ナンジャモと!龍が如くの!何でも相談室!   作:洋菓子職人II

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はい。すみません。ゴリゴリの妄想と癖をぶち込みました。


炎を纏う少女の隠された涙

 「はいはーい! ピーニャくんの正義論で全パルデアが涙に暮れるなか、お次のメールにいっちゃうぞ~っ! ……おろ? ラジオネーム『情熱の特攻隊長』ちゃんからじゃんね」

 

 『こんな夜遅くに悪いな…堂島さん、ナンジャモさん、こんばんは。オレはアカデミーに通ってる学生だ。オレは元々、白黒はっきりつけなきゃ気が済まない、クソ真面目で不器用な性格をしてる。

 それと……まぁ、自分で言うのは最高に反吐が出るが、そこそこ整った容姿をしてたらしいんだよ。だけどさ、その見た目や性格のせいで、周囲の陰湿な生徒どもから嫉妬されて、いじめの標的になっちまった。

 だからおれは、自分自身の身を守るため、そして周りのクソどもを威嚇して近づかせないために、あえて言葉遣いを荒くした。

 炎みたいな奇抜なメイクをして、パンクなファッションに身を包んでトゲを立てるようになったんだ。

 ……勘違いしないでくれよ! オレはいじめられてなんかいない! 弱くて負けたわけじゃない! ただ…そうやって強がってなきゃ、やっぱり……辛いものは、辛いんだよ……。

 もうイジメはなくなって…強がる必要なんかないのに……あの時の記憶がずっと…頭から離れないんだよ…!

 堂島さん、あんたの背中には、すべての煩悩を焼き尽くす「不動明王」と「迦楼羅焔」の刺青が入ってるって、前回の配信で真島のおっさんが言ってた…。

 お願いだ、オレのこの消えない胸の苦しみを、その炎で焼き尽くして助けてくれ……。スター団の皆には、こんな弱気なオレを絶対に、絶対に見られたくないんだ……頼む…』

 

 「……う、うわぁぁぁん! これ、スター団の切り込み隊長、メロコちゃんだ……! いつも姉御肌で『爆ぜろや』とか言ってるのに、裏ではこんなに傷ついて、一人で抱え込んでたんだね……」

 

 『メロコちゃん……(大号泣)』『白黒はっきりつける性格だからこそ、強がるしかなくて辛かったんだな』『みんなに見られたくないから、裏社会のトップにすがってきたの切なすぎる』『大吾さん、あんたの背中の不動明王の出番だ……!』『ルカリオがめちゃくちゃ悲しそうな顔してる』

 

 お便りを聞くうちに、グレイスーツを脱ぎ捨てんばかりに肩を落とし、拳を固く握りしめる。大吾の瞳には、メロコの抱える孤独と痛みがすべて流れ込んできたかのような、圧倒的な慈愛と覚悟の光が宿っている

 

 「……情熱の特攻隊長、メロコくん。誰にも弱音を吐けず、奇抜な炎の鎧を纏って、たった一人で戦い続けてきたんだね。本当に、よく今まで耐えて、私に伝えてくれた。……ルカリオ、ナンジャモさん。スター団の皆がこれを見ているかもしれないが、私は構わない。東城会の六代目として、彼女の『ケジメ』に全力で応えたい」

 

 「うん……! 大吾さん、メロコちゃんのこの胸の苦しみの炎、どうやって救ってあげる!?」

 

 「メロコくん。私の背中にある『不動明王』の刺青……その背後で燃え盛る『迦楼羅焔』は、あらゆる邪悪や人間の煩悩を焼き尽くす神聖な炎です。

 ですが、私がこの炎を背負ったのは、自分の苦しみから逃げるためでも、誰かを威嚇するためでもありません。数万人の組員の命を、そして愛する仲間たちの居場所を『すべて背負って守り抜く』という、逃げ場のない覚悟の証として彫り込んだものです」

 

 「覚悟の、証……」

 

 「あなたが身を包んでいるその炎のメイク、荒い言葉遣い、パンクなファッション……。

 あなたはそれを『自分を守るための威嚇の道具』だと言った。だけど、本当にそうでしょうか?

 今、あなたが率いているスター団の仲間たちは、あなたのその激しくも真っ直ぐな炎に救われ、あなたを心から慕い、ついていっているはずだ。

 あなたが辛い過去に負けず、不器用ながらもトゲを立てて戦い続けたその姿は、仲間たちにとって、暗闇を照らす最高の『希望の篝火』になっていたんですよ」

 

 『大吾さんのリーダー論、毎回熱すぎて心臓がもたない』『威嚇の道具じゃなくて、仲間を照らす光だったんだ……』『メロコちゃん、今頃ボロ泣きだろこれ』『ルカリオが「その通りだ」って大吾さんの背中に手を置いてるのエモすぎる』

 

 「だから、メロコくん。あなたの胸にある苦しみを、私の不動明王の炎で焼き尽くす必要はありません。

 その苦しみも、悔しさも、強がりも……すべてはあなたが仲間を守るために戦ってきた『誇り高き勲章』です。

 焼き消すのではなく、その心の炎をそのまま、これからは仲間を引っ張っていく『真の情熱』に変えればいい。そして、最後に一つだけ。……スター団の仲間たちを、もっと信じて頼りなさい」

 

 「そ、そうだよ、メロコちゃん……! スター団のみんなは、メロコちゃんが弱くたって、泣いてたって、絶対に幻滅なんかしないじゃんね!」

 

 「ええ。あなたが弱気な姿を見せたところで、彼らはあなたを笑ったりしない。むしろ『今度は俺たちがボスを守る番だ』と、喜んであなたの盾になるはずです。

 組織の(リーダー)が弱音を吐くことは、恥ではありません。信頼の証です。メロコくん。これからもその不器用で、誰よりも美しく真っ直ぐな『炎』を絶やすことなく、仲間たちと一緒に、堂々とパルデアの道を胸を張って突き進んでいきなさい」




皆様お気づきでしょうか?現在三人のスター団幹部がお便りに対し、大吾はあるセリフを必ず言っているんです。
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