ケロロ軍曹 異世界の花束との出会い、であります! 作:MIKA0716
ケロロ達が謎生物に襲われてから数十分後
ケロロ「はぁ、はぁ、な、なんとか撒いたでありますか...」
ギロロ「そのようだな」
ケロロ「にしてもギロロ達もここに来ていたでありますな」
ギロロ「あぁ」
タママ「軍曹さんはどうやってここに来たですか?」
ケロロ「それが全く分からないのであります、部屋でガンプラ組んでた時に変な穴に吸い込まれたのはのは覚えているんでありますが」
ケロロ『お〜、なんというギミック』
『数十分前のケロロ軍曹、またいつものようにガンプラを組んでペコポン侵略をサボっていたようです』
ケロロ『エンデュミオンユニット、やはりアムロ、アムロなのでありますか?お前、こんな所にいたんでありますか...ケロ?』
グニャ〜ン
ケロロ『ケロ、これは...まさかゼクノヴァ?向こう側から誰かやって来るでありますか!?』
グワッ!ビュオオオオオ!
ケロロ『ゲロォ!何これ!?す、吸われるでありますーー!』
ケロロ「てな感じでここにいたであります」
ギロロ「貴様、またペコポン侵略をサボって遊んでいたのか!」
ケロロ「そう言うギロロはどうなのよ、どーせ庭で武器磨いてただけでしょ」
ギロロ「遊んでる貴様よりはマシだ!」
タママ「もしかして武器磨いてる時にここに?」
ギロロ「あぁ、武器の手入れをしている時に穴に吸い込まれてな。何があるか分からんので付近にあった武器を持てるだけ持った状態で穴に吸い込まれたんだ」
タママ「あー、だから伍長さん装備が充実してたんですね」
ギロロ「ほとんど使い尽くしてしまったがな、タママ達は何をしていた?」
タママ「僕はおうちでお菓子食べてたですぅー」
ドロロ「拙者は小雪殿と修行を」
クルル「俺はラボでPC弄りながらカレー食ってたなク〜ックックックッ」
ギロロ「貴様ら揃いも揃って!」
ケロロ「というか何なんでありますか、あの変なヤツ」
クルル「さぁな、生体反応はあるから生物なのは間違いねぇが妙なエネルギー反応がありやがる」
ケロロ「エネルギー反応と言いますとキルルやメールとマールの所に居た連中のような感じでありますか?」
クルル「それに近いなククッ」
ドロロ「あのような生き物は見た事か無いでごさる」
ギロロ「まさか、敵性宇宙人か?」
クルル「の、可能性はあるな」
ギロロ「だとしたら厄介だな手元に残った武器でどれだけ対処できるか」
タママ「あれ?さっき弾切れになったって」
ギロロ「弾切れになったのはライフルとマシンガンだ、残りの武器は...」
ゴトッ!
ギロロ「バズーカ一丁とグレードが数発、チェーンマインとナイフだ」
ケロロ「爆発系ばっかであります」
ドロロ「拙者の方は刀と煙玉が数個...手裏剣は先の戦闘で全て使ってしまったでござる」
ケロロ「ケロォ、どうしてこんな事に」
タママ「お腹空いたですぅ」キュルル〜
ピピピピピ ビービー!
クルル「やっぱダメか、基地と通信できねぇ」
電子音と共に身を隠してからずっとパソコンをいじっていたクルルがようやく顔を上げPCの画面にはOFF LINEの文字が表示されている
ギロロ「原因はわからんのか?」
クルル「あぁ、基地どころか西澤家のコンピュータにアクセスして救援を呼ぶ事もできねぇ」
タママ「ももっち達に連絡できないですか?」
クルル「無理だな、西澤家どころかサブローや冬樹に夏美とも連絡がつかねぇ」
クルルがPCに記録されている連絡先へ片っ端から連絡を入れるが聞こえるのは連絡したい人の声ではなく
ビーー!
