適当に思いついた設定なのでエタらないよう頑張ります
突然だが皆さんは、ポケモンバトルをしたことがあるだろうか。
ポケモンバトルーここではとりわけ、レート対戦、ランクマッチなどと呼ばれるオンライン対戦を指すーは、昔こそガチ勢の遊び的な雰囲気で参入にハードルが高かったりしたのだが、現代ではチャンピオンズも開設され、その門戸を多くの者に開いている。まあ、それによって育成や厳選が余りにも簡単になりすぎたなどと叩かれてもいるが、それだけ新規の参入が増えたということでもあり、喜ばしくもある。
さて、チャンピオンズにてついにスマホにまで手をかけたランクマの波。このランクマは各地方ごとに新ポケモン、新特性などに独自の色を与えられてきた。だが、なにより。
なにより刺激を与えたのは、各世代ごとに追加された新たなバトルシステムである。
バトル中に取れる選択肢の増加。これは4つの技、3匹のポケモンとともに戦い抜く対戦環境に大いに影響を与えた。
それは、新たな技。試練を乗り越えた先に得られる、ポケモンとトレーナーが心を合わせて放つ、それ故にバトル中一度しか放てないゼンリョクの技。
それは、新たな形態。土地特有の謎粒子を用いてどんなポケモンでも3ターン巨大化させ、硬く、強くし、技まで変えてしまう新たな力。
それは、新たなタイプ。土地特有の鉱物を研究して生み出された、1匹のポケモンに端を発するタイプの変更という科学の力。
そして。
それは、新たな進化。一部のポケモンにのみ確認される、トレーナーとの絆の力によって進化を超えた進化を果たす、絆の顕現。
Z技も、ダイマックスも、テラスタルも、それぞれ対戦環境を彩った。
だが、諸君。
私は、メガシンカが好きだ。
私はメガシンカが大好きだ。
メガメタグロスでの殲滅戦が好きだ。
メガハッサムでの電撃戦が好きだ。
メガガルーラでの打撃戦が好きだ。
メガハガネールでの防衛戦が好きだ。
メガヤドランでの包囲戦が好きだ。
メガチャーレムでの突破戦が好きだ。
メガドラミドロでの退却戦が好きだ。
メガユキノオーでの掃討戦が好きだ。
メガウツボットでの撤退戦が好きだ。
XYで ORASで
チャンピオンズで アニポケで
シングルで ダブルで
トリプルで ストーリーで
この地上で行われる ありとあらゆるメガシンカが大好きだ。
戦列を並べたメガリザードンY達のねっぷうが敵陣を吹き飛ばすのが好きだ。
舐めて居座ってきた相手をメガヤミラミで詰ませ役割崩壊させた時など心が踊る。
メガスターミーのアクアブレイクが敵を撃破するのが好きだ。
悲鳴をあげてメガバシャーモに後出ししてきたドヒドイデを剣舞から雷パンチで薙ぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった。
ハイパーボイスを揃えたメガボーマンダ達が相手の戦列を蹂躙するのが好きだ。
メガミミロップのアンコールが決まって意味のない技を何度も何度も繰り出す相手の様など感動すら覚える。
物理偏重の両刀ポケモンをメガスコヴィランでやけどにした様などはもうたまらない。
受け出しが効かずされるがまま有効打のない毒タイプ達が私の振り下ろした人差し指とともに剣舞したメガクチートにバタバタと薙ぎ倒されるのも最高だ。
哀れな相手ポケモンが様々な技で健気にも立ち上がってきたのをメガムクホークのインファイトが思惑ごと木っ端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える。
メガシンカしないと思っていたガブリアスに滅茶苦茶にされるのが好きだ。
ワイドガードで必死に守るはずだった味方が単体対象技で蹂躙されエースポケモンがただただ倒されていく様は とてもとても悲しいものだ。
メガボスゴドラのボディプレスに押しつぶされて殲滅されるのが好きだ。
物理技の圧に追い回され害虫のように潰されていくのは屈辱の極みだ。
諸君 私はメガシンカを 理不尽の極みのようなメガシンカを望んでいる。
一部のポケモンにだけ与えられたのが気に食わない者もいるだろう。
道具が固定化されて戦術の幅が狭まると言う者も、デザインが気に食わないと宣う者もいるだろう。
それもいいだろう。思うことは自由だ。
自分の推しポケにメガシンカが発見されることを期待するがいい。
限られた道具を、技をやりくりしメガシンカポケモンを通そうと四苦八苦するといい。デザインは…改善案でも神に送りつけるといいだろう。
私は全てを歓迎したい。
メガシンカをし、され、読み合い、地獄の坩堝のような煮詰まった環境と対戦を、私は望んでいるのだ。
私は彼らの新たな姿に、新たな力に、新たな進化という浪漫に魅せられ虜になったのだ。
繰り返しになるが、改めて言おう。
諸君、私はメガシンカが好きだ。
メガシンカが大好きだ。
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アルセウスは困惑していた。
勿論、目の前の人間に、である。
正確にはそれは男の姿ではなく、その魂が剥き出しとなった光の玉のようなものあるが、それはともかく。
どんな縁か、彼方から流れ着いたこの魂。
普通は記憶も残らず、思想も残らず、残滓としてあるはずのもの。
ましてやこの世界の創造神たる自分が目の前にいるのだ、プレッシャーで良くて自壊、悪くすれば消し飛ぶだろう。
それがどうだこの魂は。
上に羅列されたような強い思想がこちらに叩きつけられてくる。弱々しい魂に反して、神を前にしても少しも衰えないその意思、思想。
先にどんな縁かなどと考えたが、そんなことを考えることも馬鹿らしくなるような叩きつけられる思想の奔流にアルセウスは困惑していた。
こんなイカれた思想を直接ぶつけられて、困惑しないものがいるだろうか。そんなものがいるなら、見てみたいものだ。
ーしかしながら。
それ以上に、喜びがアルセウスの中にはあった。
よく「観」ればこの魂の元の世界では邪神などとも呼ばれていたようであるが、そんなことはどうでも良い。
そこには、愛があった。
些か狂気的ではあるが確かに、創造神たる自分の作り上げた世界への愛。
そしてポケモンバトル、とりわけメガシンカへの激しい愛。
そうして。更に暫くアルセウスが満足するまでメガシンカへの愛を語ったこの魂は、有り体に言うと、狂気的な愛と思想の強さによってアルセウスの推しとかいう、どこかのアルセウス強火ファンが泣いて欲しがりそうな称号を手に入れた。
そして前世の記憶を保ったまま、新しい、されど慣れ親しんだ世界へ旅立ったのである。
なお、善意で「メガシンカが無制限に使える」加護を渡してくれやがったせいで、その先の人生が波乱万丈なものになることは、神の身ですら知る由もないのであった。
そういうとこやぞアルセウスぅ!!!!!
読んでくださってありがとうございます。
主人公が相手1人(1匹?)なのに諸君とか言ってるのは
この思考はアルセウス個人に向けたものではなく普段から持っている思想なので、誰かに向けて放っているわけではないからです。
主人公が死ぬ間際までメガシンカとポケモンバトルのことを考えていたせいでもあります。
素で発狂入ってる主人公…?
なお本作のHELLSING要素はこれだけです。すみません。