ナンジャモと!龍が如くの!何でも相談室!   作:洋菓子職人II

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血糖値スパイク起きたことあります?
僕小さい頃にすき家の牛丼大盛り食ったら一度だけなったことあります。


社会人のオアシス

「はいはーい! グルーシャきゅんの冷え冷えな質問から一転、配信の熱気はまだまだ最高潮!お次のメールは……おろ? ラジオネーム『定時退社が夢のサラリーマン』さんからじゃんね!」

 

 『桐生さん、ナンジャモさん、夜遅くにこんばんは。自分はパルデアリーグで営業職をしている者ですが、日々の上司からの圧迫と残業で、胃に穴が空きそうな毎日を送っています。

 配信を拝見し、桐生さんの大人の色気と落ち着きに深く感銘を受けました。もしよろしければ、桐生さんがその過酷な『神室町』とやらで激務をこなした後に、ふらっと立ち寄るおすすめの飲食店を教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします』

 

 「……って、これ絶対にチャンプルジムのアオキさんじゃんね! 完全にリアルな疲れたおじさんの哀愁が漂ってるじゃん!」

 

 『アオキさん…』『ガチの質問で草』『おじさん同士の共鳴が始まる』

 

 「……営業職か。組織の板挟みになりながら頭を下げ続ける日々、心中お察しする。俺もかつては橘不動産という大きな組織にいた身だ。不条理な命令や、理不尽なトラブルで身も心もボロボロになる夜は、確かにあったな」

 

 「おぉ~、さすが『伝説の漢』、重みが違うじゃんね!で、そんな時に桐生ちゃんが駆け込む、神室町のオアシスってどこなの!?」

 

 「そうだな。まず腹が減っているなら、劇場前通りにある『すしざんまい』だ。あそこのマグロは、疲れた身体に染み渡る。あるいは、泰平通りにある『いきなり!ステーキ』で、肉を400グラムほどレアで喰らうのもいい。力がみなぎってくるぞ」

 

 「えっ、待って、神室町ってボクたちの世界にあるリアルなチェーン店がそのままあるの!?でもアオキさん、毎日宝食堂でオニギリとか食べてるから、そんなオシャレ?なステーキとか一人で入れるかなぁ?」

 

 「ならば……仕事帰りに一人で静かに、美味い酒と肴を楽しみたいというなら、チャンピオン街にある『シェラック』か、昭和通り裏の『韓来』で自分で肉を焼きながら一杯やるのがいいだろう。

 昼飯時に腹に詰めたいが財布が心もとない、なんてときは『赤牛丸』で牛丼特盛りなんかがオススメだ。…だが、俺が一番心が落ち着くのは、中道通り裏の路地にある『喫茶アルプス』のブレンドコーヒーとサンドイッチかもしれないな」

 

 「へえ~! 渋い! 喫茶店で一息つく桐生ちゃん、めちゃくちゃ絵になるじゃんね!アオキさん聞いた!? パルデアから神室町へ出張することがあったら、ぜひ『喫茶アルプス』でサボり……じゃなくて、コーヒーブレイクしてみてね!」

 

 『すしざんまいwww』『アオキさんが神室町にいたら完全に街に馴染むわ』『喫茶アルプスで密会するおじさん二人見たい』

 

 「ああ。だが、一番大事なのは『どこで食うか』じゃない。仕事のプレッシャーから完全に自分を切り離し、『一人の男』に戻れる場所を持つことだ。アオキさん、あんたは十分戦っている。たまには定時で上がって、美味いもんを食ってくれ」

 

 「うおお~ん! 桐生ちゃんの優しさが五臓六腑に染み渡るんじゃがーっ!アオキさん、今度ボクがチャンプルタウンに配信で行くから、一緒に宝食堂の『からあげ』食べよ!あ、アオキさんはからあげにレモン絞る派?絞らないなら言ってね!…よし! 桐生ちゃんのアドバイスのおかげで、今日もパルデアのサラリーマンの命が救われたじゃんね!」




からあげに一声も掛けずレモン絞る奴はぶちのめすと心に決めてます
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