Another Childhood   作:やまうぇ

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第4話 花恋ちゃんと取り合い

大喜がバドミントンを始めてから、体育館での時間は少しずつ変わっていった。

 

千夏はバスケのコートで夢佳と走り、大喜は隣のコートでシャトルを追う。床を打つボールの音と、ラケットがシャトルを弾く乾いた音。響く音は違う。見ている場所も、使う道具も、走る線も違う。

 

それでも、二人が同じ体育館にいることは変わらなかった。

 

大喜は、バドミントンにすぐ夢中になった。

最初は空振りばかりだった。シャトルは軽く、思ったより遠くへ飛ばない。ラケットの真ん中に当てるだけでも難しい。足を出すのが遅れて、シャトルが目の前に落ちることも何度もあった。

 

それでも、大喜はやめなかった。

 

拾えなかったシャトルを見て、悔しそうに唇を結ぶ。すぐに拾いに行って、もう一回、とラケットを構える。家に帰ってからも、ラケットの握り方を確かめるように手を動かして、母親に「家の中では振らないで」と注意される。

 

「振ってないよ」

「今、完全に振ろうとしてたでしょ」

「握ってただけ」

「その握ってただけで、花瓶に当たりそうだったの」

 

そんなふうに言われても、大喜は少し経つとまた手の中でグリップを作る。何も持っていなくても、指が勝手にラケットを思い出してしまう。

大喜がそこまで夢中になった理由の一つは、千夏の言葉だった。

 

バドミントン、かっこいいね。

 

千夏は何気なく言っただけだった。けれど大喜には、その言葉がずっと残っていた。

 

ちーちゃんが、かっこいいと言ってくれた。

 

それなら、もっと上手くなりたい。もっとちゃんと打てるようになりたい。千夏が見た時に、本当にかっこいいと思ってもらえるくらい、シャトルを追えるようになりたい。

 

千夏も、大喜の変化には気づいていた。

 

少し前まで自分の後ろをついてきていた大喜が、今は自分のコートで何かを追いかけている。空振りしても、転びそうになっても、すぐにシャトルを拾いに行く。失敗した時の悔しそうな顔も、うまく返せた時の嬉しそうな顔も、バスケをしていた頃よりずっと大喜らしく見えた。

 

「大喜くん、また練習してる」

 

練習の合間に千夏がそう言うと、大喜は少し得意そうに笑う。

 

「だって、まだ全然当たらないし」

「でも、前より当たってるよ」

「ほんと?」

「うん。さっきの、速かった」

 

千夏がそう言うだけで、大喜の顔はぱっと明るくなる。

夢佳はその様子を横で見て、少し不思議そうに首を傾げた。

 

「ナツ、あの子のことよく見てるね」

「大喜くん?」

「うん。さっきから、バドミントンの方ばっか見てる」

 

千夏は少し考える。

 

「うん。頑張ってるなって」

「ふーん」

 

夢佳はそれ以上何も言わなかった。夢佳にとって大喜は、千夏の後ろをついてくる小さい男の子という印象だった。けれど、千夏が大喜を見る時の顔は、他の年下の子を見る時とは少し違っていた。

心配しているようでもあり、嬉しそうでもあり、少しだけ誇らしそうでもある。

夢佳はまだ、その違いを深く考えるほど興味を持っていたわけではない。ただ、ナツはあの子のことをよく見ている。そう思っただけだった。

 

その頃、千夏の周りにはもう一人、よく一緒にいる友達がいた。

 

守屋花恋。

 

花恋は千夏の幼稚園からの友人で、明るくて、少しませていて、人の表情をよく見る子だった。大人が何を言いたいのか、友達が何をごまかしているのか、全部分かるわけではないのに、なんとなく気づくところがあった。

母親同士の付き合いもあり、千夏の家に遊びに来ることも多かった。

 

ある日、千夏の家に花恋が遊びに来ていた時、大喜も母親に連れられてやって来た。

玄関に立った大喜は、千夏の姿を見るとすぐに笑った。

 

「ちーちゃん」

 

千夏もいつものように返す。

 

「大喜くん、いらっしゃい」

 

花恋はそのやり取りを見て、少し目を丸くした。

 

「ちーちゃん?」

 

大喜は不思議そうに花恋を見る。自分がいつも呼んでいる名前を、なぜそんなふうに繰り返されたのか分からない顔だった。

千夏は少し笑って説明する。

 

「大喜くん、私のことずっとそう呼ぶの」

「へえ」

 

花恋は大喜を見る。

自分より年下で、千夏の隣にいると少し安心した顔をする男の子。人見知りしているのか、花恋を見た後すぐに千夏の方へ視線を戻す。けれど挨拶はちゃんとしようとしているらしく、姿勢を正した。

 

「はじめまして。いのまたたいきです」

「守屋花恋です」

 

