ハイスクールD×D ゴールデンウィークのアポカリプティック・ビースト 作:超戦龍覇
兵藤邸
「只今戻りましたよっと」
そう言ってトライヘキサは兵藤邸の空間を割って戻ってきて、一誠と聖骸布で包んだオーフィス(サイコロステーキ)を床に放り投げた
「リアスさん、これ兵藤の死体から出たやつです」
トライヘキサは悪魔の駒をリアスの目の前に置く
「えっ、ええ、そ、それよりも、あなたがトライヘキサ…なの?」
「はい、そうですよ?」
「…あ、あなたはあの御方で、…主は、本当に死んだのですか?」
アーシアからの問いにトライヘキサは
「ああ、もちろん!、俺はイエス・キリストの生まれ変わりで、ヤハウェとグレートレッドはきちんと喰い殺してやったさ★、今日から俺が聖書の神だ!」
サムズアップをして鎧で見えないが満面の笑みで答えた、すると、アーシア、ゼノヴィア、イリナの教会組(あと木場も地味に)ショックを受けて床に倒れている
「そんじゃ、約束どうり土下座よろしく、また連絡してください、さいなら」
「ちょ、マッ―――」
そう言ってトライヘキサは鎧を消して、
三上邸
「ただいまー!、イングヴィルト!!」
「おかえりなさい、リク」
家に帰るとエプロン姿のイングヴィルトが出迎えてくれた
「決闘、どうだった?」
「もちろん、俺の完全勝利だ!」
「そうなの、よかった、今料理を作るから、テーブルで待っててね」
微笑みながらイングヴィルドは、キッチンへと戻っていった、イングヴィルドは鼻歌交じりで楽しそうに料理をしている。作っているのはパスタのようだ。鍋で今もなおパスタ麺が茹でられているのが見える。
「それにしても、どうして料理を?」
「故郷の味、リクにも知って欲しいから……かな?」
それから数分後、料理が完成した、
二人分の皿には綺麗に盛り付けされた海鮮パスタが湯気を立てていた。
「はい、どうぞ」
「いただきます!」
そう言って食べると
「美味しい!、美味しい!」
「うん。作った甲斐あったわ」
陸はガツガツ食べる、それを見てイングヴィルトも一口食べる
「………」
イングヴィルトが黙る
「…?、どうした?」
陸が聞くとイングヴィルトは涙を流す
「…リク…私ね…ついこの間まで…お父さんとお母さんと一緒にこの料理を食べてたの…ぐすっ…友達とあったこととか何気ない話をして…今度っ…遊びに行こうって…言ったのに…」
イングヴィルトは泣きながら言う、しばらくしてイングヴィルトが落ち着くと
「…ごめんね…もう大丈夫…」
陸は少し考えて
「…そっか」
「そういえばね、今日夢を見たの、お父さんとお母さんが―――」
イングヴィルトの話を聞きながら、陸はイングヴィルトの後ろを見た、そこにはイングヴィルトそっくりの女性と男性がいた、男性はよく見ると目元がそっくりだった。
「「……」」ペコリ
二人は頭を下げるとそのまま消えていった、陸にはそれが「イングヴィルトをお願いします」と言ったように感じられた。
「「ごちそうさまでした」」
「イングヴィルト、一緒にカラオケしない?」
食べ終わって皿を洗った後、陸はイングヴィルトをカラオケに誘った。
「からおけ?」
「ああ、カラオケってのは、簡単に言えば、歌を歌うんだ」
「面白そうね」
陸はカラオケの用意して、テレビをつけた
「どれ歌う?歌詞とか表示されるから歌えると思うけど、」
「じゃあ、これ」
イングヴィルトが選んだのはダンガムceedのヒロインが歌う曲だった
「――――――♪」
イントロが始まった
「静かな―♪この夜に―貴方を―♪待ってるの―」
(初めて聴いた時もだが、イングヴィルトの歌は綺麗で好きだ、イングヴィルトは歌姫になれるんじゃないか?)
そんなことを考えているとサビに入った
「ほ―しの―降る場所で―♪貴方が―笑っていることを♪」
「い―つも―♪願っていた―今遠くても―♪また会える―よね―♪」
そうしてイングヴィルトが歌い終わった
「はい、次はリクだよ!」
「よし、任せろ」
そうして陸は次の曲をかけた
「――――――♪」
「絶望は、甘い罠、鎖された、その扉!」
「心が、戦場だから、誰にも、救えない!」
陸が選んだのはダンガムQQのedだった
「ゼンマイの、心臓が、運命に、操られ!」
「ブリキの、兵隊達は、殺戮を、始める!!」
「愛を知らず、揺れるゆりかご、燃え尽きてく、眠りの森で!」
「共に、生きる、喜びさえも、消えてしまう、遠く!」
「優しさを信じ、全てを許して、」
「慈しむように、ただ、わかちあって、わかりあって」
???
暗闇の中、僕は歩いていた地面は赤黒い泥…いや多分泥じゃないな、おそらく人間がグチャグチャになったものだ、地面をよく見ると、目玉、歯、髪の毛が大量に落ちてる。
そこから様々な声が聴こえる。
『たすけ、て』
『おまえは今日から私の眷属だ!』
『今回の実験は失敗に終わったか。次の被験体を用意しろ』
『恨むなら神器を作った聖書の神を恨むのだな』
『人間風情が!』
『トレードするか』
『神は……死んでいた?』
『強力な神器だ。アザゼル様に献上しなくては!』
『下僕は主人の言うことを聞くものだろう?』
『レアものは転生させたら面白いぞ』
『私は――死にたくない』
『悪魔が、神の使徒を愛してはいけませんか?』
『父よ、何故私を見捨てたのです』
聴く限り、僕と同じ教会の人と転生悪魔達のようだ、歩き続けていると、泥から這い上がってきた奴の手が、僕の足首を掴んでいた。
『俺たちは奪われた』
『俺たちから自由を奪った悪魔のくせに!』
『俺たちから力を奪った堕天使のくせに!』
『俺たちを見捨てた天使のくせに!』
『奴らが人間みたいに生きられるなんておかしい!』
『死ね』
『僕は見捨てられた。見捨てられた。見捨てられた』
『可哀そうな私は可哀そう可哀そうな私って可哀そう可哀そうな私可哀そう可哀そう』
『この世界だけじゃない』
『世界なんてどれもクソだ』
『こいつは殺すべきだ』
『全員全部死ぬべきだ』
『俺がこんなに可哀そうなのに、異形共が幸せになんていちゃいけないんだ!』
『みんな、不幸になっちゃえ!』
『だから死ね!』
『殺してしまえ!』
『おまえがやれ、やるんだ、やらないといけないんだ!』
「…ああ、任せろ、それは英雄である僕の役目だ」
その瞬間泥が混ざっていく、僕を中心にして渦巻みたいに、色んなものが集まっていく、泥が落ちていくと僕は赤龍帝や白龍皇のような鎧を身にまとっていた、しかし泥でてきているからなのか汚く錆びているようであった。
「行くか」
歩き始めた瞬間、剣が道を示すように落ちてきた、その中にはグラム、バルムンク、ノートゥング、ダインスレイヴ、ディルヴィング、デュランダル、エクスカリバー、ガラティン、アロンダイト、コールブランド、様々な伝説の剣が落ちてきた、僕は剣を吸収しながら歩き始めた。