TS転生☆ドM悪役令嬢は、美事に破滅したい! 作:megajoy
それでは、オチの真理亜視点です(^∀^;)
しばし、時を
「安心せい……そう簡単に死にはすまいて────。それぐらいには、鍛えて
おるのだろう?
玄紺が、そのように美摩を
(驚いてないよ玄紺………いや…)
ふたりのやり取りを横に、ニヤソ、と、心の中で笑みを浮かべる真理亜。
(待っていたよ玄紺…)
待ちに待った、念願の
〈聖女〉
喜び飛び上がりかねなかったほどに、真理亜のテンションは、爆上がりに
なっている。
いやー参ったナ~、これからお持ち帰りされて、R18なアレコレを
されまくっちゃうのか~、真理亜、困っちゃうナ~♡♡♡
などと、内心、嬉し恥ずかしドキドキ♡恋の♡抑止力♡を暴走させていた。
しかし、玄紺お爺様がワイのトコに来るんは、小学校卒業前やなかったか?
なんで小学校入学前に来てくれたんやろなあ、まあ、早まるぶんには
全然ええけど。
竿役の到来に、ひとり胸をキュンキュンさせつつも、真理亜は、そのように
そう、本来ならば、玄紺が真理亜に接触するのは、真理亜が菊地神学園初等部の
五年生期のことであった。
そしてそれは、
なったところを見計らって、秘密裏に行われるはずだったのである。
何故、原作の流れと、こうまで食い違ってしまっているのか────?
その答は、真理亜の、昨年十一月の行動にあった。
そう、悪役令嬢・真理亜の取り巻きとなるふたりの女児を、救ったことである。
ふたりの女児の人生を歪めるはずだった、
玄紺が首領として君臨する魔道秘密結社・〈
あった。
そのふたりが、ひと月のうちに、立て続けに逮捕され、ふたりの関わる悪事の
すべてが、潰されたのである。
これには、〈
〈
研究成果や、手駒となる児童らを、手に入れていたのである。
それらが一挙に、
何事があって、ふたりの逮捕に至ったのか、その経緯を調べざるをえなかった。
結果、〈聖女〉
ふたつの事件が解決に導かれたのだ、と、判明する。
玄紺は、ひとつの危惧を抱いた。
〈
すべて阻害され、ゆくゆくは、〈
滅ぼされてしまうのではないか…………。
〈聖女〉という存在の恐ろしさを知っている玄紺は、そのように、
懸念したのである。
玄紺は、
当面は、まだ放置しておくつもりであった。
高い魔力を持っているらしいが、さらに育つまで、様子を見ておこう、と。
だが、十一月の逮捕劇で真理亜の存在に警戒心を抱き、十二月の、真理亜の
魔力属性鑑定儀式の結果に、玄紺は、危機感を覚える。
四大元素属性すべてと、〈光〉属性、さらに〈聖〉属性の魔力を備えた、
〈予見〉の〈力〉を持つ〈聖女〉────────!
〈
最大の脅威に他ならない。
危険な芽は、
千年以上生きている玄紺の用心深さであった。
あと十年ほどは、雌伏の時を過ごすつもりであったが、〈聖女〉の出現は、
無視できない。
それに、〈聖女〉とはいえ、いまだ幼い。
これは、今ならば、勝機に変えられる。
〈聖女〉を〈神〉の供物に捧げ、〈闇の巫女〉として、自分の支配下に置くのだ。
そして、現・
〈
〈
かくして、首領の玄紺による、
詰まるところ、原作の流れと大きく食い違っている理由を、
簡潔に説明するならば、
『全部真理亜のせい』
という、この
(ン~、しかししかし~? この流れだと、
兎萌ちゃんも、熱心な
兎萌ちゃんには、まだ、玄紺お爺様の責めは早すぎマス!
“小五”と“ロリ”、ふたつ合わせれば、“悟り”となるシーンは、
本編では削除されてるけど、
七十五日されちゃう(※婉曲表現)のってば、日本伝統の触手プレイだからナ~。
そーゆーHARDなのを、兎萌ちゃんにイキナリってのは、ちょっとね~。ん~、
すべての元凶のくせして、兎萌の身を案じているんだか、案じていないんだか、
よくわからない思考をしたあと、吉●家のコピペでひとり
「「んぁあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっっ!?!?!?♡♡♡♡♡♡」」
そうこうしているうちにも、場は動き、美摩と漱祗が、なにやら悶絶して、
腰砕けになり、両膝から床に崩れ落ちた。
「〈淫紋〉を解呪して、
おまえたちの
万が一の時の保険に、のう────」
ええっ!? ナニナニなんですのん!?、と、真理亜が
そのように説明台詞が
はえ~そんな設定あったんやー、と、兎萌を抱き締めかばいながら、真理亜は、
新たに得たその情報と、現状から、真理亜の脳内
光の速さで
【最優先事項】:
【準優先事項】:美摩お姉様とメイド長、
【現時点
【現時点
【要回避事項】:お爺様の撃破・兎萌ちゃんの誘拐拉致・美摩お姉様他三名の死亡
【試算】:
しかしそれでは
メイド長、叶夜は行動不能。叶穂は行動可能だが、レベル差のため、
〈
叶穂が兎萌ちゃんを連れてこの場から離脱すれば、兎萌ちゃんの身の
安全は確保される可能性大。美摩お姉様とメイド長も、お爺様の
発言から、殺すより奴隷として今後も利用する可能性のほうが大きい。
美少女になにもせず殺すとかねーから! よって、
確保したあとは、前述の活動時間のこともあり、美摩お姉様他二名の
ことはうっちゃって、〈妖神〉
向かうと予想される。よって、叶穂と兎萌ちゃんの離脱を確認後、
