強欲の旅人は神の恩恵を受けない   作:ルクエリシオン

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第25話です。
今回は、メレンの司令所で外洋の状況と海上要塞の役割が整理される回です。
ポセイドン・ファミリアの海の専門性と、バンの海戦への不慣れさを描きつつ、ゼウス・ヘラの到着にも繋げていきます。


第25話 海上要塞

メレンの司令所には、潮の匂いが染みついていた。

 

高台の上に建てられたその建物は、港と海上要塞を見下ろす位置にある。窓を開ければ、鎖の鳴る音、木槌の音、船大工の怒鳴り声、海鳥の鳴き声が混じって聞こえた。

 

部屋の中央には、大きな海図が広げられている。

 

メレンの港。

沿岸の町。

外洋航路。

遠洋漁場。

浮標の位置。

潮の流れ。

そして、赤い円で囲われた広大な海域。

 

海王推定出没海域。

 

バンはその文字を見下ろしながら、港食堂でもらった硬いパンをかじっていた。

 

ばき、と音がする。

 

横にいたカイムが眉をひそめる。

 

「司令所で食べるな」

 

「腹が減った」

 

「さっき鍋を一つ空けただろう」

 

「動けば減る」

 

「まだほとんど動いていない」

 

「考えるのにも腹は減るだろ」

 

「本当に考えているのか?」

 

バンは海図を見たまま言った。

 

「遠いな」

 

カイムは少しだけ黙った。

 

それから、息を吐く。

 

「見てはいるんだな」

 

「海図くらいは見える」

 

「読めるのか?」

 

「だいたいな」

 

「怪しいな」

 

バンは肩をすくめた。

 

正直、陸の地図ならまだいい。

山、川、森、道、町。そういうものなら分かる。

 

だが、海図は違う。

 

目印になるものが少ない。

潮の流れや水深、浮標、暗礁、航路、風向き。線と記号ばかりで、陸の旅とは別物だった。

 

「海は道が見えねぇから面倒だな」

 

バンが言う。

 

部屋の奥にいたオルド副団長が低く笑った。

 

「それが分かるなら、少しは見込みがある」

 

「馬鹿にしてんのか」

 

「半分はな」

 

オルドは海図の赤い円を指した。

 

「リヴァイアサンはメレンにいるわけではない。ここからさらに沖、外洋の深い海域だ。普通の漁船では近づくこともできん。最近は、その周辺から海流が乱れ、海獣が逃げ出し、遠洋船が襲われている」

 

「そいつが腹空かせて暴れてんのか」

 

「腹かどうかは知らん。だが、動き始めているのは確かだ」

 

オルドは別の印を指した。

 

赤い円より少し手前。

いくつかの黒い点が打たれている。

 

「ここが失われた浮標。ここが沈んだ船の最終確認地点。ここが船底を裂かれた遠洋船の位置。そして、ここが青白い鱗のようなものが見つかった場所だ」

 

「近づいてきてるのか」

 

「正確には、こちらの海域へ影響が広がっている。リヴァイアサン本体が移動しているのか、周囲の海流が乱れているだけなのかは分からん」

 

「見に行けば分かるだろ」

 

カイムが即座に言う。

 

「見に行って戻れなければ意味がない」

 

「戻ればいい」

 

「簡単に言うな」

 

「簡単じゃねぇのか?」

 

「簡単なら、メレン中がこんなに走り回っていない」

 

カイムの声に苛立ちが混じった。

 

バンは彼を見る。

 

若いが、焦っているわけではない。

ただ、海を知らない者が海を軽く見ることに、我慢がならないのだろう。

 

バンはパンを飲み込み、海図へ視線を戻した。

 

「分かったよ。海は面倒だ」

 

「分かっていない気がする」

 

「分かってる。足場がねぇ。道が見えねぇ。落ちたら食われる。魚はうまい」

 

「最後が余計だ」

 

オルドが鼻を鳴らした。

 

「だが、要点は外していない」

 

カイムが信じられない顔をする。

 

「副団長」

 

「こいつに細かい航海術を叩き込む時間はない。最低限、海では自分勝手に動けば周囲が死ぬと分かればいい」

 

「それが一番不安なのですが」

 

「俺もだ」

 

オルドはバンを見る。

 

「赤い旅人。外洋へ出るなら、ポセイドン・ファミリアの指示に従え。海上要塞の上では特にな」

 

「命令されんのは好きじゃねぇ」

 

「なら乗せん」

 

「飯は?」

 

「食堂で食っていろ」

 

バンは少しだけ考えた。

 

そして、不満そうに鼻を鳴らす。

 

「……分かったよ。海の上では、海の連中の言うこと聞きゃいいんだろ」

 

カイムがわずかに目を見開いた。

 

「意外と素直だな」

 

