ナイトシティを喰らう   作:高濃度補給剤ぶんぶん丸

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cyberpunk2077とDolls Nest片方しか知らない人向けの単語説明と、特に書かれてないことを今回はこれで行きますの解釈内容と、主人公の説明と見た目などです。
いきなり地名とかギャング名出されてもドールズネスト側しか知らない人は何ってなるでしょうし。

一部2077年のナイトシティとはだいぶ様子の異なるTRPGの方(2.0.2.0は2020年だしREDは2045年のナイトシティの話なので)から設定取ってくることがあるので、今のナイトシティってそうかな?と思うところがあれば私の観測位置から見たナイトシティはこうなんだよ、ということで勘弁してください。
何年前という話がcyberpunk2077側で出てきたとき、基準は2077年としてください。
ちなみにナイトシティの食べ物周りの語は本編でやりたいのでここに出す予定はないです。
なのになんか一万文字超えてる……こんなに書く予定じゃなかったのに。

ゲームの仕様とかみたいな本編中に持ち込めないような内容もここなら吐き出していいだろとか思いながら書いたので好まない人は薄目で見てそれっぽい項目を飛ばすか、そもそも長すぎないかそれはという人はこの話を丸ごと飛ばして本編に入るかブラウザバックするか、あるいは一番上の主人公のところだけ見て進んでください。


クロスオーバー先と主人公の説明

●1話開始時の主人公

前面

 

【挿絵表示】

 

 

側面

 

【挿絵表示】

 

 

背面

 

【挿絵表示】

 

 

・種族

ニンフ

 

・装備

鎧殻: 飛行脚型(常時浮遊しているフロート脚部) SCF19v3 Takemikazuchi(高速侵入用航空攻撃鎧殻)一式 奇襲からの一撃離脱が企図された装備で特技背嚢も追加ブースターになっている。瞬間的な最高速は90㎞/hを超える。

武装1:LVB09v1 Balmung 高周波振動により、高い剪断力を有する近接戦闘用の汎用刀

武装2:GPR22v4 ArrowHead BP(弾薬用セル)変換効率に優れた突撃銃

 

・身長

通常時の頭部の位置は地上から180㎝前後。

しかしこれは地上から20㎝くらい浮いているうえにTakemikazuchiは脚部が長いタイプなので身体の各部位の高さが他の装備の時よりだいぶ上にズレているだけで、鎧殻装備なしで通常の足で立つなら150㎝程度。体の各部位はおおむね通常の足で立っているときに30㎝くらいの踏み台に乗っているときくらいの位置になる。

 

・体重

中身は機械ぎっしり+全身追加で纏うパワーアーマーのようなもんなのでかなりの重量があると思われるが、浮遊しているので体重計では量れないですね。なので体重は0です。そういうことにしておいてください。

 

・能力値イメージ(cyberpunk2077側)

肉体:30+6以上

反応:20

技術:9

知力:1()

意志:1

 

●能力値

cyberpunk2077ゲーム中では3~20の値を取る。とはいえ元のTRPGの方とは数値の範囲も能力値名も違う(そもそも数が5種類じゃないし)のでこれはcyberpunk2077主人公Vの上限下限と思われるということで本作主人公としては数値範囲は思いっきり無視した。

肉体のみ腕をゴリラにすると能力値チェック上では最大+6扱いになる。

・肉体

物理的な力の強さや、それを用いた脅しなどのうまさ。ドアを無理やりこじ開けたりなど。

本作主人公は戦闘マシンみたいなもんなので落ちてるコンクリくらいならギュッと握ると砂になるかもしれない。

 

・反応

機動力、回避力、とっさに言い返したり反射的な行動を行ううまさ。

本作主人公は反射的な回避力はたぶんそこらの人間より高い。

 

・技術

ハード面のテクノロジーへの強さや機械いじりのうまさ。装備の改造やクラフト、ドアをピッキングして開けたり、フェンスを解体して通れるようにしたりなど。

本作主人公も自身の整備くらいはできるのでそれ以外もある程度は?

 

・知力

ソフト面のテクノロジーへの強さやネットランナーとしての知識、ネットランニングのうまさ。別に知力が低いからと言って頭が悪いとは限らない。

本作主人公にネットランナー知識はまったくない。感覚で無線越しに機器にアクセスしている。例えば蝙蝠が音波のことを全く理解していなくてもソナーで空間を見て空を飛ぶのと同じことだ。手持ちのデーモンがないし作れもしないだけで、元の体にスキャン機能付いてるしデーモンが手に入ればそれのコピペを機体性能で連打してごり押しはできるかもしれない。

 

・意志

隠密能力や言いたいことを言うだけ言う力、自分を自分が見せたいスタイルのものであるかのように見せることのうまさ。

本作主人公は移動時に飛行音が出るから隠密行動なんてできないし、言った相手に悪意がなさそうと思ったら警戒が下がるので押しに弱い。そうかな……そうかも……。

 

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Dolls Nest側あらすじと用語

●Dolls Nest

人類が滅んだ後の時代、1フロアに街でも入りそうなサイズのフロアが複数ある深い縦穴あるいは高い塔のような巨大施設であるホドが舞台。

ホドではニンフと呼称される自律兵器が窟(巣)ごとに終わらない争いを続けていた。

詳しくは省略するが新しい窟を分ける権限を持つ神みたいな立場のやつが新規の女王を発生させるのを停止しているのでそのうちニンフは滅ぶと思われる。

そんなホド中を上から下まで駆け回って探し物をする話。

 

●セル

建材からエネルギー源まで割となんにでも変換できるうえに、環境が適していると勝手に増える不思議便利物質。ガンダムで言うミノフスキー粒子。

 

●ニンフ

セル生体部品とセル金属部品で構成されたセル生物(炭素生物ではない生物)。たまに人間サイズではないやたら大型な者もいるが基本的にはリアルスキンかケムスキン*1入りでぱっと見は少女に見えるマシンのボディ(生身率0%)である。

ニンフ生産ユニットである女王を頂点とした窟(巣)を作り、そのコロニーごとに行動する蟻や蜂のような社会性セル生物。重装甲巨砲主義や白兵戦偏重など女王ごとに開発させる兵器の嗜好の偏りがみられる。

