正義の魔法使いに憧れたけど現実をみてしまった系主人公をロールプレイする主人公 作:なかりょた
「だ・か・ら!!何度言えばわかるかしら!!勝手に書庫に入るのはやめるのよ!!」
「でもでも、師匠!今日こそ俺に魔法を教えてください!!」
とある屋敷のとある空間で二人の少年少女がじゃれあってるともとれるこの状況を微笑ましく思う人がほとんどだろう。
片方の実年齢が三桁という事実を除けば。
それは果たして、幼女に引っ付いてる少年の方なのか、それともそれをあしらう金髪の幼女の方なのか。
答えは、幼女の方である。
そう、この金髪ドリル幼女その正体は数百年を生きる大精霊なのだ。
っと脳内で勝手にナレーションをつけてる俺も普通の少年ではないんだが。
5歳ぐらいのショタに見えるだろう?のんのんのん、実は俺には前世の記憶がある。まあ前世で死亡したのが17歳ぐらいだから、前世の年齢を合わせても生きた年数は目の前の合法ロリババァには到底及ばないけど。
自分に前世の記憶があるって思い出したのは、魔女教に村が襲撃されてた時だったけど、その時たまたま(?)たすけに来てくれたロズワール様を見て俺は思ったわけよ。
『あぁ、ここリゼロの世界かよ』
ってね。
リゼロといえば転生したくない世界ランキングぶっちぎりの一位どころか殿堂入りしてる作品だったり(自社調べ)、スバルきゅんのメンタルがどう考えても鋼な世界ですよね?
そんな世界に転生したらどう思います?
俺は絶望したよ。
だからとりあえず泣いておいた。
そしたらロズワール様がよちよちいいこいいこしてなんやかんやあって屋敷に住まわせてもらってる。
もちろんただ飯食いになるつもりはないのでフレデリカ先輩とかに教わったりしながら家事を手伝ってる。
あ、あとロズワール様に案内されてベアトリス様のいる書庫に入った時(ロズワール様は入るのに相当苦労してた)、魔法を使えって言われたから村の襲撃の時、死に際で使った魔法を使ったら二人とも目を見開いてたなあ。
自分に魔法を使えるって知ってからしつこくベアトリス様に粘着し続け、今にいたる。
まあ師匠と遊ぶのが楽しいってのもあるんだけどね?
それに俺の魔法が特別なのか知らないけど、あと一押しぐらいでいけそうなんだよね。
「知りたくないんですか?あの魔法の秘密を。師匠明らかに動揺してましたよね?」
「う、うるさいかしら!お前の魔法なんて、魔法なんて・・」
気になってんじゃん。
「お願いします!昔から魔法使いに憧れたんです!!」
「ま、魔法使いになりたいならロズワールの所にでもいk」
「師匠がいいんです!!陰魔法を極めた師匠が!!」
「そ、そうかしら?まあお前がどうしても言うならベティーが教えてやっても・・・いいかしら」
「ありがとうございます!!師匠!!」
っしゃあ!!
やっぱ異世界転生と言ったら魔法だよなあ。
「じゃあとりあえずお前の魔法の属性を調べるのよ。手を出すかしら」
手を差し出すと師匠が手を握り、真面目な顔で測定してきた。
しばらくすると、師匠は手を放し、
「お前の属性は陰と陽なのよ。2属性もちとは才能があるかしら。とくに陰魔法の適性が高いかしら。」
と言った。
陰と陽。
・・・陰と陽!?
なんでそんな尖った属性にしか適性がないんすか?
それに陰魔法って・・スバルきゅんとポジション丸被りじゃん。
しばらく放心状態でいると、師匠が手を叩いて注目を集めた。
「とりあえず、お前がこの前使ってた魔法を使ってみるのよ」
そういわれて、魔法を発動すると、
「やっぱり・・お前、その魔法どこで習ったのかしら?」
「いや、これは死にかけた時に偶然発動して・・俺の魔法なんかおかしいんですか?」
「結論から言えば、お前の魔術は古代魔法に近いかしら。」
「古代魔法?」
「そう、古代魔法。現代の魔法、例えばシャマクやムラクの原型となった魔法なのよ。ただ、現代の魔法と違って古代魔法は魔法式を媒体としないといけないかしら。だから、お前の魔法はまだ未完成なのよ」
「ということは・・・」
「まあ、その魔法が完成するまではお前の面倒くらい見てやるかしら」
「じゃあ早速魔法の授業n」
「いや、お前はマナの使い方がなってないからしばらくは基礎練からなのよ。」
結局、ヘトヘトになるまでマナを使わされたあげく、俺が掃除をさぼってたことに気づいたフレデリカ先輩のもとに送り返されました。
ちくせう。
短いですが、頑張っていきます。リゼロに関する感想でもなんでもいいんで感想も!!モチベになります!!次回お楽しみに!