「~♪」
ナツメは黙々とエルの三つ編みに花をあしらってゆく
おばあさんはカゴの中から次の花を掴みナツメへ手渡す
王子さまは花と髪を結びつけるための蔓を用意する
エルはその間静かにナツメを眺めている
「…。」
厳密にはナツメの揺れる
「……。」
約束を破るわけにもいかず、ただひたすらにもどかしそうに眺めている
「…!」
作業も後半に差し掛かったところで、エルはふと立ち上がる
「…♪」
そしてナツメの背後に回ると…
「…エル、しっぽ触るのは髪が終わってからだからね」
「大丈夫、しっぽには触らないから」
「ならいいけど」
「その代わり…」
「ひゃっ…!?」
しっぽには触らない…
その約束を守ったエルが目を付けたのは…
「おミミなら触っても良いよね?」
ナツメの頭の上についた
「ちょ…える…だめぇ…///」
「やっぱりおミミもモフモフだ~!」
エルの手がナツメの
「そこ…わ…しっぽ…よりぃ…うぅ…びんかんっ…だか…ら…///」
しっぽ以上のくすぐったさに襲われ体が跳ね、頬は紅く染まる
「しっぽよりも柔らかくて気持ちいい~」
「やぁ…もぉ…んんっ…はなし…てっ…///」
ナツメはエルを制止しようと手を掴む
「ふふっ、ナツメちゃん全然力入ってないよ~」
「はぁ…くすぐったいからぁ…とめて…えるぅ…///」
しかし、上手く力が入らず無理やり止めることが出来ない
「ちゃんと約束通り、しっぽには触ってないよ!」
「はぁ…あ…ほんとに…らめ…///」
よもやエルの屁理屈に反応する余裕すら無かった
「ナツメちゃんの反応がかわいいから辞められないよ~♡」
「うぅ…もぉ…いいか…げんっ…に…///」
「ほれほれ~ここが良いんだね~」
「ひゃぅ…はぁ…やら…さわさわ…だめ…///」
「えへへ~モフモフ~」
エルはモフモフを続ける
「~♪」
その姿はさながら愛しの愛犬を愛でるかのようだ
「えるぅ…はぁ…あっ…///」
「もぉ…しっぽ…さわって…いぃ…からぁ…///」
「みみ…だけわぁ…ゆる…し…
「あ、おミミの内側も…」
「……!?~~~~~~~~っ!!」
エルが耳の内側に触れた瞬間
ナツメは声にならない声を上げた…
同時にナツメの体がひときわ大きく跳ねる
「…!ナツメちゃん!?」
エルはその反応に思わず驚いて手を放す…
「はぁ…はぁ…はぁ……」
「えっと…ナツメちゃん…大丈…夫…?」
「はぁ…はぁ…え…る…」
「はい…何でしょう…」
「もぉ…すわって…なさい」
真っ紅に熱を帯びたナツメの顔から羞恥以外の何かを感じたエルは…
「…はい」
それ以降は
……………………
髪を彩り終えた後
二人はナツメの部屋のベッドに座ってくつろいでいた
「~♪」
「もお…まったくエルってやつは」
「さっきはごめんね~ナツメちゃん…」
「本当に反省してるの~?」
「してるしてる~!」
「じゃあなんで私はまたモフられてるの?」
「それは約束だも~ん」
ナツメのしっぽを撫でながらエルは満面の笑みでつぶやく
「まるで反省の色が見えないんだけど…」
「そんなこと言いながら~ちゃんとしっぽは触らせてくれるナツメちゃん好き~♡」
「はいはい…ありがとう」
「でもまさかナツメちゃんのお耳があんなに敏感だなんて~」
「にしてもあの時のナツメちゃんの反応…かわいかったな~」
「…そう?」
「うん!とってもかわいかったよ~♪」
「…そっか、じゃあ…」
ガシッ…ドサッ…
「えっと…ナツメ…ちゃん?」
しっぽを撫でるエルの両腕を掴み
「今から楽しみだなぁ…」
ベッドに押し倒したところでナツメは言う
「エルのかわいいところを見るの…」
「ナツメちゃん!?わ、私にはケモミミもしっぽも無いよ!?」
「大丈夫…」
「他のところで楽しむから♪」
「覚悟してね、エル♪」
本物の狼そのものであった
「…お手柔らかに…お願いします」
その後、ご想像通りエルはナツメに徹底的にやり返された…
ただし、その具体的な手段はご想像を超えるかもしれない…
悶えるナツメちゃんかわいかったですね♪
そして最後…この後2人がどうなったかは皆様のご想像にお任せしますが、よっぽど希望があれば続きを書くかもしれないです…まぁ閲覧数を見た感じそんな事は無さそうですが…もしあれば感想等一言でも良いのでお願いしま〜す!