女王以外には戦闘を行う戦闘型、装備などニンフ以外を生産・整備・開発する技師型、その他雑用を行う人海戦術用の通常型がいる。ほとんどの窟では基本的に強いものが偉い。強い兵器が花形の兵器たちである。人類のことは昔絶滅した炭素生物と認識しているらしい。

コミカライズを見るに、非戦闘員でも高所からの落下中に壁から出た鉄筋をつかんで、それが曲がるような力がかかってもそこで落下を止められる程度には力があるようだし、戦闘型は元々車載兵器だったものを手持ちで運用したりするので、本作では戦闘センスはともかく単純な身体スペックはクロームガン積み軍人*2~アダム・スマッシャーレベルと仮定している。

基本的に常に自動障壁という偏向バリアのようなものをはっているため、中から外は常に攻撃が通るのに、逆は自動障壁の修復を上回る速度でダメージを与えないと本体に銃弾が届かない。とはいえ小口径の銃弾でもなければ連続で数発食らう程度で再展開まで6秒ほどはこれがない状態になる。

スキャンのようなこともできるようだが、ゲーム中では設定だけでプレイヤーにはできなかったので詳細はよくわからない。今回はcyberpunk2077のスキャンと同じようなものとする。

 

●鎧殻

いわゆる防具枠。

感覚ブーストしての白兵戦能力やロックオンなどFCSに関わる拡張頭環、背中から出た腕のような部分に武装のハードポイントなどがある砲架副腕、背中に背負うユニットにより色々な特殊能力を発揮する特技背嚢、腰部についているメインブースターの加速翅、機動力の方向性を決める脚部の機動外肢からなる。

機動外肢は膝のあたりから換装する形になるので脚部の中にニンフの足が入っているわけではない。*3

 

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cyberpunk2077側あらすじと用語

●cyberpunk2077

企業同士の戦争で世界中で核撃ち合ったり隕石落とししてたせいで空が真っ赤に染まり続けた赤の時代を超えて暗黒メガコーポたちが世界を牛耳るようになった2077年、宗教的事情*4や金銭的事情でもなければ人は大人になって身体成長が止まってきたらサイバネを入れるのが当たり前になったそんな時代、分裂したアメリカの独立都市ナイトシティの住民の一人のV(cyberpunk2077主人公)はなんやかんや(キャラ作時のライフパスによって色々な理由)で傭兵になり約半年、このデカいヤマをこなしたらいよいよ一流の傭兵の仲間入りだぜという仕事がなんかよくわからんうち(暗黒メガコーポの帝王が親子喧嘩の結果)になんかすごいこと(殺されてしまってその罪をなすりつけられた)になり気が付いたら余命宣告(50年前のテロリストが頭にぶち込まれている)されて(ので遠からずお前は死ぬ)いた。何を言ってるかわからんと思うが作中Vも理解できないで医者に聞き返していたのでVにもわからん。そんなVが街中駆けずり回って生き延びるための方法を探す話。ちなみにこれはジャンルとしてはノワールもの(後ろ暗い世界の住人は宿命から逃れられない)である

 

●ナイトシティ

ワトソン、ウエストブルック、シティ・センター、ヘイウッド、サントドミンゴ、パシフィカの6つの地域と郊外の荒野のバッドランズ、パシフィカの中にある実質独立地域のドッグタウンからなる崩壊後の北米屈指の人口を誇る独立自治大都市(実質都市国家)である。

ちなみに名前のナイトは夜ではなくこの街をつくったリチャード・ナイトから来ている。彼の理想とした"国家の窮屈な規則に左右されない企業都市"の通り企業が支配する現在のナイトシティはNUSAの平均の二倍の犯罪率*5をほこり、他所よりも企業がより一層の好き放題をする一攫千金を狙うって言っても限度があるぞといった感じのハイリスクハイリターン都市となっている。多くの伝説を産み、そしてその伝説たちが花火になって死んでいった街である。

ちなみに、英語だけでなく日本語も公用語らしい。アラサカの影響と思われる。

 

●エディー

ユーロドル。通貨単位。ちなみに現実でセントにあたる1エディー未満の単位はエニー。ゲーム中でも3.00エディーの値札や、1エニーもまけない、という表現がある。

 

●クローム

腕など体の一部を換装したり、内臓や骨の代わりに入れたり追加したりするサイバネティクスのこと。数十年前の第2世代ウェアの時点で免疫拒絶反応は対応されており、広く民間にも普及した。

一般的に入れすぎるとサイバーサイコの危険性が高まると言われている。

体に入れて使える状態にすることをインストールという。

胴体や頭に入れる内蔵型のクロームは冷蔵庫に入れておけ!痛むだろ!という通信がゲーム内で拾える。生体改造技術が使われた、金属で作った機械ではない人工筋肉や人工の臓器としてバイオウェアと呼ばれる種類のウェアがあるが、2077ではバイオウェアという表現がなくなっているようなので組み合わせるのが普通になったのかもしれない。

 

●リアルスキン

クロームの上からつける肌。見た目上クロームを入れていない人間と同じような肌になる。白や黒、黄色人種の通常の肌の色から、ラインナップのキワには自然の人間には存在しないエキセントリックな色や蛍光色で光るものまである。

 

●サイバーサイコ

サイバーサイコシスを発症した人。または単に暴れているヤバイやつを指す呼び方。

例)(悲鳴)「サイバーサイコが暴れてるぞ!!」(銃声)

 

●サイバーサイコシス

下の独自解釈を参考のこと。

 

●アダム・スマッシャー

体のほとんどをクローム化しているナイトシティのレジェンドの一人。ナイトシティのレジェンドはだいたい死にざまで有名になってレジェンドになるので生きたままレジェンドと呼ばれるに至ったアダムは例外側の存在ではある。アダムに殺されたときの散りざまで有名になったやつも多いらしくレジェンドというよりレジェンドたちにとっての死神説がある。

