こんなに嬉しいものなのか!?
皆様ありがとうございます!
無い頭使って考えて書いています!
「痛ええええええええええええええっっっ!!?!」
数分後、救護詰所に巨漢隊士の絶叫が木霊した。
星が彼の腕の傷口に手をかざすと、緑色の瑞々しい回道の光ではなく、バチバチとした青白い火花が散っていた。
「おい四番隊! 治療だっつったろ! 殺す気かアアア!」
「失礼な、ちゃんと治ってますよ。ほら」
星が手を離すと、さっきまで骨が見えそうだった重傷の裂傷が、跡形もなく、完全に「瞬殺」で完治していた。
「え……? 治って、る……?」
「僕の回道はちょっと特殊でしてね。微弱な電流で細胞を強制活性化させるんです。一瞬で治る代わりに、めちゃくちゃ痛い。……まぁ、暴れた罰です。」
星は悪戯っぽく笑う。長身で銀髪、クールな美形な顔立ちのくせに、こういう所が少々ドSだった。
巨漢隊士は「化け物かよ……」と呟き、逃げるように詰所を飛び出していった。
「ふぅ。やれやれ、手加減が難しいな」
星が内心でため息をつくと、彼の脳内──精神世界から、騒がしい声が響いてきた。
『ウケるー! しんクン、今のやつ超ビビってたじゃん! アタシの雷(いなずま)を回道に使うとか、マジ最高〜!』
脳天気なギャル口調で騒ぐのは、金髪グラマーな彼の斬魄刀の片割れ、迅雷(じんらい)。
『静かになさい、迅雷。星の霊圧コントロールが粗いのは、普段から出力を縛っているからです。効率的ではありませんね。……ですが星、先ほどの治療データから、気流による細胞浸透率の計算式を更新しました』
冷静な声で眼鏡を押し上げる仕草が見えるのは、緑髪の才女、烈風(れっぷう)。
(お前ら、静かにしてくれ。頭に響く。僕はただの、四番隊の冴えない一般隊士なんだからさ)
星が精神世界で二人に愚痴をこぼしていると、詰所の奥の扉が静かに開いた。
現れたのは、長い編み髪を胸前に垂らした、
おっとりとした女性。
四番隊隊長、──卯ノ花烈であった。
「騒がしいと思えば、また八神くんでしたね。また患者を虐めていたのですか?」
柔らかな微笑み。だが、その瞳の奥にある底知れない光を、星は見逃さない。
彼女だけは知っている。星の本当の強さを。星がかつて、ある理由で席官の座をすべて辞退し、一般隊士としてこの四番隊の「木陰」に身を隠した経緯を。
「滅相もない、卯ノ花隊長。効率的な治療ですよ」
「ふふ、そうですね。……ですが、あまりその牙を見せすぎてはいけませんよ。十一番隊の更木隊長が聞きつければ、ここが戦場になってしまいますから」
卯ノ花はそう言って、意味深に微笑んで去っていった。
(……更木隊長だけは本当に勘弁してほしいな)
星は苦笑しながら、腰の斬魄刀の柄に触れた。
投稿してから、間もなく感想頂き驚いています!
ヒロインどうしよ?
なんも考えてないです。