花恋も少し大人びた声で返す。

 

「大喜くんって呼んでいい?」

「うん」

「じゃあ、私は花恋ちゃんでいいよ」

「花恋ちゃん」

 

大喜は素直に繰り返した。

花恋は満足そうに頷く。

 

「よろしい」

「花恋、何それ」

 

千夏が笑う。

花恋はその時、すぐに気づいた。

大喜は千夏のそばにいると落ち着く。

そして千夏は、大喜に少し甘い。

 

おやつの時間、大喜がうまく袋を開けられずにいると、千夏がすぐに手を伸ばした。

 

「貸して」

「自分でできるよ」

 

大喜は少しむきになって言うが、袋の端はなかなか切れない。力を入れすぎると中身が飛び出しそうで、顔だけが真剣になっていく。

千夏はしばらく見ていたが、結局手を伸ばした。

 

「ちょっとだけ」

 

端を少し切って、大喜に返す。

大喜は何もなかったように受け取った。

 

「ありがとう」

「どういたしまして」

 

花恋はその横でじっと二人を見る。

 

「ちー、大喜くんには優しいね」

「そう?」

「うん。私の時は、自分で開けなよって言うのに」

 

千夏は少し困った顔をした。

 

「花恋は自分で開けられるでしょ」

「大喜くんだって、もうちょっと頑張れば開けられたかもよ」

「でも、飛び散ったら大変だし」

「へえ」

 

花恋がわざとらしく頷く。

 

「大喜くんは特別なんだ」

 

千夏は首を傾げた。

 

「大喜くんはまだ小さいから」

 

大喜はすぐに反論する。

 

「小さくない。ひとつしか変わらないじゃん」

 

花恋は笑った。

 

「小さいよ」

「小さくない」

「じゃあ、ちーの後ろに隠れないでよ」

 

大喜は少しだけ千夏の服を掴んでいた手を離した。

千夏はその様子に気づき、口元を緩める。

 

「花恋、大喜くんをいじめないで」

「いじめてないよ。確認してるだけ」

「何を?」

「ちーがどれくらい大喜くんに甘いのか」

「甘くないよ」

「今の顔、甘いよ」

 

千夏は自分の顔に手を当てた。

 

「どんな顔?」

「大喜くんを見る時の顔」

 

大喜は二人の会話の意味が分からず、お菓子を食べながら首を傾げた。

 

その日から、花恋は千夏と大喜の間に自然に入るようになった。

三人で公園へ行く時も、家で遊ぶ時も、体育館帰りに少しだけ寄り道する時も、花恋は千夏の隣にいて、大喜は千夏の近くにいた。

花恋は大喜をからかうのが好きだった。

 

「大喜くん、またちーの隣?」

「別に」

「別にって顔じゃないよ」

「どんな顔」

「ちーの横、取られたくない顔」

 

大喜はむっとする。

 

「取られたくないとかじゃない」

「じゃあ、私がちーの隣行くね」

 

花恋が千夏の腕にくっつくと、大喜は一瞬だけ目を丸くする。何も言わない。けれど、千夏の反対側へ回ってくる。

花恋はそれを見て、楽しそうに笑った。

 

「ほら」

「何が?」

「何でもない」

 

千夏は大喜を見る。

 

「大喜くん、こっち狭くない?」

「狭くない」

「花恋もいるから、歩きにくかったら言ってね」

「大丈夫」

 

大喜はそう言って、千夏の横を歩いた。

花恋はそれを見ながら、少し面白いものを見つけた気分になった。

千夏は誰にでも優しい。困っている子がいれば声をかけるし、忘れ物をした友達には自分のものを貸す。大人の話もちゃんと聞く。そういうところは、花恋もよく知っていた。

 

けれど、大喜に対する優しさは少し種類が違う。

 

大喜が何かをすると、千夏はすぐに見ている。大喜が褒められると、千夏も嬉しそうにする。大喜が疲れると、千夏の隣に戻ってくる。大喜が千夏を呼べば、千夏はほとんど反射のように振り返る。

姉弟と言えば近いかもしれないが、それだけでもない気がする。

花恋には、そこが面白かった。

 

夏になると、三人で近所の夏祭りに行くことになった。

 

夕方、浴衣ではなく動きやすい服で集まった三人は、母親たちに見送られて祭りの通りへ向かう。提灯が並び、屋台の匂いが漂い、人の声が遠くから聞こえてくる。

 

大喜は少しそわそわしていた。

 

「ちーちゃん、あれ何?」

「わたあめ」

「食べたい」

「あとでね」

 

大喜はすぐに別の屋台を指さす。

 

「じゃあ、あれ」

「金魚すくい?」

「やりたい」

「あとでね」

 

花恋は二人の後ろを歩きながら笑った。

 