という電子音だけだった
ケロロ「しょんな〜」
ドロロ「皆、何か聞こえるでござる」
耳を澄ますと先程までケロロ達がいた方向から戦闘の音が聞こえてきた
ババババ!ババババ!
ガギン!ズバァ!
ケロロ「じゅ、銃声?」
タママ「誰か戦ってるですか?」
ギロロ「行ってみるぞ!」
ガギン!ガギン!ズガン!
リリィ1「はぁーー!」ズバァ!
ヒュージ「キュエーー!」
リリィ2「これで二体目!」
リリィ1「最低でも一体は捕獲するわよ!」
リリィ達「「「了解!」」」
戦闘音を聞きつけたケロロ達はアンチバリアを使用し偵察に来ている
ケロロ「あの少女達は一体何者でありますか?」
タママ「おっきな武器持って戦ってるですぅ」
クルル「隊長、あの小娘共からさっきのバケモノ共と似たエネルギー反応が出てやがるぜ」
ギロロ「同族同士で争っているのか?」
ドロロ「アンチバリアを張っているとはいえ近付くのはやめた方がいいでござるな」
ザシュ!
ヒュージ「ギュアーー!」
リリィ1「ラスト一体!」
ケロロ達が観察を始めてから僅か数分で五体いたヒュージは最後の一体を残すのみとなり少し離れた所にいた眼鏡の少女がリモコンのボタンを押した
百由「よーし、皆離れて!トラップを起動させるわよ!」
ポチッ
グラグラ グラグラ
ケロロ「な、なんでありますか?」
タママ「瓦礫が動いてるですぅ」
百由がボタンを押した直後周辺の瓦礫が震え出した
バシュン!
ケロロ「ゲロォ!」
ケロロの近くにあった瓦礫が突如として爆ぜると中からアンテナのような物体が飛び出しケロロを吹き飛ばす
バシュン!バシュン!バシュン!バシュン!
ケロロ「痛たた...ケロ?」
瓦礫から飛び出した何かに飛ばされたケロロが目にしたのは自分とヒュージを囲うように出現した物体の輪であった
ケロロ「えっと...コレ、やばくね?」
百由「喰らえ電撃!」
ビリリリリリリ!
ヒュージ「ギャギュ!ギュアーー!」
ケロロ「アババババババババ!」
タママ「軍曹さーーん!」
ギロロ「ケロロォ!」
ドロロ「隊長殿!」
ケロロ「アババババババババ!ゲェロォーーー!」
ヒュージ「ギュ...キュー...ガギュ」
百由「よし!上手くいったわね!」
リリィ1「直ぐに拘束具をつけてラボに運んで!コイツが動き出す前に終わらせるわよ!」
リリィ達「「「了解です」」」
リリィ1「百由さん、このヒュージは生体標本にするんでしたっけ?」
百由「えぇ、このタイプのヒュージの標本は少ないから...って」
ケロロ(黒焦げ&アフロ)「・・・・」プシュ〜
百由「何かしらコレ」
リリィ1「百由さん、迂闊に近づかない方が」
百由「気絶してるみたいだし大丈夫でしょ、にしても見た事ない生き物ね...新種のヒュージかしら?」ツンツン
ケロロ「・・・・」ピクッ、ピクピクッ
百由「まぁ持って帰って調べればいっか!」
リリィ2「百由さーん、移送準備できました!」
百由「待ってーこの子も一緒に乗せて」
ギロロ「ケロロ!おい、しっかりしろ!『ザッ、ザザッ』ダメだ通信機がイカれてる」
タママ「不味いですぅ、このままだと軍曹さんが」
ギロロ「取り返すぞ!来い!タママ!」
タママ「了解ですぅ!」
クルル「待ちな」
ギロロ「どうしたクルル!急がなければケロロが!」
クルル「落ち着け、通信関係を洗ってみたがあの小娘共の拠点はそう遠くねぇらしい、このままあいつらの拠点に案内してもらおうぜぇ」
