけようとした」

 

 夜桜の声は、いつもの軽さを失っていた。

 

「劉備様は、いつも逃げたがるわ。死にたくないと、本気で震えている」

 

 曹華は黙って聞いている。

 

「でも、自分のせいで誰かが死ぬ時だけは、逃げ道を捨てるの。自分では英雄になりたくないくせに、他人を置いて一人だけ助かることもできない」

 

 夜桜は、少しだけ目を伏せた。

 

「だから放っておくと、あの方はいつか本当に死ぬ。私は、それが嫌」

 

「夜桜……」

 

「私はあの方の影になる。危ないものが近づく前に知らせる。逃げ道を作る。必要なら、曹操軍の中からでも」

 

「孟徳兄様を裏切るつもり?」

 

「私は今も曹操軍の間諜よ」

 

 夜桜は静かに笑った。

 

「ただ、誰を守るかは自分で決める」

 

 曹華は、机上の経歴書に視線を落とした。

 

「……あなたは、劉備殿を危険な場所へ行かせないために、人事の記録まで使うつもりなのね」

 

「必要な範囲で」

 

「配属の記録も?」

 

「必要なら」

 

 曹華は長く息を吐いた。

 

「あなたは昔から、一度決めたら聞かない」

 

「曹華」

 

 夜桜は、幼い頃と変わらぬ距離で、まっすぐに親友を見た。

 

「わたしのやること、止めないわよね?」

 

 短い沈黙。

 

 曹華は、手にしていた経歴書を静かに閉じた。

 

「……好きにしなさい」

 

 夜桜の目が、わずかに細くなる。

 

「ただし、人事に関わるのなら、私を通すこと。劉備殿の配置は、私が決める」

 

「曹華」

 

「危険な前線へ送る話が出たら、私が止める。あの男は、自分で自分を守れないようだから」

 

 夜桜は、初めて少しだけ笑った。

 

「それなら、同じ側ね」

 

 曹華は、劉備に恋をしたわけではない。

 

 ただ、幼なじみである夜桜の覚悟と、自分の仕事を信じる劉備の言葉に押されて。

 

 劉備を無駄に死なせないための「人事保護」を始めることになった。

 

 

 その結果。

 

 曹操軍の人事中枢は、劉備を危険から遠ざけるためだけに、静かに歪み始める。

 

 

 その後、ついに本丸である大広間で、俺は曹操本人と対面することになった。

 

 玉座にふんぞり返る圧倒的な覇王のオーラ。

 

 だが、曹操は俺を見るなり機嫌よくガハガハと笑い出した。

 

「よく来たな、劉備よ! 我が妹が珍しく、お前を褒めていたぞ! あれほど私欲がなく、組織を理解している男はいないとな!」

 

「は、はは……過分な評価でございます」

 

「よし! お前を豫州牧──大名に任命する! これから一緒に天下を動かそう!」

 

 バァァァンと任命の木札が投げ渡される。

 

 曹操の目は、優秀な人材を手に入れた喜び……というよりも、完全に「お前を気に入ったぞ」という、獲物をロックオンしたガチ恋ストーカーのそれにしか見えなかった。

 

(なんでだよ!!! 採用面接で『無能の平社員です、底辺の歯車にしてください』ってアピールしたのに、なんで人事トップの保護者枠と大名のイスが同時についてくるんだよ!!! しかも曹操社長の目が完全に『お前を気に入ったぞ』ってガチ恋ストーカーの目になってて怖いよ!!! 窓際ニート生活どこ行ったんだよ!!! 誰か助けてくれええええ!!!)

 

 こうして劉備は、ただの「恐怖による圧迫面接へのペコペコ対応」をしただけなのに、曹操一族の人事トップ──曹華・人事保護をマイハーレムの十二人目にロックオン。

 

 曹操軍では、「曹操の懐に単身で飛び込み、わずか数時間で曹操軍の人事中枢を完全洗脳・掌握した、底知れぬ恐怖の怪物」として、さらなる最悪の神格化を更新し、

 

 最凶のブラック大企業・曹操政権の底なしの泥沼へと、トコトコ──大爆走進まされてしまうのだった。

 

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