IS ~新たに始まる天の道~   作:シーライル

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やってしまった。

……まだハイスクールD×Dの方もあれだってのに

まぁ、やるしかありません。後悔はしてないから。
ではどうぞ


転生開始!!~居酒屋のおっさんは意外と凄い人が多い。(あれ、関係なくね?)~

Side???

 

眠い。

 

そこはかとなく眠たい。そして、自分が何処にいるのかもわからない。

え、なにこれ?まぁ、良いや。

……もう少し寝てよう。

 

「……目覚めよ」

 

……ん、何この声?

俺は目を開けて、身体をおこし、周りを見渡す。そこには白い空間があるだけだった。

 

「なにも無いな……もう一眠りしよ。

誰だよ、あんな目覚ましかけたやつ………zzz」

 

「……目覚めよ」

 

また聞こえてきやがった。

 

「うるせぇんだよ。こっちは昨日飲み過ぎて二日酔いなんだよ。頭ガンガンするんだよ。それくらい察しろ目覚ましなら……zzz」

 

俺はあるだけ文句を言って寝る。

うるさい目覚ましだよ本当に。

 

「……目覚めよ」

 

また聞こえてきたので今度は無視する。

……zzz

 

「……目覚めよ。あのすいません目覚めてください。あの目覚めないとお話が進まないんで一つよろしくお願いします」

 

……zzz

 

「……目覚めろって言ってんだろうがぁぁぁぁっ!!」

 

……zzz

 

「何、なんで三度寝!?それ自分の家でも中々しないよ!?なんでわけわからない場所で三度寝出来るんだよ!!どんだけ順応するの早いの!?

て言うかお前、未成年だよね!?」

 

……zzz

 

「お前、あれだぞ!!今から3秒以内に起きないと太股に蹴りパーン行くから!!マジでやるから!!」

 

……zzz

 

「はい、いーち!!ほらほらカウントダウン始まっちゃったよぉ。はい、にぃぃっ!!ほら後1秒だよ?そろそろ後悔してるんじゃない?はい、さぁぁぁん!!ほら行くよ行くよ行くよ!!マジで言っちゃうよ!?5秒にしてあげようか?特別ルールで5秒にしてやろうか!?」

 

ビキッ!!

 

「うるせぇって言ってんだろうがぁぁぁぁっ!!」

 

俺はなんかいた変なおっさん(といっても二十代後半くらいのお兄さん)の太股を蹴りあげる。

 

「ギャアァァァッ!!」

 

おっさんは痛いのかその辺をのたうちまわっている。

 

「うるせぇんだよ。誰だお前?人の休日邪魔するような真似しやがって」

 

おっさんは涙目になりながらこっちを見て答える。

 

「……フフフ、ようやく目覚めたかゴミ虫が。貴様のような害虫が目覚めるのを私は3年待ったの……あ、やめて、冗談だからそんな物騒なものはそこに置いてお願いだから」

 

「……チッ」

 

俺はおっさんにお願いされてその辺に落ちてたロケットランチャーを地面に置く。

 

「ふん。随分従順な犬だなぁ」

 

おっさんがニヤニヤしてこっちを見てくる。

ブチッ!!

 

 

 

~しばらくお待ちください~

 

 

「……あの本当にすいません。調子に乗ってました本当にすいません」

 

そこにはボロボロになって土下座をするおっさんがいた。

 

「で、此処は何処なわけ?」

 

俺はまたその辺に落ちてたガトリング砲とロケットランチャーを構えて優しく(自分基準)聞いてみる。

 

「あ、はい。……えっとですね、此処は輪廻の界と言いまして肉体を失った魂が転生をするために最後に向かう場所の手前にある私の実家の居酒屋の私の部屋です」

 

「様はテメェの実家じゃねぇかぁぁぁっ!!」

 

俺は左手に持ってたロケットランチャーをぶっぱなす。

……え、反動?気にするなそんなもん。

 

「ギャアァァァッ!!」

 

「お前、ふざけんなよ。じゃあ、テメェは何物なんだよ」

 

これは気になった所だ。気が付いたらいたから何なのかわからない。

 

「あ、はい。私はかつての創造神の友達の従兄弟の兄弟のクラスメートの幼なじみのカフェで働いていたアルバイト(男)の父親の義理の娘と友達になったら良いなぁと思ってる居酒屋の店主です」

 

「限り無くただのおっさんだろうがぁぁぁぁっ!!」

 

「失礼な!!こう見えても見た目は若いんだぞ!!」

 

「どうでも良いわぁぁぁっ!!」

 

なんだよ!!創造神の所でちょっと凄い奴かと期待しちゃったよ!!

 

「つまり話をまとめると此処は死んだやつしかこれない所なのね」

 

「まぁ、簡単に纏めるとそうなる」

 

なるほどね。まぁ、道理でSF染みてると思ったぜ。

居酒屋だけど

 

「それで俺は何故ここに?」

 

「……実はある世界の崩壊を止めてもらうために来てもらったのだ」

 

おっさんは急に真面目な顔になりそう言ってきた。

 

「世界の崩壊?」

 

「そうだ。その世界は、崩壊することなどあり得ないくらい平和な世界だった」

 

おっさんはしみじみ語る。

 

「それが何で?」

 

俺は疑問に思ったことを聞いてみる。

 

「その世界の調和を乱す者が現れたのだ。その世界の主要人物に成り代わるという恐ろしい考えを持っている者がのう」

 

「それって、今時の転生者って奴か?」

 

転生者、友達には聞いたことがある。二次小説の中によくある設定として出てくる。物語の世界に記憶を持った状態で生まれ変わるといった人物のこと。

 

「そうとも言えるし、そうとも言えない」

 