ドロロ「彼女達の拠点まで向かい物資を入手した後に隊長殿を救出するでござる」
ギロロ「くっ、この状況ではそれが最善か...」
タママ「軍曹さん...」
ドロロ「皆!彼女達が移動を!」
ギロロ「追いかけるぞ!」
百合ヶ丘女学院 地下 ヒュージ収容室
リリィ1「捕獲室ヒュージ二体の収容完了しました」
百由「ご苦労様、後はこっちでやるから戻っていいわよ」
リリィ1「分かりました、よーし!ご飯食べ行こ!」
リリィ2「はーい」
リリィ3「お腹空いたー」
百由「さーて、ルンペルシュティルツヒェンと謎の生物の収容は完了っと詳しい事は明日になってから調べるかな」
スタスタ
ケロロ「・・・・行ったでありますな...やれやれ死ぬかと思ったであります」
ジーー
ケロロ「ケロォ、監視カメラが...逃げるのは無理そうですありますか」
『一方、ギロロ達は』
ギロロ「ここが奴らの拠点なのか?」
タママ「基地というより学校みたいですぅ」
ドロロ「小雪殿や夏美殿と同年代の少女達ばかりでござるな」
クルル「よーし、ここのシステムにアクセスできたぜぇ。成程、金持ちや政治家の娘の通うお嬢様学校か」
ギロロ「学校だと?」
『そう、ここは百合ヶ丘女学院。先程軍曹達と戦った生命体「ヒュージ」と戦う力を持つ少女達「リリィ」を育成する「ガーデン」と呼ばれる機関の一つであり有名なお嬢様学校を前身に持つ由緒正しい学校なんですね』
タママ「だから女の子ばっかりなんですね」
クルル「あいつらは『リリィ』っつー存在らしいな」
ギロロ「それで、ケロロの居場所は?」
クルル「そこまではわかんねぇ、居場所を知る鍵はコイツだな」
ピピッ
クルル「真島百由、隊長を連れ去ったここの生徒で技術者の集まり工廠科の生徒の一人だ」
ギロロ「この女を探せばケロロの居場所が分かるんだな」
ドロロ「手分けして探すでござる」
ギロロ「よし、1800にここに集合だ!」
タママ「了解ですぅ」
ドロロ「了解でごさる」
クルル「了解だ、ク〜ックックック」
『かくしてケロロ軍曹救出作戦結構の為の大規模な情報収集が始まった』
ギロロside校舎内
ギロロ「探すと言っても流石に広いな、夏美と冬樹の学校の倍はあるぞ...ん?あいつらは!」
リリィ1「あ、この服可愛い」
リリィ2「ほんとだ〜❤️でもちょっと高くない?」
リリィ1「そうなんだよねー」
リリィ3「お待たせー」
ギロロ(こんな時でも武器を手放さないとは、さっき戦っていた時の動きといいかなり練度の高い連中みたいだな)
タママside中庭
タママ「タマァ、あの女はどこですかぁ?」
??「美味しい〜❤️」
タママ「タマッ?」
樟美「お口に合いましたか?」
天葉「うん!やっぱり樟美の作る料理はどれも美味しいよ!」モグモグ
樟美「天葉姉様に喜んで頂けて嬉しいです」
タママ(美味しそうですぅ〜...って、ダメですぅ!今は軍曹さんの居場所を...にしてもあの子、姉様って言ってたけど姉妹なのに全然似てないですぅ)
ドロロside森林
ドロロ「ここにもいないでござるか...ん?」
梅「くか〜zzz」
猫「zzz」
ドロロ「フフッよく寝ているでござる」
梅「んぁ、誰かいるのか?」
ドロロ(しまった!つい声を...)
ガサガサ
猫「にゃ〜」
梅「なんだ猫か、こっちこーい」
ドロロ(油断は禁物でござるな)
クルルside教員室
クルル「成程、これが奴らの正体か...」
スタスタ
クルル「ちっ、誰か来やがった」
ガチャ!
