強欲の旅人は神の恩恵を受けない   作:ルクエリシオン

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【設定資料】赤い旅人・バン(第三部終了時点)

■基本属性

 

・本人:『七つの大罪』に登場するバン本人です。

転生や憑依ではありません。

 

・恩恵・ステイタス:なし。

この世界の神の恩恵は受けておらず、ステイタスも持っていません。

また、どのファミリアにも所属していない旅人です。

 

・不死身ではない。

本作のバンは不死身ではありません。

毒、出血、骨折、物理的な損傷は普通に蓄積します。

それでも立ち続けられるのは、煉獄で鍛えた肉体、経験、精神力によるものです。

 

・立ち位置:冒険者ではなく旅人。

魔石や名声を目的に戦っているわけではなく、基本的には飯と酒を求めて各地を歩いています。

ただし、気に入らないものや、泣いている者を放っておけない性格のため、結果的に大きな事件へ関わっていきます。

 

■主な能力と制約

 

・強奪《スナッチ》

相手の力や流れ、物体などを奪う魔力です。

本作では、敵の勢いをずらす、力の一部を奪う、毒や封印に絡む流れへ干渉するなどの形で使用しています。

ただし、万能ではありません。

複雑な術式、精霊の力、古代の封印、この世界の理に深く関わるものを強引に奪おうとすると、毒や異物としてバン自身の身体に大きな負荷・反動が返ります。

 

・身体狩り《フィジカルハント》

相手の身体能力の一部を奪い、自身を強化する技です。

ただし、奪える量には限界があります。

三大クエスト級の怪物や、遺跡・精霊・群体と繋がっているような相手から無理に奪うと、バン自身の身体が耐えきれません。

 

・狩りの祭典《ハンターフェス》

周囲の複数の相手から身体能力を奪う技です。

群れを相手にする場合は強力ですが、その分だけバンに流れ込む負荷も大きくなります。

大規模な怪物や特殊な存在に対しては、これだけで決着がつくわけではありません。

 

・絶気配《ゼロサイン》

気配を断つ隠密技術です。

敵の感知をすり抜けることができますが、地面の振動、影の揺らぎ、空気の流れなど、環境との干渉までは完全には消せません。

そのため、遺跡全体と繋がっているような敵には、完全な隠形としては通用しない場合があります。

 

・獲物狩り《フォックスハント》

対象を引き寄せたり、狙ったものを奪い取る技です。

本作では、聖棍クレシューズによる精密な操作と組み合わせて使用しています。

敵の核、毒針、封印に絡む糸など、狙いを定めた一点を盗る場面で活躍します。

 

・聖棍クレシューズ

バンの神器です。

本作では、バンと共にこの世界へ来ましたが、転移時に一時的にはぐれていました。

現在は再びバンの手元に戻っています。

しなり、伸縮、節ごとの動きによって、打撃・防御・捕縛・精密な強奪の補助に使われます。

 

■強さの基準

 

・本作はバン無双ではありません。

バンは非常に強力な存在ですが、三大クエスト級の怪物や古代の災厄に対して、無傷で勝てるわけではありません。

毒、出血、環境、封印、群体、相性の悪い力などによって、死線を越えるほどの激闘になります。

 

・相性によって有利不利があります。

バンは神の恩恵もステイタスも持っていないため、この世界の神の理を乱す結界などには引っかからない場合があります。

一方で、精霊の力や古代の封印など、バンの知らない理に深く関わるものへ干渉すると、強い反動を受けます。

 

・歴史を少しずつ変える存在です。

本作は、バンが全てを一人で解決する物語ではありません。

彼がこの世界に現れ、旅人として各地に関わることで、本来の歴史が少しずつ変わっていくIFの物語です。

 

・英雄になる気はありません。

バン本人は、自分を英雄だとは思っていません。

飯を食い、酒を飲み、気に入らないものをどかしているだけです。

ただ、その行動が結果的に誰かを救い、歴史に残ることがあります。

 

■本作におけるバンの基本方針

 

本作のバンは、神の恩恵を受けた冒険者ではありません。

ステイタスに頼ることも、ファミリアの名を背負うこともありません。

 

それでも、彼は立ちます。

毒を受けても、血を流しても、身体が壊れかけても、まだ立っているなら終わりではありません。

 

不死身ではない。

けれど、まだ死んでいない。

 

それが、本作における赤い旅人・バンです。

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