「いや、一体どういうことなんだよ?」

 

俺がそう聞くとおっさんは静かに答える。

 

「……それは本来、転生すべき魂ではなかったのだ。その世界の調和を乱さない人物としてもう一度輪廻を回る予定の魂だったそれがその主要人物の兄弟として蘇ることになってしまったのだ」

 

「ん?じゃあ、それで良いんじゃないのか?兄弟と言っても物語に関わらないケースだってあるし」

 

天の道を行く仮面ライダーは結局最後まで妹は敵の存在知らなかったし。

しかし、おっさんは首を振る。

 

「主要人物の兄弟に生まれることはそんなに重要な事ではない。しかし、その魂は転生する前に主要人物の魂に干渉したのだ」

 

「魂に干渉?」

 

「簡単に言ってしまえば、そいつは双子の兄の魂を消滅させたのだ。……この世からな」

 

「……ハァッ!?」

 

消滅!?ただの魂が!?

 

「消滅!?どうやったらそんな事が!?」

 

「その魂は自分の転生する世界を理解しその欲望で自分の記憶と引き換えに主要人物の魂を消滅、そして主要人物の役割を自らに移動させたんだ」

 

「……欲望の力ってスゲー」

 

そんな事が可能なのかよ。

人の欲望恐るべし。

 

「今、その魂が入っていた身体はただの抜け殻、そこに新たな魂を容れる必要があるんだ」

 

「……その魂が俺ってわけかい」

 

何となくはわかった。けど一つ気になることがある。

 

「何でそれが俺なんだ?」

 

「簡単だ。人には魂の波長がある。その魂が一致する人物は滅多に現れることはない。その魂が一致するのがお前なんだ」

 

「……なるほどね」

 

話を要約すると、消滅した魂の代わりってわけか。

 

「すまないと思っているが、どうかお願いしたい」

 

おっさんは頭を下げてくる。

まぁ、答えは決まっているんだけどね。

 

「良いよ。やるよ」

 

「……何故だ?これは断ることもできるんだぞ。これは私の都合でも……」

 

頭を上げておっさんが疑問を持っていってくる。

 

「こんなことを聞いて断る何て出来ねぇよ。それに此処まで頭を下げてくるおっさんをほっとけないよ」

 

「……お前」

 

何でこの人感動したみたいな顔してんだ?

 

「……わかった。では特典を……」

 

「入らねぇよ」

 

「何?」

 

おっさんは疑問を持った顔をしている。

 

「そんなもんが無くても大丈夫だ。俺は俺でしかない。そんなもん貰っても目覚めが悪いだけだ」

 

「そうか。……お前が言うのならそうしよう」

 

何で残念そうなんだよおっさん。

 

「では、始めるとしよう」

 

おっさんが何かを念じ始めた。

すると俺の身体が光に包まれる。

 

「最後に一つ聞いても良いか?」

 

「……なんだ?」

 

これまでおっさんと話して感じた疑問を全て聞くことにした。

 

「本当におっさん何者だ?転生させるとか、特典やるとか、居酒屋のおっさんが出来るとは思えないけど」

 

俺がそう言うとおっさんは大きく笑う。

 

「ハッハッハッ!!私はここで居酒屋をやってる唯のおっさんだ。それ以上でも、それ以下でもない」

 

「……そうか。後一つお願いがあるんだけど」

 

俺は残ってる願いを言うことにした。

 

「なんだ?言ってみろ」

 

おっさんは気前が良いらしい。

 

「前世の記憶は持ちたくないけど、あんたといたこの短い記憶だけ覚えておきたいんだ。だから、頼む」

 

今度は俺が頭を下げる。

するとおっさんは笑いながら聞き入れてくれたのか頷く。

 

「ありがとな。おっさん」

 

「お前はお前らしく生きるんだぞ?それだけで良いからな」

 

今度は俺が頷く。

 

「任せとけ!!……じゃあな」

 

俺は光に包まれてここから消えていった。

 

Sideおっさん(仮)

 

「……行ったか」

 

私は粒子となり転生したあいつを見守ることにする。

全く生きているときと変わらないな。あいつ。

 

誰かの為に命をかけることが出来る。生前のあいつを見て気に入ったからあいつを選んだ。

私に狂いはなかったな。

私は奴の特典として与えるものを見る。

 

「ん、どうした。行きたいのか?」

 

すると全てが頷き光に包まれて彼を追いかける。

 

「言っとくけど私は特典は与えてないぞ?自分でついていくと言ったのだ。これはしょうがない」

 

私は追いかけて行った。

赤いカブトムシ達を見守る。

頑張れよ。お前は独りじゃない。

 

「……ゼウス様ー!!」

 

……うわ。うるさい奴が来た。

 

「なんだ騒々しい」

 

すると走ってきた天使が息を整えながら言ってくる。

 

「あの世界の崩壊が急に……!!」

 

「知っている」

 

「止まって……って、はい?」

 

天使は急に疑問を持つ。

 

「あの世界はもう大丈夫だ。崩壊はない。それと……」

 

「な、なんでしょうか?」

 

「あの世界は私が管理しよう」

 

「そ、そんな!?ゼウス様が管理するような世界では…!!」

 

慌てる天使に対し私は言う。

 

「決定だ。……頼めるか?」

 

「は、はい!!」

 

そう言って天使は去っていく。

 

「私はもうお前に干渉出来ない。ならばせめて、お前を見守ろう」

 

 

私は笑顔でその世界を見つめた。

 

 

 

 

 




因みにこの話を書く際に、ずっと銀魂見てました。
次回とかどうしようかなぁ。
こっちも頑張りますのでどうかよろしくお願いいたします。
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