寝台特急・殺人海峡-小樽着10時07分の死者- 作:新庄雄太郎
めがね橋
「ん、何かしらあの人は?。」
と、恵は言った。
「うっ、うっううう。」
男は黒しみながら歩いていた。
「あのー、どうしたんですか?。」
「うっ、はっはっはっ。」
と、そこへ南がやって来た。
「どうしたました。」
「伊藤さん、伊藤さん!。」
そして、伊藤は血まみれになりながら倒れた。
「はっ。」
「死んでる、この人。」
長崎で、殺人事件が起きた。
「あれっ、この人は確か。」
と、唯は言った。
「どうした。」
「この男は確か、雲仙へ行った時にちょこっと見たわ。」
暫くして、長崎県警のパトカーが到着した。
「警部、亡くなったのは豊橋幸一と判明しました。」
「ほう、しかしずいぶん被害者の身元が割れたな。」
と、笠島警部は言った。
「いやー、それがその被害者は東京から博多へ行った後に長崎へ来たんだというんです。」
「ほう、なるほどね。」
長崎で起きた殺人は、鉄道公安隊特捜班にも
「何、眼鏡橋で殺人!?。」
「ええ、被害者はですね豊橋幸一です、死因はナイフによる出血死です。」
「ほう、という事は博多から来ていたのかね。」
「はい。」
「つまり、被害者は博多から長崎へ来たときに誰かに殺害されたってことですね。」
と、高杉は言った。
「ええ、段階ではこの状況です。」
「わかりました、さっそくこちらの方でも調査いたします。」
と、高杉はメモを取って電話を切った。
「おいっ、長崎県警から捜査協力の要請だ。」
「わかりました、さっそく調査してみます。」
早速、南と高山は捜査に乗り出した。
「ほう、病院の研修会では方へ行くと言って出かけたんですね。」
と、高山は言った。
「ええ、彼は研修会の次の日は博多から長崎へ行くと言って2泊3日で休暇を取っています。」
「ほう、長崎へ行く理由は何か言っていませんでしたか?。」
「そうだな、研修会の後は長崎へ行ってその人に会いたい人がいるかとか言っていたからな。」
「ほう、なるほど。」
長崎県警の話によると、豊橋は博多駅から特急「かもめ」に乗って長崎へ行った後に20時30分ごろに何者かにナイフに刺されて眼鏡橋付近で発見されたそうだ、死因はナイフによる出血死と判明された。
「そうか、研修会の後に豊橋は博多から長崎へ行く時に特急「かもめ」に乗って長崎へ向かい、オランダ坂から眼鏡橋へ向かって倒れて死亡したって事か。」
「ええ、長崎県警では被害者はオランダ坂から降りたときに眼鏡橋付近で死亡したと考えられます。」
と、高山は高杉に言った。
「ほう。」
犯人は、誰なのか?
次回も、お楽しみに。