アニメエッジランナーズでも相変わらずの冷酷な仕事人ぶりだったため放送後にゲームで散々倒されたとかなんとか。

なお、普通の人間はここまでの改造に耐えられないような高クローム率の高性能な肉体から繰り出される技もへったくれもないステータスの暴力で蹂躙するスタイルのようで、サイバーアーム(黒くて強い腕)とサンデヴィスタンと民間人が入れてるようなクロームしか入ってないとか言われるモーガン・ブラックハンドに負けたりとか、力より高い技術に重点を置くやつには実は度々負けてたりする。しかし負けても殺しきられずに半世紀以上傭兵として戦い続けてまだ生きているというのはその時点でレジェンドと呼ばれるにふさわしい実績といえるだろう。性格がカスのルイージとか、永遠の二番手とか言ってはいけないのである。

cyberpunk2077ゲーム本編でも今でこそ強いが、初期はプレイヤー側の与ダメが全体的に高かったこともあり、彼の剛腕から繰り出される簡単に避けられるテレフォンパンチを避けながら高火力でサクッとノックアウトとかできたためにレジェンド(笑)とかネタにされていた。今は難易度によっては強ビルドで挑まないならヘラヘラ笑ってられないくらいには強い。

 

●モーガン・ブラックハンド

黒い片腕を持つナイトシティのレジェンドの一人。アダムと同様に相当な高齢のはずで、大したクロームも入ってないなら*6寿命で死んででもおかしくないような年齢のはずだが、2077年現代でもやたら強い謎の黒い腕の男が目撃されることがあるという。腕の色なんてあてにならないのでそれが本人かどうかも分からないが死亡が確認されていない人物。

 

●サンデヴィスタン

いわゆる加速装置。メーカーによって倍率や持続時間、負荷などが異なる。

 

●BD

ブレインダンスと読む。携帯用はヘッドギアのみ、通常はそれに加えて専用の椅子のような特殊な再生デバイスを使う。BDを見ながら通常の五感もある状態だと負荷が大きいようで、光などでトランス状態にしてBDからの入力のみにした脳に直接情報をお届けしているらしい。アニメのような娯楽作品から撮影ソフトを入れた人物本人の体験した出来事や感情の追体験までできる。撮影されたデータそのままのBDは"生モノ"と呼ばれる、普通はそこから痛みや興奮などの刺激に上限リミッターをかけたり、逆にブーストしたり、混じったノイズになる関係ない感情(例えば演者がふいに家の鍵かけたっけ?とか頭によぎったのとか)を削るなどの編集や複数の撮影データをつなぎ合わせたりして一つの作品を作る。ゲーム中で味の感想も出ていたので、編集でカットされていなければ五感をフルに使って内容を体験することができることがわかる。

ゲーム中ではコンビニ強盗をした三下チンピラの"生モノ"BDでBDモードでの解析チュートリアルをさせられたりする。その際に強盗が、アドレナリンが出れば出るほどBDのデータは高く売れると言っていたりする。"生モノ"BDとして違法行為を行う内容の裏BDが結構あるらしい。スカベンジャーが人を攫って作った、酸のプールで溶けて死ぬまでの体験や火だるまになって死ぬ体験のBDなど、BD以外では生きたまま体験することはおよそ不可能な裏BDも存在することがゲーム中でタイトルだけ確認できる。

 

●チューマ

英語表記ではchoom。たまにcyberpunk(ゲームの方の作品名)の特有のスラングと紹介されていることがあるが全然そんなことはなくサイバーパンク(ジャンル名)で広く見られるスラングである。ちなみに元になった語の発音は全然チューマじゃなかったりする。

某2020翻訳者の一人曰く"これは男女を問わず、友達、相棒、同僚、同志、兄弟姉妹、あるいは「あいつ」といった意味で使われるスラングだ"とのこと。相棒や友人に対してそう呼びかけられることもあれば、なれなれしいことしてもぶっ飛ばされないと思った相手に何かを頼み込みたい相手に俺たち友達だろ?頼むよ~みたいな感じで使われることがある。後者の使い方がされている場合、ラインを読み違っていたやつはだいたいその後ろくな目にあわないだろう。

 

●ソロ

荒事屋、傭兵。別に一人を意味するソロではない。

 

●ネットランナー

略してランナーとも言われる。いわゆるハッカー。機器や装備によって以下のようなグレードがある。

忍び込んでパーソナルリンクを機器に直接接続しあらかじめ用意してあるマルウェアを流し込んだり、直接視認できる距離の者や機器に無線でデーモンを流し込んで暴走させたりするグレード1。

それに加えそれ用に改造されたヘッドセットやゴーグルなどで出力を増したグレード2。出力が大きくなると氷風呂に入っておいたり冷蔵庫のように部屋を冷やしておかないと文字通り神経を焼かれることになる。アマチュアや機材が足りないチンピラがハッキングするときは主にこのグレード。

冷却用の全身スーツを着て、長時間横たわっていても血流を妨げない工夫やバイタルチェックなどのついたランナーチェア(リクライニングする歯医者の椅子のような見た目のやつ)とサーバーなどの機材を使うプロ仕様のグレード3。

生命維持装置、冷凍睡眠や血液冷却システム、それ用に部屋ごと用意されたサーバーなどをチーム単位で使い、コーポ同士のハッキング戦を行うグレード4。

グレード3.4などの機材はもって動かせないため部屋やトラックに据え付けておき、基本的に本人は意識ごと電子の世界に行くことになるが、全身に機材を詰め込んでグレード4とおおむね同じ性能を保ちつつこちら側の世界に意識を残して動き回れるネットウォッチの特殊エージェントなどの使うグレード5。

 

●パーソナルリンク

手首に備え付けられたナイトシティの多くの機器に接続できる端子のあるケーブル。個人情報の認証やデータのやり取りに使用するためインストールされている人は多いらしい。

 

●デーモン

悪魔(demon)、ではなく使い魔とか守護霊(daemon)の方。動かし始めたらバックグラウンドで事前に決められた特定の動きをするプログラム。ネットランナーが攻撃に使うものは相手の視覚ウェアを勝手に再起動させたり、相手の脳みそを焼いたりなどだいたいろくでもないものであり、使用者により色々な工夫が施された違法改造されているものが多い。

 