「飯食う時は、店の奴の言うこと聞く。海も似たようなもんだろ」

 

オルドは数秒黙り、それから喉の奥で笑った。

 

「海を食堂扱いするなと言いたいところだが、理解としては悪くない」

 

カイムは額を押さえた。

 

「本当にそれでいいんですか」

 

「こいつにはこれが一番通じる」

 

バンは海図の隣に置かれた木製の模型を見た。

 

海上要塞の模型だった。

 

複数の浮き台を鉄鎖で繋ぎ、その上に櫓と足場を組む。中央には大きな広場のような甲板。左右には補給船を繋ぐ桟橋。前方には投射器。後方には治療所と倉庫。下部には浮力を調整する大樽と魔道具らしき板。

 

「これで外洋まで行くのか」

 

「ああ」

 

カイムが説明する。

 

「海上要塞は、単なる船ではない。外洋で戦うための移動する足場だ。魔法使いが詠唱する場所、重装備の冒険者が踏ん張る場所、負傷者を下げる場所、補給を続ける場所。その全部を海の上に作る」

 

「でけぇ皿だな」

 

「またそれか」

 

「合ってるだろ」

 

「……不本意だが、分かりやすくはある」

 

カイムは模型の前方を指した。

 

「ポセイドン・ファミリアは、航行と海流の制御、水中からの防衛、要塞の安定を担当する。ゼウス・ファミリアは前衛火力。ヘラ・ファミリアは魔法火力と支援。ギルドと他のファミリアは補給や避難路の確保」

 

「俺は?」

 

「未定だ」

 

「未定かよ」

 

オルドが言う。

 

「お前は規格外だが、海戦の訓練を受けていない。勝手に前へ出れば邪魔になる。逆に、使いどころを誤らなければ切り札にもなるかもしれん」

 

「切り札ねぇ」

 

「お前は神の恩恵を受けていないと聞いた」

 

バンの視線がオルドへ向く。

 

「誰から聞いた」

 

「噂と報告だ。黒い砂漠でも、エルソスでも、ステイタスを持たない者として動いていたとな」

 

「便利な耳してんな」

 

「港は耳で生きている」

 

オルドは続けた。

 

「リヴァイアサンがどのような力を持つかは分からん。だが、三大クエストの怪物は、普通の魔物とは違う。神の恩恵や魔力に干渉する可能性もある。お前のような理の外側にいる者が、何かの隙を作るかもしれん」

 

「俺は隙間担当か」

 

「今のところはな」

 

「ずいぶん雑な役割だな」

 

「詳しい役割は、ゼウスとヘラの主力が到着してから決める」

 

その名前が出た瞬間、部屋の空気が少し重くなった。

 

ゼウス・ファミリア。

ヘラ・ファミリア。

 

この時代の最強。

 

メレン中が海上要塞を作り、ポセイドン・ファミリアが海流を読み、ギルドが補給をかき集めている。だが、それでも最後に外洋へ出るには、彼らの力が必要になる。

 

「いつ来る」

 

バンが聞く。

 

カイムが答える。

 

「早ければ明日。遅くとも数日中には先遣隊が到着するはずだ」

 

「先遣隊?」

 

「主力全員が同時に来るわけではない。まず斥候、補給担当、作戦調整役が来る。その後、団長格や幹部が到着する」

 

「面倒だな」

 

「大規模討伐とはそういうものだ」

 

「俺なら食って寝て出るけどな」

 

「君だけならそうだろうな」

 

カイムは淡々と言った。

 

「だが、今回は君だけの戦いではない」

 

バンは何も言わなかった。

 

海図を見る。

 

赤い円。

外洋。

海王。

 

たしかに、一人で泳いで行くわけにはいかない。

 

陸なら歩けばいい。

森なら抜ければいい。

砂漠なら踏み越えればいい。

 

だが、海は違う。

 

足場がいる。

船がいる。

海の知識がいる。

戻る場所がいる。

 

「面倒くせぇな、海」

 

バンは本音を漏らした。

 

オルドは頷いた。

 

「だから、我々がいる」

 

その声には、強い誇りがあった。

 

バンは少しだけオルドを見た。

 

「いいな、それ」

 

「何がだ」

 

「面倒だから俺たちがいる、ってやつ」

 

オルドは一瞬だけ目を細めた。

 

それから、ふっと笑う。

 

「お前に褒められても嬉しくはないな」

 

「照れんなよ」

 

「黙れ」

 

カイムが小さく咳払いをした。

 

「話を戻す。外洋へ出る前に、バンには海上要塞の上を歩いてもらう」

 

「歩く?」

 

「足場の感覚を覚えてもらう。揺れる足場、濡れた甲板、突然の傾き、波を受けた時の姿勢。海上では、踏み込み一つで命取りになる」

 

「そんなに違うのか」

 

「違う」

 

カイムの返事は即答だった。

 