「ちー、大喜くんのお母さんみたい」

 

千夏は振り返る。

 

「違うよ」

「でも、さっきから全部答えてる」

「だって大喜くん、初めて見るもの多いから」

 

大喜は少し不満そうに言う。

 

「初めてじゃない」

「じゃあ、この前の夏祭り覚えてる?」

 

千夏が聞くと、大喜は黙った。

花恋は吹き出す。

 

「覚えてないんじゃん」

「覚えてないだけで、初めてじゃない」

「それ、ほぼ初めてじゃない?」

 

大喜は言い返そうとして、言葉に詰まった。千夏が笑うと、大喜も少しだけ口元を緩める。

人混みが少し増えてくると、大喜は自然に千夏の服の裾を掴んだ。

千夏はそれに気づくと、何も言わずに大喜の手を取る。

 

「はぐれないようにね」

「うん」

 

大喜は当然のようにその手を握った。

花恋はその後ろで目を細めた。

人混みの中で、千夏が大喜の手を取る。大喜がその手を疑わずに握る。

 

あまりにも自然だった。

 

花恋が同じことをしたら、きっと「何?」となる。少なくとも、こんなふうに何も説明せず、何も照れず、当たり前のようにはならない。

 

これが私より先に出会っていた幼馴染の力か。

 

花恋はそんなふうに納得した。

 

屋台の列に入ると、千夏は大喜がどこを見ているかすぐに気づいた。

 

「あれ、食べたい?」

 

大喜は少し驚いて頷く。

 

「うん」

 

千夏はかき氷の屋台を指さした。

 

「大喜くん、青いの好きそう。ブルーハワイにする?」

「うん。青がいい」

 

大喜は迷わず答えた。

 

「ちーは?」

 

花恋が聞く。

 

「私はイチゴ」

「ちー、赤いの似合うよね」

「そう?」

「うん。大喜くんは青」

「なんで?」

 

大喜が聞くと、花恋は少し考えるふりをした。

 

「なんとなく。ちーがそう言ったから」

「理由になってない」

「ちーが言うなら、だいたい合ってるんじゃない?」

 

大喜は千夏を見る。

千夏は困ったように笑っている。

 

三人は近くの段差に座り、かき氷を食べた。大喜は青いシロップのかかった氷を真剣にすくい、ひと口食べて目を丸くする。

 

「冷たい」

「かき氷だからね」

 

千夏が笑う。

少しして、大喜の舌が青くなっているのを見て、千夏がまた笑った。

 

「大喜くん、舌青い」

「ちーちゃんも赤い」

「私はイチゴだから」

 

大喜は少し得意そうに、自分のかき氷を千夏の方へ差し出した。

 

「ちーちゃんも食べる?」

「いいの?」

「うん」

 

千夏は小さく一口もらう。

 

「こっちもおいしい」

「でしょ」

 

大喜は嬉しそうに笑った。

花恋が横から言う。

 

「私には?」

 

大喜は少し考えてから、花恋にも差し出した。

 

「はい、花恋ちゃんもどうぞ」

 

花恋は笑いながら一口もらう。

 

「大喜くん、案外優しいね」

「案外って何」

 

千夏が少しだけむっとする。

 

「大喜くんは優しいよ」

 

大喜は千夏にそう言われて、分かりやすく嬉しそうな顔をした。

花恋はその顔を見て、また笑う。

 

「はいはい」

「何?」

「ちーが言うと、大喜くんすぐ嬉しそう」

 

大喜はかき氷のカップを見下ろす。

 

「別に」

「また別にって言った」

「別に」

「二回言った」

 

千夏は花恋を軽くたしなめる。

 

「花恋」

「分かった分かった。ねえ、次あれ見に行こうよ」

 

花恋は射的の屋台を指さした。

大喜は一度千夏を見る。

 

「ちーちゃんも行く?」

 

花恋は少しだけ口を尖らせた。

 

「私が誘ったんだけど」

 

千夏は笑って言う。

 

「行こう、三人で」

 

三人で歩く。

けれど、気づけば千夏と大喜が隣にいて、花恋が少し横にいる形になる。花恋は怒るわけではなかった。むしろ、だんだん面白くなってくる。

 

この二人、ずっとこうなんだ。

そう思った。

 

金魚すくいの屋台では、大喜が真剣な顔でポイを構えた。

 

「破れやすいから、そっとね」

 

千夏が言う。

 

「分かってる」

 

大喜は慎重に水へ入れる。

一匹、赤い金魚が近づいた。

大喜は息を止めるようにして、ポイを動かす。

 

破れた。

 

「あ」

 

大喜は固まる。

 

花恋が笑いをこらえた。

 

「早かったね」

「今の、金魚が速かった」

「金魚のせいにした」

 

千夏は隣でしゃがみ込む。

 