●ブラックウォール

現代人が考えるインターネットはこの世界ではオールドネットと呼ばれる。かつてレイシィ・バートモスという人物がまいた自己進化するAIウイルスR.A.B.I.Dにより破壊された。そしてその際に各企業の持っていた攻撃用のデーモンがAIに取り込まれたり野良化したりして暴走、そういったものにネットにダイブしていたネットランナーが食われて肉体に帰れない人格データになりはてたものなどが今もデータの荒野の向こう側からチャンスを伺っている……かもしれない。少なくとも何かを狙って壁のこちら側に手を出している人外たちはいくらかいる。

破壊されたオールドネットをブラックウォールというAIファイアウォールでしめだして"安全に(という建前で)"使えるようになったネット領域で各々小集団ごとにサブネットを切り出して使っている。そういったもの同士のつながりがこの世界の今のネットである。ブラックウォールの誕生にも諸説ある。例えばネットウォッチが作った(ネットウォッチ大本営発表)、ネットウォッチが人類に敵対してない穏健派なAIと交渉して壁になってもらった、民衆を安心させるためにネットウォッチが作ったと言っているが勝手に生えてきたもので実は制御なんかできていないなど。

民衆には絶対に崩れることのない壁と考えられているらしいが、作中ではネットウォッチの一人が「割れた窓にゴミ袋を貼りつけて塞いでいるようなもの」で日々の努力で何とか守っている平和なんだと言っていた。ブラックウォールがどうにかなった場合、壁の向こう側にいるナノ秒単位で人を殺害するマルウェアや、人類に敵対している不良AI、人間の正気を失わせるデータの渦がドバッと流れ込んできて人類がどうにかなる可能性が高い。というか人を乗っ取る不良AIは既にいくらか壁のこっち側に抜けてきているらしいにおわせがあるクエストがいくつかあったりする。

 

●不良AI

ブラックウォールの向こう側をうろついているプログラムたち。大部分が人間に友好的ではない。壁のこちら側に積極的にちょっかいを出そうとしてくるものもいれば、壁の向こうに抜けたランナーを焼いて食うくらいのものもいるようだ。

 

●ジョイトイ

娼婦/夫のこと。

 

●インプット/アウトプット

2077時点のナイトシティでは割とどの組み合わせの性別のパートナーもあり得るので彼氏/彼女のような使い方で、こいつは誰々の(に)インプット((入れる方、攻め))/アウトプット((出される方、受け))というように使う。

 

●AV

空飛ぶ車。

この世界の車両はCHOOH2(チューツー)というやたら高温で燃焼するバイオ燃料をガソリンの代わりに使用しているが、AVはCHOOH2を製造するときの中間生成物に処理をしたものが燃料に必要でこの燃料の製造が複雑、らしく高価である。なのでマックスタックやトラウマ・チームのような緊急性のある車両か大規模な荷物の輸送、裕福なコーポの社用車がAVの使用のほとんどを占める。

 

●ナイトシティでよく聞くギャング以外の集団

・アラサカ

世界中で屈指の影響力を誇る日本に本社がある暗黒メガコーポ。武器や兵器や車の製造などの製造業の他、警備会社のようなセキュリティサービスや銀行業も営んでいる。ナイトシティに自前の空母で乗りつけるなど私設軍隊を持ち企業戦争ではその力を存分に振るっていた。とはいえ第四次企業戦争ではミリテクを筆頭とするアメリカ側陣営にどうひいき目に言っても判定負けといった感じの敗北を喫して10年以上日本国外ではおとなしくしていたなど、かつて最強で絶対的だった帝王は今は最強であっても絶対ではない存在になった。なお今でもその気になれば地球の半分を核で吹っ飛ばせる模様。cyberpunk2077はマルチエンドなので、エンディングによってはエライことになる。

2070年にナイトシティに帰還した。

 

・ミリテク

アラサカに並び強大で、ワシントンDCに本社がある暗黒メガコーポ。同じように世界中に拠点がある武器・軍用車メーカー。民間への個人用火器から国家向けの軍艦や戦車まで製造している。第四次企業戦争の後にアメリカ(NUSA)に(を)国有化(企業化)されて(して)取り込まれた(取り込んだ)。2077時点でNUSAの大統領であるロザリンド・マイヤーズはミリテク出身者な他、国防省の要職にもミリテク幹部が何人もいる。

 

・NUSA

New United States America.新アメリカ合衆国。

ミリテクとズブズブ。北アメリカは、このNUSAと、自治権が認められているのでNUSA政府が直接内政に口出しできないNUSA自由州と、カナダからなる。

 

・トラウマ・チーム

トラウマ・チーム・インターナショナル社の略称。

公的サービスとしての救急車なんてものはこの街にないが、民間サービスとして契約者の命を救うトラウマ・チームがある。契約のランクによるが、契約者のバイタルに異常が見つかると救助信号が発信され数分の内にAVで現場に救命士とセキュリティガードが駆け付け契約者を回収する。生きているうちにトラウマ・チームが回収できればなんとかなることが多い程度には高度な医療技術をもつ。トラウマ・チームはナイトシティ最大の病院を有しており、多くの市民が同社の何らかの医療サービスを利用している。

 

・ゼータテク

神経プロセッサやロボット工学、輸送機系のAVに強くアメリカ有数の企業。

ゼータテクのガンシップAVやセキュリティドローンなどは多くの企業で使用されている。

サイバーウェアも製造しており、偽物のコピー品が出回る程度にはよく見かける。

 

・ネットウォッチ

ブラックウォールを守ったり、ネットを見張って変なことをしていないか調査したり、問題のあるネットランナーの逮捕をしたりする国際機関。元々は民間企業だった。この世界では珍しく割と良心的な方に入る組織だが、下手にブラックウォールに何かあると最悪人類存亡案件なため、個人を切り捨ててでも大勢を守るぞ、みたいな感じの行動を結構とるため切り捨てられる少人数からすると結局クソである。小も拾えるときはなるべく拾ってくれはする。ゲーム中でもよく求人を見かけるのでここも人手が足りてないのかもしれないがもっと頑張ってほしい。

 