オルドも頷く。

 

「陸の強者ほど、最初の揺れで足を取られる。ましてお前は力任せに踏み込む癖があるだろう」

 

「見てねぇのに分かるのか」

 

「その歩き方で分かる」

 

バンは自分の足元を見た。

 

「歩き方?」

 

「地面を信用しすぎている」

 

カイムが言った。

 

「陸ではそれでいい。だが、海上要塞は地面ではない。踏めば沈む。押せば揺れる。力を入れすぎれば、自分だけでなく周囲の足場も崩す」

 

「面倒だな」

 

「だから練習する」

 

「飯の後でいいか」

 

「今すぐだ」

 

「食ったばっかだぞ」

 

「だから今だ。腹が空いている時より、少しは我慢が効くだろう」

 

オルドが低く笑った。

 

「カイム、お前もこいつの扱いが分かってきたな」

 

「嬉しくありません」

 

バンはため息をつきながらも、司令所を出た。

 

外は夕暮れだった。

 

海上要塞には作業灯が灯り、巨大な影が海の上に浮かんでいる。鎖が鳴り、木材が軋み、波が浮き台の側面を叩く。

 

近づくと、その巨大さがさらに分かった。

 

陸から見れば一つの足場だが、実際にはいくつもの浮き台が連結されている。継ぎ目には鉄鎖と木板が渡され、波を受けるたびにわずかに上下する。

 

バンは最初の板へ足を乗せた。

 

ぐらり。

 

足場が沈む。

 

ほんの少しだ。

だが、陸とは違う。

 

バンは眉をひそめた。

 

「……気持ち悪ぃな」

 

「それが海上の足場だ」

 

カイムは隣で涼しい顔をしている。

 

彼の足取りは安定していた。揺れに逆らわない。波の動きに合わせ、膝と腰で吸収している。

 

バンも歩く。

 

二歩目。

 

また足場が揺れる。

 

普通に踏むと、沈む。

強く踏むと、跳ね返る。

横から波が来ると、足元の板が斜めにずれる。

 

「面倒くせぇ」

 

「三度目だ」

 

「何が」

 

「海に来てから、そればかり言っている」

 

「実際面倒だろ」

 

「否定はしない」

 

カイムは要塞の中央へ進む。

 

そこは広い甲板のようになっていた。周囲では作業員が木箱を運び、ポセイドン・ファミリアの者たちが足場の確認をしている。床には滑り止めの砂が撒かれ、ところどころに太い縄が張られていた。

 

「ここが主戦場になる」

 

カイムが言った。

 

「魔法使いと遠距離攻撃組は中央。前衛は外縁部。水中からの襲撃には、我々が対応する。負傷者は後方の治療区画へ。要塞が傾いた時は、鎖を切って一部を分離することもある」

 

「分離?」

 

「沈む部分を捨てる。全体を沈めないためだ」

 

「思い切りいいな」

 

「海では迷うと全部沈む」

 

バンは周囲を見た。

 

要塞の端には、海へ降りるための縄梯子がいくつもある。水中班がそこから上がり下りしていた。濡れた装備。銛。網。短槍。空気袋。

 

陸の戦いとはまるで違う。

 

敵は前から来るとは限らない。

下から来る。

足場を壊す。

波で流す。

落とす。

引きずり込む。

 

「なるほどな」

 

バンは呟いた。

 

「陸の喧嘩じゃねぇわけだ」

 

「ようやく分かったか」

 

「少しな」

 

カイムは木製の訓練用槍を一本投げた。

 

バンは右手で受け取る。

 

「何だ」

 

「私に打ち込め」

 

「いいのか?」

 

「ただし、普通に踏み込むな。足場を壊す」

 

「壊したら?」

 

「君がマーロウに殴られる」

 

「それは面倒だな」

 

カイムは槍を構えた。

 

バンはクレシューズではなく、訓練用の短い棒を借りた。

 

最初の一歩。

 

いつものように踏み込もうとして、足場が沈んだ。

 

「おっと」

 

踏み込みが遅れる。

 

カイムの槍が横から来る。

 

バンは受ける。

だが、足場が揺れ、力が逃げる。

 

次の瞬間、カイムの足払いが来た。

 

バンは跳ぶ。

 

しかし、着地点の板が波で持ち上がった。

 

足裏の感覚がずれる。

 

カイムの槍先が、バンの胸元で止まった。

 

「一本」

 

周囲の作業員がざわついた。

 

赤い旅人が、あっさり取られた。

 

バンは胸元の槍先を見て、それからカイムを見る。

 

「へぇ」

 

口元が上がる。

 

「やるじゃねぇか、海の兄ちゃん」

 

「ここは海の上だ」

 

カイムは槍を引く。

 

「陸なら君が上だろう。だが、この足場ではまだ私が上だ」

 

