ハイスクールD×D ゴールデンウィークのアポカリプティック・ビースト 作:超戦龍覇
昼休み
一誠に舌打ちと唾を吐いた後の授業が終わり昼休み、陸は弁当を食べて木場とゼノヴィアと話していた、
「ごめんね、三上くん、痛かっただろう?」
そう言い、木場があやまる。
「いや、平気だ」
「さっきはイッセーがすまなかったね。私からも、謝罪させてもらうよ。すまない」
ゼノヴィアは、そう言ってペコリと頭を下げる。
「一誠は最近上級悪魔に昇格したばかりなんだ。元々その場の感情で突っ走りやすい奴だが、上級悪魔としての責任やプレッシャーやアザゼル先生やサーゼクス様達と離れ離れになったことから少し暴走しているのかも知れない。どうか許してほしい」
「そこまで言うなら、大して痛くもなかったし、気にしないでおくよ。」
嘘である、滅茶苦茶気にしてる、木場とゼノヴィアがきたから止めただけで、斬り殺そうとしていたくらいには、
「そういえば、アザゼル先生ってたしか学校辞めた化学の先生だよな、離れ離れってどういうこと?」
そう言うと、木場とゼノヴィアが少し悩む
「まあ、言っていいだろう、実は――」
「――というわけで、
陸は
(なんだ?、俺はこの単語、トライヘキサという獣を知っている?)
(黙示録、聞いたことはあったが、読んだことは一回もない、)
(聖書の神?グレートレッド?何故だ?何故この単語を聞くと
そして陸は、前に見た悪夢を思い出した。
7体の化け物が俺を囲んで
「思い出せ」
「お前自身を」
「早く思い出せ」
「我らは□を殺してない」
「早く指輪をもって」
「この結界領域を解け」
「そして一緒に□を殺して□になろう」
とずっと繰り返して言っている夢だ、話によると、トライヘキサは7体に分かれて各地を襲ったらしい、特徴も夢で見たものと似ている、
「――上く――」
(なんだ?俺はいったい、
「三上くん?」
木場に言われ、ハッとする
「な、なんだ?」
「いや、ボーっとしてたから、あとそろそろチャイムがなるから教室に戻ろう」
「あっ、ああ、そうだな、早く教室に戻ろう」
そうして三人は教室に戻った
放課後
陸は一人で下校していた
(俺は、俺はなんだ?)
聖書の神、グレートレッド、言葉を思い出すだけでも嫌悪感がする、そういえば一誠からも似たような嫌悪感を感じる、そして
「ただいまー」
家に帰ってきた
「おかえりー」
陸の母親 三上四葉がいた
「ご飯出来てるから、手洗ってきなさい。」
「…分かった」
手を洗った後トイレに行きリビングに行くと、四葉がご飯を並べておいてくれていた、
「ほら、冷めちゃうから早く食べましょ。」
「いただきまーす。」「いただきます。」
そうしてご飯を食べ始めてしばらく
「あんた、誰かと喧嘩した?」
陸が悩んでいる事に気づいたのかそう言う、陸が否定しようとするが、
「あー、黙って聞きな、あんたの事は誰よりも知ってるんだから、」
「おおよそ、喧嘩して、なんか変なこと知って、それで悩んでるんだろ、」
あながち間違っていない、やはり母は強し
「そういう時は、一つしかないわ、そいつぶん殴ってきなさい、スッキリするし大体解決するから」
なんという物騒な発言でしょう、これか親が悩んでいる子にいう言葉なのか、
「そしてそいつの情けない顔撮ってきなさい、喧嘩の話とそいつの顔で一緒にお茶を飲みましょう。」
かなり恐ろしいことを言っているが、今の陸には一番必要な言葉だった
「そうか、そうだよな!」
そう言い、陸は飯をかきこむ
「ごちそうさま!!母さん!果たし状書くから紙と筆ペン使うね!」
「父さんの部屋に全部あるから使いなさい」
「ありがとう!!」
そうして、陸は一誠に対して果たし状を書いた。
翌日
陸は朝早くから校門の前に立っていた、朝早くからくる先生が陸に対して視線を向けるが陸はこれを一切無視した、そうしてしばらく待つと
「来たな」
一誠が同居している女と一緒に登校してきた
「兵藤一誠…!」
陸が殺意を込めて名前を呼ぶ
「なっ、お前…!」
一誠も陸を見て昨日のことを思い出し対抗する、そうしてしばらく
「兵藤一誠、お前に…」
「何なのじゃ!おまえ!」
陸が果たし状を出そうとすると、小さな子どもが出てきた、恐らく初等部の生徒だろう
「九重!」
一誠がそう叫ぶ
「どけ」
「どかないのじゃ」
「もう一度だけ言う、どけ…!」
そう言い、陸は九重に殺意を向ける
「うっ、」
そして、九重は倒れる
「九重!三上てめぇ!」
一誠が陸に右手で殴りかかる、だが陸は左手でそれを止める、
「兵藤一誠、お前に決闘を…申し込む!!」
陸は果たし状を出して、一誠の顔面に叩き付けそのまま顔面を地面に打ち付ける、その衝撃でコンクリートの地面にひびが入る。
「「「「イッセー(くん)(さん)(先輩)!!!」」」」
ヒロインたちが一誠に駆け寄る
そして陸は集まった野次馬に対して
「どけ!!俺の通る道だ!!」
そう叫ぶと、道ができる、まるでモーセのようだ。