・NCPD

Night City Police Department。ナイトシティ警察。

現場には汚職警官と、溢れすぎる正義感で出る杭として折れるまで打たれる警官と、安い装備で凶悪犯にツッコまされる貧乏くじ引かされるかわいそうなやつら、安い給料分しか働かないやつなど色々なタイプの警察官がいる。ちなみにNCPDには医療保険と有給休暇がない。その上に退職金までケチろうとして退職が近いやつをギャングの多い地区のパトロールにあてて死亡で退職金を踏み倒そうとしたり、ギャングにこいつを殺しても見なかったことにする旨の連絡を入れる上司の通信記録が見つかったりする。

たまに夜中にレストランのトムズ・ダイナーに集まってみんなでフライドポテトもぐもぐ食べてたりするランダムイベントがある。

人手不足のためNCPDスキャナという民間に事件の解決を外注する制度がある。通報を受けたら現場に行って証拠の確保を行えばOKで容疑者の生死は特に問わない。だいたい現場を抑えられたギャングが襲ってくることになるが。ゲーム的な都合かそこそこの額が報酬として振り込まれるので、ぶっちゃけ数人の警官を送り込んだ方が安い気がするが、下っ端警官の装備で同数くらいのギャングとぶつかると怪我や死亡の被害がごろごろ出るので、求人するコストを考えるとかえって高くなるからこうなっているのかもしれない。

 

・マックスタック

昔はNCPDじゃない時期もあったが、今はNCPDの特殊部隊。一般警官で敵わないようなサイバーサイコなどの凶悪犯が出た際に現場に急行して、だいたいの場合殺害による鎮圧が行われる。

戦闘力の高さで選抜された警官の他、ある程度(そこそこ)の割合で治療されて症状が落ち着いている元サイバーサイコや、殺人したくてしょうがないので悪人を殺すだけで我慢しているサイコが混ざっている。

 

●ナイトシティの各地区

ナイトシティの西は海である。海上の宇宙空港しかない。

○ワトソン

ナイトシティ北部にある区域。さらにノースサイド、アラサカ・ウォーターフロント、リトルチャイナ、カブキの4つの区域に分かれる。主なギャングはメイルストローム。

・ノースサイド

工業地帯ではあるが殆どの工場が稼働停止している。貧乏人が多い。オールフーズの食品加工工場がある。

・アラサカ・ウォーターフロント

メガコーポのアラサカによる自動化された巨大物流センターがある。厳重な警備がされていてここの治安を乱すものはだいたい、いなかったことになる。

・リトルチャイナ

ワトソンの中心地でビルも多い。cyberpunk2077主人公Vの初期家もここにある。

・カブキ

パシフィカを獣の巣として人が住んでいる街にカウントしない場合、ノースサイドと1.2フィニッシュを決める貧民街。街一番の闇マーケットがあり上を見るとかなりハイテクなものも手にはいるようだ。北はメイルストロームが多いが南の方はタイガークロウズが多かったりスカベンジャーも多い混沌とした区域。名前に反してチャイナタウンだったりする。

 

○ウエストブルック

ナイトシティ北東部~東部にある区域。さらにジャパンタウン、チャーターヒル、ノースオークの3つの区域に分かれる。主なギャングはタイガークロウズ。この地区のさらに東に枯れた川があり、小川(ブルック)の西にあるからウエストブルックらしい。ナイトシティとしては東側なのに。

・ジャパンタウン

日系人が多く住む歓楽街。にぎやかな観光地といった風情でバーやゲームセンター、市場や寺院、色町やカジノまで様々なエンターテイメントがそろっている。

・チャーターヒル

ナイトシティ東部にある高級住宅街。一部のコーポの拠点もある。

・ノースオーク

2077現代ではごく一部の成功者たちが屋敷をかまえるナイトシティで最も美しく安全な地区。なんと緑、自然がある。ゲーム中でもクエストの類以外ではギャングもほとんど歩いていない。この街の納骨堂もここにある。

 

○シティ・センター

ナイトシティ中心の北半分にある区域。さらにコーポ・プラザとダウンタウンの2つの区域に分かれる。主なギャングはなし。コーポのおひざ元を騒がせてその後も生きていられるギャングなどいないのである。

・コーポ・プラザ

シティ・センターの東側半分。世界中を牛耳るコーポたちが摩天楼を立ててにらみ合っている。

・ダウンタウン

シティ・センターの西側半分。中規模なコーポのオフィスやホテルやクラブが立ち並ぶお金持ちたちの繁華街。

 

○ヘイウッド

ナイトシティ中心の南半分にある区域。さらにウェルスプリングス、グレン、ビスタ・デル・レイの3つの区域に分かれる。主なギャングはヴァレンティーノズ。

・ウェルスプリングス

ヘイウッドの西側。中流階級の街。

・グレン

ヘイウッドの中央。北側は市庁舎や公園があり裕福めだが南側はギャングが多く貧しい。

・ビスタ・デル・レイ

ヘイウッドの東側。ヘイウッドでは一番貧しく治安が悪いが、他の区域の治安が悪いところの治安が悪すぎてナイトシティ全体でみるとマシな方に見えてくる不思議な地区。ヴァレンティーノズのラクガキが多い。ヴァレンティーノズがメキシカンギャングの流れがあるらしい影響を受けてか、現代人感覚でおいしそうな(まともそうに見える)食べ物が多い。

 

○サントドミンゴ

ナイトシティ南東部にある区域。さらにアロヨ、ランチョ・コロナドの2つの区域に分かれる。主なギャングはシックスストリート。サントドミンゴの住人はアロヨで働き、学校もスーパーも地下鉄も全てがそろっているランチョ・コロナドに住んで一生を終える。とか言われるくらい一通りのものが完結している区域。

・アロヨ

サントドミンゴの北西側。ノースサイドと違って動いてる方の工業地帯。発電所もある。環境汚染がひどく、フィルター系のサイバーウェアがないと水道水は無事には飲めないらしい。他にゴミ捨て場で遊んでいた子供がこっそり何も印なく捨てられていた放射線廃棄物で被爆したがコーポの圧でうやむやにされた事件があったり、ホームレスが体調の悪いらしい別のホームレスに「あそこのゴミ捨て場は放射線とかヤバイって言ったろ!」「でもあそこに捨てられてる機材から取れるコンデンサは何十エディーもで売れるんだ……。まだいける。」と話し合うイベントがあったりする。