「大喜くん、もう一回やる?」

「やる」

「じゃあ、今度は水をあんまりすくわないようにしてみたら?」

「うん」

 

千夏は口で説明するだけで、手は出さなかった。大喜は自分でやりたがっている。それを、千夏はちゃんと分かっていた。

二回目、大喜は一匹だけ金魚をすくえた。

 

「取れた!」

 

大喜の顔がぱっと明るくなる。

千夏も自分のことのように喜んだ。

 

「すごいね、大喜くん」

「うん!」

 

花恋はその横顔を見る。

大喜は千夏に褒められると、本当に嬉しそうにする。

千夏は大喜ができたことを、自分のことのように喜ぶ。

 

二人とも、それを特別なことだとは思っていない。

だからこそ、花恋には少し面白かった。

 

次に、千夏は牛串の屋台の前で立ち止まった。

 

「これ、好き」

 

大喜は千夏の顔を見る。

 

「ちーちゃん、これ好きなの?」

「うん。でも熱いから、ゆっくり食べるんだよ」

「ちー、シブイの好きだね」

 

花恋が言う。

 

千夏は少し笑って、牛串を一本買い、三人で分けることにした。

大喜は真剣な顔で、千夏がふうふうと冷ましながら食べるのを見ていた。

 

「大喜くんも食べる?」

「うん」

「熱いよ」

「分かってる」

 

大喜は小さくかじって、すぐに眉を寄せた。

 

「熱い」

「言ったでしょ」

 

千夏が笑う。

 

花恋はその横顔にも気づく。

千夏は大喜が欲しそうなものを、言われる前に見つける。

大喜は大喜で、千夏が好きだと言ったものを、ちゃんと覚えようとしている顔をしている。

 

「ちーちゃん、牛串好きなんだ」

「うん」

「覚えた」

「覚えなくてもいいよ」

「やだ、覚える」

 

大喜はそう言って、もう一口小さく食べた。

帰り道、大喜は少し眠そうだった。歩く速度が遅くなり、千夏の手を握る力も弱くなる。

 

「眠い?」

 

千夏が聞くと、大喜は首を振る。

 

「眠くない」

「眠そうだよ」

「眠くない」

 

花恋は後ろから言う。

 

「大喜くん、意地張ってる」

「張ってない」

 

大喜はそう言うが、次の瞬間、小さくあくびをした。

千夏は笑って、大喜の手を少し握り直す。

 

「もう少しだから」

「うん」

 

遠くで、花火の音が小さく響いた。

大喜は眠そうにしながらも、千夏の手を離さなかった。

花恋はそのやり取りを見ながら思う。

 

大喜は、千夏に手を引かれるのが似合う。

そして千夏は、大喜の手を引く時、少し嬉しそうに見える。

 

家の近くまで戻ると、大喜は母親に引き渡された。眠そうな顔で、それでも千夏に手を振る。

 

「ちーちゃん、またね」

「うん。またね、大喜くん」

「花恋ちゃんも、またね」

「うん。またね、大喜くん」

 

大喜が帰った後、花恋は千夏の横顔を見る。

千夏はまだ、大喜の方を見ていた。

 

「ちー」

「何?」

「大喜くんのこと、好きだね」

 

千夏は何の迷いもなく頷いた。

 

「うん。好きだよ」

 

花恋は少しだけ意外そうに目を丸くする。千夏は本当に何も意識していない顔だった。あまりにもまっすぐで、言った本人が何を言ったのか分かっていないように見える。

 

「そういう意味じゃなくて」

「どういう意味?」

 

千夏が首を傾げるので、花恋は少し笑った。

 

「ううん。今はいい」

「変な花恋」

「ちーが分かってないだけ」

「何を?」

「だから、今はいいって」

 

花恋にも、まだ恋のことがはっきり分かっていたわけではない。

ただ、千夏が大喜を見る時の顔は、他の人を見る時と少し違う。それは、弟を守るような顔にも見えたし、大切なものを見つけた時の顔にも見えた。

 

その違いが何なのか、花恋にもまだはっきりとは分からなかった。

けれど花恋は、これからもこの二人を見ていきたいと思った。

見ていたら、きっと面白い。

 

それに、たぶん。

 

千夏がいつかその違いに気づく時、自分は近くにいたい。

花恋はそんなことを思いながら、千夏の隣を歩いた。

千夏はまだ少しだけ、大喜が帰っていった方を気にしている。

 

「ちー」

「今度は何?」

「今度、大喜くん来たら、私もちーの隣座るね」

「いいよ」

「大喜くん、怒るかな」

「怒らないよ」

「ほんとかな」

 

花恋が笑うと、千夏もつられて笑った。

 

まだ、誰にも名前のつけられない距離。

 

けれどそれは確かに、三人の間で少しずつ形を持ち始めていた。

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