寝台特急・殺人海峡-小樽着10時07分の死者- 作:新庄雄太郎
「えっ、その日は俳句の日帰りツアーで松島へ行っていたんですか?。」
と、松本は言った。
「ええ、日帰りで松島へ行っていたんだそうだ。」
「ほう、なるほどね。」
「とう言う事は、ツアーの自由行動の時に犯行が行ったって事か。」
「ええ、恐らく。」
宮城県警の話では、亡くなった泉は松島で溺死として発見された、ツアー終了後に発見された。事件発生は17時頃であった。
「警部、被害者は東京在住の泉 信之と判明しました。」
「ほう、それで死因は。」
「はい、検視官の話ではおそらく溺死とみられています。」
と、磯崎刑事は言った。
「警部、やはり先日長崎で起きた事件と同一ですかね。」
と、藤村刑事は言った。
「ああ、その可能性が高いな。」
と、宮城県警・捜査一課の津上警部は言った。
一方、鉄道公安隊特捜班では。
「何、長崎で起きた殺人で被害者の豊橋が女子高生と一緒に特急に乗って長崎へ行っていたって。」
「高山、それは本当か。」
「ええ、駅員の話だと被害者の豊橋は博多駅で2人の女子高生と一緒に長崎へ行ったそうです。」
「つまり、被害者は博多からホテルを出て博多駅へ向かって、ホームでその女子高生と一緒に博多駅で特急「かもめ5号」に乗って長崎へ向かったって事か。」
「ええ。」
「彼女の友人の話だと大阪の大学のオープンキャンバスへ行った後に新大阪から新幹線に乗って博多ー向かって長崎へ行っていたことが分かりました。」
「ほう、彼女たちはオープンキャンバスへ行った後に長崎へ行っていたのか。」
「ええ、日帰りで長崎へ行っていたそうです。」
「そうか、グラバー園へ行って3人はちゃんぽんへ食べに行った後にその女子高生が行方不明になったのか。」
と、高杉は言った。
「つまり、犯人は長崎と仙台で分けて行動した。」
「なるほど。」
「その女子高生が行方不明になった後に、翌日に死体で発見されたと。」
「という事は、女子高生を殺害後に豊橋を殺害した。」
「犯人は、豊橋に恨んで殺害した可能性がありますね。」
と、高山は南と高杉に言った。
「ああ、それも考えられるな。」
「長崎と仙台で連続殺人、これはやはり怨恨の可能性が高いな。」
「ええ。」
次の日、南と高山は豊橋の自宅で葬式が行われたので、参列をした。
「まぁ、あなたが女子高生と一緒に。」
「ええ、駅員が証言してくれました。」
「ご主人が最後に会ったのはいつですか?。」
と、南は言った。
「ええ、夫が研修会へ出発の日に東京駅で寝台特急「あさかぜ1号」に乗って見送ったのが最後でした。」
「なるほど、東京駅で彼を見おったのが最後だったんですね。」
「ええ。」
果たして、犯人は誰なのか?
次回も、お楽しみに。