・ランチョ・コロナド

サントドミンゴの南東側。貧乏人が多いということはそう、例にもれずこの地区も治安が悪い。たまに住人が庭先でドラッグを製造したりバーベキューしたりしている。

 

○パシフィカ

ナイトシティ南西~南部にある区域。さらにコーストビュー、西ウィンド・エステートの2つの区域に分かれる。主なギャングはブードゥーボーイズ、アニマルズ、スカベンジャー。

かつては海岸沿いのリゾート地区だったが2069年の統一戦争以降資本が引き上げられ、流入した難民たちによるナイトシティの中でも高犯罪率をたたき出し続けたこともあり、2072年にNCPDが撤退、市長のラインがパシフィカを独立地区ということにして統計対象から外すことでナイトシティの暴力犯罪率が下がったことにしたレベルで治安が悪い。独立地区なのでナイトシティの公共サービスは要らないですね!!ということで数年前から公共サービスは停止している。

2077本編の二年前、なにかがあってめちゃくちゃになったらしいがその前からめちゃくちゃ過ぎるため、何をやらかしたら「パシフィカ中をめちゃくちゃにしやがったあのデブまだ生きてやがったのか!」(本編中の台詞)とかメイルストロームに言われるのか謎。

現在のバージョンではNCPDの仕様変更のためパシフィカを含むどこで手配されてもNCPDが鎮圧に来るが、旧バージョンのゲーム本編ではパシフィカなど特定のエリアではNCPDスキャナでの仕事なのか傭兵が鎮圧に来ていた。ゲーム内で見られる設定上では旧バージョンの挙動が正しそうなため本作ではそれを採用する。

・コーストビュー

パシフィカ北部。廃遊園地の観覧車などのリゾート跡地がある。スカベンジャーがうろついていたり、アニマルズが住みついていたりする。流れ着いたゴミに大半が覆われた砂浜ではホームレスが金属探知機を持って今日の糧を得られそうな価値のあるものがないか地面を掘り返している。

・西ウィンド・エステート

パシフィカ南部。パシフィカには他の地域のようにナイトシティ地下鉄なども通っていないこともあって、ナイトシティに接続するには使用者が少ない途中から海底トンネルになる連絡道路*7を使うかコーストビューを超えるしかない陸の孤島。半分廃墟になった建物や道の真ん中に張られたテントに貧乏人やスカベンジャーが住みついている。また、そういった住人向けの店舗が少しある。ここをナイトシティに含める場合こことワトソンと、ナイトシティを南北に挟む形で二大貧民街があることになる。

 

○ドッグタウン

ナイトシティ南部にある区域。ナイトシティの盲腸。ナイトシティの法が行き渡らないパシフィカの東に同じくらいの大きさで並んでいる壁に囲まれ独立した地域。ハンセン大佐という独裁者がいる実質別の国。主なギャングはないが、ハンセン大佐率いる武力組織バーゲストがその枠にあたる。やってることも似たようなもの。

 

○バッドランズ

街の西側のような海がある方向以外をぐるっと囲んでいる荒野地帯。ソーラーパネル地帯や、肉に加工される虫の屋内養殖場や土壌汚染を気にしないでいい屋内農場、放置された地雷地帯、ぽつぽつと点在する住居、どこまでも伸びる道路などがある。主なギャングはラフェン。

 

●ナイトシティの各ギャング

・メイルストローム

入団の儀式として麻酔なしで体をさばいてサイバーウェアをつける手術を行うヤベーやつら。ちなみに仲間じゃないやつを捕まえてどれくらいサイバーウェアを詰め込んだら耐えられなくなるか試してみよーぜ!とかやった結果被害者がサイバーサイコ化して暴れ回り、加害者たちが殺される事件を起こしたりしている。頭部の形が変わるほど大規模に、赤く光る蜘蛛のような多眼にするサイバーウェアを入れている者が多い。

また、薬物中毒者やサイバーサイコ傾向がある者も多い。多少まともなやつが渉外押し付けられてたりして胃を痛めているシーンがあったりたまにやたら人間味を出してくるシーンがある。

入団時に名前を変えることもあるようで、"それまでの顔や人生に別れを告げる"ためとのこと。

オカルト面とハード面からブラックウォールにちょっかいを出しているらしい。なんでどっちも多少の成果があがっているんですか??

拠点としてはオールフーズ、トーテンタンツがある。

アラサカなどコーポとの関連がある可能性がある。

特に友好的なギャングはない。

 

・モックス

2067年、クラブで働いていた従業員がタイガークロウズに暴行され殺害された際に店のオーナーのリジ―が下手人を特定し殺害、その後クロウズからの報復返しでリジーは殺害されてしまう。ジョイトイ達から人望も厚く恩のあったリジーの死により立ち上がったジョイトイ達が暴力で自分たちの安全をつかみ取ったことが始まりのギャング。他のギャングに比べると小規模だが身内に手を出されたらきっちり暴力でケジメをつけるあたりしっかりギャングである。互助組合のようなものでモックス側にもお金がないのか金銭面ではあまり容赦がなく、みかじめ料が出せないからモックスに加入できないジョイトイもそこそこいるらしい。ゲーム中でも誰もかれも無償で助けていたら身内も助けきれなくなる、とモックスではない者を切り捨てるのが見られる。そういう後ろ盾のないジョイトイだと思って誘拐したら攫った後でモックスらしいことがわかって慌てる、その後きっちりケジメつけられる、みたいな事件もある。

ちなみにモックスの名は"気骨(モクシー)"というスラングから来ているらしい。

いくらかシックス・ストリートと友好的らしい。タイガークロウズときわめて仲が悪い。

 

・タイガークロウズ

階級分けされた組織力の高いヤベーやつら。ジャパニーズヤクザと暴走族とチャイニーズマフィアを足して3で割ったような感じ。上の方はインテリヤクザから仁義ヤクザまでいるが、下に行けば行くほどただのチンピラやクズが増える。