心置きなくお爺様に
以上、真理亜は、どんぶり
いや、それが勝利なのかなんなのか、真理亜以外には、意味不明なのだが。
ほんじゃあいっちょ
〈
玄紺の四肢と胴体を、光の鎖で、
「…今のは〈
ついでに、玄紺との問答で、大魔王バー●様台詞もしておく真理亜である。
ちなみに、真理亜と兎萌は、治癒魔法以外の初級魔法は、まだ、一度も
教授されたことはない。
では、何故、真理亜が〈
それは、根本的には、転生真理亜の変態的努力の
この真理亜は、半年以上前から、気絶限界を越えるほどの魔力光操作の訓練を、
ほぼ毎日続けている。
しかもその訓練は、一見、通常の魔力光操作の反復だが、魔力光の中に、さらに、
別の微細な光の流れを生み出し、それをまた同時かつ複雑に操る、という、
離れ
一流〈
まさに変態的極限にある訓練。
そんな非常識な訓練を、半年以上続けていた、ある日のことである。
真理亜の“
いつも目にしている魔力光を、構成
理解できるようになったのである。
さながら、商品に記載されているバーコードや、広告のQRコードを、瞬時に
カメラで読み取るように。
元々、悪役令嬢として、ハイスペックな能力を持つ
魔力光の中の極小魔力光を集中して見続ける、という、極限を越えた変態的努力が
加わってしまったため、わずか半年で、
(うぉっほwwwすっごwwwルキミステル様www特典ナシってwww
言ったのにwwwもうwww過保護なんだからwwwあざーッスwww)
原作設定にない、突然、
〈女神〉ルキミステルがこっそりつけてくれた転生特典だ、と、勘違いする。
そう勘違いするのも、無理はなかった。
………十一月、ふたりの幼女を救う事件現場へ、真理亜が、美摩に付いて行った
時のことである。
危険だから、犯人を確保するまで離れていなさい、と言われていた
真理亜だったが、美摩が魔法を行使するところを、実は、盗み見ていたのだ。
〈
真理亜は、このふたつの魔法を、魔眼で見ただけで、その構造を
すべてを理解してしまう───つまり、
“魔法コピー能力”。
いや、ただ単にコピーするだけでなく、使用された魔法の、構造的に余分な部分を
省き、機能的に改良改善を
“魔法ラーンニング能力”とでも言うべき、恐るべきチートな魔眼。
ハッキリ言って、ホンマモンのズルであった。
(ウオオオwwwwwすごいwwwwwみなぎってwwwwwキタwwwww
ルキミステル様wwwwwこれはwwwww
真理亜は、そんなチート強すぎワロタな能力の発現に、
心の中で、〈女神〉ルキミステルへと、感謝感激
『転生特典は
それはそれで便利なので、そこは素直に感謝してしまう真理亜である。
まあ、もし、その感謝の念が〈女神〉ルキミステルに届いたとしても、
『
ともかく、真理亜は、魔眼により得た魔法で玄紺を拘束し、その動きを封じた。
この好機を逃すまいと、斬りかかろうとする叶穂を、真理亜は、慌てて止める。
「
「お嬢様っ…!? 何故です! 今ならっ……!」
何故ってそりゃあ大事な
そんな本音を語るわけにはいかないので、真理亜は
口にする。
「〈力〉の範囲に近づいたら、あなたが人質に取られてしまうわ!」
まったくの口から出まかせだったのだが、なにやら玄紺が、余裕の表情で、
叶穂に向かって
どうも、本当に、拘束魔法を解ける感じ。
ふふふ、こいつはどうやら
そう内心ほくそ笑み、真理亜は、この状況に調子を合わせて、叶穂と兎萌だけを
逃がす方向に持っていくのだった。
「────お願いよ、
兎萌だけを連れて逃走することに、頑として反対する叶穂へ、卑怯なまでの
殺し文句。
あとは、
だがしかし、〈聖女〉
『ささ、いずこなりと連れ去ってくださいまし♡』
なんて、即
一刻も早く
そこで真理亜が用意したのが、〈聖〉属性魔力をス●ナー・サンシャ●ンばりに
コレお爺様にぶつけたら、絶対消し飛んじゃうよなー、と、内心、冷や汗を
流しながら、ギリギリ瀬戸際の〈聖女〉
(さあお爺様っ!!! 急いで美摩お姉様を人質に取って!?!?!?
はやくしろっ!!!
そんな焦りを
とばかりに、真理亜は、玄紺に対して、ジリジリと
見せていった。
玄紺は、真理亜の狙い通り、美摩を苦しめて人質に取ることで、幼女に降伏を
迫ってくる。
「………美摩お姉様を苦しめるのは、やめて───やめて、ください。
お願いします────」
それに対し真理亜は、
気分は、邪悪な
たとえ敗北しようと、心までは
高潔な精神の持ち主
そうとも知らず、玄紺は、真理亜が見せる、幼いながらの
──────すべて、目の前の幼女の、
「……っ!!! 美摩お
仕上げに、叔母である美摩を、初めて“
幼女を装うことで、
玄紺に錯覚させる。
(
玄紺が持ち出した黒い布に、その視界を覆われながら、真理亜は、
おのれの描いた
これであとは、お爺様に薄い本されるだけですわ♡、などと、ピンク色妄想を
全開にして、
事態の深刻さに反して、真理亜の脳内は、待望の破滅フラグ到来に、
イケイケお祭りフィーバータイム。
……この夜は、
果たして、この転生真理亜という“
運命を
見なかったことにする状況であることは、間違いなかった──────────。
「真理亜、オマエ、本当さあ……(真顔)」
しかしピンチなのは間違いないので、どうーなっちゃうの~?(棒)