ナンジャモと!龍が如くの!何でも相談室! 作:洋菓子職人II
「おはこんハロチャオ~! あなたの目玉をエレキネット! ドンナモンジャTVの時間だぞ~っ!みんな、1ヶ月前の『桐生ちゃんコラボ』は覚えてるかな? なんと今日は……神室町から、またしてもとんでもない『伝説の漢』が電撃参戦してくれたんじゃじゃーーーん!!」
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!いや~、桐生ちゃんがこっちで『シビルドンのぼり』や何や言うて、めちゃめちゃオモロそうなシノギしとったからな! ワシも混ぜてもらいに来たでぇ、ナンジャモちゃん!」
『うわあああホンモノの狂犬きたあああ!』『眼帯のおっちゃんヤバすぎるwww』『桐生ちゃんの次は真島兄さんかよ!』『画面の治安が限界突破』
「うわ~お! 桐生ちゃんに負けず劣らず、こっちのおじ様もキャラが濃いんじゃが!?でもでも、ゴロちゃん! 今日の企画はリスナーやスタッフのガチなお悩みを一刀両断する『お悩み相談コーナー』なんだけど……本当にちゃんとお悩み相談できるの~? 桐生ちゃんみたいに、涙がちょちょぎれる話とか出来るの〜?」
「おいおい、ナンジャモちゃん。ワシを誰や思とんねん。確かにワシは『嶋野の狂犬』なんぞと呼ばれて街で暴れ回っとるが……それより昔、1980年代の蒼天堀っちゅう街で、何と呼ばれてたか知っとるか?」
「え?なにそれ気になるじゃんね!」
「当時、関西最大のキャバレー『グランド』でな……ワシは支配人として、何百人ものスタッフやホステスを束ね、店をエリア売上No.1に導いた男や。世間はワシを、畏怖と尊敬を込めてこう呼んだ……『夜の帝王』ってな!」
『夜の帝王wwwww』『グランド支配人時代の真島さん麗しすぎた』『ガチのプロ経営者じゃん』『説得力の塊』
「よ、夜の帝王ーーー!? 支配人!?じゃあ、荒くれ者だらけの神室町で、人の上に立って色んなトラブルをまとめ上げてきたってこと!?」
「せやで?女の子たちの体調管理から、客同士のモメ事の仲裁、スタッフのメンタルケアまで、あらゆる修羅場を裏でプロデュースしてきたんや。そんなワシからしたら、このハッコウシティのスタッフやリスナーのお悩み相談なんぞ、ちょちょいのちょい、赤子の手をひねるより簡単やで!」
「うひょーーー! これは心強いじゃんね!」
「え〜と確か桐生ちゃんはここらへんで先ずは雑談をしとったな?ワシから話させてもらうでナンジャモちゃん。
それにしても、パルデア地方っちゅうのはええなぁ。ワシ、こっちに来てからずっと驚きっぱなしや。……何がって、『ポケモン』っちゅう生き物はほんまに便利やな!」
「おっ、さすが目の付け所が違うじゃんね! ちなみにどんなところが便利だと思ったの?」
「いやな、ナンジャモちゃんが連れてるその、腹がぷよぷよした緑のやつとか、でんきタイプのポケモンがおるやろ? あいつらが家に一匹おるだけで、毎月の電気代がタダで浮くわけやん?シノギの経費削減としては最高やで!」
「あはは! 確かに自家発電で電気代はゼロ円じゃんね! 配信機材回し放題!」
「せやろ? ほんで、1ヶ月前に桐生ちゃんが自慢しとったあの『非行タイプ』のギャラドスな。あいつを庭のプールにでも飼っておけば、毎月の水道代も完全に浮くっちゅう寸法や。東城会やグランドの水道光熱費をこいつらで賄えたら、どんだけ莫大な利益が出ることか……クハハハ!」
「ちょっと待って! 伝説の夜の帝王、発想がめちゃくちゃ生活じみてるんじゃが!?みんな聞いた!? ゴロちゃん、ポケモンをインフラ設備か何かだと思ってるよ!」
『電気代と水道代wwwww』『実用性を追求する夜の帝王』『ギャラドスを貯水槽にするなwww』『シノギの発想がガチすぎる』
「でもでも~? ちなみにそんなインフラ大好きなゴロちゃんが、今日パルデアで新しくゲットして隣に連れてるポケモンって……『キリキザン』じゃんね?全身刃物だらけのでんきでもみずでもないハガネ・あくタイプ! なんでそのチョイス!? キリキザン連れてても、電気代も水道代も浮かないでしょーが!」
「おいおい、ナンジャモちゃん。ハガネタイプを舐めたらあかんで。こいつのこの全身の切れ味抜群の刃物……よぉ見てみぃ。これがあれば、神室町で敵の組織に囲まれた時でも、ドスを懐から抜く手間が省けるやろ? 『武器代の経費削減』や!」
「やっぱり物騒なシノギの方に話がいったーーー!!!キリキザンを歩くドス代わりにしないで!!! ポケモンはね、お互いの信頼関係でバトルするパートナーなの! ヤクザの抗争の『ハジキ』や『ドス』の代わりに使う道具じゃないんじゃなーい!」
『武器代の削減wwwww』『キリキザン、真島組の若頭に内定』『歩く凶器で草』『ナンジャモのツッコミが本日もキレキレ』『西田の兄弟分になる気がするw』
「クハハハ! 冗談やがな! こいつとは刃物同士、通じ合う『漢の魂』を感じてな。今じゃすっかりワシの可愛いお気に入りや。な、キリキザン?」
「KILL!」
「うわっ、ポケモンまでゴロちゃんのノリに染まっちゃってるじゃん!でもでも~? このカオスな雑談で、同接は早くも150万人を突破〜! 場もバッチリ温まったところで……そろそろ、リスナーたちのリアルなお悩みを『夜の帝王』にズバッと解決してもらいましょーかね!」
因みにドドゲザンではなくキリキザンなのは真島の兄さんが進化のさせかたを知らないからです。誰が初見で気づくねんあの進化方法…!
後は…どっちも