収入源はみかじめ料、クラブ経営、イベントのプロモーター、裏BDの制作・販売、麻薬密売、人身売買、風俗(モックスはここから分離した集団)。

前身となった組織がアラサカ傘下のギャングだったこともあり、今でも裏でアラサカと友好関係があるようだが、一部にアラサカに使い捨てにされた恨みをずっとこじらせている者がいるようだ。

モックスときわめて仲が悪い。

 

・ヴードゥー・ボーイズ

街中のカメラや回線をたどり遠隔で脳みそ焼いてくるヤベーやつら。元々は現在のヴードゥー・ボーイズとは全く異なる、ヴードゥー教は関係ない白人系の天然ドラッグ嗜好(合成ドラッグは認めない)テロリストギャングの集団の名前だったが、虐殺から逃れてきたり、2062年の海面上昇によるタヒチ水没から逃れてきた、ヴードゥー教をもつ"本物のハイチ人"達がこれらを殲滅したため今ではヴードゥー・ボーイズの名は彼らのものである。

こいつらは別の言語として、ハイチ・クレオール語をしゃべっている。それはフランス語と元のハイチの言葉が混ざったものらしい。ゲーム中では翻訳インプラントに言語パックを追加して同時翻訳できるようにするというイベントが挟まり、それ以降はところどころ助詞が抜けたカタコトでしゃべるように翻訳されて聞こえる、という表現がされている。

彼らは腕のいいネットランナー集団と言われている。ネット上の詐欺やデータ窃取、それによる脅迫を主な収入源としている。秘密主義できわめてよそ者に対して排他的な集団なのでほとんど知られていないが、彼らはブラックウォールがいつか限界を迎えることを予想しており、そうなる前にブラックウォールを超えた先の不良AIの有力なものと交渉し自分たちだけは助かろうとしている。それがパシフィカにいるヴードゥー・ボーイズだが、不良AI相手に交渉なんてできるわけないだろ、ブラックウォールに無駄な負荷をかけるんじゃないと離反した一団がドッグタウンで同じくヴードゥー・ボーイズを名乗っている。

ちなみにブラックウォールとの接触や干渉は当然犯罪であり、ネットウォッチに目の敵にされている。

 

・シックス・ストリート

サントドミンゴ地域密着型のヤベーやつら。約50年前の企業戦争帰りの元兵士たちによる六番街の自警団が発祥のギャング。分裂前の強いアメリカに対する愛国心と暴力を振り回し、今では他のギャングらと同じくしっかりギャングらしいギャングである。その成り立ちのせいか、現在でもサイバーウェア率や重武装率が高く、腕に覚えのある者が多い。また、その愛国心ぶりからミリテクとの仲が噂されている。

収入源は強盗、強請り、銃器やドラッグの密売、用心棒代と称したみかじめ料、自動車修理店や整備店の経営、戦闘が見込まれる地域へのコンバット・タクシーのサービスなど。

サントドミンゴでの彼らの犯罪はおおむね黙認されている。企業家からすればハイエンド製品を買ってくれる客であり、NCPDにとってもサントドミンゴでの負担が(彼らがいなくなるよりは)マシになるからだ。

ヴァレンティーノズと仲が悪い。

 

・アニマルズ

男女関係なくだいたいのやつの体格がヤベーやつら。デカァァァァァいッ!!説明不要!!

街中に散らばって小さな群れをたくさん作る獣たち、街中にいるが最近パシフィカで数を増やし巣をつくり始めた。せいぜい手足を換装したり培養された人工筋肉の追加くらいの改造にとどめ、クローム率を上げる改造をするよりは薬物やサプリメントを摂取して筋トレをすることを好むらしい。また、見た目の改造としてタトゥーを入れるほか、豹やジャガー模様の斑点など動物の特徴を入れる肌インプラントや、肉食獣のような顎や歯にするサイバー改造をするものもいる。

一番強くて一番デカいやつがその群れのトップになるのだ。

収入源は違法な地下格闘技イベントの開催、ドラッグの製造・販売、薬局・製薬会社などの襲撃、用心棒、脅迫・暴行代行など。

 

・ヴァレンティーノズ

メキシカンマフィア的なファミリー意識のヤベーやつら。ヘイウッドの貧困地区をがっつりシメているギャングたち。たとえメキシコ系のルーツでなくても俺らのメキシコ文化と教えを共有するならお前も家族だと受け入れる一方、逆に身内への裏切りを決して許さない一面もある。

収入源はレストランやクラブなどの飲食店や自動車修理店などの合法的な店の経営、とその合法的な店を隠れ蓑にした資金洗浄、盗難車の解体と再利用、銃器の密輸、ドラッグの密売、強盗、窃盗、売春、依頼を受けての襲撃や殺人の請負、武器や車両の違法改造など。

 

・スカベンジャー

文字通り人間食ってるやつがいるヤベーやつら。他のギャングと違い一つの組織があるというよりは、同じような事やってる同じようなやつらがゆるく連帯しているグループがさらに集まったものがそう呼ばれているといった感じ。

特定の縄張りを持たず、街中に散らばっているが、特にパシフィカとウェルスプリングスに多い。

必要なら文字通り何でもやる卑劣さと、どれだけつぶしてもいつの間にか湧いてくるゴキブリのような生き汚さが強みである。

収入源は暴行、拉致、拉致被害者をバラバラにして得たクロームの密売、依頼されての強盗・殺人・その他金がもらえれば何でも。

拉致被害者の体は余すところなく活用されるため、遺体が発見されることはあまりない、とのこと。人間よりガーディナニンフとかの方に生態が近いかもしれない。

 

・ノーマッド

街から街を車で渡る放浪者たち。ノーマッドの集団の一つとしてクランという単位があり、一つのクランはいくつかのファミリーからなる。

アメリカの荒野を渡るためには車両は必須であるため、自前で整備する必要がある彼らは街の者より識字率が高かったり*8崩壊前の古いアメリカの文化を今でも保持している率が高い。

ナイトシティの郊外には2077時点ではアルデカルドスというクランの一団がキャンプをはっている。

収入源は廃品漁り、肉体労働、酒の密造、盗品の運び屋、密輸、逃がし屋など。

 