バンは笑った。

 

悔しそうではない。

 

むしろ、面白がっている。

 

「いいな」

 

「何がだ」

 

「慣れてねぇ場所で転びそうになるのは、久しぶりだ」

 

「楽しむところではない」

 

「楽しいだろ。できねぇことがあるってのは」

 

カイムは少しだけ言葉を失った。

 

バンはもう一度構える。

 

「もう一本だ」

 

「腕は?」

 

「動く」

 

「無理をするな」

 

「飯食った」

 

「万能の言葉にするな」

 

カイムはため息をつきながらも構えた。

 

二本目。

 

バンは踏み込みを弱めた。

 

足場を押すのではなく、乗る。

沈みを待つ。

揺れを殺すのではなく、流れに合わせる。

 

だが、まだ遅い。

 

カイムの槍が肩を掠める。

 

三本目。

 

バンは波の音を聞いた。

 

板が上がる前に、膝を緩める。

足場が沈む瞬間に、重心を前へ流す。

 

カイムの槍をかわし、棒の先を彼の脇へ滑り込ませる。

 

カイムが身を引く。

 

バンの攻撃は届かなかった。

 

だが、カイムの表情が変わる。

 

「……もう合わせてきたのか」

 

「まだだな」

 

バンは足元を見た。

 

「地面が酒飲んでるみてぇだ」

 

「最悪の例えだが、分からなくはない」

 

周囲のポセイドン・ファミリアの者たちも、少しずつバンを見る目を変えていた。

 

最初は、海王を食材扱いする危険な旅人。

 

今は、海の足場を知らないくせに、数度で揺れを読み始めた異常な男。

 

カイムは槍を下ろした。

 

「今日はここまでだ」

 

「まだ腹ごなしにもなってねぇ」

 

「君の左腕が開きかけている」

 

バンは左腕を見た。

 

包帯の端に、赤い染みが少しだけ出ている。

 

「ちょっとだろ」

 

「それを放置する者を、海には乗せない」

 

「厳しいな」

 

「海だからだ」

 

カイムは近くの隊員へ包帯を持ってくるよう指示した。

 

バンは文句を言いかけたが、やめた。

 

海の上では、海の連中の言うことを聞く。

 

さっき自分でそう決めたばかりだった。

 

「分かったよ」

 

カイムが少し驚いたように見る。

 

「本当に素直だな」

 

「飯と海の話は聞く」

 

「なぜ飯と同列なんだ」

 

「大事だからだろ」

 

その時、港の方から大きな鐘が鳴った。

 

今までの低い警鐘ではない。

 

到着を知らせる鐘。

 

海上要塞の上にいた者たちが、一斉に港の方を見る。

 

カイムの表情が変わった。

 

「来たか」

 

「何が」

 

「ゼウス・ファミリアの先遣隊だ」

 

港へ目を向けると、砂煙を上げながら馬車と数人の冒険者が入ってくるのが見えた。

 

その先頭にいる男は、やけに大柄だった。

 

遠目でも分かる。

 

背中に巨大な武器。

肩幅の広い身体。

そして、周囲の緊張を吹き飛ばすような豪快な笑い声。

 

バンは目を細めた。

 

「あれがゼウスの連中か」

 

「先遣隊だ。おそらく、本隊より先に状況確認へ来た」

 

カイムが言う。

 

港の空気が変わっていく。

 

ポセイドンの者たちの緊張。

船大工たちの期待。

ギルド職員の慌ただしさ。

そして、どこか祭り前のようなざわめき。

 

バンは海上要塞の端に立ち、港を見下ろした。

 

外洋の海王。

海上要塞。

ポセイドン・ファミリア。

ゼウス・ファミリア。

 

そして、いずれ来るヘラ・ファミリア。

 

面倒なことになってきた。

 

だが、面白くもなってきた。

 

バンは口元を上げる。

 

「強そうなのが来たな」

 

カイムは包帯を受け取りながら言った。

 

「喧嘩を売るなよ」

 

「売らねぇよ」

 

「本当か?」

 

「向こうがうまい飯持ってたら、考える」

 

「何を考えるんだ」

 

バンは笑うだけだった。

 

港の鐘がもう一度鳴る。

 

海上要塞の足場が、波に合わせてゆっくり揺れた。

 

外洋へ出るための準備が、少しずつ形になっていく。

 

そして、赤い旅人はまだ見ぬ最強たちの気配を、潮風の中で感じていた。




第25話でした。
今回はメレンの司令所と海上要塞の役割を整理する回です。
海では個人の強さだけでは足りず、足場、潮、船、補給、水中防衛が必要になります。
バンも海上要塞の揺れる足場に苦戦し、ポセイドン・ファミリアのカイムに一本取られました。
次回は、ゼウス・ファミリアの先遣隊との接触に入ります。
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