ゲームウォーズ ーIFLOOKー   作:青髪のボッチ

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原作と異なりOASISができたのが2026年になっています


プロローグ

西暦二〇四五年、世界は荒廃の一途を辿っていった。過度な少子化対策で増えすぎた人口、エネルギー不足、異常気象(もはや異常じゃない方のが異常事態だ)残り少ない資源をかけて起きる戦争。そんな時代は日本も例外ではなかった、長引く不景気に就職氷河期の氷は溶けづむしろリストラされる人が増えるばかりだ株価か人かどちらが先に底に落ちるかなんて言葉も生まれた。若者たちはそんな世界から逃げるように己の世界に引きこもった。そんな様子を世間は”失われた世代”と呼んだりした。昔はオタクというだけで嘲笑されたそうだが今じゃオタクじゃない方が少ないそうだ。だけどそんな私達の逃げ場、それがOASISだ。アメリカのジェームズ・ハリデーが二〇二六年に作り上げた仮想現実。いや、今やそちらの方が現実と言う人の方が多いかもしれないな。高度に発展したVR技術はただのゲームをリアルにしコントローラーやキーボードを直接使用するゲームはレトロゲームとなりVRゴーグルを介して全身でプレイするものが主流となった。見た目、声、性別。周りと比べ自分の劣っている部分を隠して生きている周りは誰も否定しない。同じ趣味を持つ人は必ずいる。友人、恋愛、結婚、離婚人生の大半はここで出来る。内部通貨の”クレジット”は円、ドル、ユーロのような現実の通貨よりも信用が高くなった。今じゃテロリストが密売人とクレジットで武器を買うらしい。そんなすごいものを作ったハリデーは世界トップの億万長者になった。やがて第二の現実の創造神として世界で知らぬ人はいない存在になった。しかし神にはなれず5年前に亡くなった。遺した資産はOASISを運営する会社、グレガリアス・シミュレーション・システムズ(略してGGS)の経営支配株と当時の時価総額二四〇〇億ドル超(日本円にして当時約三八八三億円)。それをOASIS内でのコンテスト優勝者に譲渡すると発表した。コンテスト内容は三つの鍵と3つの門すべてをクリアするというものであった。以降、世界中の若者は(ハリデーの残した映像からとって)エッグハンター(通称ガンター)となりOASIS中を探し回った。しかし何も成果を得られず月日はたち、気づけば五年という時間が立っていた。しかし二〇四五年二月十一日、長年何もなかったスコアボードにあるアバターの名前が刻まれた。あの日以降、何があったのか世間は誤情報で溢れている。本人もこれについて語っているが、どうせなら少し違う視点からも語っておこうと思う。

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