・ラフェン

ノーマッドの集団を追放された者たちの集まり。しかしたいていのノーマッドはよほどのことが無ければファミリーの者を追放することはないのでつまりそういうことである。ノーマッドではない者から見るとノーマッドと区別がつかないのでだいたいノーマッドが街の者に持たれている悪い印象はこいつらのせいである。

収入源は略奪、襲撃、強盗、依頼を受けての輸送、密輸など。

 

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独自解釈(前提を書いた自由帳)

●作中時間

原作cyberpunk2077と言いつつ二年前色々あってしばらくナイトシティを離れていた、というキャラが原作に何人かいるので、原作のメインシナリオに関わる気もないし大事件が起きる2077年よりそのあたりのキャラが街を離れたあとの2075年あたりの方がよさそうとふんわり思っていた。が、そうすると新発売系の食品が出せなくなることに気が付いたので二年前ではなく、いつとは詳細に決めないが原作2077より少しだけ前と思ってくれればいい。

 

●サイバーサイコシス

REDにおいては以下のように説明されている。太字部分は同ルールブックより引用

サイバーサイコシス(義体化精神病)

ここで言う人間性喪失とは、他者への共感力の低下と、それに伴って生じる自己肯定感および自己保存本能の低下である。人間性の低い者は、自分や他人が"本物"だと感じることが難しくなり、自分も他人も生きて呼吸する有機的組織体ではなく部品の集まりに過ぎないと感じ始める。これは基本的に解離性障害の一形態として発症する

また、喪失した体の一部をクローン臓器や医療用のサイバーウェア(人間が元々持っている機能しか持っていないもの)で補った場合は人間性を失うことはない。肉体の欠損を補うことによって、自分の体が"元通り"になったと感じるため、"これは自分の体だ"という感覚はむしろ強まるからだ。と説明されている。

また、「俺はただの物だ」+「他の奴らもただの物だ」=「邪魔な物を殺(こわ)して何が悪い?」という表現もされている。

REDのゲーム的には体格を増加させるフレームや、多眼用頭部フレーム、センサーを大量に入れられるフレームへの換装など体の大部分を丸ごと入れ替えるボーグウェアは人間性の最大値の喪失が通常のサイバーウェアに比べて二倍大きい。

ちなみにサイバーウェアを入れることにより最大値が減るが、それとは別に心的外傷を負うような出来事*9に遭遇しても人間性の現在値は減る。

 

下記は2077の描写と異なるところもあるが、本作では以下を全てサイバーサイコシスを発症している人(サイバーサイコ)でひとくくりにする

・上記REDの定義のサイバーサイコシス(人間性が0以下)の場合

・サイバーウェアが多く入っているサイコなやつ(つまり、この街のギャングのある程度の割合がそうだ)が暴れているときなど、こう呼んだ方が都合がいい場合

・サイバーウェアが入っていることのストレスなどサイバーウェアが原因で精神障害を発症した人の内、暴れたりしておとなしく治療できない場合

・サイバーウェアを大量に入れたことによって発狂した人の場合

・クイックハック「サイバーサイコシス」を食らって発狂して暴れている人の場合

・事実はそうでなくても上記いずれかに当てはまるように見える場合

 

●ニンフの食文化

ゲーム中だとダメージや状態異常の回復薬にあたるものと弾薬補給剤くらいしか食べる物が出てこない上に、服飾なども最初は存在しないで全個体画一だったが各個体の自我の芽生えに伴ってそれに興味がある個体が色々やってみたら流行って、今は窟ごとに色んな文化がある、みたいな記述があるのでそういった設定が出てこない食文化は本当になくてどこの窟も同じ補給剤かじってるんだろうなと思っている。が、主人公ちゃんには今まで働いていなかっただけとして、ナイトシティでは人間のものに近い味覚と嗅覚をぶん回してもらうし、効率が良くないだけでだいたい何を食べてもセルに変換はできるものとしてモリモリ食べてもらう。

 

*1:
エッジランナーズのレベッカのような自然の人の肌の色以外のスキン

*2:
DLCのジェイソン・フォアマン殺害事件でラインダーが重クローマーでないとこんなことできないと言われているような

*3:
全身のシルエットが大きく変わる系でナイトシティ民から見ると負荷がヤバイクロームにしか見えなさそうな気がする。サイバーサイコ目撃:格安ドクターのチェイス・コリーなどを見るに脚部を大きく換装するものや直接接続する全身の外骨格は負荷が高そうだ。メイルストロームのロイスの時も調整しないと負担が、と整備していたメイルストロームが慌てていたし。

*4:
例えば作中だと仏教の僧は体にサイバーウェアを入れない。

*5:
NUSAの時点でヨハネスブルグみたいな犯罪率なのだが、ナイトシティの犯罪率は警察の出動件数だけしか数えなかったり実質独立地域はノーカンのような数字を抑える統計マジックを駆使したうえでこの数値のため実際はもっと悪い可能性がかなり高い。

*6:
色々なアンチエイジング技術を駆使して158歳でメガコーポのCEOやってて親子喧嘩で死んだスーパーおじいちゃんとかいる世界なので何でもありなら年齢は全然あてにならないが。

*7:
古いバージョンだと使用者がほんと少なかったのだが、新しいバージョンだとプレイヤーの近くはどこからともなく車が湧いてくるのでそこそこの交通量がある。

*8:
核ぶっぱなしあいの戦争を超えた後のこの世界の識字率は、特に低取得者層では終わってるのでそういった層を抱えている分、街の方が数字が低く出ているだけという説もある。

*9:
例としてスカベンジャーが人食ってるところを目撃することなどがあげられている。




Q:ナイトシティ側の用語で出てきた人物って出るの?
A:基本的にどれも本人を出す予定はないけど、会話の中で名前が出てきそうな人とナイトシティ側の他の用語の説明に出てきた人物は説明した。

Q:なぜ食文化が地獄のように終わっているcyberpunk世界でこんなタイトルのものを書こうと?
A:作中でナイトシティの現地民にはこんなもんだろ扱いされてるナイトシティの食にツッコめるのは外から来た人くらいと考えると、ニンフならろくな食べ物がない世界だからホラ、肯定的な姿勢でいけるかなって(ぐるぐるおめめ(そこに正気はなかった))

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