教員「あれ?PCの電源つけっぱなしだったっけ?」
クルル(一時退散だな、ク〜ックックック)
『そうして時間は経ち夕食のお時間となりました』
厨房
料理人1「あれ?」
料理長「どうした?」
料理人1「それが、完成した料理の数が足りなくて」
料理長「どういう事だ?」
モグモグ!モグモグ!
タママ「半日ぶりのご飯美味しいですぅ!」
ドロロ「フランス料理もたまには悪くないでござるな」
ギロロ「慣れない味だが文句は言えんな」
クルル「カレー食いてぇ」
『犯人はギロロ達だったようです』
ギロロ「それで、真島とかいう女の居場所は分かったのか」
ドロロ「捜索中に発見したでござるが隊長殿の監禁場所は分からなかったでござった」
ギロロ「ケロロの居場所は不明か」
タママ「もゆっちは他の子の話だと結構な変わり者らしいですぅ」
クルル「CHARMにマギ、ヒュージと研究の分野は広いらしいな」
タママ「そういえば生体標本を作るって言ってたですね」
ギロロ「ヒュージ...それが奴らの名か」
タママ「ヒュージってどんな生き物なんですか?」モグモグ
クルル「一言でいえゃ未知の生物だな、人間を含めたありとあらゆる生物の遺伝子情報を持ち、ケイブっつーワームホームで移動するらしいぜ」
ドロロ「クルル殿、CHARMとマギというのは?」
クルル「あの化物共、ヒュージと戦う為の武器だな。ここの理事長とその代行の姉弟は今から50年前の最初のヒュージとの戦いの生き残りらしい」
ギロロ「50年前だと!?」
タママ「そんな昔から戦ってるですか!?」
クルル「マギってのはヒュージとリリィの使う特殊なエネルギーだな、リリィとヒュージじゃマギの性質が違うみてぇだ」
ギロロ「分かったのはヒュージとここの連中のことだけか」
クルル「他にも分かった事はあるぜ、ドロロ先輩のおかげでな〜」
ピピッ
祀『変な生き物?』
百由『そう、今日捕獲したヒュージの近くに転がってたのよ』
祀『新種のヒュージかしら?』
百由『さぁ、詳しい事は明日調べるわ』
祀『明日は入学式よ、新入生を迎え入れたり中等部から進学して来る子達がたくさん居るんだからこっちも手伝ってよ』
百由『分かってるわよ、調べるのは入学式とか色々終わってからにするわ』
ドロロ「捜索中に発見した真島殿とそのご友人の会話でござる」
クルル「真島百由は明日の入学式の手伝いで朝早くから隊長を調べる余裕は無さそうだぜ」
ギロロ「つまり、入学式が終わるまでケロロが解剖されたり標本にされる事はないという事か」
クルル「あぁ、勝負は入学式をやっているわずかな時間」
ドロロ「その間に隊長殿を救出するでござる!」
ギロロ「よし!そうと決まれば作戦会議だ!」
タママ・ドロロ・クルル「了解ですぅ」「御意」「クック〜」
ギュルルル〜
ケロロ「ケロォ、お腹空いたでありますぅ」
『ギロロ達がケロロ軍曹救出作戦を実行すべく夜通し話し合いケロロ軍曹が空腹に涙を流していた翌日』
梨璃「えーっと乗り換え口はどこかな?」
『一人の少女が百合ヶ丘駅のホームに降り立ったのであった』
ケロロ小隊の装備詳細
ケロロ軍曹 丸腰 ケロボールは冬樹君が没収中
タママ二等兵 タママインパクトのみ
ギロロ伍長 ライフルとマシンガン(本編にも登場するガンダムのビームライフルっぽいやつ)バズーカ(ガンダムのハイパーバズーカっぽいやつ)チェーンマイン(ポケ戦でケンプファーが使っていたもの)グレネード(ザクのクラッカーっぽいやつ)ナイフ(劇場版2と3で持っていたもの)
ドロロ兵長 腰の刀と煙玉 手裏剣は道中の戦闘で全て消費
クルル曹長 ノートパソコン 毒電波 クルルビーム